新年の挨拶とともに、親戚や近所の方または上司や取引先など、日頃お世話になっている方々へ感謝を込めて贈る「お年賀」。
一年のはじめのギフトなので、相手に喜ばれるものにしたいと誰もが思うはずです。
また、相手に失礼のないように、しっかりとマナーをマスターしておきたいものです。
そこで、今回はお年賀に関するマナーとおすすめのお年賀10選をご紹介します。
年末はなにかと忙しいので、早めに贈り物を決めてきちんとした礼儀を覚えておくと安心です。
そもそもお年賀ってなに?お年賀の意味やマナー
古くから日本にある「季節のご挨拶」のひとつである「お年賀」。
仕事の一環として「年始回り」のように使われることも多いですが、そもそも本来の意味をご存知でしょうか。
まずはお年賀の由来や意味を解説します。
また、相手に失礼のないように贈る際のマナーも一緒に確認していきましょう。
お年賀とは?
現在のお年賀は、親戚や近しい方、上司、取引先など、日頃からお世話になっている方々へ新年の挨拶とともにお渡しする手土産を指します。
しかし、もともとは新年の神様である「年神様」をお迎えするときにお供え物を「御歳魂(おとしだま)」と称し、親戚や近所の方の家へ新年の挨拶をする際に互いに贈り合った品物が起源とされています。
現在でも新しい年神様をお迎えするために、大掃除や門松、鏡餅などの正月飾りを準備しますが、お年賀は神様へのお供え物という意味が失われ、今日ではお世話になっている方への感謝と敬意を伝えるギフトの意味合いが強くなっています。
また、お年賀を贈る相手も親戚や近所の方だけだったものが、職場の上司や仕事の取引先など、より日常生活に関係のある方へと広がってきています。
ちなみに子どもにとって、お正月のうれしい贈り物であるお年玉も、もともとはお年賀と同じ「御歳魂(おとしだま)」を家族に分け与えたものが起源とされています。
お年賀とお年玉はどちらも年神様へのお供え物でしたが、現在ではお年玉は親から子ども、上司から部下のように目上の者が目下の者に渡す金品となりました。
こちらに関しては特別マナーを意識する必要はありませんが、お年賀は目下の者が目上の者に贈るギフトですので、礼儀やマナーを心がけましょう。
贈る前に確認!お年賀のマナー
では実際にお年賀を贈る際、いつ、どのように渡せばよいのでしょうか。
また、贈り物として不適当なものを選んだり、相手に対して失礼な振る舞いをしていたりする事態は避けたいところです。
そこでここからは、お年賀を贈るタイミングやお年賀の熨斗(のし)、品物の値段の相場、お返しの有無、そしてお年賀にふさわしい品物についてご紹介します。
お年賀を贈るのはいつまで?
年末年始の贈り物というとお歳暮が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
お年賀とお歳暮はどちらも基本的には、目下の者が目上の者へ贈る品物です。
しかし時期や意味には違いがあります。
まず、お歳暮は年の暮れにお世話になった方へ挨拶とともに贈るものです。
これに対してお年賀は、新年の挨拶とともに今後も変わらないお付き合いを願い、お渡しします。
そのため「感謝の気持ちがこもった贈り物」という考え方は同じですが、贈る際のマナーに少し違いがあります。
お歳暮はもともとお年賀同様に、相手の自宅に訪問して手渡しするのがマナーでしたが、昨今では宅配便を利用することも多くなってきました。
しかし、お年賀の場合は、今日でも相手の自宅や職場に出向き、手渡しするのが礼儀とされています。
したがって、お年賀をインターネット等で注文しても、いったん自分の家に送ってもらい、相手の自宅や職場に訪問して手渡しするのがマナーです。
遠方で直接渡せないような場合でも、自宅から改めて発送するという、ワンクッションをとるようにしましょう。
これにより、相手に感謝の気持ちを込めて手渡しするという本来の目的に少しでも近づけることができます。
