【保存版】知らないと恥ずかしい!?作法・服装等のお葬式マナー

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訃報は突然やってくるものです。

急な出来事に戸惑ってしまうものですが、礼を尽くして故人を見送るためにも、お悔やみのマナーを知っておく必要があります。

正しい知識がないまま葬儀に参列してしまうと、故人や遺族に対して失礼になってしまう可能性も。

今回は、通夜や葬式に参列するときの服装や作法をはじめ、弔事にふさわしい礼服や袱紗などをご紹介します。

訃報が届いたらどうすればいい?基本をおさらい

突然の訃報には驚いてしまうものですが、まずは落ち着いて式に参列する準備を始めましょう。

ここでは、訃報を受けたときに確認すべき項目や注意点などをおさらいします。

まずは日時と場所を確認

はじめに、葬儀日時会場を確認しましょう。
場所によっては駅から専用のバスが出ていることもあるので、当日の集合方法などもチェックしておきます。

あわせて、喪主の名前宗教・宗派なども確認しておくとよいでしょう。

故人の近親者であるなら、原則としてすぐに駆けつけなければなりません。
通夜や葬儀の準備を手伝うという心づもりで、地味な平服で出向きます。

遠方から出向く場合は宿泊の手配なども済ませ、喪服香典を持って駆けつけましょう。

また近所で不幸があった場合もすぐに弔問にうかがい、遺族にお悔やみの言葉をかけましょう。

通夜と葬儀・告別式は別物

通夜、葬儀、告別式という言葉は混合されがちですが、それぞれ全く異なる儀式です。

3つの言葉の意味をしっかりと理解しておきましょう。

通夜

通夜は主に遺族や親族、故人と直接親交のあった知人や友人などが集まり、故人との最後の夜を過ごすものです。

本来は夜通しで故人との別れを惜しむ儀式であるため「通夜」と呼ばれているのですが、近年は短時間で終わる「半通夜」が主流となっています。

葬儀

故人の冥福を祈り、別れを告げる儀式が葬儀です。

宗教や宗派によって流れや形式が大きく異なりますが、いずれも「故人の冥福を祈り、丁重に弔う」という点は共通しています。

最近では、ごく限られた親族だけで行う家族葬や一日葬などが増えてきています。

告別式

告別式は、故人に最後の別れを告げる儀式です。

したがって遺族や親族だけでなく、友人や知人、会社関係や近所の方など一般の人々も参列します。

かつては葬儀と告別式が別々に行われていましたが、近年は省略され、両方同時に行われることが多くなっています。

参列できない場合は弔電を

問題なく葬儀に参列できるのであれば良いですが、どうしても外せない先約がある場合もありえるでしょう。

例えば、ごく稀なケースですが、弔事と慶事が重なってしまう場合があります。
どちらも大切な式ですが、こういった場合は「弔事」の方を優先させるのがマナーです。
慶事はそのあとに埋め合わせができますが、故人との別れはそのときしかできないから、というのが理由です。

しかし、体調不良や出張などやむを得ない理由で葬儀に参列できない場合もあります。
その場合は、電話で喪主に連絡しましょう。
遺族は葬儀の準備で忙しいので、要件は手短に伝えます。
参列できない理由を細く伝える必要もありません。

喪主に欠席の旨を伝えたら、式の前日までに弔電を手配しましょう。
115番(局番なし)で受け付けてくれますが、インターネット上で24時間電報受付をしている電報サービスもあります。
宗教や宗派によって忌み言葉があるため、弔電の文言には注意しましょう。
受取人は会場気付で、喪主の名前にします。

また、香典を送ることも忘れてはいけません。
香典は代理人に持って行ってもらうか、葬儀に参列する知人に代わりに渡してもらいます。
どちらも不可能な場合は、現金書留を使用して速やかに送ります。
このとき、お悔やみと欠席を詫びる挨拶があるとなお良いでしょう。

身だしなみや持ち物のマナーは?参列前に準備するべきもの

葬儀に参列することが決まったら、香典や喪服、持ち物の準備を始めます。

香典の金額や包み方、弔事の身だしなみには決まりごとが多いので、しっかりと勉強しておきましょう。

服装と香典のマナー

香典、喪服、袱紗…お葬式のために用意するものは思いのほかたくさんあります。

ここでは、香典の相場や葬儀に必要な服装・小物についてご紹介します。

香典の金額相場はどのくらい?

