おしゃれなだけじゃない!ル・クルーゼの鍋の特徴と選ばれる理由とは?

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おしゃれなだけじゃない!ル・クルーゼの鍋の特徴と選ばれる理由とは?

優れた機能性と見た目のおしゃれさを兼ね備えたフランスの「ル・クルーゼ」。

高品質のキッチンウェアが世界各国の人々に愛され続けていますが、特に鍋は鋳物ホーロー鍋のパイオニア的な存在として知られています。

この記事では、毎日頑張る自分へのご褒美として、または大切な方への贈り物として、ル・クルーゼの鍋をどのように選べばいいのかとお悩みの方へ向けて、鍋の特徴や選ばれる理由をご紹介します。

ル・クルーゼの鍋を使ったレシピや使い方のポイント、お手入れや保管方法も見ていきましょう。

 

ル・クルーゼとは?

フレノワ・ル・グラン

ル・クルーゼは、鍋やフライパン、食器、調理器具など、生活を豊かにするためのさまざまなキッチンウェアを販売している世界的なメーカーです。
1925年に、北フランスにあるフレノワ・ル・グランという小さな村で創業されました。
ここはベルギーの国境にほど近く、鉄や石炭などの物流ルートがあったことから、古くから鋳物製品がつくられてきた村です。

社名は、金属を溶解する耐熱性の容器である坩堝(るつぼ)を示すフランス語クルーゼ」に由来します。
ル・クルーゼは現在でもこの村の工房から世界に向けて、フランス伝統の製法と革新的なアイデアを掛けあわせて生みだす高品質の製品を提供し続けています。

1991年にはル・クルーゼ ジャポンが設立され、近年は日本でも非常に人気が高まっています。

ル・クルーゼは世界の料理文化にあわせた製品を開発しているため、和食の調理に適したモデルや、日本らしいデザインの商品も発表されました。

ル・クルーゼの製品の魅力は、職人の高い技術が反映された機能性の高さ美しいビジュアルです。
シンプルなデザインながらも細部まで計算しつくされた構造で、感動を覚えるほどに料理をおいしく仕上げてくれます。

気分を上げる鮮やかなカラーや手作りならではの風合い洗練されたフォルムも人気の理由でしょう。

おしゃれなのに温かみがあり、そのまま食卓に並べられる利便性もあるため、料理愛好家や主婦からの支持も高いです。

高品質でありつつ、ほかのメーカーにはない華やかさがあるため、結婚や出産など特別なシーンにおけるお祝いのギフトとしても選ばれています。

ル・クルーゼの鍋の特徴

鋳物

ル・クルーゼの鍋は「鋳物ホーロー鍋」です。
鋳物」とは金属を型に流し込んでできた製品全般を指します。

身近な例でいえばマンホールのフタも鋳物でできています。

そして、鋳物にガラス質のエナメルを焼き付けてコーティングする「ホーロー加工」を施した鍋が、鋳物ホーロー鍋です。
ホーロー鍋には鋳物のほかに鋼板を使用したものもありますが、比較的安価であるものの、保温性が低いというデメリットがあります。

鋳物ホーロー鍋の場合、鋼板のようなデメリットはなく、鋳物とホーロー加工、それぞれのよさをあわせ持ちます。

では、そのよさとは具体的に何を指すのでしょうか。
ル・クルーゼの鍋の特徴をさらに掘り下げてご紹介します。

優れた熱伝導性と蓄熱性

熱伝導性

ル・クルーゼの鍋は熱伝導性に優れています。
これにより、食材にゆっくりとムラなく熱が入るため、煮崩れしにくく、素材本来の甘み、旨みを最大限に引き出す効果があります。

煮物や揚げ物、炊飯などは微妙な火加減が難しいですが、均一にふんわりと熱がまわるル・クルーゼの鍋は、こうした調理こそ得意としています。

また、蓄熱性が高いため、料理が冷めにくく、食卓に運んだ後も温かい状態を保てます。

日本ではお馴染みの「土鍋」も蓄熱性が高いことで知られていますが、土鍋と同じようにアツアツの鍋料理を楽しむこともできるのです。

鋳物ならではの重さから、フタの密閉性が高まり、鍋の中の蒸気を逃しにくくします。
これによって、蒸気と一緒に食材の旨みや栄養価が放出されるのを防ぎます。
密閉性があることで蒸し煮の状態を保ちやすく、素材本来の味を引き出します。

