牡蠣は「海のミルク」と呼ばれるほど栄養価が高く、専門の飲食店があるほど人気の貝です。
特に、旬を迎えた牡蠣はふっくらとして、うまみが凝縮されています。
せっかく牡蠣を味わうのなら、旬の時期のおいしいものをいただきたいものです。
そこで、今回は牡蠣の基礎知識から、旬の時期、食べ方まで幅広く解説します。
また、ネット通販で購入できるおすすめの牡蠣グルメもご紹介します。ぜひ参考にしてください。
知っておきたい牡蠣の基礎知識
牡蠣は世界中で食されており、その種類は約80種類もあるといわれています。
加熱して食べるのはもちろん、魚介類を生で食べる文化がない国でも生食されており、世界中でいろいろな食べ方をされています。
日本では、「真牡蠣」「岩牡蠣」「イタボ牡蠣」「ナガガキ」など約25種類の牡蠣が獲れます。
中でも市場に流通しているのは真牡蠣と岩牡蠣で、一般の方がよく見かけるのはこの二つがほとんどです。
日本では、生牡蠣、焼き牡蠣、かきフライ、鍋など、さまざまな料理で食べられています。
牡蠣の旬はいつ?
牡蠣の種類や産地にもよりますが、一般的に、旬は11月から4月頃といわれています。
牡蠣は夏の産卵期を終えると、栄養分が抜けて水っぽくなり味が落ちてしまいます。
秋は次の産卵に向けて再び栄養を蓄えていき、11月頃からおいしくなりはじめます。
産卵直前の3月~4月頃にかけてが、もっとも身がふっくらと大きくなり、栄養分もうまみもアップします。
牡蠣の味わいを最大限に楽しみたいなら、この時期の牡蠣がおすすめです。
種類によって旬が異なる?
日本で最も流通している真牡蠣と岩牡蠣は、それぞれ旬の時期が異なります。
前項で紹介したのは真牡蠣で、広島県や宮城県をはじめ、太平洋側の地域で広く養殖されています。
旬は冬で、10月~4月頃まで水揚げされています。
産地によってピークは若干異なりますが、広島県では1月~2月、宮城県では3月~4月となっています。
いずれにしても、産卵準備に入る頃が、一番栄養が詰まり、身がふっくらとしておいしい時期となります。
おいしい牡蠣を求めるなら産卵前がおすすめです。
一方、石川県や秋田県などの日本海側で獲れる岩牡蠣の旬は、真牡蠣とは正反対です。
6月~8月頃に水揚げされ、夏が旬となっています。
岩牡蠣は真牡蠣と違ってゆっくりと産卵するので、旬の時期を過ぎても味が落ちにくいという特徴があります。
現在では流通網が発達しているので、真牡蠣の旬が終わる頃には岩牡蠣が店頭に並びます。
そのため、ほぼ一年を通しておいしい牡蠣が食べられるのです。
Rのつかない月には牡蠣は食べてはいけない!?
英語圏では「Rがつかない月に牡蠣を食べてはいけない」といわれています。
これは名前にRがつかない月、つまり「May」「June」「July」「August」のことで、5月~8月を指しています。
日本では、「花見過ぎたら牡蠣食うな」といわれることもあり、英語圏の認識と時期的に重なります。
世界的に見ても、牡蠣がおいしくない時期については共通の認識があることがわかります。
種類による味のちがいは?
