かわいくて外れにくい猫用ハーネスおすすめ10選!付け方&選び方のコツは?

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かわいくて外れにくい猫用ハーネスおすすめ10選!付け方&選び方のコツは?

愛猫を病院など外に連れて行く時になにかと役立つのが「猫用ハーネス」です。最近ではさまざまな猫専用のハーネスが増えています。

そこでこの記事では、ハーネスの付け方や選ぶ際のポイント、さらには愛猫家におすすめのアイテムをご紹介します。

愛猫のお散歩に便利!猫用ハーネスとは

猫用ハーネス

ハーネスとはペットの外出時に胴(胸)まわりに装着するもので、歩かせるときにはリードを取り付けて使用します。

ハーネスは首輪とは違い、胴まわりをホールドするため、首や呼吸器への負担が少ないというメリットがあります。特に猫の首は犬よりも弱いため、万が一、首輪を使っている時に猫がパニックになって暴れると首輪で脊髄や呼吸器を損傷してしまう危険性があります。しかも、猫にきちんとサイズの合った首輪をさせても、スルッと抜けてしまう可能性があるため、猫と外出する際は首輪よりも胴まわりをホールドするハーネスがおすすめです。

さらに、ハーネスがあれば、愛猫が災害時に脱走や迷子になる心配が軽減できます。特に猫はなにか異変を感じた時に逃げ出してしまうことが多いため、「うちは室内飼いだから関係ない」と思っている方も、いざという時のためにぜひ用意しておくといいアイテムです。

それに、ひと昔前までは猫用のものは種類が少なく、小型犬用のものを代用していましたが、最近では猫の体形に合わせた、猫専用の機能性の高いアイテムが多く販売されています。さらにデザイン性の高い、おしゃれなものも増えているため、服の代わりにする方もいるほどです。
ただし、日頃なにも身に付けていない猫に急に着せるには、ハーネスは少々厄介なアイテムです。そのため、着脱をスムーズに行いたいなら、ハーネスを猫に慣れさせる必要があります。

猫用ハーネスの付け方

猫用ハーネス

猫用のハーネスは基本的に前足を穴に通して、マジックテープやバックルなどでとめるようになっています。
手順はこれだけですが、室内でなにも着ていない状況で育ってきた猫にとって、いきなりよくわからないものを着せようとしても嫌がって暴れたり、逃げたりしてしまいます。
そうならないようにするためにも、できるだけ早いうちから「ハーネスを装着する」という行為に慣れさせるようにしましょう。

嫌がる場合は徐々に慣らしていく

猫がハーネスを着ることを嫌がるときは無理に着せようとせずに、まずは警戒心を解くためにも、ハーネスを身近なものとして認識させましょう。無理に着せようとすると「嫌いなもの」という印象を与えてしまい、最悪の場合、見ただけで逃げてしまいます。そうならないようにするためにも、時間をかけてゆっくりと慣れさせましょう。

基本的な慣らし方は以下の通りです

1. 猫の目につく場所に置く
まずは、エサを入れる皿の近くや猫の通り道など、猫の目につくところに、さりげなく置いて慣れさせます。だんだん猫がハーネスに慣れてきて、警戒しなくなったら、次の段階に進みます。

2.ハーネスを着せる
猫が慣れてきたら、実際に着せてみます。ただし、無理に着せるのは禁物。抵抗するようならかぶせるだけにしてすぐにやめ、おもちゃやおやつなどを与えて猫の気をそらせます。この行為を1日に数回繰り返し、少しずつ慣れさせます。

3.着ている時間を延ばす
ハーネスの着脱に成功し、猫が抵抗しなくなってきたら、着ている時間を少しずつ延ばしていきます。この時、抱っこしたり、おやつを与えたりしながら、猫にストレスを与えないように心がけましょう。

4.リードを付ける
ハーネスを着た状態で、猫が嫌がらずに動くようになったらリードを付けてみましょう。リードを装着した状態に慣れてきたら、飼い主がおやつなど使って室内をゆっくり一緒に歩きましょう。