香典とは、線香や花の代わりに故人の霊前に供える金品のことを示します。

故人への供養だけでなく、弔事という急な出費に対する“助け合い”の意味合いもあります。

一般的には香典袋(不祝儀袋)に入れ、通夜や葬儀、告別式のときに持参します。

香典の金額は明確には決まっていません。
相場に関しては、故人との関係や社会的な立場、自分の年齢や地域によっても変わってきます。

一般的な相場(故人との関係別)は次の通りです。

  • 親:5〜10万円
  • 兄弟姉妹:3〜5万円
  • 孫・祖父母:1〜3万円
  • おじ・おば:5,000〜2万円
  • 従兄弟など:5,000〜1万円
  • 勤務先・取引先関係:5,000円程度
  • 友人:5,000〜1万円
  • 隣人・近所:3,000〜5,000円
    ※いずれも成人し、独立していることが前提です。

お札の入れ方

一般的に、香典には「新札」を使いません
結婚式など慶事の場合は新札を使うのがマナーですが、香典ではあえて新札を避けます。
弔事で新札を使うと、不幸を予期してあらかじめお金を準備しておいたかのような印象を与えてしまうからです。

最近はあまり気にしない人も増えているものの、年輩の方はやはり気にする傾向にあります。
香典には新札を使わないことが望ましいでしょう。

とはいえ、使い古したボロボロのお札を使うのもマナー違反です。
状態の良いお札を使うか、新札であれば一度折り目をつけてから入れましょう。

また、お札の枚数にも注意が必要です。日本では「4」や「9」が“”や“”を連想させる忌み数とされているため、このような枚数は避けた方が無難でしょう。
お札の枚数に明確なルールはありませんが、1枚、3枚、10枚あたりが一般的です。

お札を入れる向きは、お札の表(人物画のある方)が上になるように入れ、人物が下側にくるようにしましょう。
複数枚入れる場合はすべてのお札の向きを揃えます。

薄墨を使うべき?表書きの書き方

お札を中袋に包み、不祝儀袋に入れて持参します。

表書きの書き方は、宗教や宗派によって異なります。
一般的に仏式では「御霊前」「御香典」などと記載しますが、浄土真宗では「御仏前」と書きます。

このほか、神式では「御玉串料」「御榊料」、キリスト教ならば「御花料」となります。

宗教や宗派がわからなければ「御香料」「御香資」「御香奠」といった文言を使うとよいでしょう。

また、不祝儀袋の表書きは「薄墨」で記入するのが正式です。
水分を多く含む薄墨を使用する理由は「故人を悼む涙で墨が薄くなった」という気持ちを示すためだと言われています。

お札を直接入れる中袋には、自分の住所、氏名、金額を記入しましょう。
中袋には薄墨を使用する必要はなく、黒のサインペンなどで構いません。

和しぐさ エンボス金封 弔事

エンボス加工で和柄を浮きあげた総銀結切の金封。
ザラッとした風合いのある純白の奉書紙(伊予和紙)が使われています。

表面には美しい桔梗模様が浮き上がり、故人を偲ぶ心を表現しています。

御霊前、御佛前、御香奠、御布施、御経料、無地の6種類の短冊が付いており、葬儀から法事・法要まで幅広く使うことができます。

全体としてフォーマルなつくりで、普通の金封とは少し違った高級感のある仕上げとなっています。

 

ペンテル ぺんてる筆 うす墨

水性染料インキを採用した薄墨タイプの筆ペン。

和紙に書いてもにじみにくく、クリアでしっかりとした文字を書くことができます。

カートリッジ交換タイプの筆ペンなので、長く使い続けることができる点もメリットです。

突然の訃報に備えて、薄墨の筆ペンを一本用意しておくことをおすすめします。

 

香典は袱紗に包んで持っていく

香典はそのまま持っていくのではなく「袱紗ふくさ)」に包んで持参するのがマナーです。
袱紗とは、祝儀や香典といった金封を包むための布のことを示します。

袱紗にはさまざまな色がありますが、慶事用と弔事用とでふさわしい色味が異なります。
弔事用の袱紗には紺、緑、深緑、灰緑、灰青、うぐいす、グレー、紫といった寒色系のものを選びます。
紫の袱紗は慶事でも使用できるため、1つ持っておくと便利です。