真牡蠣と岩牡蠣は、旬が違うだけでなく味にも違いがあります。
これは生息環境によって変化しているようです。
真牡蠣は養殖されることが多く、海面50cm~6mのところの浅瀬にいます。
外敵が少ないため、岩牡蠣と比べると殻の大きさと身が少し小さくなっています。
身にはうまみが詰まっていて、クリーミーな味わいが楽しめます。
一方、岩牡蠣は天然物が多く、海面から5m~10mと深い岩場に生息していて、外敵から身を守るために殻が分厚くなっています。
そのため、真牡蠣と比べると身が大きく、ジューシーな味わいです。
養殖と聞くと、味が落ちるのではないかと考える方もいるかもしれませんが、養殖物は身の大きさと味が統一されているという利点があります。
また養殖業者によって厳重に管理されているため、安全性も確保されているのです。
牡蠣が海のミルクといわれる理由
牡蠣は海のミルクともいわれていますが、それには二つの理由があります。
一つは身が乳白色で、ミルクのような見た目であるから。
そして、もう一つは牛乳のように栄養満点であるからです。
では、牡蠣に含まれるさまざまな栄養素を見てみましょう。
- ビタミンB2:0.14μg
- ビタミンB12:28.1μg
- 葉酸:40μg
- 鉄分:1.9mg
- 亜鉛;13.2mg
- カルシウム:88mg
- 必須アミノ酸:5600mg
(生、養殖の牡蠣、可食部100Gあたりの栄養量)
このように豊富な栄養素を含んでいますが、特にグリコーゲンや亜鉛、タウリン、必須アミノ酸を豊富に含んでいます。
これらの栄養素には、体の機能を助けるさまざまなはたらきがあります。
グリコーゲンは、肝機能を高めて疲労回復に役立ちます。
あわせて二日酔いの予防にも効果が期待できるため、お酒を楽しみながら牡蠣を食べるのがよいでしょう。
また鉄分や亜鉛を多く含んでいるので、貧血予防や味覚障害の予防にも効果的です。
さらに、タウリンは疲労回復やコレステロールの上昇抑制、目の疲れの回復などにも効果が期待できます。
「タウリン1000mg配合」というフレーズを耳にしたことがある方も多いでしょう。
1000mgと聞くととても多い印象ですが、豊富に含まれる牡蠣であれば2~3個食べただけで簡単に摂取できてしまう量です。
食べすぎは禁物?
牡蠣はおいしいのでついついたくさん食べてしまいがちですが、食べすぎには注意が必要です。
というのも、牡蠣は栄養が豊富なため、食べすぎてしまうと栄養過多になってしまうのです。
たとえば、亜鉛は貧血や骨粗しょう症の予防に効果的がある一方、過剰に摂取してしまうと味覚障害を引き起こす恐れがあります。
長期的に過剰摂取すると、肌の老化や貧血を引き起こしてしまうこともあります。
そのため、一日の摂取量を把握して、食べすぎないように注意しましょう。
では、亜鉛の一日の推奨量と耐容上限量を確認しておきましょう。
厚生労働省による日本人の食事摂取基準では、以下のようになっています。
【推奨量】
成人男性:10mg
成人女性:8mg
【耐容上限量】
18歳~29歳・70歳以上の男性:40mg
30歳~69歳の男性:45mg
18以上の成人女性:35mg
牡蠣1粒には約2.6mg含まれているので、一日の推奨量は成人男性で4粒、成人女性で3粒程度です。
一日に食べる量がこの数であれば、体によい効果をもたらします。
一方、耐容上限量は、成人男性で15粒~17粒、成人女性で13粒程度となっています。
この量以上食べると必ず具合が悪くなるというわけではありませんが、人によっては体調が悪くなる場合もあります。
上限量を守り、食べすぎには注意しましょう。
牡蠣の選び方
ここからは牡蠣を購入する際の選び方や食べ方について解説していきます。
牡蠣は鮮度が落ちると、身が縮んで味が落ちてしまいます。
おいしいものを選ぶには、なるべく新鮮なものを購入しましょう。
スーパーでは牡蠣のむき身しか売ってないこともありますが、通販では殻付きの牡蠣から調理用の牡蠣までさまざまな商品が購入できます。
用途に合わせて購入方法も検討するとよいでしょう。
生食用か加熱用か確認する
