来年の年賀状を作るためにプリンターを買いたいけれど、どれを選んだらよいか分からないという方は多いのではないでしょうか。
プリンターの種類は実にさまざまで、それぞれ機能や価格、使用するインクなども異なります。
自分に合った機種を見つけるためには、プリンター選びのポイントをつかむことが重要となります。
そこで当記事では、年賀状印刷にぴったりのプリンター選びのコツや、人気のプリンターメーカー、おすすめの機種などを詳しくご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
年賀状用のプリンターはどう選べばいい?選び方のコツや人気メーカーもご紹介
プリンターは、機種によって使用するインクの種類や、対応しているカラー数、印刷時にかかるコストなどさまざまな点で違いがあります。
大量の年賀状を作るためできるだけコストをかけずに印刷できるプリンターにしたい、写真印刷をしたいから印刷性能が高い機種が欲しいなど、目的に応じて選び方を変えるとよいでしょう。
選び方のコツやそれぞれのメーカーの特徴などをチェックして、希望に合った機種を選ぶポイントをつかみましょう。
プリンターを自宅に持っておくメリットは?
現在では、ちょっとしたプリント程度ならコンビニで印刷することができます。
とはいえ、プリントするものがあるたびにコンビニへ行くとなると、店への行き来が面倒です。
その点、自宅にプリンターがあれば、いつでも必要なときに手軽にプリントできるメリットがあります。
デジタルで写真を撮る機会が多い近年では、プリンターは気軽に写真印刷ができる便利ツールとしても利用されています。
機種によっては、スマートフォンやデジタルカメラ、SDカードからも簡単に写真を印刷できるので、残しておきたい写真をすぐに印刷することが可能です。
また、パソコンで年賀状を作る場合、印刷用のデータファイルを作成したらすぐに印刷することができます。
実際にテスト印刷をして確認しながら作れるので便利です。
プライベート用と仕事用で年賀状のデザインを変える方も多いかもしれません。
自宅にプリンターがあれば、相手によって細かくデザインを変えることができ、思い通りの個性的な年賀状を作れる点も大きなメリットといえます。
「プリンター」と「複合機」の違いとは?
プリンターと複合機、どちらも聞いたことがあるけれど、詳しい違いまではわからないという方は多いのではないでしょうか。
複合機とは、プリンターのほかにコピーやFAX、スキャナーなどの機能が搭載されたOA機器のことです。
プリンターは基本的に、パソコンなどで作られたデータをプリントする機能が搭載された機器のことですが、機種によってはコピーやスキャンなどの機能が付いているものもあります。
一般的には、プリンターにコピー機能・スキャン機能・FAX機能まで付いた機器が「複合機」と呼ばれています。
複合機は多くの機能が搭載されているため、オフィスなどで使われるケースが多いです。
複合機を導入すると、スキャナーやFAXなどを別途購入する必要がありません。
わざわざ複数の機器を準備しなくても、全ての機能を一つにまとめられる点が複合機の大きなメリットといえます。
また複合機は、ネットワークを介して複数のパソコンで共有でき、さらには大判印刷が可能なものも多いため、一部署内の印刷作業を一手に担うことができます。
本格的な複合機を導入する場合は、本体価格が高額になるため、プリンターよりも初期費用がかかります。
ただし、リース契約によっては月々のインク代や用紙代、故障時の修理代が不要になるため、ランニングコストを抑えることが可能です。
プリンターには複合機ほどの機能はありませんが、本体サイズがコンパクトなため、場所を取らず、また本体価格も比較的安価で済むなど、複合機にはないメリットがあります。
コピーやFAXなどの機能を使う必要がない場合や、導入時にあまり費用をかけたくない場合には、こちらを選ぶとよいでしょう。
複合機はオフィスなどで導入されるケースが多いですが、もちろん個人で利用することも可能です。
普段からプリンターの使用頻度が多く、機能性の高い機種が必要なときには、費用面にもよりますが、プリンターより複合機を選んだほうがよい場合もあります。
プリンターの価格帯はどのくらい?
