日ごろあまり香水を付けない人の中には、お土産などで家族や友達からプレゼントとしてもらったことがある、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
普段使い慣れない人にとって、香水は女性の化粧品の1つだと思われがちかもしれません。
しかし香水は、実はアロマテラピーにも利用されていたり、男女問わずビジネスや社交などで印象アップのために使うシーンが多かったりする、おしゃれで便利なアイテムです。
日常的にも、いろいろな用途に使用することができます。
今回は、香水の特徴や付け方など、デビューの前にぜひ知っておきたいことについて、ご紹介します。
香水とは?その種類と特徴について
香水の起源は、はるか昔までさかのぼることができます。
紀元前1850年のギリシアで、香水を作っていた工場跡地が発掘されたこともあるほどです。
香水は香料とアルコールによって作られますが、その種類は香料の濃度によって分けられています。
大きく分けて「パルファン」「オードパルファン」「オードトワレ」「オーデコロン」の4種類です。
この4つは、濃度が違うため、持続時間がそれぞれ異なります。
パルファン
パルファン(parfum)は、英語でパフューム(perfume)とも言います。
これはラテン語である「per fumum(「煙を通して」という意味)」を語源としており、別名、エクストレとも言われます。
4種類の中でもっとも香料の含有量が多く、その濃度は15%~30%です。
そのため、持続時間も5時間~7時間ともっとも長い製品となっています。
少量で効果があるため、どのメーカーも最上級に位置付ける傾向にあり、価格を高めに設定することが多いようです。
しっかりと香りを付けたい方におすすめの種類です。
日本で言ういわゆる「香水」はこの「パルファン」を指すとされていますが、パルファン、オードパルファン、オードトワレ、コロンを「香水」と言い表すこともあります。
オードパルファン
フランス語で「eau de parfum」です。
eau deは英語のwater ofと同じ意味で、パルファンより濃度が低くなることを意味します。
ただし、人によってはしっかりと香りを感じることもあるのが、このオードパルファンです。
パルファンドトワレと呼んでいるブランドもあります。
こちらは濃度が8%~15%、持続時間は5時間程度です。
1~2回、スプレーして付けると、ちょうどいい香りになります。
オードトワレ
フランス語で「eau de toilette」です。
オードパルファンよりさらに濃度が低い5%~8%、持続時間は3~4時間のものを指します。
eau de toiletteは「化粧用の水」という意味ですので、お化粧のときに使う水、を表しているとされています。
香りがしっかり付きすぎず、ほどほどの残り方をします。
日常でも気軽に使いやすい香水です。
オーデコロン
フランス語で「eau de cologne」です。
「ケルンの水」という意味のこの香水は、ナポレオンの治世に発売された薄いタイプで、ドイツのケルン(コローニュ)に発祥しました。
濃度は3%~5%で、持続時間は1~2時間です。
香りがきつくなく、価格も手ごろなものが多いので、初心者の方にもおすすめです。
また、運動をした後など、リフレッシュしたいときに使うのに向いています。
(参照:日本フレグランス協会「賦香率によるフレグランス(香水)の種類」
http://japanfragrance.org/pdf/fragrance-abc.pdf)
香水を付ける前に準備すること
それでは、ここからは基本的な香水の付け方について、ご紹介していきたいと思います。
香水を使う前にはまず、肌が清潔な状態かどうかをチェックしましょう。
香水は付けると体温で温められ、肌の匂いと混ざります。
そのため、肌に汚れがあると、せっかくの香りが損なわれてしまいます。
香水を付けるときには、身体を清潔にしておくように心がけましょう。