5.外に出る
室内でリード付きでも落ち着いて歩けるようになったら、人気のない通りなどで少しだけ歩かせるなどして、必要に応じて外に連れ出してみましょう。

この方法でダメなら、ハーネスに飼い主さんのニオイを付けて慣れさせたり、別の新しいハーネスで試したりしてみましょう。

猫用ハーネスの正しい選び方

猫用ハーネス

ハーネスは正しく使えば便利なアイテムですが、誤った使い方をすると猫がけがをしたり、逃げてしまいます。それを防ぐためにも、まずはハーネスのタイプを知りましょう。

ハーネスの種類は大まかに「紐タイプ」と「洋服(ベスト)タイプ」の2つがあります。

ハーネスの部分が紐のような素材で猫の上半身に装着する「紐タイプ」は、からだに接している部分が少ないため、動きやすく持ち運びやすいというメリットがあります。しかしながら、紐がからだに食い込むため、猫によっては嫌がる場合があり注意が必要です。

一方、「洋服(ベスト)タイプ」のものは、服のように猫のからだを覆うため、紐タイプに比べて締め付けが少なく、デザインが豊富といったメリットがあります。ただし、紐タイプに比べてかさばりやすく、猫によっては慣れるまでに時間がかかることがあります。

ほかにもいくつかタイプはありますが、どのタイプにしろ、愛猫の大きさや性格などを考慮して決めるといいでしょう。また、ある程度調節が可能なものを選ぶと成長期の猫や体重変化にも臨機応変に対応でき、便利です。

ここからはさらに選ぶ際に気を付けたいポイントを紹介します。

適切なサイズ

まずは猫のサイズをしっかりと把握することが大切です。サイズが適当だと、購入したハーネスが使いものにならず、ただ無駄な買い物をしただけになってしまいます。そんなことがないように、購入前にしっかりと愛猫の胸まわりなどのサイズを採寸し、ジャストフィットハーネスとからだの間に指が1、2本入る程度)のものを選びましょう。

サイズを測る際は猫が立った状態で、やわらかいメジャーや伸縮しない紐を使って測ります。何度か同じ箇所を測って、平均値を出すとより正確なサイズが測れます。毛足の長い猫の場合は、実際のサイズよりも大きく測ってしまいがちなので、メジャーをしっかりからだにフィットさせて測りましょう。

ハーネスが抜けにくいかつ着脱しやすい

サイズがわかったら、次は愛猫に合いそうなハーネスを見つけ、使用用途に合うハーネスなのか、チェックしましょう。例えば、散歩で着用させたいと思ったら、からだが抜けにくい肩と胴の2カ所でしっかりとホールドできるものをチョイスするといいでしょう。さらに長時間散歩をしたいなら、からだに食い込みやすい紐タイプよりも動きやすそうな洋服タイプのものを選びましょう。

また、装着するのが簡単でスムーズなものは、猫はもちろんのこと飼い主さんへの負担も少なくすみます。病院などに連れて行く際にも着脱しやすいもののほうが、なにかと便利なことが多いです。

猫にとって着心地の良いものを選ぶ

かわいい愛猫に気持ちよくハーネスを使ってほしいなら、着心地の良いものを選ぶことも大切です。例えば、肌に触れる内側の部分が猫にとって負担の少ない素材なのか、また素材の硬さは硬すぎていないかなどをチェックしましょう。

特に、夏場であれば通気性の良いもの、冬場なら暖かい素材のものを選び、猫が快適に過ごせるかを想像してみましょう。ほかにも、素材のニオイほつれはないかなど、細かな部分も確認しましょう。また、実際着せてみたあとも、窮屈でないか、歩きにくそうでないかなど、隅々までチェックするようにしましょう。

犬用ハーネスは使えない?猫用と犬用の違い

犬用のハーネスを代用できないか?と考える方もいるでしょう。店舗によっては、犬用のハーネスしか置いていない、また気に入ったデザインのものが猫用ではなく犬用だったということもあるかもしれません。

猫と犬ではからだのつくりや特徴が異なるため、代用は避けたほうがよいでしょう。猫用と犬用の違いは一見わかりにくいですが、同じようなサイズでも猫ならではのからだのやわらかさや頭の小ささで、犬用ハーネスでは抜けてしまう可能性があるからです。

