布団乾燥機は寒い時期はもちろんのこと、ジメジメした梅雨や花粉が飛ぶ季節にも重宝する家電です。
近年では、たくさんの機能が備わったものが多くのメーカーから発売され、正直どれを購入すればいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、布団乾燥機の購入を検討している方に向けて、基本的機能から選ぶときのポイント、さらにはおすすめの布団乾燥機をご紹介します。
知っておきたい布団乾燥機の基本と選び方のポイント
布団乾燥機はただ布団を乾かすだけではありません。
まずは、布団乾燥機の機能と選び方のポイントをご紹介します。
乾燥させるだけじゃない!布団乾燥機の効果とは?
布団乾燥機の使い方はとても簡単です。
布団を敷いた状態で敷布団と掛け布団の間にマットまたはノズルをセットし、あたたかい空気を布団の中に入れることで、両方の布団の湿気を取って乾燥させます。
しかも、布団をただ乾燥させるだけではありません。
温風は冷たい布団をあたためるのにも役立ちますし他にも期待できる効果があるので、詳しくご説明します。
ダニ対策効果
人は季節を問わず、一晩に約コップ1杯分の寝汗をかくといわれています。
とくに汗をかきやすい夏場や布団が干せない梅雨時期に、天日干しを行わないでいると、布団はダニにとって最高のすみかになってしまいます。
仮に天日干しができたとしても、布団の表裏まんべんなく干さないと、裏面や内側にダニが逃げてしまい、干した意味がありません。
そんなダニ問題を簡単に解決してくれるのが、布団乾燥機です。
ダニは50℃以上の熱で死滅します。
布団乾燥機はその50℃以上の温風を出すため、効果的にダニ退治ができるのです。
とくに近頃の布団乾燥機には「ダニ退治」などのモードが付いているため、スムーズにダニ対策ができます。
カビ対策効果
忙しいなどの理由から布団をなかなか外に干せないでいると、布団に湿気がたまり、カビが繁殖しやすくなります。
とくに梅雨や夏場は、布団の中も湿度が高くなり危険です。
そんな布団のカビ予防として有効なのが布団乾燥機です。
天気や時間に左右されず、温風によって布団を乾燥させてくれます。
また、最近の布団乾燥機は布団だけでなく、靴の乾燥にも使えるものが増えており、靴のカビ予防にも使えます。
アレルギー対策効果
前述したように布団はダニやカビが繁殖しやすく、天日干しせずに放っておくと、ダニやカビが原因のアレルギーを発症する場合があります。
とくに布団は長時間過ごす場所なので、注意が必要です。
くしゃみやせき、かゆみなどのアレルギー症状を出さないためにも、布団乾燥機をこまめに活用しダニやカビの繁殖を防ぎましょう。
また、スギやヒノキなどの花粉が原因で天日干しできない花粉症の方にも、天日干し同様の効果が期待できる布団乾燥機はおすすめアイテムといえるでしょう。
布団乾燥機の選び方のポイント4つ
布団乾燥機を選ぶ際に、決め手となるポイントがいくつかあります。
ここでは、その中からぜひ押さえておきたい4つのポイントをご紹介します。
種類で選ぶ
布団乾燥機にはおおまかに「マットありタイプ」と「マットなしタイプ」の2つがあります。
「マットありタイプ」は一般的に敷布団と掛け布団の間にマットを敷き、マットに温風を送る仕組みです。
一方の「マットなしタイプ」は主に布団乾燥機本体にノズルが付いていて、このノズルを敷布団と掛け布団の間に入れて温風を送ります。
近年は「マットなしタイプ」が主流になりつつありますが、それぞれに一長一短があります。