ポケットタイプで使いやすい!ふくさ 正絹ちりめん むす美

大人の女性にふさわしい上質な正絹ちりめんの金封袱紗です。

安心の日本製。緯糸に強い撚りの生糸を用いることで独特の“しぼ”を生み出すちりめんは、織物の中で最高の技法と言われています。

型崩れしにくいポケットタイプの袱紗なので、金封の出し入れも簡単です。

貼箱入りで、使わないときの保管も安心です。

カラーはムラサキ、フジ、ベニの3色展開。
慶弔どちらでも使える「ムラサキ」がおすすめです。

 

正絹ちりめん 台付き袱紗 東雲

正絹を使った日本製の台付き袱紗。
金封を乗せるための台が付いており、金封がずれたり、型崩れしたりするのを防いでくれます。

挟むタイプの「金封袱紗」と比べてより丁寧であり、どのようなシチュエーションであっても相手に失礼となりません。

袱紗・台ともに慶弔両用に使うことができ、中の台は慶事の場合は赤色の面を、弔事の場合はネズミ色の面を使用します。

正式な袱紗が欲しい方に、とくにおすすめのアイテムです。

 

服装は黒がベター

通夜、葬儀、告別式の一般参列者は、喪服を着用します。
喪服とは文字通り「喪に服す」という意味で、悲しみに寄り添う気持ちを指す言葉です。

一般参列者の喪服は「準喪服」と呼ばれるもので、男性ブラックスーツ女性ワンピース、アンサンブル、スーツなどのブラックフォーマルを着用します。

では、葬儀に参列する際の服装の選び方や注意点について確認しましょう。

女性用の喪服は、ジャケットまたはボレロにワンピースやスカートがセットになった「アンサンブルタイプ」が一般的。
喪服は極力肌を露出させないことがマナーなので、スカートの丈や襟元のデザインには十分注意しましょう。

ジャケットなどの上着も、式に参列している間は常に着用することがマナーです。

市販の喪服の多くは春・秋・冬に着用できるスリーシーズン用です。
春や秋にはセットのジャケットやボレロを着用し、寒い時期には喪服の上からアウターを羽織ります。
アウターは黒など地味な色味で、フォーマルなデザインのものを選びましょう。

一方で真夏に参列する場合、スリーシーズン用の喪服では暑い場合があります。
夏用素材の喪服を一着持っていると安心です。
オールシーズン対応の喪服もあります。

オールシーズン着用できる!レディース 喪服 ノーカラー アンサンブル

オールシーズンで着用できる定番のフォーマルウェアです。

ノーカラージャケット&前開きワンピースのアンサンブルは、世代を問わず人気のデザインです。

ワンピースの袖は控えめな透け感がさわやかなシフォン素材になっており、ジャケットを脱いでも上品な印象を与えられます。

また、ジャケットのウエスト部分にあしらわれたリボンは取り外し可能なので、年代や好みに合わせて付け外し可能です。

ジャケットの袖口にはスリットが入っており、折り返して袖の長さを調節することもできます。

7〜19号までのサイズに対応していることもうれしいポイントです。

黒いワンピースは法事・法要でも着用できるため、便利な一着と言えるでしょう。

 

30代・40代・50代のおしゃれなブラックフォーマル 夏用

夏用のブラックフォーマルワンピース。

1枚で着ていてもまるでジャケットを羽織っているかのうように見えるセパレート風のワンピースなので、しっかりときちんと感を演出。

前開きタイプで一人でも着脱しやすく、授乳中の女性にもおすすめです。

日本製のウォッシャブル生地を使用しており、暑い夏でも快適。

上身頃の裏地には吸汗・速乾性に優れた紗布生地を使用しているため、さらりとした着心地が続きます。
消臭・抗菌デオドラントネーム付きで、汗の臭いも気にならないことでしょう。

手洗いOKで、いつもキレイな状態をキープできます。

7号から23号までの豊富なサイズ展開も嬉しいポイント。

 