ちなみに、お歳暮を贈った相手には、お年賀を贈らないのが一般的です。
年をまたぐとはいえ、短い期間に二度もあらたまった贈り物をされたら、もらう側も恐縮してしまいます。
そのため、お歳暮を贈った方に新年の挨拶で訪ねる場合は、手ぶらでもマナー違反にはあたりませんが、気になるようでしたら気持ち程度の菓子折りを持参するとよいでしょう。
では、具体的にお年賀はどのタイミングで贈るのがよいのでしょうか。
一般的に年始の挨拶を兼ねて贈るものですので、関東では「松の内(門松の飾られる期間)」と呼ばれる元旦から1月7日までにすませるとよいとされています。
関西地方や山陰地方、それに名古屋などでは、松の内は1月15日までとされています。
このように地域によって贈る時期が異なるので、お年賀を渡す相手の情報は事前に調べておくようにしましょう。
ただし、一般的に元日や午前中は避けるのがマナーとされており、訪問する際は事前に相手の都合を伺ってからにしましょう。
なお、新年会に招待された場合であれば、その際にお年賀をお渡しして大丈夫です。
仕事の場合は年末年始に休暇中の会社もあるため、1月15日ごろまでに行うようにするのがベストです。
仕事でお年賀を贈る際は、一部の企業では贈答品の受領を禁止している場合があるため、新規の会社に伺う場合は、事前に確認するようにしましょう。
お年賀の正しい熨斗(のし)は?
お年賀の熨斗は、お歳暮と同じく紅白の蝶結び(花結び)を用います。
蝶結びは結び直せることから、何度でも繰り返したいお祝い事に使われ、お年賀の場合では「お世話になる方への新年の挨拶を末永く続けたい」という意味合いから用います。
水引の紐は5本ないし7本のものを選びましょう。
色は赤と白が一般的ですが、特別なお年賀の場合は金と赤や、金と銀の水引を用いることもあります。
熨斗紙の表書きには、水引の結び目の上側中央に毛筆で「御年賀」または「御年始」と書くのが一般的です。
書く際は、ボールペンや万年筆などは避け、筆や筆ペンで書くようにしましょう。
また、名前は水引の結び目の下に、やや小さめにフルネームを書きます。
連名の場合は、職位や年齢が上の方を右から順に書いていきます。
とくに順位がない場合は、五十音順に書くようにします。
連名で書く際は3名までとし、4人以上になる場合は、代表者の名前だけを書き、左側に少し小さめに「他一同」や「〇〇部一同」と書くようにしましょう。
また、社名などで英数字を含む場合は、英数字だと左右のバラつきが気になることがあります。
もしカタカタでも記載できる場合は、カタカタで書くことで文字に統一感ができ、すっきりとした印象になります。
「お年賀」などと書かれたシールも販売されていますが、感謝の気持ちを表して贈るものなので、きちんと心を込めて手書きで書くようにしましょう。
熨斗紙には、包装紙の下にかける「内熨斗」と、包装紙の上にかける「外熨斗」があります。
内熨斗は内祝いなど、自分のお祝い事をおすそ分けする場合などに用いられるものです。
そのため、相手の顔を見て手渡しするお年賀は、ひと目でお年賀とわかる外熨斗の方がいいでしょう。
また、熨斗紙はもともと贈答品全体を包むように使うものでしたが、近年では「短冊熨斗(簡易熨斗)」として簡略化したものも見受けられます。
小さめの短冊に水引を印刷したもので、贈り物を包むのではなく、貼り付けるタイプです。
決して相手に失礼ということはありませんが、見た目はだいぶシンプルなものになりますので、気になる方は贈る相手を選んだ方がよいでしょう。
なお、事情によりどうしても松の内を過ぎてしまったら「寒中見舞い」として贈りましょう。
その場合、熨斗紙の表書きを「寒中見舞い」に書き換えます。
そして、寒中見舞いの時期は1月8日から立春の前の2月3日までですので、遅くとも1月いっぱいまでに贈りましょう。
お年賀へのお返しは必要?不要?