牡蠣などの二枚貝は、身の中に細菌が溜まりやすい特徴があります。
プランクトンを食べる際に海水を大量に取り込むのですが、その過程で細菌も体内に入ってしまうのです。
そこで食品衛生法では、牡蠣の細菌数に基準を設けていて、それを下回らないと生食用にできないとしています。
食品衛生法の基準をクリアしたものを生食用、それ以外を加熱用としているため、生牡蠣を食べる際は必ず生食用を購入しましょう。
また、牡蠣の食中毒の原因であるノロウイルスと腸炎ビブリオは、加熱することで殺菌できます。
ノロウイルスは85℃で1分半以上、腸炎ビブリオは、60℃10分以上の加熱で殺菌可能です。
加熱用はしっかりと加熱して、細菌やウイルスを殺菌してから食べましょう。
殻が丸くて傷が少ないものを選ぶ
殻付きの牡蠣を選ぶときは、全体が丸みをおびていて傷が少ないものを選びましょう。
傷が多いと、水揚げ後の洗浄の際に弱っている可能性があるからです。
さらに殻が固く閉じているものや触ると口を締めるものは新鮮な証拠です。
中からゴカイがでてくることもありますが、鮮度がよいということですので安心してください。
また、牡蠣の大きさと比べて重さのあるものは、身がしっかりと詰まっています。
収穫した時期や日付を確認する
牡蠣は収穫したあとも1週間は生きていますが、時間が経つごとに身が細くなっていきます。
同様に味も落ちてきますので、スーパーで販売されているむき身のパックを購入するときは、鮮度の目安として収穫した時期をチェックしましょう。
新鮮な牡蠣を見た目で見分けるには、身の色と黒いひだの部分が目安となります。
新鮮なときは、貝柱が半透明で身が少し黄色い色をしています。
時間が経つにつれて、乳白色へと変化していきます。
また、鮮度のよい牡蠣は、黒いひだの部分が盛り上がっていて、しっかりと縮んでいます。
牡蠣の食べ方
牡蠣は貝の中でもさまざまな食べ方がある魅力的な食材です。
しかし、殻付きのままだとどのように調理して食べればいいのかわからない方もいるでしょう。
ここでは殻付きの牡蠣をそのまま調理して食べる方法と、身をはずして調理して食べる方法をそれぞれご紹介します。
殻付きの牡蠣をそのまま調理する場合
生牡蠣や焼き牡蠣、蒸し牡蠣など、さまざまな殻付き牡蠣の食べ方があります。
このうち、一番簡単に食べられるのが、電子レンジで作る「蒸し牡蠣」です。
【電子レンジで蒸し牡蠣を作る手順】
- 殻に付いた汚れをたわしで洗ってきれいにします。
その際、手をケガしないように気をつけましょう。 - 平らなお皿の上に殻付きの牡蠣を乗せたら、濡らしたキッチンペーパーを被せてその上からふんわりとラップをかけます。
- 電子レンジに入れて、牡蠣1つあたり500wで約3分を目安に加熱します。
- 加熱後、やけどに気を付けて取り出して、専用ナイフや洋食ナイフを使用して殻を開けます。
汁や殻も熱いので気を付けましょう - レモンやポン酢などお好みの方法で食べてください。
焼き牡蠣は、フライパンやホットプレートでも作れます。
【焼き牡蠣を作る手順】
- 牡蠣の殻をたわしで洗ったあと、フライパンやホットプレートに牡蠣を並べます。
テフロン加工のフライパンは、傷がつかないように気をつけましょう。 - 弱火~中火で5分~8分ほど加熱します。
- 牡蠣が開いてきたら、しょうゆやレモンなどお好きな方法で食べてください。
また、牡蠣は先に貝柱に熱が加わると口が開きますが、身の方に火が通ると口が開きません。
口が開いていなくても腐っているわけではないので、殻を開けて安心して食べてください。
殻付きの牡蠣から身をはずして調理する場合
牡蠣を生食したり身をはずして調理したりする場合は、殻を開いて身を取り出さなければいけません。
下記の手順で、殻をむきましょう。
【牡蠣の殻のむき方】
- 牡蠣の殻をたわしで洗ってきれいにしてください。
- 牡蠣のたいらな面を上に、蝶つがい部分を左側にして置きましょう。
- 牡蠣の中央手前側に貝柱があるので、専用ナイフや洋食ナイフを差し入れてはずします。
ナイフが入らない場合は、固いもので殻の薄い部分を叩き壊してから入れましょう。 - 貝殻が少し開いたら、ナイフを殻に入れたまま回して殻を開けます。