一般的に、プリンターは高額になるほど印刷品質などの性能も上がり、多くの機能が使えるようになります。
価格帯で大きく分類すると、主に1万円未満の低価格帯のものから、1~3万円程度の標準機種、3万円以上の上位機種に分けることができます。
同程度の性能を持っていても、メーカーによって価格が異なる場合もありますが、価格帯のおおよその目安にすることはできます。
1万円未満のプリンターには、シンプルな機能が搭載された機種が多くあります。
他の価格帯の機種と比べると、高品質なプリントが期待できなかったり、エコ対応になっていないためインク代がかかりやすいなどのデメリットが挙げられます。
とはいえ本体価格を抑えられる点は魅力なので、大量印刷には使わない、あるいは写真プリントをすることがないなど、そこまで機能面を重視していない場合には十分使える機種といえます。
1~3万円の価格帯では、3万円に近い価格のプリンターほど多機能かつ高品質になる傾向があります。
低価格帯の機種よりもインクの色数が増えて、プリントの色彩が豊かになる機種も多くなります。
また、配線が不要な無線LANに対応しているモデルや、SDカード・USBメモリなどから直接印刷ができるモデルも多く、低価格帯のプリンターより利便性がアップします。
ただし、メーカーや機種によって機能に差が出やすい価格帯でもあるため、目的に合う機能を搭載しているかしっかり確認してから購入する必要があるでしょう。
3万円以上の上位機種では、プリントのスピード自体も上がるため、標準モデルで気になっていた印刷時の待ち時間がかなり改善されます。
また、プリンターの印刷解像度「dpi」が高くなるため、プリントの品質が高く鮮やかな写真印刷が可能です。
細かい部分まではっきりと読める文字印刷が魅力でしょう。
また上位機種では、低コストで印刷できるエコ機能も充実しているため、印刷時のインク代がかからないなど多くのメリットがあります。
その他にも、無線LAN機能やダイレクト印刷機能、スマートスピーカー対応による音声プリント機能など、さまざまな機能が搭載されている機種が多く、快適に使用することができます。
プリンターの選び方のコツとは?
プリンターを買うための予算を決めたとしても、同じような価格帯で機能や性能が異なるプリンターはたくさんあります。
実際に自分が使いやすいモデルを買うためには、使用目的に合わせてどんな機能が付いているとよいのか、どれだけの性能が必要かを事前に把握しておくことが大切です。
ここからは、プリンターを選ぶ際のポイントについて詳しく解説していきます。
ランニングコスト
大量の枚数を印刷するときには、インク代などの消耗品にかかる費用がどれだけかかるかもポイントとなります。
フルカラーの年賀状印刷に1枚約15円かかる場合と、1枚約5円のエコタイプの場合とでは、インク代に3倍もの違いが生じます。
年賀状作成時に何十枚・何百枚と印刷する場合や、普段からよくフルカラーを使う場合などには、印刷にかかる費用までしっかりとチェックしましょう。
また、インクには一体型と分割型があります。
一体型のタイプでは、交換時に残量の多い色まで交換しなければなりません。
もし同じ色調を大量に印刷する場合には、インクの減りに偏りが生じるため、使いきった色だけを交換できる分割型のインクカートリッジを選ぶとお得です。
さらに自動両面プリントを使うと、印刷時の用紙代も節約できます。
印刷品質
印刷品質はプリンターによって大きく異なります。
高品質な写真印刷を行いたいときには、4カラーよりも6カラーインクのモデルを選ぶとよいでしょう。
カラーインクには鮮やかな発色の「染料インク」が、文字印刷をするブラックインクには「顔料インク」が適しています。
染料インクは紙に染み込んで着色するのに対して、顔料インクは紙の表面に定着するという特徴があり、この2種類のインクの性質を活かしたものがハイブリッドインクです。