どうしても犬用で代用したい場合、抜けにくいものを選ぶか、抜けにくい工夫をしてみてください。首と胴で固定するタイプは抜けにくいため、サイズが合っていれば犬用でも代用できる場合があります。ただし、急な動きなどで抜けてしまう可能性はあるので、外出前にしっかりと確認しましょう。

犬用のベストタイプのハーネスも種類豊富で使いたくなるものです。ベストタイプの場合は、猫用首輪を別に用意し、ハーネスに縫い付けるとよいでしょう。首輪のサイズを調整すれば首が抜ける心配を減らせます。

猫用ハーネスは手作りも可能!

猫用ハーネス

市販品にどうしても気に入ったデザインのものがない、愛猫にフィットするものがないという時は、思い切って手作りするのもおすすめです。

作り方は比較的簡単で、猫の寸法に合わせて型紙を作り、その型紙に沿って好みの生地をカットして、縫い合わせてマジックテープやバックルなどを付けます。インターネットで「猫用ハーネス 手作り」で検索すると、詳しい作り方が見つかるはずです。なかには型紙のテンプレートをダウンロードできるサイトも。

ただし、安全性を考慮するなら、しっかりと猫のからだをホールドする、洋服タイプのものを作るようにしましょう。

既製品をアレンジする簡単な作り方もある

「いちから作るのは大変!」という場合には、既製品をアレンジしたオリジナルのハーネスを手作りしてみてはいかがでしょうか。オリジナルなら、猫のからだに合わせて細かくサイズを調整することも可能です。ベストタイプのハーネスなら、猫用の洋服を組みあわせることで簡単に手作りできます。

作り方は、まずハーネスにしたい服を選びます。このとき、お腹から背中まで覆うデザインのものを選ぶようにしてください。服を決めたら、それにハーネス紐を装着するためのフックを縫い付けます。注意するポイントは、服を留める面ファスナーが外れないかなどにも気を配りながら縫っていくことです。これだけで、あっという間に洋服一体型ハーネスの出来上がりです。

既製品のハーネスにアレンジを加えてオリジナルにするのもおすすめです。シンプルなハーネスを購入し、猫ちゃんの雰囲気にあったタグや、リボンをつけてみましょう!アイロンで装着できるワッペンなどもかわいいですよ。比較的安価なハーネスでも、ちょっとした工夫を施すだけで、オリジナリティあふれる愛猫専用のハーネスに生まれ変わります。

愛猫家におすすめしたい!かわいくて機能的な人気ハーネス10選

ここからは愛猫家におすすめの人気猫用ハーネスを10アイテムご紹介します。ぜひハーネス選びの参考にしてみてください!

着脱簡単&通気性抜群! クーべ スウェットハーネスセット

クーべ スウェットハーネスセット

スウェットパーカー風のデザインがかわいいハーネス。同じ生地のリードがセットになっているので、トータルコーディネートもばっちり!表面は綿100%、裏面はメッシュと通気性抜群。

ハーネスの前面に付いている紐を外して、別のリボンや迷子札などを付ければ、おしゃれなオリジナルスタイルに♪

手洗いで洗濯もできるので汚れても安心です。

 

ダブルブロック構造で抜けにくい Rabbitgoo 猫用ハーネス

Rabbitgoo 猫用ハーネス

肩と胴の2カ所でとめる、ダブルブロック構造のハーネス。胸部分と背中にはスポンジパッドが入っているので、活発に動く猫ちゃんにぴったり。サイズ調整できる箇所が4つもあるため、細かな調節が可能。

また、ハーネスの縁には反射材が付いているので、夜の外出時も安心です。

速乾性&通気性の良い素材で、夏場でも快適に過ごせそう!

 

愛猫がエンジェルに♪ ピンクの天使 レース ハーネス

ピンクの天使 レース ハーネス

ビーズが付いたピンクの羽とレースがなんともかわいらしいハーネス。愛猫のかわいらしさをさらに引き立たせるはず。

マジックテープで着脱も楽ちん。これを着てお散歩すれば、注目されること間違いなしです!