基本的にお年賀に対するお返しの品は必要ありません。
いただいたその場でお礼を述べれば十分です。
また、お礼の気持ちを示すという意味では、自宅に上がっていただいて接待や挨拶をするという方法で代えることもできます。
贈り主の予定に配慮して、時間があれば正月料理やお酒でおもてなしするのが、もっともスマートなお礼の仕方になります。
また、お子さんが一緒に訪問された場合であれば、お年玉を差し上げるとよいでしょう。
ただし、目上の方にお子さんがいた場合、現金は失礼にあたるので、図書券や文具券などを渡すようにしましょう。
もし、わざわざ訪問してくださったことへの感謝の気持ちとして手土産を用意するならば、「半返し」といって、いただいたお年賀の半分程度の金額のものを選ぶのが礼儀とされています。
明らかにお年賀よりも高価な品物は、失礼にあたるので控えましょう。
なお、熨斗紙には「御礼」または「松の葉」と書きます。
ちなみに松の葉とは、松の葉に包めるほどささやかなもの、という謙遜の気持ちが込められています。
仕事関係の挨拶回りでお年賀をいただいた際は、その場で接待というわけにはいきません。
ビジネスの場合は、あまり間を置かずにお礼状を書くのがマナーです。
お礼状といってもかしこまって長々としたためる必要はなく、時候の挨拶と感謝の言葉、それに贈り主の体調を気遣うようなひと言を添えれば十分です。
普段メールでやり取りしている相手であれば、手紙ではなくメールでも失礼とは思われないでしょう。
お年賀の相場はいくらくらい?
いざ、お年賀を贈るとしても、どの程度の値段のものを用意すればよいのでしょうか。
決まりがあるわけではありませんが、高価すぎるものは受け取る相手が負担に感じるため、好ましくないとされています。
あまり格式張った贈り物は実際のところ不要です。
贈る相手によっても相場には違いがありますが、予算の目安としては3,000円前後、高くても5,000円ぐらいがよいでしょう。
具体的には、職場の上司や取引先など、仕事関係で大変お世話になっている方には、3,000~5,000円、両親など親戚関連なら3,000円前後、近所の人や友人・知人では2,000円~3,000円くらいがおおよその相場です。
そこまで深い関係でなければ、プチギフト程度の品物でも十分でしょう。
また、前年に結婚をしたという場合は、仲人をしてくださった方に3,000円程度のお年賀を忘れずに贈りましょう。
とくに勤務先の上司などに仲人を依頼したときは、5,000円前後まで奮発してもよいかもしれません。
このように価格相場はもちろん押さえておきたいポイントですが、お年賀を選ぶ際は金額が少し安くても、オーバーしていても相手が喜ぶものを選ぶことが大切です。
お年賀にふさわしい品物とは?
それでは、具体的にお年賀では、どのようなものを贈ればよいのでしょうか。
お年賀は付き合いのある方へ感謝を込めて渡すものです。
そのため、基本的に相手の好みに合うものを選ぶように心がけることが肝心です。
また、年始の忙しい時期に渡すことになるので、食品等であれば賞味期限の短いものは避けるようにしましょう。
お酒やコーヒーなども定番ですが、嗜好品類は相手がそれらを実際にたしなむかどうかを把握しておく必要があります。
なぜなら苦手なものを贈ってはむしろ迷惑になってしまうからです。
さらに、先方の家族構成や人数、年齢を考慮して選ぶとよいでしょう。
例えば、お子さんがいる家庭や会社に贈るお年賀であれば、みんなで分けることができるお菓子がおすすめです。
とくに年頭に渡すものなので、干支にちなんだ和菓子や慶賀の言葉の入った焼き菓子などはおめでたい雰囲気も感じられて最適です。
石けんや台所洗剤、食用油や調味料など、長く保管できて実用的なものもお年賀にぴったりです。
ただし、タオルは贈答品としておなじみですが、あまり仰々しく包装されたものだと、開けられることなく押し入れのなかなどで眠ってしまうこともあるため、できるだけ相手の好みのものを差し上げるようにしましょう。
かわいい雑貨やアクセサリーなども思わずプレゼントしたくなりますが、一年の挨拶として渡すお年賀にいつまでも無くならないアイテムを贈るのは、あまり好ましいとはいえませんので控えましょう。
お年賀には相応しくない縁起の悪いとされるものも存在します。
例えば、「ご恩を踏みにじる」という意味につながる靴などの履物やマット類はふさわしくありません。
また「縁を切る」の意に通じるハサミやナイフなどの刃物類も、お年賀などの贈り物には不向きです。
喪中の場合はどうしたらいいの?