染料カラーインクと顔料ブラックインク両方を使用するモデルを選べば、年賀状の表裏どちらも高品質のプリントに仕上げられるでしょう。
印刷スピード
大量印刷をする場合には、印刷スピードが速いほうが短時間で楽に年賀状をプリントできます。
中にはフルカラーの写真プリント1枚につき1分近く要するものもあるので、実際の印刷にかかる時間を確認して、いざ使用する際に気にならないかどうか検討しておくことが大切です。
その他機能
上記の他にも便利機能が付いているかチェックするとよいでしょう。
- 無線LAN接続
対応機種は配線をつなげる必要がなく、わざわざパソコンやスマートフォンをプリンターに近づけて印刷しなくてもいい手軽さが魅力です。
- コピー・スキャン
重要書類や提出書類などの控えを取るときに便利です。
ただし、イラストや写真などのプリントがしっかりできればいいという場合には、特に必要ないかもしれません。
- タッチパネル
大きくて操作しやすい機種だと、誰でも簡単に印刷できるでしょう。
大きなパネルで印刷前のレイアウト確認までできるととても便利です。
パネルは使いやすさに直結する機能といえます。
プリンターの人気メーカーは?
メーカーによってプリンターの個性もさまざまです。
多機能なモデルの多いメーカーや、印刷品質重視のモデルが主流なメーカーなど、本体の性能や機能、サイズに至るまでメーカーごとに違った個性があります。
人気メーカーのプリンターの特徴についても事前に確認しておくと、選ぶ際の参考になるでしょう。
インクジェットプリンターの場合、特にシェア率が高いのはエプソン・キャノン・ブラザーの3社です。
エプソンとキャノンが2社で国内のプリンターシェア率の約80%を占め、ブラザーはシェア10%強を占めています。
これら3社の製品の違いは、いったいどのようになっているのでしょうか。それぞれ詳しく見ていきましょう。
ブラザー
ブラザーは日本以外に、北米やヨーロッパでも広く知られています。
4カラーハイブリッドインクを採用しているため、高品質のフルカラープリントが可能。
標準機種にもコピーやスキャンが可能なモデルが多く、幅広い用途に使うことができます。
主力製品は「PRIVIO(プリビオ)」シリーズ。
給紙・排紙・カートリッジの交換などが全て本体の前面でできる使いやすさや、インク代やプリンター本体が低価格に設定されているコストパフォーマンスの高さなどから人気があります。
キャノン
キャノンは上位機種に6カラーハイブリッドインクを採用し、自然で豊かな色彩を表現するフォトプリンター「PIXUS(ピクサス)」シリーズが人気のメーカーです。
「自動写真補正」により、露出不足の写真データも適度に補正することが可能です。
高密度プリントヘッド技術「FINE」によって、細部まで美しい写真プリントと、くっきりシャープな文字プリントを実現させています。
基本的に、印刷品質を重視したモデルに力を入れているメーカーといえるでしょう。
エプソン
エプソンの人気シリーズは、高画質プリントで有名な「Colorio(カラリオ)」です。
6カラーハイブリッドインクで、自然なグラデーションとはっきりとしたコントラストのある美しい写真をプリントできます。
独自の技術により、経年による写真の色あせを防ぎ、プリントを長く残すことが可能です。
色かぶりなどの失敗写真でも、自動判別でキレイにプリントしてくれる「自動補正機能」が人気です。
また設置場所を選ばないよう、本体サイズが比較的コンパクトに作られていることも魅力の一つです。
年賀状印刷にもおすすめのプリンターをメーカー別に紹介
プリンターには一般的なモデルから、年賀状印刷専用のモデルまでさまざまなものがあります。
年賀状印刷に使用するときには、印刷品質の高いモデルや、簡単にデータの取り込みができるモデルなどが使いやすいでしょう。
コピーやスキャナー機能を搭載した複合機は、年賀状印刷に限らず、普段から使うのにも便利です。
ここからは、年賀状印刷におすすめのプリンターをメーカー別にご紹介していきます。