基本の付け方は、香りを付けたい部分の10cm~20cm離したところから、1回プッシュします。
スプレーではない香水は、少し傾けて、底を軽く叩いて1滴付けます。
肌にこすりつけないようにするのがコツです。
また、密室や人混み、和食専門店など、付けていかない方がよいシチュエーションもあります。
TPOによって、種類と量を変えるようにしましょう。
ほんのり香るくらいが適量です。
また、その香水の持っている力をできるだけ引き出すためには、付けるタイミングを選ぶことが重要です。
付けた後、時間の経過にともなって、徐々に香りが移り変わっていくためです。
この移り変わりは、3段階あると言われています。
段階ごとの香りの変化を把握しておき、自分が気に入った香りは付けてからどのくらい経過した後のものなのか、時間帯を知っておきましょう。
時間を逆算して香水を付けることができると、より一層楽しめるはずです。
トップノート
3段階ある香りの最初の段階は、「トップノート」と言われます。
付けた後、5分~10分ほど続くものです。
最初は香水に含まれているアルコール分が十分に抜けきっていないので、揮発性の強い香料の香りが感じられます。
トップノートは、強めの香りが特徴です。
この時点で重ね付けをすると、香りがきつくなってしまうため、気を付けましょう。
ミドルノート
付けてから30分~2時間程度が、「ミドルノート」と言われる段階です。
その香水の本来のテーマや個性がもっともよく表現される、中心的な香りだと言われています。
ミドルノートの香りを楽しみたいときには、現場に着く30分前に香水を付けましょう。
そうすれば、到着する頃にミドルノートが香る、ちょうどいい状態となるはずです。
ミドルノートは「ハートノート」とも言われ、綺麗な香りを楽しめる段階です。
ラストノート
香りを付けて2時間以降になると、いわゆる「残り香」と言われるラストノートに移行します。
この持続時間は、香水の系統によって変わります。
香水の系統とは、フローラル(ジャスミンや薔薇などの花系)、シトラス(レモンやオレンジなどの柑橘類系)、オリエンタル(中近東産のスパイスや動物性などエキゾチックな香り)、ウッディ(白檀などの香木系)などに大別されるものです。
たとえばフローラル(花系)の香りですと、トップからラストまでが12時間、ウッディであればおよそ24時間も香りが続くと言われています。
手首や服に付けるのは避けたいもの。ほのかに香る位置とは
次は、香水を付けるのにおすすめの場所についてご紹介しましょう。
香水は、体温が高く、汗をかきにくい場所に付けると、香りが一層引き立ちます。
香水の成分は香料と水とアルコールですので、太い血管の通る場所に付けると、体温の高さでアルコールが揮発しやすくなるためです。
基本的に、上半身へ付けた方が強い香りがします。
香気は下から上へと立ち上りますので、ほのかな香りを楽しみたい方は、下半身に付けるのがおすすめです。
また、同じ香水を使っても人によって香りが違ってくるのは、皮脂の分泌量や汗をかく量の違いといった、個体差によるところが大きいとされています。
体質的に体温が高く、汗をかきやすい方は、意識して香水を軽めに付けるのがおすすめです。
逆に、体温が低くて、汗をかきにくい方は、トップノートが短くなり、早めにミドルノートに移行する傾向があると言われています。
この特徴も踏まえて香水を楽しんでみましょう。
うなじと耳の後ろ
「太い血管の通る汗をかきにくい場所」の中で代表的な部分が、うなじと耳の後ろです。
この2か所は、人体の中でも太い血管が通っている場所です。
特に耳の後ろは直射日光があたりにくい場所でもあるので、香水を付けるのにぴったりです。
スプレーを吹き付けるのではなく、一度指先などに付けてから、軽く付けるのがおすすめです。
実は香水を付けた状態で光を浴びると、肌に色素沈着を起こしてしまうことがあります。
髪の短い方は、耳の後ろにも紫外線があたりやすいので気を付けましょう。