お年賀は新年の挨拶を兼ねて渡すものなので、慶事にあたります。
そのため、相手が喪中であれば、年始の訪問は控えましょう。
また、自身が喪中の場合は、お年賀の贈り物をしてはいけないという決まりはありませんが、仏教の四十九日や神道の五十日祭がすんでいない間は、お年賀を控えた方がいいという考え方もあります。
最終的には気持ちの問題ですが、喪中の場合はやはりお年賀を避けるのが無難です。
どうしても先方に年頭の挨拶をしたいという場合は、事前に連絡を入れて承諾を受け、松の内が明けてから訪問するようにしましょう。
このとき、贈り物の表書きは「お年賀」ではなく「寒中見舞い」とするのを忘れないようにしてください。
日が浅いようであれば、無理に出向くのではなく、ひと言添えて宅配便で送ってもよいでしょう。
お年賀におすすめのギフト
ここからは、お年賀におすすめのギフトをピックアップしてご紹介します。
前述のとおり、相手によって贈り物の意味合いや予算の上限が多少異なります。
ここでは「家族・友人・ご近所」と、「会社の上司や取引先」の2つのシチュエーションに分けてご紹介します。
価格は、お年賀の全体相場にあたる3,000円前後のものを取り揃えました。
家族や友人、ご近所へ贈るのにおすすめのお年賀5選
まずは贈り主にとって身近な存在である、家族や友人、ご近所さんへのおすすめギフトをご紹介します。
こうした親しい付き合いの方たちへは、家族みんなで食べられるようなお菓子や食品、ジュースなどを贈ると喜ばれるでしょう。
相手が一人暮らしなら、食べきりサイズや個包装の商品にすると、扱いやすく気に入ってもらえるはずです。
また、忙しくて帰省できない方は、実家にお年賀として気持ちのこもった贈り物をしてみてはいかがでしょうか。
飲食物以外では、日常生活で使用する日用品もおすすめ。消耗品ならもらって困ることも少ないです。
ハーフカットで食べやすい!北海道産 生本ズワイガニ 殻剥きハーフカットセット
冬の味覚として大人気のズワイガニは、老若男女を問わずカニ好きを魅了してやみません。
国内で流通するものの多くが、アラスカやロシア、カナダなど国外産ですが、こちらの商品は希少な北海道産の本ズワイガニを厳選。
めんどうな殻剥きの必要がなくて手を汚さずにすむ、ハーフカットに加工してあるので、食べやすいのもうれしいポイントです。
さらに当セットは安全を確保するためのHACCP(ハサップ)という衛生管理手法を導入した国内工場で、カットや包装にもこだわってパッキングしています。
賞味期限は冷凍保存でおよそ1カ月。
ご近所さんや近場の友人などへの贈り物に最適です。
全量約650gの約2人前で、一人暮らし方でも食べきれるサイズ。
お鍋にしても焼いて食べても大満足の逸品です。
カニ好きなら、年始の挨拶でこちらのギフトセットをもらって喜ばない方はいないでしょう。
世代を問わず人気!ニッポンハム ギフトセット
お年賀に限らず贈り物といえば、ハムが頭に浮かぶ人も多いでしょう。
ハムは見栄えも味もよく、それでいて冷凍しなくても日持ちするため贈答品として人気です。
また、大人も子どもも好きな方が多いため、相手を選ばず贈れます。
こちらのギフトは大手食肉加工メーカー「ニッポンハム」の商品で、お値段も税込み3,000円とお年賀の相場にジャスト。
内容は絶妙な塩加減と凝縮されたうま味のバランスがたまらない「本格派吟王 特撰肩ロース」、普段のおかずに使える「たれ漬け焼豚」、お肉のうま味がたっぷりの「本格派吟王 あらびきミートローフ」の3種類です。
冷蔵で50~60日保存がきくのでお正月を過ぎても食べることができます。
お酒のお供やお子さんがいるご家庭ではお弁当のおかずにもぴったりです。