メリット・デメリットをしっかり把握して、自分に合ったものを選びましょう。
- マットありタイプ
メリット:布団全体に均一に温風が行き渡り、ダニやカビの除去において取りこぼしがない。
デメリット:使用するたびにマットを敷く手間がかかり、使用後にマットの片付けが面倒。
マットが布団より小さすぎると効果が期待できない。
- マットなしタイプ
メリット:準備や片づけに手間がかからない。コンパクトで軽量タイプの製品が多い。
デメリット:マットありタイプほど、布団全体に温風が送れない。
布団サイズで選ぶ
布団乾燥機には、製品ごとに対応している布団のサイズがあります。
お使いの布団がシングルであれば、ほとんどの製品が対応可能です。
しかし、ダブルサイズ以上の大きな布団やベッドをお使いで、シングル対応の製品を購入してしまうと、効果があまり見込めません。
そのため、必ず「対応布団サイズ」をチェックするようにしましょう。
オプション機能で選ぶ
近頃の布団乾燥機には、さまざまなオプション機能が組み込まれています。
このオプション機能は、布団乾燥機を購入する上で大切な判断基準になります。
メーカーによって名前は異なりますが、例えば、熱風でダニを退治する「ダニ対策機能」や一定時間でとまる「タイマー機能」、衣類や靴の乾燥ができる「衣類・靴乾燥機能」などがあります。
ほかにも、寒い冬場にうれしい「布団あたため機能」や乾燥させたあとに送風で布団内の温度を下げる「クールダウン機能」、気になるニオイを抑えてくれる「脱臭機能」などがあります。
そのため、自分に必要なオプションが備わったものを選びましょう。
標準の乾燥時間で選ぶ
布団乾燥機は製品やマットの有無によって、乾燥にかかる時間が違います。
とくにダニ対策として購入を検討している方は、製品によって必要な時間が大幅に異なるため、必ず時間のチェックをしてから選びましょう。
また、「衣類・靴乾燥機能」や「布団あたため機能」など、自分が気になるオプション機能がある場合にも、それにかかる時間を確認し納得いくものを選びましょう。
使い方と注意点
布団乾燥機は正しく使わないと期待していた効果が得られないことがあります。
例えば、マットありタイプであれば、多少手間がかかっても、敷布団の上にしっかりマットを広げ、すみずみまで温風が行き届くようにする必要があります。
またマットなしタイプなら、布団とノズルの間に隙間ができないようにセットし、温風を閉じ込めることが大切です。
とくに注意したいのが、フローリングなど床に敷いた布団を行うときです。
何もしないで乾燥してしまうと、布団と床の間に湿気がこもり、結露する場合があります。
そのため、必ず布団の下には、大きめのタオルケットなどを敷くようにしましょう。
さらに、「ダニ対策機能」を行ったあとは、アレルギーの原因となるダニの死骸やフンが布団に残っているため、掃除機で吸い取る必要があります。
また、乾燥させる布団の種類によっては、耐熱温度に注意が必要です。
とくに羽毛布団は熱に弱いので、対応しているか使用前に確認する必要があります。
購入前に知っておきたい!布団乾燥機のアレコレを解説
布団乾燥機は、ほかの家電と同じく高性能化・多機能化が進んでいます。
メーカーによっても強みや個性が異なるため、購入時にはそれぞれの特徴を把握しておくことが重要です。
ここでは、購入前に知っておきたい、布団乾燥機の基本的な知識と各メーカーの特色について解説します。
布団乾燥機の電気代はいくらぐらい?