カシミヤ混 フォーマルコート

高級素材であるカシミヤを配合したフォーマルコートです。
カシミヤは繊度が細く柔軟性と保温性に富み、あたたかみのある手ざわりが特徴の素材です。

ファーやリボンなどが付いていないシンプルなコートなので、弔事にも適しており、もちろん普段使いにもおすすめです。

前ボタンは比翼仕立てになっており、すっきりとして上品な印象を与えられます。

着丈は90cmと100cmの2種類から選ぶことができるので、自分の身長に合わせて選びましょう。

両サイドにポケット付きなこともポイントです。

足元・靴も黒で揃える

喪服に合わせるパンプスは、布製もしくは牛革のものが基本です。

ヒール3〜5cm程度の高すぎないものを選びましょう。

ストッキングは「」かつ「無地」のものを選びましょう。
30デニール以下のもので、肌がうっすらと透ける程度のものが好ましいとされています。
厚手のタイツや柄付きのストッキングなどはNGです。
冬場でもストッキングを着用することを推奨します。

これは参列する季節を問わず、共通のルールとなるので覚えておきましょう。

また、ストッキングは穴が開きやすいので、フォーマルバッグに予備用のストッキングを忍ばせておくと安心です。

冠婚葬祭でマルチに使える REGAL 本革プレーンパンプス 黒

日本が誇る老舗シューズメーカー「REGAL」の黒パンプス。

耐久性に優れた本革を使用したベーシックなパンプスは冠婚葬祭、通勤、就活など幅広いシーンで活躍してくれます。

足裏のソフトクッションや滑りにくいラテックスソールなど、履き心地や機能性も抜群。

価格と品質のバランスが取れたコストパフォーマンスの高い一品です。

ヒールも4.5cmと高すぎないため、弔事にも適しています。

大人の女性として一足は持っておきたいパンプスと言えるでしょう。

 

本革リクルートパンプス 選べる5タイプ 幅広

こちらも本革を使用したベーシックパンプスです。

プレーンタイプとストラップタイプの2種類から選ぶことができ、どちらも黒を基調としたフォーマルスタイルにぴったりな靴です。

幅の広い足にも対応した3Eから4Eのゆったりサイズで、ヒールも4.5〜5cmとちょうどよい高さです。

厚めのふかふかクッションインソールのおかげで長時間履いても疲れにくく、足にもやさしい設計なことが特徴です。

かかとパッド付きなので脱げにくく、仕事用・フォーマル用と複数買いできるリーズナブルさも魅力と言えるでしょう。

 

グンゼ サブリナ ブラック 13hPa着圧ストッキング

グンゼ独自の新開発素材や特殊な編み方により、穴が開いても伝線しにくいストッキングです。

デオドラント・UVカット・静電気防止という女性に嬉しい3つの機能付きで、ストッキングにありがちなギラつきの無い美しい黒さが高い人気を博しています。

しっかりと引き締めるグラデーション着圧の効果で、足をほっそりと見せてくれる製品です。

弔事に参列する際のストッキングとしても適しており、普段使いにもおすすめの黒ストッキングです。

 

アクセサリーは最小限に

喪服に合わせるアクセサリーは、最小限のネックレスとイヤリング程度に留めます。

小ぶりの真珠ブラックオニキスジェットなどがおすすめです。

ネックレスは必ず一連のもので、珠の大きさ7〜8mmまでの大きすぎないものを選びましょう。

基本的に指輪は外しますが、シンプルな結婚指輪であれば付けたままでも構いません。

ただし、ゴールドの指輪や華美な石がついたものは外しておきましょう。
できるだけ控えめにすることがポイントです。

 

アコヤ パール 本真珠 ネックレス イヤリング セット

涙を連想させる真珠は、冠婚葬祭に欠かせないジュエリーです。

こちらはアコヤ本真珠のネックレス&イヤリングのセットです。
本物のアコヤ真珠は肌馴染みがよく、日本人の肌を美しく見せると言われています。

珠のサイズは6.5〜7.0mmで、フォーマルにもカジュアルにも使えるちょうどいい大きさです。

42cmのネックレスはプリンセスサイズと呼ばれ、鎖骨のラインを上品に彩ります。

花型の留め具は後ろ姿にも女性らしい印象を与えるため、弔事はもちろん、結婚式などお祝いの席でも使える万能アイテムです。

 