3本合わせて510gとボリューミーなのもうれしいポイント。
普段買わないような高級ハムは、お年賀に大変おすすめです。
お子さんがいるご家庭に!デルモンテ 果汁100%ジュース詰合せ
お子さんがいるご家庭なら、果汁100%ジュースを贈るのも喜ばれるでしょう。
味はオレンジ、アップル、パイナップル、グレープ、ホワイトグレープの5種類です。
いずれも加糖されておらず、果実の味わいを存分に楽しめます。
すっきりとした飲み心地で、朝食やおやつの時間にぴったりです。
加えて、常温で540日も保管できるので、長く楽しんでもらえます。
小さなお子さんから高齢者の方まで家族一緒に飲むことができます。
また、大瓶だと開封後の劣化も心配ですが、こちらは1缶160gと小さめサイズなので、飽きがこず最後までおいしくいただけます。
コストパフォーマンスもよいので、大人数のご家族向けにいかがでしょうか。
料理好きの方にぴったり!味の素 バラエティ調味料ギフト
前もって贈る相手が料理好きだとわかっていれば、調味料の詰め合わせはぴったりのお年賀となります。
おすすめは、こちらの調味料メーカー最大手「味の素」のギフトセットです。
食用油とおだし、そしてお塩のギフトセットで賞味期限は540日と長期保存が可能です。
おだしは定番商品の「ほんだし」に加え、「ほんだしこんぶだし」と「ほんだしかつおとこんぶのあわせだし」の3種類。
とくに枕崎産のかつお節と、北海道産の真昆布の粉末を用いた「あわせだし」は、関西風のうす味で素材のうま味をしっかり引き出す優れものです。
おだしが3種類あれば、いつものおみそ汁や煮物も楽しくアレンジできそうです。
さらに食用油4種類のうち3種類はコレステロール0なので、健康を気にする方のお年賀にもおすすめです。
そのなかでも「伝承のおいしさ3種のブレンド匠の油」は、ギフト限定商品。コーン油の香ばしい風味と大豆油の深いコクが、素材のおいしさを際立たせてくれます。
また、食用油唯一の「オリーブオイルエクストラバージン」は、サラダやパスタ、揚げ物に最適です。
お塩は「瀬戸のほんじお焼き塩」で、瀬戸内の海水のみを480度の高温直火製法でていねいに焼き上げた粗塩で、軽くまろやかな味わいが特徴の逸品です。
大容量なのでたくさん使える!ライオン 液体トップバラエティギフト
洗剤は消耗品のため、たくさんいただいても扱いに困るということはありません。
とくに人数の多いご家庭なら、それだけ洗い物や洗濯物の量も増えるので、実用的な洗剤はお年賀にぴったりです。
また、洗剤は結構重い商品なので、買い物が大変な高齢の方のお年賀にもおすすめです。
こちらのバラエティギフトは、ライオンの主力商品である「トップクリアリキッド」本体900gに加え、詰め替え用3袋を加えたお得なセットです。
泥汚れにも強いと評判の液体洗剤なので、育ち盛りのお子さんのいるご家庭ならとりわけ重宝するはずです。
また、衣類のニオイをしっかり抑え、ふんわりやさしい香りが特徴のデオドラント柔軟剤「ソフランプレミアム消臭プラス」も、本体+詰め替え用1袋がセットなので、たっぷり使えます。
さらにこのギフトは洗濯用洗剤だけでなく、食器用洗剤「CHARMY Magica」も3本入っており、「スプラッシュオレンジ」「ハーバルグリーン」「フレッシュピンクベリー」の3種類の香りを楽しめます。
会社の上司や取引先へ贈るのにおすすめのお年賀5選
続いて、勤務先の上司やお世話になっている取引先へのお年賀にふさわしい商品をご紹介します。
仕事関連での付き合いの場合は、個人的な嗜好やプライベートな事情については、普段あまり立ち入らないということも少なくありません。