シミや赤みの原因になるかもしれません。
ひじの内側
人間ドックや献血などで採血すると、ひじから血液をとられることが多いですよね。
このことからご存じの方も多いかと思いますが、ひじの内側にも、太い血管が通っています。
そのため、ここも香水を付けるのに適した場所だと言えるでしょう。
腕は日常生活の中でよく動かすため、香りが立ちやすい場所でもあります。
ただ、特に夏場はシミや赤みを予防するため、紫外線に注意しましょう。
ひじの内側に付ける場合は、コットンなどに香水を含ませてから、トントンと叩いて付ける方法がおすすめです。
胸の谷間
他に太い血管が通るところと言えば、やはり心臓のある胸でしょう。
しかし、こちらは温度が上昇しやすいため、汗をかきやすい場所でもあります。
ですから、ここに使用する場合は少し注意が必要です。
汗をかかないシーズンだけ、ほんの少量使うのがよいでしょう。
身体を動かしたときには、上衣の胸元から香りが漂ってくるため、華やかな印象を持たれやすくなります。
特に男性が香水を使う場合は、左胸がおすすめです。
背中やウエストの両サイド
背中や腰周りは、汗をかきにくい部位です。
また、香気が下から上へと立ち上る性質を利用して、その人が香りに包まれているような印象を持たれやすい場所でもあります。
香りに敏感になりやすいレストランのような場所へ出かける予定がある際など、ほんの少し香水の香りを漂わせたい場合にぴったりです。
服を着ていない状態で、腰から30cmくらい遠い場所から香水を吹き付けると、さりげなく全身が香りに包まれたような状態を演出できます。
ももの内側、膝の裏側
ほんのりと香らせたいときには、ももの内側、膝の裏に付けるのもおすすめです。
こちらも、香気が上に立ち上る性質を利用して、香りに包まれているような印象を与えることができます。
上半身に付けるより、控えめな印象になるでしょう。
女性がスカートを着るときには、特に膝の裏側へ付けるのがおすすめです。
スカートがふわりと動くたびに香りがしますので、女っぽさを演出できます。
ただし、ももの内側は、非常にデリケートな部分です。
敏感肌の方は、事前にパッチテストを行って、トラブルが起きていないか確認してから使用するのが望ましいでしょう。
足首
足首に付ける場合は、くるぶしの後ろがおすすめです。
足首に付けると、歩くたびに香気がふわっと立ち上り、全身に香水をまとっている印象になります。
香りが薄れてしまって付け足したいときなどにも、足首に付けるのがよいでしょう。
ただし、汗をかきやすい場所には個人差がありますので、自分の体質をしっかり把握して、香水の魅力を引き出してくださいね。
香水を付けるのに適さない場所
最後に、香水を付けることを避けたい場所についても、順にご紹介します。
香水を手首に付ける人は多いと思いますが、実は手首に付けると、香りが強くなりすぎることがありますので注意が必要です。
また、手首に付けてからこするのはNG。
こすってしまうと、摩擦によって温度があがり、揮発して香りが飛んでしまいます。
服などに付けるのもおすすめできません。
その場所が後でシミになってしまいやすいためです。
加えて、脇や足の裏など、汗をかきやすい場所はできるだけ避けてください。
汗をかきやすい場所に香水を付けると、汗と香水の匂いが混ざり、本来の香りを失ってしまいます。
他にも、両耳と胸の中心を結ぶ三角形の部分に付けてしまうと、香りが直接自分の鼻を刺激して匂いがわかりづらくなりますので、こちらも避けたい場所です。
うっかり香水を付けすぎてしまったときの対処法とは
お気に入りの香水が見つかると、つい何度も使いたくなってしまいますよね。
そうすると自分でも気づかないうちに、香りが衣類や部屋にしみついてしまっていることがあります。
また、鼻は知らず知らずの間に香りに慣れていってしまうため、自宅ではそこまで感じなかった香りでも、外で匂うととても強い香りに感じられるかもしれません。
状況によって、香りを弱めたいときもあるでしょう。