余計な調味料を使わずとも、シンプルな味付けでおいしく仕上がります。

ドーム型のフタ

ドーム型のフタ

フタは「ドームエフェクト」と呼ばれるドーム型を採用しています。
これはル・クルーゼが長年の研究によってたどり着いたこだわりの形状です。

鍋の中に熱と蒸気を効率よく対流させ、食材を包み込むようにして循環させる効果があります。
そのため、食材がやわらかくなるだけでなく、水っぽくならずおいしく仕上がります。

無駄をそぎ落としたフォルムなので手への馴染みがよく、毎日の調理にも使いやすいのも特徴です。

スチームコントロール

鍋を使って調理をしていると、鍋の一部から激しい蒸気もれが生じ、吹きこぼれてしまうことがあります。
危険ですし、いったん火をとめて調理をストップさせるため効率も悪いです。

ル・クルーゼの鍋はフタの部分に3カ所のふくらみを設けることで、蒸気を均一に逃します

吹きこぼれを防ぐため安心して使えますし、ゆっくりと均一に蒸気が抜けることで素材の雑味を逃し、旨みを引き出す効果もあります。

こだわりのエナメル加工

エナメル加工

ル・クルーゼはエナメルへのこだわりを強く持っています
。特殊技術を用いて鋳物の表面を研磨することで、エナメルがつきやすくなるように製造。
そしてベースコートを850℃で焼き付け、さらに耐久性保温性を高めています。

こうした工夫でコーティングされたエナメルによって、食材の酸やアルカリへの反応が抑えられます。
そのため、錆びを防いで傷みにくく長持ちします。

また、表面をエナメルで覆うことで、鍋に食材の色や臭いが移りにくく、お手入れも楽になるというメリットもあります。

さらにル・クルーゼの真骨頂ともいえるカラーコーティング技術を駆使し、ほかにはない絶妙なカラーを再現しています。

プロからも選ばれる理由とは?

料理人や主婦など多くの方からの指名率が高いル・クルーゼの鍋ですが、その人気の秘密はどこにあるのでしょうか。

機能性の高さ

機能性の高さ

ル・クルーゼをよく知らない方からは、「おしゃれな鍋だけど使いにくそう」と、見た目のよさだけが魅力だと思われることがあります。
しかしル・クルーゼの鍋はとても機能性の高い鍋ですので、特に料理が好きでこだわりをお持ちの方におすすめです。

熱伝導性蓄熱性が高いため、弱火での調理が可能です。
強火にしたときのように煮汁が煮詰まってしまうことがなく、効率よく食材に火が通り、おいしく仕上がります。

一般的なレシピよりも少し早めに火入れをやめて、余熱でじっくり火を通すのにも向いていますので、調理時間の短縮にもなります。

料理が冷めにくく、温かいままいただけるのも利点でしょう。

また、黒い樹脂製のツマミ部分は調理中に熱くならず使いやすくなっています。
耐熱温度も従来モデルで200℃、シグネチャーモデルでは250℃まであり、設定温度を調整すればフタごとオーブンにも入れられます。

平らで厚みのある底なので鍋底に食材が焦げ付きにくく、また焦げ付きができてしまっても落ちやすく、洗うのが楽です。

さらに、耐久性にも優れています。
その理由として、型に流し込んで成型する鋳物でできているため、継ぎ目がなく、壊れにくいのです。
実際、親子代々で受け継いで使う方もいらっしゃるほど長持ちします。

ル・クルーゼというと高級なイメージを持つ方が多いですが、弱火調理や余熱調理によってガスや電気を多く使わなくて済み、鍋自体の耐久性が高くて長く使えるため、実はとても経済的です。

おしゃれなデザイン

おしゃれなデザイン

ル・クルーゼが多くの人々を虜にする理由のひとつに、おしゃれなデザイン艶のある美しい色味が挙げられます。

食器代わりにそのまま食卓へ並べてもおしゃれで華やかです。

キッチンに置いておくだけでも空間が華やぎ素敵に見えるため、あえて収納せずインテリアの一部として楽しむこともできます。

実際、鍋を調理ではなく小物入れとして集めている方もいらっしゃいます。

カラーバリエーションも豊富です。
パステルカラーなどのかわいらしい色だけでなく、黒やグレーなどのシックな色も展開しているため、男女問わずお好みのカラーが見つかるでしょう。
色違いでいくつもそろえておくと、そのときの気分やテーマにあわせてテーブルをコーディネートすることもできます。
たとえば同じブルーでもニュアンスの異なるブルーが展開されているため、同系色のグラデーションでそろえるのもおすすめです。