IWASA 天然ジェット ネックレス&イヤリング/ピアス 2点セット

ジェットのネックレス&イヤリング(またはピアス)のセット。
ジェットは黒琥珀とも呼ばれ、モーニングジュエリー(喪用アクセサリー)としてイギリス王室では伝統的に用いられてきました。
明治以降は日本の皇室でもモーニングジュエリーの1つとして採用されており、近年は日本でも浸透しつつあるジュエリーです。
ジェットはとても軽い石なので、真珠などと比べて首が疲れにくい点も好まれています。

こちらのネックレスは8mm玉が採用されており、身に付けたときに美しく輝き、優しくカーブを描くよう組み上げられています。

マグネット式の留め具は着脱も簡単です。

日本製で品質もお墨付きです。

漆黒のジュエリーは喪服との統一感もあり、シックな印象に見せてくれます。

 

当日のお化粧は控えめに

弔事の際はメイクも控えめにすることが大切です。

ラメの強いアイシャドー派手な色味のものは避けチークアイライン目立たない程度に留めます。

口紅もベージュ系などナチュラルな色味を選び、リップグロスなどテカテカと光るものは使わないようにします。

とはいえノーメイクで参列するのは失礼にあたるので、あくまでナチュラルメイクを心がけましょう。

また、派手なネイルやつけ爪もできるだけ落とし、香水など香りの強いアイテムも使わないことが無難です。

髪型に関しては、ロングヘアの方は後頭部の下の方でまとめショートヘアの人は少し整える程度で構いません。

ヘアゴムピン留黒でシンプルなものを選びましょう。

 

キャンメイク パーフェクトマルチアイズ 01 ローズショコラ

ラメなしのマットなアイシャドウパレット。

アイブロウ・アイライナーとしても使うことができ、これ1つでアイメイクが完成します。

ラメ感がないので弔事用のナチュラルメイクにぴったりです。

明度の違う同系色ブラウンで構成されたパレットなので、自然なグラデーションを簡単につくることができます。

撥水効果のあるオイルが配合されているので色持ちもばっちりです。

「01 ローズショコラ」は赤みのある優しいブラウンで、大人っぽくやわらかな印象の目元を演出してくれます。

 

ニベア リッチケア&カラーリップ スモーキーローズ

弔事用のリップメイクには、ナチュラルに仕上がる色付きリップクリームがおすすめです。

ニベア リッチケア&カラーリップは、リップクリームならではのうるおい感と透明感のある発色を兼ね備えたアイテムです。

マカデミアナッツオイル、アボカドオイル、ホホバオイルという3つの美容オイルが配合されていて、荒れがちな唇を優しくケアしてくれます。

「スモーキーローズ」はシックな色合いで、自然なツヤと血色感を与えてくれます。

 

ケイト デザイニングアイブロウ3D EX-4

濃中淡3色入りのパウダーアイブロウです。
パウダータイプのアイブロウは、ふんわりと自然な眉を作れるためおすすめです。

普段はペンシルでしっかりと眉毛を描くという人も、弔事に参列する際はパウダータイプアイブロウでナチュラルに仕上げることを推奨します。
輪郭だけを軽くペンシルで描き、パウダーでぼかすと自然に仕上がることでしょう。

ノーズシャドウとしても使える2wayアイテムです。

 

セザンヌ クリアマスカラR

涙を流す機会の多い弔事では、マスカラやアイライナーをするとパンダ目になってしまう可能性があります。

そこでおすすめなのが、クリアタイプのマスカラです。
セザンヌのクリアマスカラは、ひと塗りでツヤとハリを与えてくれます。

まつ毛に優しい成分を配合しているので、まつ毛をケアしながらメイクができます。

ビューラーで軽くカールさせたまつ毛をクリアマスカラでコートすれば、ナチュラルな印象を与えつつぱっちりした目元を作れるでしょう。

 