- 身を傷つけないように下側にナイフを入れて、殻と身を離せば完了です。
牡蠣をむき身にしたら、しょうゆやポン酢をつけて生で食べられます。
鍋やかきフライなどを作る場合は、下処理をして、生臭さのもとになるぬめりを取りましょう。
大根おろしと牡蠣をボウルなどに入れて、混ぜ合わせることで落とせます。
大根がない場合は、かたくり粉を大さじ2杯程度入れて混ぜてもよいでしょう。
最後に、海水の濃度くらいにした塩水に、牡蠣の身を入れて振り洗いします。
これで下処理は完了ですが、すぐに使用しない場合は保存容器に入れて冷蔵庫で保存してください。
そして、翌日までには使い切りましょう。
牡蠣を使用した料理のレシピ
牡蠣は調理方法によって味わいが変わります。
いろいろと料理にして、変化する味を楽しんでみてください。
かきフライ
牡蠣のジューシーな味わいとエキスが楽しめる定番料理といえば、かきフライです。
牡蠣は火を通すとうまみが増します。
材料(2人分)
- 牡蠣のむき身:100g
- 卵:1玉
- 小麦粉:大さじ1.5
- 生パン粉:適量
- サラダ油:適量
調理方法
- 上述した方法で牡蠣をむき身にしてぬめりを取り除きます。
そのあと、キッチンペーパーで生牡蠣の水気を取ってください。 - ボウルに小麦粉と卵を入れてよく混ぜて、バッター液を作ります。
- バッター液に牡蠣をくぐらせたら、ふんわりとパン粉を全体につけましょう。
このとき、パン粉をひらたくつけると火が通りやすくなります。 - パン粉をつけた牡蠣をお皿などにならべて、ラップをかけてから冷蔵庫で10分ほど寝かせます。
- 鍋に入れた油を約170度に熱したら、温度が下がらないように鍋の大きさ3分の1程度に牡蠣を入れてください。
そのあと、温度を180度まで上げながら2分半から3分揚げて、きつね色になれば完成です。
ソース、タルタルソース、レモンなどお好みの調味料を使用してお楽しみください。
牡蠣の炊き込みご飯
牡蠣の炊き込みご飯は、牡蠣のうまみを存分に生かした料理です。
調理方法も簡単なので、ぜひお試しください。
材料(2合分)
- 米:2合
- 牡蠣のむき身:150g~250g
- ちぎり海苔、刻みネギ、三つ葉(お好みで薬味に)
- だし汁:250cc
- 醤油:大さじ2と2分の1
- 酒:大さじ2と2分の1
調理方法
- 牡蠣は上述した方法でむき身にしてぬめりを取り、お米は研いで、30分~1時間ほど浸水させておきます。
- だし汁、醤油、酒を鍋に入れて、軽く沸騰したら牡蠣をいれます。
- 2分ほど下茹でして(牡蠣が大きい場合は2分半~3分)、身がふっくらとしてきたら取り出します。
身は最後に混ぜるので、別のボウルやお椀によけておきましょう。 - 牡蠣の煮汁を冷まして、水を切ったお米と一緒に炊飯器にいれます。
このとき煮汁の量は、炊飯器に合わせてください。
もし足りない場合は水を足しいれてもOKです。 - お米が炊きあがったら、よけておいた牡蠣の身をいれて蓋をします。
5分ほど蒸したら、牡蠣の身をつぶさないように混ぜ合わせて完成です。
お好みで用意した薬味を混ぜ合わせてお楽しみください。
牡蠣のアヒージョ
アヒージョは、魚介類などをオリーブオイルとにんにくで煮込んだスペインの料理です。
バル(スペインのバー)で提供される料理で、お酒のおつまみにも合います。
材料(2人分)
- 牡蠣:120g
- マッシュルーム:4個
- 鷹の爪:小さじ4分の1
- ニンニク:2かけ
- オリーブオイル:200cc
- 塩:小さじ2分の1
- ドライパセリ:少々
- フランスパン:薄切りにしてトースターで焼いたもの
調理方法
- 上述した方法で牡蠣をむき身にしてぬめりを取り除きます。
- にんにくをみじん切りにして、マッシュルームを縦半分に切っておきましょう。
- 切ったニンニクとオリーブオイル、塩を鍋の中に入れて中火で加熱します。
オリーブオイルが煮立ってきたら弱火にします。 - 切ったマッシュルームと牡蠣、鷹の爪を鍋の中に入れて3分ほど火を通します。