あの鮮やかな色は、自然由来の原料を使った特殊な技術の賜物です。
ほかにはない色をお探しの方でもきっと満足できるでしょう。

キッチンがおしゃれだと料理をするときの気分が上がります。
料理に興味がなかったのに、ル・クルーゼの鍋と出会ってから料理好きになったという方も少なくありません。

種類が豊富

種類が豊富

詳しくは後ほどご紹介しますが、ル・クルーゼの鍋とひとくちにいっても、実にたくさんの種類があります。

鍋の深さや直径、取っ手の形状もさまざまなので、料理にあわせて商品を選べます

定番の形を選ぶだけでも幅広い調理に対応できますが、いくつかの種類をそろえることで、煮物、炒め物、揚げ物、スイーツづくりなど、マルチに活躍してくれるはずです。

サイズ展開が豊富なので、一人暮らしの方、ご家族が多い方など、使う方の環境によって使い分けることも可能です。

すでにル・クルーゼの鍋をお持ちの方へのプレゼントとして、違う種類を選んで贈るのもいいでしょう。

鍋の内側の加工も2種類あります。
白くツルツルした「サンドホーロー」と黒くザラザラした「マットホーロー」です。

サンドホーローはなめらかでツルツルとした表面の特性から汚れが落ちやすく調理の様子を見やすい点がメリットです。
たとえばスープや出汁の色を確認するのに適しています。

マットホーローは表面に凹凸があるため、使うほどに油が染み込み、食材のこびりつきを予防します。
熱効率もいいため、食材をパリッとさせるための焼き付けなどに適しています。
皮目がおいしい魚料理や鶏肉料理をつくるときにもいいでしょう。

熱源を選ばない

熱源を選ばない

一般的な鍋は、ご家庭のキッチンがガス火なのかIHクッキングヒーターなのかによって選ぶ必要がありますが、ル・クルーゼはどちらの熱源にも対応しています。

大きさにもよりますが、そのままオーブンに入れることも可能です。

ただし、電子レンジは不可、強すぎるガス火も焦げ付きやすいといった注意点はあります。

IHクッキングヒーターの場合は、思ったより火力が強まりやすいため、弱火から始めて慎重に火加減を調整するように気をつけましょう。

また、鍋底の接着面が大きいタイプや小さいタイプ、ヒーターの仕様などによっては対応できない場合があります。

このあたりは、ご家庭のキッチンの性能や取り扱い説明書などを事前によく確認しておきましょう。

ギフトに最適

ギフト

ル・クルーゼの鍋は大切な方へのギフトとしてよく選ばれていますが、これにも理由があります。

ギフトを選ぶときは、贈る相手に喜びや感動を味わってもらいたいとの願いから、高品質のもの、特別なものを手に取ることが多いでしょう。

機能性が高いのはもちろん、ひとつあるだけでキッチンに彩りを添える魅力があるため、お祝いや感謝の気持ちをシンプルに伝えるのに適しています。

また、結婚、出産、引越しなど生活環境が変わるタイミングは何かと忙しくなるものですが、手間をかけずにおいしい料理ができるため、家事のサポートにもなります。

素敵なキッチンウェアがあれば新鮮な気持ちで新しい生活をスタートさせられるでしょう。

ギフトに選べばきっと喜んでもらえるはずです。

 

鍋を長持ちさせる方法とお手入れのポイント

ル・クルーゼの鍋は「百年鍋」といわれるほど耐久性が高く長持ちしますが、そのためには、しっかりお手入れしながら丁寧に使い続けることが大切です。

そう聞くと、これから購入を検討されている方は、「お手入れは面倒なの?」「焦げ付いたらどうすればいいの?」と少し不安に感じるかもしれません。

しかし、それほど特別なお手入れがいるわけではないので安心してください。

ここでは、鍋を長持ちさせる方法やお手入れのポイント、注意点をご紹介します。

ル・クルーゼを使うときの注意点

火加減

まずは何よりも火加減に気をつけることが重要です。

空焚きは厳禁で、急な温度の変化を防ぐため常に中火以下での使用が推奨されています。

特徴としてお伝えしたとおり、熱伝導に優れ、弱火~中火で効率よく火入れができますので、強火にならないよう注意しましょう。
たっぷりのお湯を沸かすときや大量のスープをつくるときなどは強火でも問題ないとされていますが、それ以外では避けるのがベターです。
通常は強火を使用しない鍋だと思っておいたほうがいいでしょう。