まずは布団乾燥機の電気代について知っておきましょう。
製品によって違いはありますが、だいたい、1回の乾燥につき、10数円かかるといわれています。
この数字を見て意外と高いと感じる方もいらっしゃるではないでしょうか。
なぜ高いかというと、布団乾燥機はヒーターを使って空気をあたため、時間をかけて乾燥させるからです。
この風をあたためる「ヒーター」に電力がかかり、さらに最低でも30分程度は時間がかかるため、電気代が高くなるのです。
とくに「ダニ対策機能」は、通常の乾燥よりも稼働時間が長いため、より電気代がかかります。
布団乾燥機の中には電気代が節約できるものもあるため、電気代が気になる方はこのようなタイプを選ぶといいでしょう。
布団乾燥機のお手入れ方法
布団乾燥機を使う上で、大切なのが定期的なお手入れです。
製品ごとに違いはありますが、布団乾燥機は風を送る機械のため、フィルター部分のお掃除が欠かせません。
これを怠ると、フィルターがほこりで目詰まりを起こし布団があたたまりにくくなり、最悪の場合は故障の原因になります。
一般的なお手入れ方法としては、フィルターや吸気口のほこりを掃除機で吸い取ります。
フィルターの汚れがひどいときは、水洗いをしてしっかりと乾かします。
マットありタイプの場合であれば、マットのお手入れが必要になります。
お手入れする際は、中性洗剤を加えたぬるま湯でマットを軽く押し洗いし、しっかりすすいでから陰干しで乾かします。
ただし、マットは消耗品のため、汚れがひどかったり、破損したりした場合は新しいものを購入しましょう。
布団乾燥機の人気メーカー
さまざまなメーカーから販売されている布団乾燥機ですが、メーカーごとに特色があります。
ここからは人気メーカーの布団乾燥機についてご紹介します。ぜひ、購入する際の参考にしてください。
アイリスオーヤマ
「アイリスオーヤマ」は日用雑貨や生活家電、食品などさまざまな商品を展開している総合メーカーです。
「ふとん乾燥機 カラリエ」シリーズは、累計販売台数200万台を突破している大人気商品です。
マットなしタイプのこのシリーズは、コンパクトサイズながらとてもパワフルで、オプション機能が充実しています。
シャープ
「シャープ」といえば、空気を浄化して消臭する、プラズマクラスター搭載家電が有名です。
もちろん、布団乾燥機の全機種にもプラズマクラスターは搭載されており、布団や枕、衣類の気になるニオイをしっかり消臭してくれます。
マットありタイプとマットなしタイプともに展開しており、とくにマットなしタイプは、シャープオリジナルの円形アタッチメントが特徴的です。
パナソニック
「パナソニック」の布団乾燥機もマットありタイプとマットなしタイプを展開しています。
マットありタイプは、ダイヤル式のシンプルな操作で、布団から靴、下着・くつ下などの小物類まで、乾燥できます。
一方、マットなしタイプは、温風がスピーディーに広がる、オリジナルノズル「すぐぽかノズル」を採用。
さらにパナソニック独自の消臭技術「ナノイー」搭載した商品もあり、自分の生活スタイルに合った布団乾燥機を選ぶことができます。
象印
「象印」は魔法瓶や炊飯ジャーなどの生活家電を販売している国内メーカーです。
同メーカーの布団乾燥機の特徴は、なんといってもマット&ホースなしということ。
奥までホースを伸ばすこともせずに、布団のすみずみまで風が行き渡るのは、大きな吹き出し口とパワフルな大風量のおかげ。
また、アタッチメントがなくても、本体だけで服や靴を乾かすことができるのもこのメーカーならではです。
日立
日本を代表する電機メーカー「日立」が手がける、布団乾燥機の特徴は、日立独自のU字型のふとん乾燥アタッチメントです。
この独特のかたちにより、湿気のたまりやすい敷布団の裏面までしっかり乾燥ができます。
「低騒音コース」が搭載されている製品もあり、夜遅くでも周りを気にせずに使うことができます。
おすすめ布団乾燥機17選【2019年版】