牡蠣に火が通ったら、お皿に盛ってパセリをかけて完成です。
トーストしたフランスパンと一緒にお楽しみください。
カキオコ
カキオコは、岡山県の名物である牡蠣を使用したお好み焼きです。
お好み焼きに牡蠣のエキスが絡まる、贅沢な一品です。
材料(2人分)
- 牡蠣:約15個
- キャベツ:3~4枚
- 青ネギ:2~3本
- 卵:1個
- 水:120cc
- お好み焼き粉:1カップ
- お好みソース:適量
- マヨネーズ:適量
- 紅ショウガ:お好み
- 天かす:お好み
調理方法
- キャベツを千切りにして、ネギを小口切りにしておきます。
- 水で溶いたお好み焼き粉に卵を加えてよく混ぜます。
さらにキャベツも入れて混ぜ合わせます。これで種の完成です。 - 牡蠣のむき身をホットプレートで焼きます。
身がぷっくりして火が通ったら取り出してください。 - ホットプレートに種を流して、その上にネギと牡蠣を乗せます。
- 下側に焼き色がついたら、ひっくり返して弱火でゆっくりと火を通して完成です。
ソースや花かつおなど、お好みの調味料をかけてお楽しみください。
牡蠣に合うお酒
牡蠣は肝臓の働きをよくするグリコーゲンがたくさん入っているため、お酒との相性がよい食べ物です。
ここでは牡蠣に合うお酒をいくつかご紹介します。
白ワイン
フランスでは、牡蠣に白ワインを合わせるのが定番の組み合わせです。
中でもブルゴーニュ地方の「シャブリ」は、牡蠣に合う白ワインとして広く知られています。
その他にも、「ロワール」「サンセール」「ミュスカデ」「シャンパーニュ」など、果実味があまりなくヨード香が強い辛口のワインと合います。
牡蠣と白ワインが合うのは、白ワインに多く含まれている冷旨系有機酸と牡蠣のグリコーゲンの相性がよいからです。
さらに牡蠣にレモンを絞って食べると、白ワインとのマリアージュがより楽しめます。
上述した白ワインと合わせたり、牡蠣に合う白ワインを自分で探したりするのも面白いでしょう。ぜひ、お試しください。
日本酒
牡蠣に日本酒を合わせるなら、辛口のものがおすすめです。
たとえば、宮城県産の「日高見 辛口本醸造」や秋田県産の「高清水 辛口純米」などは、すっきりとした辛口で魚介との組み合わせは抜群です。
また、牡蠣と合わせるために作られた日本酒もいくつかあります。
広島県で作られている「富久長の白麹純米酒 海風土」は、白麹を使用することで柑橘系の爽やかな酸味を出し、牡蠣のうまみを引き立たせます。
日本酒は、生牡蠣、焼き牡蠣、蒸し牡蠣、かきフライなど、どんな牡蠣料理にも合います。
特に焼き牡蠣と蒸し牡蠣は、日本酒とベストマッチです。
お酒のおつまみとして楽しんでもいいですし、牡蠣に少し日本酒をかけて調理してもおいしくいただけます。
ビール
ビールはいろいろな食べ物に合いますが、牡蠣との相性もぴったりです。
特に辛口のビールや白ビールが合うといわれていますので、牡蠣料理を食べるときはぜひ合わせてみてください。
ビールと牡蠣は、ヨーロッパではよく知られている組み合わせです。
特に、アイルランドではオイスタースタウトという牡蠣のエキスを混ぜたビールもあるほどです。
変わり種のようですが、うまみがあって軽やかな味わいが楽しめます。
ウイスキー
ウイスキーのメッカであるスコットランドのアイラ島では、生牡蠣にシングル・モルトウイスキー「ボウモア」を垂らして食べる文化があります。
牡蠣のうまみとスコッチウイスキー特有のスモーキーな風味があわさって、普通の食べ方とはまた違った味が楽しめます。
このとき使用するのは、アイリッシュウイスキーやスコッチです。
日本のウイスキーやアメリカのバーボンではないので注意をしましょう。
また、普通にウイスキーを飲みながら、牡蠣を楽しむのもよいでしょう。
ハイボールやロックなど、さまざまな飲み方で楽しんでみてください。
通販で購入できる!おすすめの牡蠣グルメ
ここからはau Wowma!で購入できる、人気の牡蠣グルメをピックアップしてご紹介します。
通販では、殻付きの牡蠣からフライやオイル漬けなど、さまざまなおいしい牡蠣料理を取り扱っています。