インク価格が控えめで嬉しい!ブラザーのプリンター
ブラザーのプリンターには、美しい写真が印刷可能、消耗品が他社より低価格で購入できるなどのメリットがあります。
比較的低価格のモデルにも、コピーやスキャナーなどの幅広い機能が付いていることが多い点も魅力の一つです。
低価格でも多機能な複合機や、インク代が節約できるモデルを探せるメーカーです。
DCP-J978N
「DCP-J978N」は、スキャナー・コピー機能も利用できるA4インクジェット複合機です。
CD・DVDのレーベル印刷やUSBからの直接印刷、無線LAN接続が可能なので、ごちゃごちゃしがちな配線を増やさずすっきりと利用できます。
A4用紙は最大20枚まで連続スキャン可能。
スキャンデータはスマホやパソコンに保存し、データとして持ち歩くこともできるなど、便利に使用できます。
また、無線LANルーターなしでもスマートフォンやタブレットからの直接印刷が可能です。
簡単な操作で設定できる「画彩写真仕上げProモード」では、富士フィルムの写真印刷用紙を使用して、高品質な印刷を実現できます。
インクがフル充填の状態からは、A4のフルカラーを500枚印刷可能。
写真入り年賀状は1枚約3.7円(約870枚)で印刷できます。
染料カラーインク&顔料ブラックインク使用の4カラーインクで、美しいカラープリントと同時に低コスト化を実現させた、コストパフォーマンスの高いモデルです。
DCP-J577N
「DCP-J577N」は、スキャナーとコピー機能を備えた標準機種のA4インクジェット複合機です。
スマートフォンやタブレット端末からの直接印刷も可能(USBメモリからのダイレクトプリントは不可)。
A4用紙をまとめて20枚まで連続スキャンし、データをスマートフォンやパソコンに保存できます。
「画彩写真仕上げProモード」では、専用用紙に美しいカラー写真を印刷できます。
写真入り年賀状は1枚約3.7円の低コストで印刷可能。
インクは効率よく利用できる独立タイプの4カラーインクです。また、
本体画面での設定で「自動両面プリント」を利用すると、用紙代の節約も期待できるでしょう。
MFC-J903N
コンパクトながらさまざまな機能に対応し、FAX機能まで搭載している高性能A4インクジェット複合機です。
無線LAN対応、USBメモリからのダイレクトプリントにも対応可能です。
さらにはスマートフォンやタブレットから、無線LANルーターを介さずにデータをプリントすることも可能なため、非常に利便性の高い製品です。
また「画彩写真仕上げProモード」と「できる4色インク」によって、鮮やかな写真プリント&印刷代の節約が期待できます。
CDやDVDなどのレーベル印刷機能付きのため、大切なデータが入ったCDを好みのレーベルにすることも可能です。
パソコンで作成したデータを直接送信できるFAX機能なら、書類をプリントアウトしてからFAX送信する手間と、用紙・インク代の節約ができます。
FAX受信時には、本体の液晶画面で内容を確認できる「みるだけ受信」を利用して、間違いや営業FAXなどの無駄な印刷を避けられます。
文字がくっきり!キャノンのプリンター
キャノンのプリンターは基本的に、染料カラーインクと顔料ブラックインクを両採用しているため、写真プリントは鮮やかに、文字はくっきりと印刷できるという特徴があります。
コピー機能などを持たず、写真印刷などのプリント性能に特化したプリンターも多く、プリント機能を重視したい方におすすめのメーカーといえます。
TS203
PIXUSの「TS203」は、家庭用のシンプルモデルとして販売されているA4インクジェットプリンターです。
後ろトレイによる給紙のため前面がすっきりしていて、かつコンパクトな本体サイズなので、リビングにも違和感なく置くことができます。
印刷時の最高解像度は4800dpi。