ここからは、今おすすめの布団乾燥機をマットなしタイプとマットありタイプに分けてご紹介します。
おすすめ布団乾燥機~マットなしタイプ~
マットなしタイプのメリットは使い勝手のよさです。
ほとんどの商品がホースを布団の中に伸ばすだけととても簡単です。
コンパクトで軽量なタイプも多く、こまめに布団を乾燥させたい方におすすめです。
コンパクト&パワフル! アイリスオーヤマ FK-C3
「ホースを伸ばして布団をかぶせ、ボタンを押すだけ」のたった10秒でセッティングできるのが、この布団乾燥機。
約1.8kgと軽量かつコンパクトで、収納スペースにも困りません。
小さいながらもハイパワーで、同社の従前品に比べて風量もヒーター出力も約120%アップし、ダブルサイズの布団にも対応可能。
また、ホースの先は立ち上げて使う立体ノズルになっており、布団の中に空間をつくって、温風をよりすみずみまで行き渡らせることができます。
冬場にうれしい「あたためモード」のほか、ダニを駆除する「ダニモード」、就寝時間に合わせて布団をあたためてくれる「あたため予約」などを搭載。
付属のアタッチメントを使えば、雨でぬれた靴や長靴などの乾燥も行えます。
スタイリッシュな布団乾燥機 エスキュービズム SFD-010
スタイリッシュなデザインが魅力のエスキュービズムの「SFD-010」。
操作は温度と時間の2つのダイヤルを本体背面にある目安表を見て設定するだけととてもシンプル。
もちろんパワーは十分あるので、ダニ退治もしっかりできます。
付属の靴専用アタッチメントを取り付ければ、スニーカーや革靴なども素早く乾かせます。
また、ホースは上に向けて固定できるので、洗濯物のスポット乾燥にも利用可能。
ホース先端部分には、アロマケースが付属しているので、お好みの香りを布団や衣類に付けることができます。
布団乾燥機には珍しく、本体カラーが3パターンあるため、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
温風+ナノイーで気になるニオイを除去 パナソニック FD-F06X2-N
ノズルと本体が一体型のこの商品はノズルをもち上げて布団の間に差し込むだけと、使用方法がものすごく簡単。
毎日手軽にできるから忙しい方におすすめです。
ノズルはパナソニック独自の3面吹き出し口「すぐぽかノズル」。
効率よく広範囲に温風を届けます。
しかも約100㎝のロングホースなので、高さのあるベッドや大きいサイズの布団にも対応可能。
また、この商品にはパナソニックが誇る消臭技術「ナノイー」が搭載されており、ナノイー+温風で、布団や枕の気になるニオイをしっかり消臭してくれます。
わずか5分で足元部分をあたためられる「足元モード」を使えば、寒い冬場でも足元はポッカポカ。
冷え性でお悩みの方にもおすすめです。
電気代も1回あたり約1円ととってもリーズナブルなのもうれしいポイントです。
セットも片づけも楽ちん 象印 RF-EA20
マットだけでなくホースもいらないのが、象印のこの布団乾燥機。
本体に付いている吹き出し口を起こして布団にセットし、スイッチを押すだけだから、準備も片づけも楽ちん。
しかも厚さ約13㎝とスリム設計で、押し入れやクローゼットの隙間スペースに収納可能です。
台形の吹き出し口なので、布団との間に隙間ができづらく、あたためられた空気が逃げません。
加えて、ダブルファンだからパワフルな風量で布団をもち上げ、温風を布団のすみずみまでしっかり送り込めます。
また、アタッチメントなしで吹き出し口の角度を調節するだけで、衣類や靴の乾燥も行えます。
さらに、「アレル物質抑制フィルター」を搭載しているため、ダニの死骸や花粉などのアレルゲンを確実にキャッチし、快適な布団に仕上げてくれます。
とにかく見た目がおしゃれ! BRUNO BOE047
清潔感のある白を基調に、部分的に木目調を使った、デザイン性の高いこの商品。