ダイレクトに味わう!おすすめ牡蠣グルメ
食べ応え抜群!越前かに問屋ますよね むき身 ジャンボ広島カキ
牡蠣をいろいろな料理にして楽しみたい方におすすめ。
この商品は、約30粒以上(1kg)のむき身の牡蠣が入っており、流水解凍してすぐにいろいろな料理に使用できます。
鍋、フライ、炊き込みご飯、パスタなどさまざまな料理で、牡蠣のクリーミーな味わいが存分に楽しめます。
牡蠣は、本場広島県で収穫されたもの。
それを「打ち子さん」と呼ばれる職人が丁寧に一つずつむき身にしています。
そして、むき身にした牡蠣の身は、新鮮な状態ですぐに急速冷凍します。
その際に1粒ずつ個別に冷凍しているので、解凍がしやすくドリップも少ないので味も落ちません。
何より牡蠣の身は最高級ランクの大粒のみを厳選しているので、調理をしても食べ応え抜群です。
商品には説明書も同梱されているので、解凍方法や食べ方がわからない方でも安心です。
缶をそのまま加熱して食べる!食の達人森源商店 牡蠣のカンカン焼き
アウトドア気分で牡蠣の蒸し焼きが楽しめるます。
急速冷凍した鮮度抜群の牡蠣が、金属缶に入った状態で届きます。
調理の際は牡蠣をさっと水洗いして、金属缶に入れたままコンロにかければ簡単に蒸し焼きにできます。
焼きあがった牡蠣は、そのまま食べてもよし、ポン酢と薬味で食べてもよし。
ワイン蒸しや酒蒸しにもできます。
見た目にも楽しいので、家族の食卓やパーティー、忘年会などで盛り上がること間違いなしです。
また、BBQ用に購入して、屋外に持っていくことも可能です。
クーラーボックスに入れれば、牡蠣を保冷剤代わりにもできます。
付属品に軍手、専用の殻剥きナイフ、説明書が付いているので、別途調理用に購入する必要もありません。
産地直送!北海道 厚岸産 殻つきカキ Lサイズ
殻付きのおいしい生牡蠣を食べたい方にぴったりです。
北海道の極寒の海で育った新鮮な牡蠣を、殻付きで直送してくれます。
牡蠣は減菌済みなので、生で食べられます。
中にはLサイズの牡蠣が20個も入っているので、半分は生牡蠣で楽しんだあと、残り半分は焼いたり蒸したりして楽しんでもよいでしょう。
北海道の牡蠣はサイズが大きく、うまみが凝縮しています。
それは、水温が低い環境で育つので、ゆっくりと栄養を取り続け、時間をかけて成長するからです。
特に厚岸産は、養分をたっぷり含んだ別寒辺牛川の淡水と外界の海水が混じり合う環境で育つので、身のしまりが良くコクがあります。
この商品は、低温環境で成長が遅いという特徴を活かし、養殖の時期をずらすことで1年通しておいしい牡蠣を提供しています。
定番から変わり種まで!おすすめ牡蠣グルメ
冷凍のまま揚げるだけ!甲羅組 広島かきフライ
かきフライを食べたいけど、殻を剥いたり衣を付けたりするのが面倒くさい…。
そんな方に最適なのが、甲羅組の「広島かきフライ」です。
牡蠣にパン粉が付いた状態で届くので、冷凍のまま揚げるだけで簡単にかきフライが作れます。
また、この商品の魅力は、手軽さだけではありません。
広島県産の大ぶりな牡蠣の中でも特大な2Lサイズを厳選しているので、とてもジューシーで食べ応えは抜群。
市販のスーパーではなかなか買えないビッグサイズのかきフライを、ぜひ堪能してください。
いろいろな味が楽しめる!苫屋の燻製オイル漬ミニ4点セット
味付けの違う牡蠣3パックと、アカザラ貝のにんにくオイル漬け1パックがついた贅沢な詰め合わせセットです。
牡蠣は下記の3つの方法で味付けをしています。
【ゆずドレッシング】菜種油に牡蠣と国産ゆずの皮、果汁を漬け込んでいます。
さらに穀物酢が入っており、酸味の効いた味わいとなっています。
【にんにくオイル】植物油(菜種油、太白胡麻油、胡麻油)に、牡蠣とにんにく、赤唐辛子の3つを漬け込んでいます。
ピリ辛でにんにくの味が効いています。
【山椒オイル】菜種油に牡蠣を漬け込んで、岩手県産の山椒を加えています。
山椒の香りと海の香りが楽しめる一品です。
さらに牡蠣は燻製にしているので、生とは違った風味や食感が楽しめます。
ご飯のお供にしてもよいですし、パスタやサラダなど調理したものに混ぜてもおいしくいただけます。