身体に香水を付けすぎてしまったと思ったときは、シャワーで洗い流すのが一番です。
しかし、外出先で気づいて、それができないこともあるかもしれません。
そんな場合には、気になる部分を濡れたタオルでふき取るとよい具合に落ち着きます。
また、成分がアルコールに溶けやすいので、アルコールをコットンやハンカチに含ませてふき取る方法でも対処が可能です。
コンビニやドラッグストアなどでアルコール除菌のウェットティッシュを入手し、付けた部分をポンポンと軽く叩いてふき取るのも効果的です。
衣服に香水の匂いが移ってしまったときは、クリーニングに出すのが一番の解決方法です。
もし自宅で匂い消しをしたい場合は、水200mlに重曹を大さじ1杯程度溶き混ぜて、香りを消したい場所にスプレーするとうまく消せます。
ただし、生地の素材によってはシミになる場合もありますので、目立たない場所で一度試してから、匂いを消したい場所にスプレーするのがおすすめの方法です。
スプレーした後は、風通しのよい場所で、十分乾燥させましょう。
外出時の応急処置としては、無香料のデオドラントスプレーを使うのがよいでしょう。
香料入りだと香水の匂いと混じってしまいますから、使用する前によく確認してください。
自分に合った香りを選ぶためには
デパートの化粧品売り場に出かけると、数多くの香水が目につきます。
その中から自分に合った香りを見つけ出すのは、なかなか難しい作業です。
香水を選ぶのに、特別な決まりややり方はありません。
最終的には自分が気に入ったものを選べばそれでよい、ということになるのですが、選ぶときのポイントを押さえておけば、より選びやすくなるでしょう。
ここからは、香水を選ぶときのポイントについてご紹介していきたいと思います。
選ぶときにまず大切なことは、香水を身にまとう目的を明確にすることです。
どうしても香水選びに迷ってしまうときには、お店のスタッフにアドバイスを求めることもあるかと思います。
その場合、スタッフの方から、何に使うのかを尋ねられることがあるでしょう。
アロマテラピーとしてリラックスするために使いたいのか、体臭対策なのか、自分を演出するために使うのかなど、使用する目的をはっきりさせることがポイントです。
ここが明確になると、選びたい香水のイメージもはっきりしてきます。
ただ、目的がはっきりして、候補の香水がわかっても、自分が気に入らない場合は、付けたいとは思わないでしょう。
香水の場合、体温の違いなどによって、同じものでもその香りは人によって差が出ます。
香水の口コミと、自分の好みが一致するとは限りません。
そのため、購入前には実際に試し付けをしてみるのがよいでしょう。
ただし、たくさんの香りの中から本当にお気に入りのものを見つけるのには、それなりに時間も根気も必要です。
できれば試供品のようなミニボトルサイズのものを最初は入手して、使いながら検討していくのがおすすめです。
試し付けをする場合、嗅ぎすぎには注意しましょう。
人間の嗅覚は、慣れていない匂いを一度に嗅ぐと、香りの違いを感じにくくなる「嗅覚疲労」と呼ばれる状態になります。
香水は香りが強いので、まさに嗅覚疲労が起きやすい商品です。
試し付けをしたいときには一度で3~4種類にとどめ、それ以外にも試したいときには、時間をおいて試すようにしましょう。
また、香りの感じ方は、体調によっても異なります。
疲れているときや、風邪気味のときに香水を選ぶと、後で香水の香りの印象が違ってくるかもしれません。
香水を購入するのは、体調が十分整っているタイミングがよいでしょう。
また、トップノート、ミドルノート、ラストノートそれぞれの香りの違いも、できれば確認しておきたいものです。
試し付けをしてから、一度時間をおいてみるのがおすすめです。
気を付けたい、香水マナー
香水の香りは、自分だけでなく、周りの人の気分も左右するものです。
香水による失敗のほとんどは、付けすぎによる「香害」です。