調理の際に使う器具も、できるだけ金属製のものを避けシリコン製ウッド製を選びます。

お手入れの際によく使われるスチールのたわしやクレンザー、漂白剤なども、ホーロー面に負担がかかり、傷がつきやすくなるため、使わないほうがいいでしょう。

残った汚れや焦げ付きをそのままにしたまま使用すると、ホーロー面が傷みやすくなるため、調理後は早めに洗うようにします。

洗浄後のお手入れや保管場所はどうする?

鍋を拭く女性

鍋を洗った後は、乾いた布巾などで丁寧に水気を拭き取りましょう。
ここでしっかり拭かないと、鍋のフチの部分に錆が生じやすくなり、ホーローの光沢も長持ちしません。

保管湿気のない場所を選びます。
その際、鍋のフタと本体の間に乾いた布巾をはさんでおくと、通気性がよくなり、鍋の錆や傷の予防に役立ちます。

また、取り出すときに落としてしまうと危険なので、できるだけ低い場所にある棚などに収納しましょう。
特に小さなお子さまやペットがいるご家庭では十分に配慮が必要です。

焦げ付きへの対処法

ポッツ&パンズ クリーナー

火加減に気をつけていても、焦げ付きができてしまうこともあります。

その際は慌ててゴシゴシこするようなことはせず、重曹を使って優しく洗浄しましょう。

方法としては、まずは鍋が常温まで下がった状態であることを確認し、小さじ2~3杯程度の重曹を溶かした水を、焦げた部分がしっかりつかるまで注ぎます。

次に、フタをして弱火にかけて水を沸かし、煮立ったら引き続き弱火で10分ほど加熱します。
火をとめてフタを取り、しばらく放っておくと、水が茶色く濁り、焦げが浮いてきます。

最後に中性洗剤とやわらかいスポンジで優しく洗うと、かなりきれいになるはずです。

どうしても汚れが落ちないときは、ル・クルーゼ専用のクリーナー「ポッツ&パンズ クリーナー」を使ってもいいでしょう。

 

色素沈着ができてしまった場合

何年も使い続けることで鍋の内側が茶色っぽくなってくることがあります。

重曹やクリーナーを使っても落ちない汚れであれば、色素沈着が原因です。
表面に生じた細かい傷から汚れの粒子が入っているため、残念ながらもとに戻すことはできません

ただ、鍋の使用自体に支障はないので、強火や空焚きなどに十分注意して使うようにしましょう。

なお、カレーやトマトソースなど色の濃い料理がよく登場するご家庭では、鍋の内側がマットホーロー加工されたタイプを最初から選ぶのも、対策として考えられます。
マットホーローはもともと色が黒いため色素沈着や汚れが目立ちにくいからです。

マットホーローとサンドホーローの鍋を料理によって使い分けるのも、鍋を美しい状態のまま長持ちさせるためにはいい方法です。

ル・クルーゼのラインナップとレシピを紹介!

人気ラインナップと特徴

ル・クルーゼの鍋はたくさんの種類があるため、どの鍋を選べばいいのか正直悩んでしまう方は多いのではないでしょうか。

ここでは、鍋のラインナップをご紹介するとともに、それぞれの特徴や適した料理もお伝えします。
選ぶ際の参考にしてみてください。

定番のシリーズ!ココット・ロンド

ココット・ロンド

ル・クルーゼの代名詞ともいえるロングセラーの「ココット・ロンド」は、一般的に広く使われている丸い形の両手鍋です。

14cm~24cmとサイズ展開も豊富で、とても使いやすいシリーズなので、サイズ違いで集めるのもおすすめです。

初めてル・クルーゼを購入される方は、定番であるココット・ロンドの直径20cmタイプか22cmタイプを選べば、どんな料理にも幅広く使えるため間違いないでしょう。

たとえば直径22cmタイプで、容量3.3L、高さが10.5cmあります。
目安としては3~5人分の煮込み料理や蒸し料理をつくるときにおすすめです。

大きすぎない直径14~18cmタイプを選べば、残った料理をそのまま冷蔵庫に入れておくこともできて便利です。

ココット・ロンド

また、パステルカラーを基調としたベビーシリーズのココット・ロンドは、小さめサイズで離乳食づくりに活躍します。

ツマミ部分がベアーの形になっていて、非常にかわいらしいデザインなので、出産祝いなどのギフトにも適しています。

 