顔料ブラックインクを採用しているので、きれいに印刷するのが難しい細い罫線や細かい文字まで、くっきりと印刷することが可能です。
なお、L判のフチなし写真プリントには、基本的に約52秒の時間とインク・用紙代約31円がかかります。
ただし、大容量タイプのインクタンクに切り替えると、印刷コストは約23.9円にまで削減できるため、大幅な節約が望めるところがポイントです。
IP8730
「IP8730」は、A3ノビ対応のフォトプリントモデルインクジェットプリンターです。
A3ノビ対応とはいえ横幅590mm、奥行331mmのコンパクトサイズなので、置き場所には困りません。
背面式給紙でスムーズなプリントが可能です。
接続は有線接続・無線LAN接続どちらにも対応しているので、配線不要でPCからの印刷や、Wi-Fi対応のデジタルカメラ・デジタルビデオカメラ・スマートフォンからの直接印刷もできます。
染料のカラーインクと顔料のブラックインクがそれぞれ独立した6カラーハイブリットインク採用により、美しい写真印刷と文字印刷が可能。
「選べるインクサイズ」でお得な大容量インクを選択すれば、印刷コストを下げて使用することができます。
印刷コストは、L判フチなし写真(カラー)印刷でインク・用紙代約26.8円(大容量インク使用時約19.0円)と、低く抑えられています。
最高解像度は9600dpi、印刷時間は約30秒と、高品質の写真プリントが短時間でできるハイスペックなモデルです。
iP110
Wi-Fi搭載のA4モバイルインクジェットプリンターが「iP110」です。
本体サイズは高さ62mm、幅322mm、奥行185mm。別売りのモバイルバッテリー「LK-62(OP)」を使用すると、外出先でも普通紙約240枚の印刷が可能です。
写真印刷に適したカラー染料インクと、読みやすい文字印刷に適した顔料ブラックインクを使用したハイブリッドの5カラーインクを採用。
最大解像度9600dpiという印刷性能の高さが魅力です。
L判フチなし写真印刷にかかる時間は約44秒、インク・用紙代は約17.8円とコスト面でも優れています。
ブラックインクの使用量を抑える「ブラックインク節約モード」が搭載されているので、プリントの品質を保ちながらインクの節約も可能。
ブラックインクが切れたときでも、カラーインクでブラックを合成して、急ぎの書類を作成することができます。
スマートスピーカーにも対応しているので、音声によるプリントもできるなど便利機能が満載です。
MG7130
「MG7130」は、プリンター・コピー・スキャナーの機能を搭載したA4インクジェット複合機です。
3.5型の大型液晶には、光ナビゲートの「インテリジェントタッチシステム」が搭載されています。
次の操作に迷うことなく、簡単に希望の操作を行うことができます。
写真印刷、文字印刷どちらにも適した6カラーハイブリッドインクを採用。
L判フチなし写真の印刷コストは、標準インクで1枚約22.0円。
大容量インクでは約16.2円というコストパフォーマンスの高さもポイントです。
Wi-Fi接続にも対応しているので、クラウドサービスと連携することで、スマートフォンやタブレットと接続して好きなデータを簡単にプリントできます。
SNSにアップされた写真に手書きのメッセージを書き込み、オリジナルプリントの作成も可能。
また、年賀状の両面を一度にプリントすることができるので、年賀はがきをプリンターに入れ替える必要なく、スムーズに年賀状を作成できます。
美しい写真プリントが魅力!エプソンのプリンター
エプソンのプリンターには、元々の写真データが色かぶりや逆光の状態であっても、自動補正で美しい写真を印刷できる独自の機能が付いています。
最大300年色あせが生じない「つよインク。」が採用されているので、長く残したい写真でも安心してプリントできます。
PF-81-2020
「PF-81-2020」は、年賀状や写真プリントに特化したインクジェットプリンターです。
名刺や写真、ハガキ、A5サイズに至るまで印刷が可能。