おしゃれな外見に加えて、コンパクト設計だから、クローゼットなどにしまい込まずに、お部屋のインテリアとして置くにもぴったりです。
ホースは最長で45㎝まで伸び、シングルサイズの布団なら十分ムラなく乾燥可能。
ダイヤル1つで5つのモードに変えられ、使い勝手も◎。
冬はポカポカ、夏はカラリと仕上げる「冬モード」「夏モード」のほか、1回片面120分の「ダニ対策モード」も搭載。
もちろん、衣類や靴の乾燥にもしっかり対応しています。
過剰に熱くなりすぎると安全装置が働くので、小さなお子さんがいるご家庭でも安心して使えます。
3Dブロー方式でパワー速乾 日立 HFK-VH1000
日立の「HFK-VH1000」は、11カ所の送風口から上下左右に風が送り出される「3Dブロー方式」を採用し、効率よく温風を布団全体に行き渡らせます。
そのため、たった約30分でふとんが乾かせます。
また、足元だけをあったかくできる「足もと暖め」モードはわずか5分で足元がホッカホカに。
時間も電気代もかけずに、心地よい睡眠環境が整えられます。
さらに、この日立独自のノズルをはさみ込むように敷布団にセットすると、湿気のたまりやすい敷布団の裏側まで、約60分でしっかり乾燥できます。
専用のデオドラント剤を送風口にセットすれば、汗など布団に付いた嫌なニオイをさわやかな香りで消臭してくれます。
運転音を約30デシベルまで抑えることのできる「静音コース」も搭載されており、赤ちゃんのいるご家庭などにおすすめです。
乾燥はもちろん消臭もおまかせ シャープ UD-BF1
シャープの「 UD-BF1」はノズルのかたちが独特な、ダブルサイズ対応の布団乾燥機です。
「きのこアタッチメント」と名付けられた、円盤状のノズル部分を布団に差し込むと布団をうまくもち上げ、全方位の広い範囲に温風を送り込みます。
この円盤状の内部にも小さなきのこ型がいくつか配置されており、そのかたちの働きによって、風を強めてより奥まで温風を届けてくれます。
また、シャープ独自の消臭機能「プラズマクラスター」を搭載し、汗臭やカビ臭、加齢臭などの嫌なニオイをしっかり消臭してくれます。
乾燥機自体には、抗菌・防カビフィルターが採用されているので、アレルギーのある方も安心して使えます。
さらに転倒時運転停止装置と温度過昇防止装置が付いているので、安全面もばっちりです。
コスパで選ぶならこれで決まり! 山善 ZFB-500
YAMAZENブランドで知られる、国内メーカー山善は、シンプルで使いやすい商品が充実しているのが特徴です。
この「ZFB-500」も操作に必要なダイヤルは1つだけで、お年寄りの方にも使いやすい仕様になっています。
羊毛や羽毛、綿といった熱に敏感な素材の布団でも使えて、一年中ふっくら快適な布団に仕上げてくれます。
本体は縦にも横にも置けるため、高いベッドや床に敷いた布団にも使用可能。
ノズルは十字型のアタッチメントを2つつなげるタイプで、上下左右に温風を送ることができます。
コンパクトな本体にノズルアタッチメントが全部収納でき、押し入れやクローゼットなどのちょっとした隙間にすっきり収まります。
さらに別売りのアタッチメント「カラッと!乾カシーナ」を装着すれば、窓やカーテンの結露対策に使えます。
オゾンを含む風で消臭&ダニ対策 テスコム TFD100
かわいらしいかたちをした「TFD100」には、森林の空気と同等のオゾンの風で乾かす「お日さまドライ」と名付けられたテスコム独自の乾燥機能があります。
これによって、気になるニオイを除去し、心地よい布団にします。
また、このオゾンを含む風をダニが嫌がるため、布団の中のダニを駆除するだけでなく、ダニが近寄りにくい環境をつくります。
さらに、ヘアドライヤーの技術をいかしたパワフルな風が、布団の奥までしっかり届くので、スピーディーに乾きます。
ベッドでも床敷きの布団にも使える、縦・横置きタイプかつ、持ち運びやすいハンドル付きだから、さまざまなお部屋で使うことができます。