鍋料理に!ココット・ジャポネーズ

ココット・ジャポネーズ

「ココット・ジャポネーズ」は、やや浅型の鍋です。

その名のとおり、日本の料理文化にフィットするように日本で開発された商品なので、特に日本人には使い勝手がよく、すき焼きや鍋物、肉じゃがなどの和食をつくるのにも向いています。

直径24cm、容量は3.1L、高さは8.5cmです。
同じ直径である「ココット・ロンド」の24cmタイプは高さが11cmなので、ココット・ロンドより少し低めの鍋をイメージすればいいでしょう。

定番の形なので和食だけでなく幅広い料理に使いやすい鍋ですが、ほどよい高さと直径があり、料理が全体的に見えやすいという利点があります。
そのため卓上にそのまま置き、リゾットやパスタなどを複数人で取り分けて食べるときにもおすすめです。

 

大人数の料理に!ココット・オーバル

ココット・オーバル

「ココット・オーバル」は、縦が19.5cm、横が25cmの楕円形をした両手鍋です(25cmタイプの場合)。

この形状から、魚をまるまる鍋に入れてつくるアクアパッツァや、鶏を一匹使うローストチキンなどの豪快な料理をつくるのにおすすめです。

丸い形の鍋にそのまま入れるとはみ出してしまう、アスパラガス、とうもろこし、パスタなど長めの食材を使った調理にも向いています。

25cmか27cmと大きめのサイズ展開なので、大人数分の調理をするときや、大量に作り置きしておきたいときにも便利です。

ご家族が多い方、ホームパーティーを開く機会が多い方などは、食卓にそのままのせてもスマートなココット・オーバルがひとつあるといいでしょう。

 

大皿としても!ビュッフェ・キャセロール

ビュッフェ・キャセロール

「ビュッフェ・キャセロール」は、「ココット・ジャポネーズ」よりもさらに浅型の鍋です。

直径26cmで容量が2.2L、高さが5.2cmなので、鍋というよりフライパンと同じような感覚で使えるタイプです。

煮魚やすき焼きなどの和食から、煮込みハンバーグなどの洋食まで幅広く活躍します。

浅くて取り分けがしやすいため、パエリアやピラフなどのご飯ものをそのまま食卓へ出すのもおすすめです。

浅型なので、調理用途ではなく大皿としても使うこともでき、非常に便利です。
たとえばちらし寿司やサラダなど彩りが肝心な料理の盛り付けに使うと、鍋の美しい色と相まっていっそう見栄えがよく、おいしそうに見えます。

 

スープにおすすめ!ストック・ポット

ストック・ポット

「ストック・ポット」は、鋼板タイプの縦長鍋で、7.6Lの大容量です。

ル・クルーゼの鍋は鋳物なので重いものがほとんどですが、「ストック・ポット」はホーロー加工されたステンレス製ということもあり、容量の割に軽いという利点があります。
重さがそれほど気にならず、一般的な鍋と同じような感覚で使えるため、カレーやシチューなど、一度にたくさんの煮込み料理をつくる機会が多いご家庭におすすめです。

熱伝導が早いため、パスタを茹でるたり、スープをつくるときなど、大量のお湯を沸かすシーンにも適しています。

縦長で見た目もおしゃれなので、氷を入れてワインクーラーとして使う方法もあります。

 

ちょっとした料理に!ソースパン

ソースパン

「ソースパン」は、コロンとしたフォルムがかわいらしい片手鍋です。
片手鍋は調理がしやすいと根強い人気があります。

持ち運びがしやすいように、取っ手の反対側に持ち手がついていて、中が入った重い状態でも安定して持つことができ、とても便利です。

14cm~18cmと小ぶりサイズで展開しているため、1~2人分程度の煮物や汁物の温め直し、ソースやジャムづくり、卵を茹でるのにも適しています。

小さなお子さまがいるご家庭では、お子さま用に食事を分けてつくる機会も多いので、小ぶりな片手鍋は出産ギフトとしても喜ばれます。

食卓にのせてもさほど場所をとらないため、卓上コンロにのせて、チーズフォンデュやチョコレートフォンデュを楽しむのもいいでしょう。

心がほっと緩まる、少しだけ特別な時間を演出できます。

 