当日までに用意しておきたいもの

式当日に必要なものや、持参するアイテムを紹介します。

数珠

仏式のお通夜に参加する際は、必ず数珠が必要となります。

私たちにとって最も身近な仏具と言えるでしょう。

数珠のルーツはインドにあり、次第に世界各地に広まったと言われています。
もともとは念仏やお題目を何回唱えたかを数えるためのものでしたが、現在は故人を偲ぶために用いられています。

数珠のタイプ宗派によって異なりますが、一連タイプの「略式数珠」であればどの宗派でも利用できます。
宗派による素材の決まりなどもないため、自分好みの色・デザインのものを選びましょう。

数珠 女性用 数珠入れ付

定番の数珠は、弔事用小物として必ず持っておきたいアイテムです。

紅水晶やオニキス、ヒスイといった天然石のものから、黒檀や本桑など天然木を使ったものまで、全16種類から選ぶことができます。

色やデザインが豊富なので、男性も女性も気に入ったものが見つかるはず。

専用の収納ポーチが付属しているので持ち運びの際も安心です。

どの宗派にも対応できるので、1つ持っておくとさまざまなシーンで活躍するでしょう。

 

IWASA 天然ジェット 念珠 桐箱入り

漆黒の天然ジェットを使用した数珠。

正式なジュエリーにふさわしく、房部分には正絹を使用しています。

上でご紹介したジェットのジュエリーのシリーズ商品なので、セットで使用すれば大人の女性にふさわしいブラックフォーマルの完成です。

こちらも略式数珠なので、宗派を問わず使用することができます。

本格的な数珠が欲しいという人におすすめ。
高級感のある桐箱入りです。

 

フォーマルバッグ&サブバッグも黒が基本

喪服に合わせるバッグも、シンプルで黒色のものがふさわしいとされています。普段使用しているものではなく、ブラックフォーマル用のバッグ(フォーマルバッグ)を選びましょう。
サブバッグを持っていく場合も、黒を基調としたものを選びましょう。光沢のあるエナメル素材や装飾品のついたもの、殺生をイメージさせる素材(毛皮やクロコなど)が使われたものはNGです。

岩佐 フォーマルバッグ3点セット

フォーマルバッグ・サブバッグ・袱紗の3点セットです。

フォーマルバッグブランド「岩佐」と「B-GALLERY」のコラボレーション企画で誕生しました。

フォーマルバッグは長く使えることを第一に考え、装飾品などを省いたシンプルなデザインです。
年代や喪服のデザインを問わず合わせることができます。

撥水加工を施されているので、雨の日でも気にせず使用できます。

フォーマルバッグの中に収納できるサブバッグは、荷物が増えたときにも安心です。

しっかりとマチがあるため、収納力も抜群です。

上品なちりめん素材の袱紗は、慶弔両用の紫色です。

素材、工程すべてを日本製にこだわる岩佐品質のバッグは大人の女性にこそふさわしいフォーマルアイテムと言えるでしょう。

 

ふちリボンフォーマルバッグ3点セット

こちらもフォーマルバッグ・サブバッグ・袱紗の3点セット。

フォーマルバッグはフラップのふちにさりげなくリボンがあしらわれたフェミニンなデザインです。

長財布にスマートフォン、ハンカチ、袱紗をしっかりと収納できるサイズ感で、中にはリップやコンパクトなどが入る小さな内ポケットも付いています。

薄手のサブバッグは折りたたんでコンパクトに収納可能です。

フォーマルバックと同じ素材でつくられた袱紗は、老若男女問わず使用できるシンプルなデザインのため、多くの方におすすめです。

 

ハンカチ

涙や手を拭うため、お葬式ではハンカチが必需品です。
弔事用のハンカチは無地が基本です。
従来は白い無地のハンカチが定番でしたが、喪服の色に合わせた黒のハンカチも選ばれるようになりました。

少量のレースや刺繍であれば問題ありませんが、派手な柄やラメが入ったものや色物のハンカチは避けましょう。

素材吸水性の高い綿ポリエステルが好ましく、カジュアルな印象のタオルハンカチは持っていかないようにしましょう。

フォーマルハンカチ トルコギキョウ刺繍

フォーマルシーンに欠かせない、シンプルなハンカチです。

吸水性の高いコットン素材のハンカチは、涙する場面の多いフォーマルシーンにぴったりでしょう。

ソフト加工を施された繊細な生地には、さりげなくトビー織でシェブロン柄が織り込まれています。

可愛らしいトルコギキョウの刺繍もポイントです。

歴史あるマレーシアのハンカチ専門工場で作られた製品で、日本製に匹敵するほどの高い品質を誇ります。

優しい色味のオフホワイトは、慶事でも弔事でも使用可能。
喪服との相性が良いブラックもおすすめです。

 