一体型の4カラー染料インクで鮮やかな写真をプリントできます。
純正の「つよインク。」は、印刷の美しさはもちろん、アルバム保存で300年キレイな状態を維持できます。
L判フチなし写真プリントは1枚約30秒の高速印刷、インク・用紙代約24.3円と、印刷スピードやコスト面も満足できるプリンターです。
無線LAN接続やWi-Fiにも対応しているため、スマートフォンやデジタルカメラからのダイレクトプリントも可能です。
有名作家による年賀状テンプレートやデザイン集が収録されているので、イラストなどを選ぶだけで簡単に年賀状を作成できます。
9.0型の大きなタッチパネルが搭載されていて、ハガキを原寸大で表示できるため、実際のハガキサイズの仕上がりを確認しながら年賀状を作ることができます。
コンパクトな本体には、持ち運びしやすいハンドル付き。
用紙や予備インクなどを収納できるバッグも付属しています。
リビングや自室、外出先など、いつでも好きな場所で年賀状作りに取り組める優れものです。
EP-882A
コピー・スキャナー・プリンター機能搭載のA4インクジェット複合機が「EP-882A」です。
コンパクトですっきりとしたデザインのため、リビングにもなじみやすいモデルです。
6色の独立インクと写真プリントの高い技術により、普通紙へのプリントも鮮やかに仕上がります。
L判フチなし写真印刷は、1枚約13秒での高速プリントが可能。
インク・用紙コストは約26.5円、増量インク使用時には約20.6円まで節約できます。
プリンターが自動でブレや暗くなっている顔を判別し、補正してプリントする「オートフォトファイン!EX」機能が搭載されています。
この機能により、顔ブレや逆光などで失敗した大切な写真もキレイにプリントできるでしょう。
自動両面プリントや、パソコンなしでも印刷できるレーベルプリント機能、電源の自動ON/OFF機能など、あるとうれしい便利機能がたくさんついているのも魅力です。
EP-982A3
「EP-982A3」は、コピー・スキャナー・プリンター機能を搭載するA3対応インクジェット複合機です。
しばしばA3サイズを印刷する機会がある方にも便利なモデルです。
写真プリントは1枚約13秒、インク・用紙代約20.6円で行えます。
6色の独立インクにより、自然な色合いの美しい写真印刷が可能。
エプソン独自の「つよインク。」で、印刷後の写真は長期間色あせが生じません。
また、写真自動補正「オートフォトファイン!EX」機能搭載により、暗すぎる写真などでもプリンターが自動で色補正を行ってくれます。
無線LAN接続をはじめ、スマートフォンやメモリーカードからのダイレクト印刷、パソコンを使用しないレーベルプリントなどにも幅広く対応しています。
わざわざ電源ボタンを押す必要がない「自動電源オン」機能と、設定時間経過後に電源がオフになる「自動電源オフ」機能搭載により、楽に電気代の節約ができます。
EP-M552T
「EP-M552T」は、エコタイプのA4サイズ複合機です。
コピー・スキャナー・プリンター機能を搭載しているので、さまざまなシーンで活躍できます。
4カラーの大容量インクエコタンク方式により、印刷時のインク代を大幅にカットできます。
A4カラー文書は1枚約2.7円、L判写真印刷は1枚につきインク・用紙代約8.4円と、印刷コストを低価格に抑えられるお得なモデルです。
4カラーの染料インクは、豊かな発色はもちろん、長期間色あせしない保存性の高さも魅力です。
エプソン独自の写真自動補正機能も搭載されているので、暗い色や色かぶりをプリンターが判別し、自然な色に補正してくれます。
また、無線LAN接続やスマートフォンからのダイレクトプリント、USB接続によるデジタルカメラからのダイレクトプリントなどにも対応しているため、撮った写真をすぐ簡単にプリントできます。
【おまけ】合わせて購入したい!年賀状ソフト・デザイン集