そこで、あらかじめ好みや家族構成などをある程度リサーチしてから贈り物を決めると好印象が得られ、その後の仕事もスムーズに運びやすいでしょう。
また、ご近所や親族、友人などと異なり、直接相手方の自宅に出向くというケースはあまりないでしょう。
そのため贈る相手が個人の場合は、会社で渡して自宅に持って帰ることを想定して、持ち運びやすいサイズや軽めのギフトを選ぶのも大切です。
さらに、相手先の職場や部署に贈る際は、職場の方々で分け合うことを想定して、個包装で分けやすく、日持ちのするものを選びましょう。
加えて、仕事関係の付き合いは親族や友人と比べ、フォーマルなものになります。
贈り物として選ぶ商品も、自然とやや格式の高いものが好まれます。
相手によい印象をもってもらうというのも、ビジネスでは重要なポイントです。
そのために、予算内でできるだけ相手が喜ぶものを探すとよいでしょう。
いろいろな味が楽しめる!ヱビスビール 飲み比べ 詰め合わせ
お酒のなかでもとくにビールが好きな相手に贈るなら、飲み比べができるビールの詰め合わせはいかがでしょうか。
ビールは日持ちもよく、ゆっくりと楽しんでもらえます。
そのなかでもサッポロビールの高級ブランド「ヱビス」は、贈答品として人気の商品です。
こちらは味の異なる6種類のヱビスが2本ずつ入った、飲み比べができるタイプの詰め合わせです。
味は定番の「ヱビスビール」、フルーティーなホワイトビール「ヱビス 華みやび」、こだわりの黒ビール「ヱビス プレミアムブラック」、濃密な香りと余韻が味わえる「ヱビス プレミアムエール」に加え、まろやかな口あたりでコク深い味わいが楽しめる、秋冬限定の「琥珀ヱビス」も入っています。
さらに国産ホップの繊細な香りが楽しめる「ヱビス 和の芳醇」は、スーパーや居酒屋などでお目にかかれないギフト限定商品で、お酒に詳しい人ほど高く評価してくれるでしょう。
また、瓶ではなくあえて缶ビールを選ぶことで、手提げに入れて持ち歩いても瓶ビールほど負担に感じることがありません。
上司や取引先はもちろん、大切な方への贈り物にもおすすめです。
贈り物に困ったらこれ!カタログギフト
相手の好みやプライベートについてあまり詳しくないという場合は、むしろ先方に商品を選んでもらいましょう。
受け取った方が冊子から好きなものを選べるカタログギフトは、今では冠婚葬祭あらゆる場面で見られるようになりました。
贈る側としては商品選びに頭を悩ませる必要がなく、もらった側も好きな商品・欲しい商品を注文できることから、どちらにとっても大変便利なギフトです。
また、ちょっと厚手の本を1冊渡すだけと扱いやすいのもカタログギフトの大きなメリットです。
内容も飲食物や雑貨だけでなく、チャリティー商品など、あらゆるアイテムから選ぶことができます。
ちなみにこちらのカタログギフトは、約1400点ものアイテムから好きなものを選ぶことができます。
さらに、3,000円~5,000円前後まで予算に合わせた価格のカタログを選択できるのも、贈り主にとってありがたいポイントです。
このカタログギフトには上質なデザインのオリジナルパッケージと紙袋が付いてくるので、手渡しの際に大変便利です。
加えて、無料オプションとして既製のメッセージカードか、写真やオリジナルの文章が入れられるカードのどちらかを同梱できます。
気持ちのこもったメッセージカードを添えれば、受け取る側の印象も大きく違ってくるはずです。
人気喫茶店の上品なお菓子を堪能!資生堂パーラー 冬の菓子詰め合わせ
資生堂といえば化粧品でおなじみですが、1902年に銀座でオープンした、同系の洋食店および喫茶店で人気の、資生堂パーラーをご存知の方も多いでしょう。
その資生堂パーラーが手がける、上質な味の焼き菓子は、贈答品として大変人気です。