日本製西脇産紳士フォーマルハンカチ

先染の織物で有名な兵庫県西脇市で生産された生地で織られた国産ハンカチです。

生地の表面を綾織にしたジャガード織が基調にされており、縁の部分はシュス織になっています。

サテンのような上品な光沢があり、高級感を演出しています。

こちらのハンカチは紳士用ですが、装飾の一切ないシンプルな白ハンカチを持ちたい女性にもおすすめです。
ご夫婦やカップルで兼用してもよいでしょう。

 

当日の流れを知っておこう!香典を渡すタイミングや焼香のあげ方

式当日の流れを知っておくと会場で慌てることもありません。

ここでは、通夜、葬儀・告別式で共通するマナーをご紹介します。

受付で記帳を済ませたら香典を渡す

会場に到着したら、まずは受付で記帳を済ませます。

このときに香典を渡します
一般的には葬儀のときに渡すものですが、通夜で渡しても問題ありません。

急な通夜への出席で香典を持参できない場合は、葬儀もしくは告別式で渡せば失礼にはなりません。

座席は係員の指示に従って

座席の場所故人との関係によって決まります。

宗教や宗派を問わず、祭壇を正面に見て右側が親族左側が一般参列者というのが一般的です。

焼香をあげる順番などの関係で、喪主や遺族など故人との血縁関係が濃い人ほど「上座前列)」に座ります。
ただし、家族葬や自由葬など身内だけで執り行う小規模な葬儀の場合はこの限りではありません。

座る場所がわからない場合は、会場スタッフの指示に従いましょう。

焼香のあげ方は宗派によってさまざま

焼香とは仏教独特のもので、香を焚いて自らの心身を清め、故人を供養するために行う儀式です。

焼香の回数は、宗旨宗派によって異なります。

例えば、真言宗日蓮宗通常3回です。

特に決まりがない宗派としては、臨済宗天台宗曹洞宗浄土宗などがあります。

浄土真宗では右手でつまんだ香を額に押しいただくことはしません。

また、キリスト教でも宗派によっては献香という儀式を行います。

これらすべてを覚える必要はなく、基本的には自身の宗旨宗派の作法などで1〜3回、気持ちを込めて焼香すればOK。

会場によっては式の前にスタッフが教えてくれることもあるので、その場合は指示に従いましょう。

大切なのは形式ではなく「真心」を込めることです。

遺族の方と挨拶するときはお悔やみの言葉を

式の前後に遺族の方とお会いしたときは、お悔やみの言葉をかけましょう。
お悔やみの言葉は短く、「この度は御愁傷さまです」や「心からお悔やみ申し上げます」といった定番の文言で構いません。
月並みの言葉であっても、気持ちを込めれば思いは伝わります。

また故人を悼む気持ちだけでなく、遺族をいたわる気持ちも伝えることが大切です。

つぎに、お悔やみの言葉の一例をご紹介します。

「この度は、誠にご愁傷様でございます。心からお悔やみ申し上げます。」
「この度は思いもかけないことで、誠に残念でなりません。お慰めの言葉もございませんが、どうかお力落としなさいませんように。」

キリスト教の場合も同様ですが、神のもとに召されるので「安らかな眠りをお祈りいたします。」といった言葉を添えるといいでしょう。
不幸を連想させる言葉(苦しむ、迷うなど)や重ね言葉(くれぐれも、ますますなど)に代表される「忌み言葉」は使わないようにしましょう。

まとめ

突然の不幸の知らせを受ける機会は避けて通れません。

服装や持ち物などに細かい決まりごとがありますが、基本的なマナーを知っておけば落ち着いて対応できます。

年齢が上がるにつれ、弔事に参列する機会も徐々に増えていくことでしょう。

大切な人との最後のお別れの場なので、失礼のないようしっかりと準備をしておくことをおすすめします。

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