プレゼントにおすすめ!ココット・ダムール

ココット・ダムール

「ココット・ダムール」は、愛らしいハート形が特徴の鍋です。

両サイドにある取っ手の部分もほかの鍋とひと味違う、まるで天使の羽のようなデザインが用いられています。

結婚祝いや出産祝いに人気なので、ギフト売り場で見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。
特にかわいらしいアイテムが好きな方への贈り物におすすめです。

見た目のデザインがいいだけでなく、もちろん機能性や耐久性はル・クルーゼの鍋そのものですので、長く使えます。

煮込み料理や炒め物、スープづくりと幅広い調理方法に対応可能です。

ハート型を活かし、ケーキの焼き型として使うのもいいですね。
ケーキも焼きムラができにくく、しっとりと仕上がります。

 

ル・クルーゼを使ったおいしいレシピを紹介!

一般的な鍋と同じように調理できるため、使い方が難しいということはありません。

ただ、初めてル・クルーゼを使う場合は、定番料理の作り方を覚えておくと応用が利き、料理の幅が広がります。

ここでは、ル・クルーゼの鍋を使ったおいしいレシピをご紹介します。

豚の角煮

豚の角煮

豚の角煮をつくる際、お肉が硬くなり、パサパサしてしまうという失敗が起こりがちです。

圧力鍋を使えば上手にできますが、圧力鍋は扱いがやや難しく、お手入れも少し面倒で収納場所も必要です。

ル・クルーゼの鍋を使えば、お店で出される角煮のようにトロトロとやわらかく仕上がります。

【材料】

  • 豚ばら肉のブロック…700g
  • しょうが…2片
  • 白ねぎ(青い部分)…適量

【調味液】

  • 水…500ml
  • 酒…200ml
  • 砂糖…60g
  • しょうゆ…70ml
  • 八角…1個

【作り方】

  1. 豚肉を適度な大きさに切り分け、しょうがを皮つきのまま洗って薄切りにする。
  2. フライパンに油を入れて中火にかけ、豚肉の全面に焼き色をつける。
  3. 鍋に豚肉を移し、しょうが、白ねぎを加え、分量外の水をひたひたになるまで入れたら、いったん中火で沸かし、フタをして弱火で40分煮込む。
  4. 豚肉を取り出し、鍋を軽く洗ってから豚肉を戻し、調味液をすべて加えて落とし蓋をする。
  5. 再び中火で沸かし、フタをして弱火でさらに40分煮込む。
  6. 火からおろし、20分ほどおいたら完成。
    ※お好みでゆで卵、小松菜、白髪ねぎを添えると、バランスのとれた一品料理に仕上がります。

水炊き

水炊き

鶏肉をやわらかく仕上げるのが難しい水炊きも、ホロホロに仕上がります。

野菜を入れれば栄養バランスもよく、鶏肉の旨みが野菜に染み込んでさらにおいしくなります。

鶏のモモ肉を使ったお店顔負けのレシピをご紹介します。

【材料】

  • 骨付き鶏モモ肉(ぶつ切り)…800g
  • 水…1400ml
  • しょうが…1片
  • 長ねぎ(青い部分)…1本分
  • 昆布(10cm角)…1枚
  • 塩…小さじ3/4
  • キャベツ…1/3個
  • 長ねぎ(白い部分)…1本分

【作り方】

  1. 鍋に、キャベツと長ねぎ(白い部分)以外の材料をすべて入れて中火にかける。
  2. 沸騰したら弱火にし、アクを取り除きながら30~40分ほど煮込む。
  3. 鶏肉以外を取り出し、代わりに適度な大きさにカットしたキャベツと長ねぎ(白い部分)を加え、やわらかくなるまで煮込んだら完成。
    ※お好みで糸唐辛子をちらし、ポン酢しょうゆや柚子胡椒などを添えます。