靴や洗濯物乾燥以外にも、スポット暖房として活用できます。
簡単操作でふわふわの布団に! ツインバード FD-4149W
ホームベーカリーやハンディーアイロンなどで有名なツインバード工業が手がける、マットなしタイプがこの「FD-4149W」です。
つまみ式のダイヤルを回すだけでモード切り替え等ができるとあって、とにかく操作は簡単。
季節に合わせて「夏モード」と「冬モード」を使い分ければ、一年中気持ちのいい布団で睡眠を助けてくれます。
とくに「夏コース」では、運転終了60分前に自動的に温風から送風に切り替わり、あたためられた布団をしっかりクールダウンしてくれます。
また、室内干し用のホースホルダー付きで、梅雨や花粉の季節でも最適に部屋干しができるのもうれしいところ。
熱に弱い革や合皮、ビニール製の靴も乾かせるのもこの商品ならではです。
香りが楽しめるアロマケース付きで、特に女性におすすめの商品です。
クレベリンLEDを初搭載! ドウシシャ SKH-052
布団乾燥機初の「クレベリンLED」搭載の「SKH-052」は、クレベリンLEDの働きによって二酸化塩素を発生させ、除菌や消臭、ウイルスの除去を行います。
布団はもちろんのこと、衣類や靴類にも使用できるため、小さなお子さんがいるご家庭なら毎日の布団や衣類ケアにぴったりです。
シングルサイズの布団なら最速45分で乾燥できる、パワフルな布団乾燥機でダブルサイズまで対応しています。
縦置き・横置きともに可能で、ホースは100㎝とロングサイズのため、高めのベッドでも使えます。
「ダニモード」「乾燥(衣類・靴類)モード」「送風モード」など、多彩なモードが充実しているので、いろいろな機能が欲しい方におすすめです。
おすすめ布団乾燥機~マットありタイプ~
マットありタイプは、マットのないタイプに比べて、準備に少し手間がかかりますが、その分、しっかりと広範囲に温風が行き渡ります。とくにダニ対策においては、全体を均等に加熱することが重要になるため、布団の衛生面を重視するなら、マットタイプを選ぶとよいでしょう。
布団を包むマットでしっかりダニ退治! 三菱電機 AD-X80
日本で初めて布団乾燥機を発売したのが三菱電機です。
三菱電機は布団のすみずみまでしっかりと乾燥させるマット式にこだわっており、とくにおすすめなのが「AD-X80」です。
ダブルサイズの布団まで使用でき、枕を布団と乾燥マットの間にはさめば枕の乾燥もできます。
また、本機は布団をしっかりと包む「ヒートパンチマット」を採用しており、布団の裏表同時に温風を当ててダニの逃げ道をなくし、しっかりとダニ退治を行います。
枕用の乾燥マットも付属されており、枕やぬいぐるみのダニ対策も可能です。
さらに一年中快適に過ごせるように「快適温度コントロール機能」が搭載されていて、部屋の温度に合わせて温度を自動に調節してくれます。
そのため、夏はさらっとさわやかに冬はふっくらポカポカにと、季節に合わせてぐっすり眠りやすい環境づくりをサポートします。
マットを外せばホースだけで利用でき、寒い冬場は布団に差し込むだけで、布団をあたためることもできます。
ほかにもナノサイズの銀粒子が、ダニの死骸や花粉をキャッチする「銀ナノアレルパンチフィルター」を使っているため、温風そのものがいつでも清潔です。
リーズナブルで用途も多様 山善 ZFD-Y500
マットありタイプでお手頃価格の布団乾燥機をお探しなら、山善の「ZFD-Y500」がおすすめです。
マットを敷いたあとはダイヤルを回すだけで即乾燥スタート。
大きな送風口で、またたく間に布団を温風でもち上げます。
また、エアマットは洗濯物を包むように覆えば、集中乾燥ができて生乾き防止にもなります。
靴用の乾燥マットも付いているので、ニオイや湿気のこもりやすい運動靴やブーツも、つま先まですっきり乾かします。
さらに、送風口を押し入れの中やクローゼットに向けて使えば、こもった空気をしっかり乾燥、循環してくれます。