パスタやアヒージョに!レモ缶ひろしま牡蠣
牡蠣を使用したちょっと贅沢な缶詰です。
化学調味料を使用せず、広島県産の牡蠣に塩レモンで味つけをし、オリーブオイル漬けにしています。
塩レモンは、広島県産レモンの皮と果汁に、瀬戸内産の藻塩を合わせてじっくり熟成させたものを使っています。
塩レモンが牡蠣のおいしさをより際立たせていて、爽やかな香りと優しい味わいが楽しめます。
そのまま食べてお酒のおつまみにしてもよいですし、料理に使用してもよいでしょう。
料理はパスタ、アヒージョ、ブルスケッタなど、オリーブオイルと塩レモンの味わいを活かしたものがおすすめです。
ホワイトソースとの相性も◎!牡蠣殻グラタン
グラタンを一から手作りするのはなかなか手間がかかりますが、こちらは焼くだけでおいしい牡蠣のグラタンが楽しめます。
この商品は牡蠣の殻がお皿になっていて、一つの牡蠣の殻に広島県産の牡蠣と滑らかな舌触りのホワイトソースが詰まった、ジューシーな牡蠣のおいしさがたまらない一品です。
食卓にもう一品加えたい時に、最適な料理です。
秘伝の蒲焼のタレを使用!うなぎ屋かわすい 牡蠣の蒲焼き
「かわすい 牡蠣の蒲焼き」は、牡蠣のうまみと秘伝の蒲焼のタレが合わさった絶品の一品です。
ご飯にのせて食べれば、香ばしい香りと甘辛いタレが絡まって最高のおかずになります。
味の秘訣は秘伝のタレ。
この秘伝のタレは、うなぎ用の蒲焼タレを牡蠣にも応用できないかと考えて、職人が何度も試作を重ねてたどり着いたものです。
そのため、牡蠣との相性は抜群。
さらに牡蠣をじっくりと丁寧に焼き上げることで、香ばしい香りとうまみが楽しめる商品となりました。
調理済なので、使用する際は袋ごと湯煎するだけで簡単に食卓に出せます。
刻みネギなどの薬味を乗せれば、より一層おいしく食べられます。
お酒のお供にぴったり!牡蠣の家しおかぜ 牡蠣の旨みと香りが味わえる3本セット
「牡蠣のオリーブオイル漬け、牡蠣のアヒージョ、牡蠣と野菜のピクルス」と3つの味があって、バラエティに富んだ商品となっています。
この商品に使用している牡蠣は、瀬戸内の虫明海域で養殖・水揚げされたものです。
養殖した牡蠣は粒が大きく、うまみが詰まっていて、3つの味で楽しめます。
【牡蠣のオリーブオイル漬け】:オリーブオイルに、時間をかけてじっくりと燻製にした牡蠣が漬け込まれています。
【牡蠣のアヒージョ】オリーブオイルに国産ニンニクと牡蠣が漬け込まれています。
【牡蠣と野菜のピクルス】スチームでボイルされた牡蠣を、ミニトマト、玉ねぎ、レモンと一緒にハーブのきいたりんご酢、白ワインで漬け込んでいます。
料理の付け合わせやお酒のおつまみ、オードブルやフランスパンに合わせるなど、いろいろな方法で楽しめます。
うまみを凝縮!日本酒バルのまえ JIMONO 牡蠣の一夜干し(ゆずぽん酢)
生牡蠣では味わえない豊かな風味と食感が楽しめる、牡蠣の一夜干し。
ゆずポン酢を混ぜ合わせることで、爽やかな酸味と牡蠣のエキスが楽しめる一品となっています。
使用している牡蠣は、広島県の瀬戸内海で水揚げされたもの。
河川から流れ込む養分と穏やかな波が、大粒で濃厚な牡蠣を作り上げます。
そして、水揚げした牡蠣は、一度加熱処理をしてから夜に熟成して乾かします。
一夜干しにすることで、水分を残しながらも牡蠣のうまみと磯の香りを凝縮できるのです。
食卓の小皿料理や付け合わせとして出してもよいですが、おすすめの食べ方はお酒のおつまみ。
白ワインや日本酒、ビールなど、お好きなお酒とお楽しみください。
まとめ
牡蠣には真牡蠣や岩牡蠣などの種類があり、それぞれで旬が異なるため、時期にあった牡蠣を選ぶようにしましょう。
地域によっては、スーパーにむき身しか置いていないこともあります。
そんなときは、通販で牡蠣を購入するのがおすすめです。
お店では買えないサイズの牡蠣や調理済みの牡蠣など、さまざまな商品が販売されています。
気になる方は、お取り寄せをしてみてください。
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