こちらはその人気贈答品の期間限定バージョンです。
冬のお菓子を取り揃えたもので、見た目も華やかで渡す相手を選びません。
また、すべてのお菓子が個包装になっているので、取引先の職場や部署へのお年賀にぴったりです。
内容はラングドシャ、ラ・ガナシュ、ビスキュイ、サブレ、ショコラヴィオンの5種類の豪華な詰め合わせ。
それぞれ個性あふれる味わいが楽しめます。
チョコレートでコーティングしたお菓子も含まれているので、温かい場所は避けなければなりませんが、常温でも90日間保存できます。
歴史と伝統ある老舗喫茶店の資生堂パーラーのお菓子ですから、女性の方が多い取引先のお年賀におすすめです。
本格コーヒーを自宅で手軽に!スターバックス オリガミドリップコーヒーギフト
いつもコーヒーを片手に仕事をしている方に差し上げるなら、コーヒーギフトがぴったりです。
とくに本格コーヒーがいつでも簡単に味わえるドリップパックなら、自宅や会社はもちろん、出張先にも持っていけてとても便利です。
しかもスターバックスのあの味が手軽に再現できるとなれば、贈り物に込められた感謝の気持ちがより相手に伝わることでしょう。
コーヒー豆は店舗で使用されているのと同じ、アラビカ種のコーヒー豆を焙煎して挽いているので、香り高く深い味わいの1杯が楽しめます。
ちなみにネーミングに入っている「オリガミ」は、日本文化の折り紙を楽しむように、コーヒーを楽しんでほしいという気持ちが込められているそうです。
こちらのギフトは全部で20杯分の詰め合わせになっていて、そのうち10杯分は、1971年の創業当初の風味をそのまま伝える「ハウスブレンド」。
それに加えて、キャラメルのような濃厚な甘みをもつ「エスプレッソロースト」と、ダークココアのような甘みが特徴の「カフェベロナ」がそれぞれ5杯分入っています。
3種類のコーヒーがたっぷりと味わえ、飲み比べも楽しめそう。
また、シンプルなパッケージにスターバックスのシンボル、緑のセイレーンのロゴが入ったおしゃれなデザインも◎。
たっぷりフルーツがたまらない!銀座千疋屋 銀座ゼリー
銀座千疋屋といえば、日本を代表するフルーツ専門店のひとつです。
千疋屋の果物はお見舞いなどでの贈答品としても人気ですが、生の水菓子を会社のお年賀に渡すわけにはいきません。
そこでおすすめなのが、銀座千疋屋のフルーツをゼリーに閉じ込めたこちらのギフトセットです。
常温で300日保存できます。
ゼリーの中身はブルーベリー、さくらんぼ、マンゴー、ラ・フランス、グレープフルーツ、キウイの6種類。
いずれも銀座千疋屋が厳選した新鮮肉厚な果物ばかりです。
果肉だけでなく果汁もたっぷり使用されており、ゼリー部分だけでもフルーツの自然な甘みをしっかりと感じることができます。
おしゃれなパッケージで彩りも豊かなことから、甘いもの好きの方に贈ったらきっと喜んでもらえることでしょう。
また、年始の贈り物に南国の夏のフルーツであるマンゴーを加えるのは、ちょっと小粋な取り合わせといえるでしょう。
やさしいタッチのオリジナルイラストパッケージも、銀座千疋屋ブランドの特別感をさりげなく演出してくれます。
まとめ
定番の商品を中心にピックアップしました。
年始に挨拶に伺う相手の顔を思い浮かべれば、お年賀選びもいっそう楽しいものになるはずです。
友人でも親戚でも、上司でも取引先でも、新年のはじめに今後の深いお付き合いを願ってお年賀を贈れば、その年の人間関係はきっと明るく開けることでしょう。
お歳暮と違い、お年賀は贈れる期間が短く手渡しなので、時間に余裕をもって準備するようにしましょう。
お正月の挨拶とともに、相手が喜ぶお年賀を選んでみてください。