 

猫のからだにぴったりフィット! ペティオ Anycat ハーネス

ペティオ Anycat ハーネス

首と胴の2カ所でしっかりホールドできるハーネス。それぞれサイズ調整が可能なので、愛猫のからだにぴったりとフィットさせることができます。また、一般的な紐タイプと異なり、幅広の生地を使っているため、からだへの負担が少ない優れたアイテムです。首に負担がかかりにくい位置にリードが取り付けられる点も◎。

約65gと軽量なので、バルコニーや庭でのひなたぼっこなどにもおすすめです。

 

シンプルで使いやすい! ターキー NMオールドフラワー

ターキー NMオールドフラワー

紐が8の字の形状になっており、前足を通さなくても簡単に装着できるハーネスです。胴まわりは20~40㎝まで調節可能で、さまざまな大きさの猫に利用可能。子猫のうちから慣らす際にもおすすめです。

もちろん、しっかりとサイズを合わせれば、簡単には抜けません。

リード付きでお手軽な価格なのもうれしいポイントです。

 

スパイラルリードで邪魔にならない 花柄&チェリー柄 猫用ハーネスリード

花柄&チェリー柄 猫用ハーネスリード

紐がらせん状になっているのが特徴的な、すっきりとしたデザインのハーネス。花柄&チェリーというかわいい柄ですが、優しい色合いで派手すぎない印象です。柄・色合わせて8種類からお好みのものを選択できます。

サイズはSとMの2サイズで、Sは首回り14~22cm、バスト22~32cm・Mサイズは首回り22~32cm、バスト32~50cmです。紐の長さはどちらも135cmと共通しています。

 

ピンクのヒョウ柄がかわいい! アースペット パンサー胴輪セット

アースペット パンサー胴輪セット

ピンクのヒョウ柄デザインが猫のかわいらしさをよりアップさせてくれそうなハーネス。おしゃれな黒のリードもセットになっていて、小型の猫や子猫におすすめです。

内側はメッシュ素材なので通気性も確保され、快適に着用してくれるはずです!

 

紐タイプをお探しの方へ! 猫のリード&ハーネスセット

猫のリード&ハーネスセット

洋服タイプのハーネスが苦手な猫におすすめのシンプルな紐タイプのハーネス。付け外しが簡単で、さらに首と胴の2カ所でサイズ調整ができるため、子猫から成猫まで長く使えます。

カラーは5色展開。1.2mのリード付きでお値段もお手頃◎。

 

動きやすさと安全性を追求した快適ハーネス ペットセーフ イージーウォーク

ペットセーフ イージーウォーク

獣医師とともに共同開発されたこのハーネスは、猫ののどやからだを締め付けずにぴったりフィットさせることができる優れもの。また、肩と胴まわりのストラップは色分けされているので、間違えることなくスムーズに装着させることができます。

付属のリードはバネのような伸縮性があるため、散歩中に猫が急な動きをしても無理なく対応できます。

胸囲45cmまで対応で太った猫ちゃんにも安心♪ 猫用ハーネス 反射布付き

猫用ハーネス 反射布付き

XSからLまでと幅広いサイズに対応しているハーネス。XSは体重1.5kg以下の猫ちゃんでも使用できます。Lは5kgから7kgまで対応しているので、太めの猫用のハーネスとしてもおすすめです。

金具は耐久性に優れたステンレス製。メッシュ生地なので通気性も抜群です。反射布が全方向についており、夜間の視認性も高いでしょう。かわいくて快適で安全なハーネスで、お出かけが楽しくなりそうですね!

まとめ

猫用ハーネス

今回は、猫の外出時に便利なハーネスの使い方や用途に合った選び方、おすすめの猫用ハーネスなどについてご紹介いたしました。

猫用ハーネスにはさまざまなバリエーションがあり、そのなかから愛猫に合うものを選ぶのは難しいかもしれません。しかし、愛猫に合ったものを選び、ハーネスに慣れさせれば、外出時や緊急時に脱走や迷子といった心配事が軽減するはずです。さらに、お外でちょっと遊んだり、散歩したりできれば、今までの猫ライフがもっと楽しいものになるかもしれませんね。