「ダニ対策モード」「夏モード」「冬モード」などがあり、どのモードもダイヤルをメモリに合わせるだけと、操作もすごく簡単。
羊毛や羽毛、綿などデリケートな素材も対応しており、オールシーズン活躍する布団乾燥機です。
50℃以上の熱風でしっかりダニ退治 パナソニック FD-F06A7
マットありなし両タイプを展開するパナソニックの、マットタイプがこの「FD-F06A7」です。
ダブルサイズのマットを50℃以上の温風で膨らませ、敷布団と掛け布団のダニをしっかり退治します。
使い終わったら、マットを付けたままのホースを本体に入れるだけ。
さらに電源コードもすっきり収納でき、ストレスなく片づけることができます。
「夏モード」では乾燥が終わったあとに送風し、布団の熱気をとってクールダウンしてくれます。
また、下着やくつ下、ハンドタオルなどの小物も約65℃の温風で素早く乾燥可能。
専用アタッチメントを装着すれば、靴も素早く乾かせます。
ダニ&消臭対策に シャープ DI-FD1S
シャープの「DI-FD1S」は、ダニ対策モードのときだけマットを使用する布団乾燥機です。
専用のダブルサイズ乾燥マットをセットすれば、温風+高濃度プラズマクラスターイオンの効果で、乾燥と消臭、さらにダニ退治あとのフンや死骸などのアレル物質の作用を抑制します。
普段はワイド送風アタッチメントをホースに取り付ける、マットなしタイプとして乾燥や布団のあたためが行えます。
こちらもプラズマクラスターの力で、布団や枕の嫌なニオイをしっかり消臭してくれます。
別のアタッチメントを使えば、靴やブーツの乾燥・消臭も可能。
さらにホースを外せば、空気浄化やスポット暖房、静電気を抑えながら衣類をあたためることもできます。
転倒時運転停止装置付きで、高齢者や小さなお子さんがいるご家庭でも安心して使えます。
特殊な形状のマットで乾燥時間を短縮 三菱電機 AD-X50
この布団乾燥機の特徴はなんといっても「マルチドライWサイズマット」です。
このマットのおかげで、布団全体をたった45分で乾燥することができます。
シングルからダブルサイズまで対応可能。
枕用の乾燥ポケットも付いているので、枕のダニ退治も行えます。
マットを二つ折りにしてはさめば、Tシャツやくつ下などの洗濯物の乾燥もできます。
プラチナ抗菌フィルター搭載なので、菌やカビを除去したきれいな温風で乾燥してくれます。
さらに、冷え込みが厳しい季節に毎日使いたい「足元暖房」モードは面倒なマットを使わずに、ホースだけで利用できます。
大きな文字表示で操作しやすいため、高齢の方にもおすすめです。
ブーツの乾燥もおまかせ! 三菱電機 AD-X70LS
オリエンタルネイビーが目を引く三菱電機「AD-X70LS」は、前出の「AD-X50」と同じ「マルチドライWサイズマット」を採用。
そのため、乾燥をたった45分で行います。
このマットはラックハンガーにかぶせて衣類乾燥ができるため、梅雨の時期や花粉の季節の室内干しにも大活躍間違いなしです。
さらに本体の収納スペースが広いので、サイズの大きなマットも簡単にしまえて、取り出しも楽ちんです。
本機のホースは90㎝のロングリーチで、高い位置にあるベッドにもラクラク使用できます。
また、この布団乾燥機は「ブーツクリニック」というキャッチコピーが付いており、ブーツ用の乾燥モードが用意されています。
3段階伸縮ができる、ブーツ専用乾燥アタッチメントも付属され、ショートブーツからロングブーツまで、しっかり乾燥させることができます。
まとめ
布団乾燥機はマットの有無をはじめ、使い勝手やオプション機能の数など、製品によってさまざまです。
まずは自分がどのくらいの頻度で、どんなオプション機能を使うのか想像してみるといいでしょう。
また、布団掃除機はどうしても時間のかかるものなので、使いそうなコースの所要時間も加味して納得の1台を選んでみてください。