年賀状を作るときには、年賀状のデザインやイラストなどの素材が必要になるでしょう。
プリンターを買うときに、一緒に年賀状ソフト・デザイン集も購入しておくと、忙しい年末になってから慌てることなく年賀状作成に取り組めます。
ここからは、おすすめの年賀状ソフト・デザイン集をご紹介します。
エプソンPF-81専用 年賀状デザイン集2020
エプソンのインクジェットプリンター「PF-81」に対応している年賀状テンプレート&デザイン集です。
付属のSDカードでアップデートも簡単に行えます。
春夏秋冬1年中使える挨拶状やカレンダーも収録され、浮世絵や書家など、有名作家のデザイン・素材まで合わせて1,133点のデザインを使用することができます。
他とは違うデザインを使いたい場合や、年賀状のデザインにこだわりたい方におすすめです。
筆王 Ver.24
「筆王Ver.24」は、2018年販売本数第1位を獲得したソースネクスト社製ハガキ作成ソフト「筆王」の2020年版です。
30万点の素材と155書体のフォント数、1,511文もの定型文例が収録されているため、数多くの素材を使用して楽しく年賀状デザインを作成できます。
1冊で5台までインストールできるので、家族で違うPCにインストールして使うことも可能です。
コストパフォーマンスが高く使いやすい年賀状ソフトです。
筆まめ Ver.30
20年もの間、年賀状ソフトの販売本数第1位の座に君臨し続けているのが「筆まめ」シリーズです。
「筆まめ Ver.30」は、2020年の年賀状作りに使える素材やデザインを収録したデザイン集です。
2,724点の文例や45万点の素材など、選べる数多くのデザインが収録されています。
干支のイラストや筆文字などといった年賀状に便利な素材に加え、喪中はがきや寒中見舞いなどのデザインも多数収録されているため、年末年始にとことん使える便利なソフトです。
筆ぐるめ 27
PC導入実績第1位の年賀状ソフトが「筆ぐるめ」シリーズです。
「筆ぐるめ27」では、日本の年賀状によく似合う、北斎と広重の浮世絵デザインも採用しています。
5,000点のレイアウトと151点のフォント数から好みの年賀状を作成できます。
また、年賀以外にも暑中見舞いや季節の挨拶、引っ越し、移転、ビジネスレターなど幅広いシーンで活躍できる例文が2,000点収録されています。
Sweet & Natural 手描きでかわいいイラストとフォントの素材集
「Sweet & Natural」は、水彩や色鉛筆、パステルなどを用いて描かれた、優しい雰囲気の手書きイラストが満載の素材集です。
パリやロンドン、ハワイ、日本などの人気スポットの可愛らしいイラスト素材と写真に加え、多数のフレーム・ライン・フォントが収録されています。
まるで絵本の世界のようなイラスト素材は6,000点以上にものぼり、オリジナルフォントも14字体掲載されているので、それぞれ組み合わせを楽しみながら雰囲気ある年賀状を作成できます。
年賀状印刷をするなら早めの購入検討がおすすめ
美しい写真やイラストがプリントされた年賀状を作るには、プリンターの選び方が重要になります。
プリンターには高い印刷性能を持つものや、操作が簡単なもの、多様な機能を持つものなど、さまざまなモデルがあります。
失礼にならない時期に年賀状を送るためには、時間に余裕を持って年賀状作成に取りかかることが大切です。
理想の年賀状を作れる機能を持ったプリンターを見つけるため、なるべく早めにさまざまなモデルを比較検討しておくと安心でしょう。
これまでご紹介してきましたように、プリンターの種類は多岐にわたります。
今回取り上げた製品はいずれも、年賀状作りに大きく貢献してくれるものばかりです。
各メーカーの特色をしっかりと踏まえたうえで、製品ごとの価格や機能、性能、印刷にかかる時間などをよく比較し、希望に合ったプリンターを選びましょう。
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