ホワイトシチュー

ホワイトシチュー

具材たっぷりのホワイトシチューは、ル・クルーゼの鍋が得意としているメニューです。

市販のルゥを使わない本格的なホワイトシチューも、意外に簡単にできます。

具材はご家庭にあるものをお好みにあわせて入れてみてください。

【材料】

  • エビ…6尾
  • 鶏ムネ肉…120g
  • じゃがいも…1個
  • 玉ねぎ…1/2個
  • ニンジン…1/3本
  • ブロッコリー…50g
  • サラダ油、バター…適量
  • 小麦粉…大さじ3
  • 牛乳…300ml
  • 水…200ml
  • 顆粒コンソメ…大さじ1と1/2
  • 生クリーム…100ml
  • 塩・こしょう…適量

【作り方】

  1. エビは殻と背ワタを取り除き、鶏ムネ肉と野菜は食べやすい大きさにカットしておく。
  2. 鍋にサラダ油とバターを入れて中火にかけ、エビと鶏肉を炒める。
  3. エビは色が変わったらいったん取り出し、ブロッコリー以外の野菜を鍋に入れて炒める。
  4. 玉ねぎが透き通ってきたら弱火にし、小麦粉をふるいながら粉っぽさがなくなるまで炒める。
  5. 牛乳、水、コンソメを加えてひと混ぜしたら、フタを少しずらしてのせ、弱火で15分煮込む。
  6. エビを鍋に戻し入れ、ブロッコリーと生クリームを入れてさらに5分煮込み、塩・こしょうで味を調えたら完成。

白米

白米

ル・クルーゼの鍋で白米を炊くと、炊飯器を使うよりも短時間で、甘くておいしいご飯ができます。

お米1合に対して水1カップ(200ml)を基本とします。

たとえば定番のココット・ロンドを使って炊く場合は、直径20cmタイプで3合、22cmタイプで4合を目安にしましょう。

【炊き方】

  1. お米を普通に洗い、20分ほど水に浸す。
  2. 鍋に分量のお米と水を入れたら、フタをして中火にかける。
  3. 沸騰したら弱火にし、10~13分ほど炊く。
  4. 鍋を火からおろし、フタをしたまま10~15分蒸らしたら完成。
    ※沸騰しているかどうかが分かりにくい場合は、いったんフタを外して確認してもOKです。
    特に火加減が重要なので、中火と弱火の時間をしっかり守りましょう。

 

テーブルブレッド

テーブルブレッド

ホームベーカリーがなくても、焼き立てのおいしいパンを自宅で楽しめます。

シンプルなパンなので、ジャムを塗ったり、ソーセージや目玉焼きを添えたりしてもいいでしょう。

お休みの日の朝食に、ぜひ試してみてください。

【材料】

  • 薄力粉…150g
  • 強力粉…150g※薄力粉と強力粉はあわせておきましょう。
  • ドライイースト…小さじ1
  • 砂糖…小さじ2
  • 塩…小さじ2/3
  • オリーブオイル…小さじ1
  • 水…240ml※40℃に温めておきましょう。
  • 飾り用強力粉…適宜

【作り方】

  1. 鍋にサラダ油を塗ってクッキングシートを敷き、オーブンは200℃に予熱をしておく。
  2. 耐熱ボウルに水を入れ、ドライイースト、砂糖を加えてヘラで混ぜあわせる。
  3. 2に、あわせておいた粉類の半分を加えて混ぜ、塩とオリーブオイルを加えて軽く混ぜる。
  4. 3に、残りの粉類をすべて加え、粉っぽさがなくなるまでしっかり混ぜる。
  5. 4に、ラップをかぶせ、電子レンジ(600W)で20秒加熱し、室温で25分ほど置く。
  6. 鍋に5の生地を入れ、フタをして20分ほど置く。
  7. 表面に飾り用の強力粉をふり、フタをして200℃のオーブンで7分焼く。
  8. フタを外してさらに20分焼いたら完成。

 

まとめ

ル・クルーゼの鍋はおしゃれなだけではなく、機能性、耐久性に優れていて、とても使い勝手のいい鍋です。

毎日の調理や盛り付けにも大活躍してくれるでしょう。

料理が好きな方、調理方法にこだわりをお持ちの方には特におすすめです。
ぜひ、性能の面からもチェックしてみてください。

種類も豊富なので、料理や使うシーンにあわせ、またはご自身や贈る相手のお好みから選ぶのもおすすめです。