香水は、付けていくのに相応しい場所と、そうでない場所があります。
たとえば、入院している方へのお見舞いの席や、お通夜や告別式などの哀しみの席などでは、強い香りや華やかな香りは相応しくありません。
加えて、日本食をいただくときやお茶会などの席でも、心配りが必要です。
香りと味を楽しむ料理のときは、素材の香りを損なわないように香水を控えめにしておき、食後の化粧直しのときなどに、次のお酒の席に合った香りをそっと付けるようにしましょう。
オフィスにおいても、フローラル系の柔らかい香りや、シトラス系、ウッディ、グリーン系などのさわやかな香りで、仕事のモチベーションによい影響を与える香水を選びたいものです。
ひとりよがりにならないよう、香らせすぎには注意が必要です。
メンズのおすすめフレグランス5選
ここからは、実際におすすめの商品をご紹介していきます。
まずは男性用フレグランスについて、ぜひお試しいただきたい5種類の商品を取り上げます。
プレミアムパヒューム ジーノストーリア
「女性にモテる香り」として開発されただけあって、女性受けのよさは群を抜いています。
さわやかなムスク系の香りに、フローラルの香りが配合されていて、とてもやさしい香りに仕上がっている香水です。
ボトルが入っている箱もおしゃれですし、ビジネスシーンでも好印象を与える香水として、人気があります。
アランドロン サムライ EDT SP 100ml オードトワレ
「サムライ」は、俳優アラン・ドロンがプロデュースする香水ブランドです。
アランの有名な主演映画と同じ名前を持つこのブランドは、実際に侍を数多く演じた日本の俳優・三船敏郎をイメージして作られたと言われています。
癖のないさわやかな香りが特徴です。
直線と曲線を織り交ぜた香水瓶のフォルムは、武士の正装である裃(かみしも)をイメージしているそう。
部屋におけば、インテリアとしても楽しめるのが魅力です。
カルバンクライン シーケーワン オードトワレ 200ml EDTCKONE
1990年代半ばに発売されたオードトワレで、フレグランスブームを牽引した香水です。
ユニセックス香水の先駆的存在でもあります。多くの人に好かれる、フルーティでさわやかな香りが特徴です。
甘めの香りが苦手な方にもおすすめできます。
ブルガリ ブラック オードトワレ 75mlEDT
腕時計で有名なブランドによる、ロングセラーの定番的な香水です。
こちらはユニセックスの商品です。
ほんのりとバニラの甘さが感じられ、実にセクシーな佇まいを演出してくれます。
ラストノートのムスクはブルガリ独特のもので、色気をプラスしてくれます。
タバコの香りに似ている、と評されることもあります。
ジャンヌアルテス J.Sオードパルファム100mlEDPJSジェイエス
ジャンヌ・アルテスは、古くから香水産業の盛んな、フランスのグラース地方発祥のブランドです。
「クールな男の情熱的な一面」を表したこの香水は、さわやかでセクシーな香りが、万人受けします。
トップノートのレモンに、ミドルノートのジャスミン、スズランと、まるで花束のような香りが特徴。
ラストノートには、サンダルウッドやムスクのセクシーな香りが立ちます。
最後はいよいよ…女性に人気のフレグランス5選
最後になりましたが、次は女性におすすめのフレグランスについても、5つピックアップしてご紹介します。
CHLOE クロエ オードパルファム 50ml EDP SP
人気の高級ブランドによるこの香水は、香水の中でもまさに定番とされるものです。
フレッシュなグリーンノートはさわやかな印象を与えてくれます。
ミドルノートにはグラマラスなローズ、ラストノートにはアンバーシダーウッドの香り漂い、セクシーさを引き立てます。
【ランバン香水】brエクラドゥアルページュEDPSP30mlbr
香水の人気ランキングを独走しているのが、ランバンのエクラドゥアルページュです。
上品なフローラルムスクが軽やかに香り、万人受けする香水と言えます。
グリーンライラック、ピーチブロッサム、ホワイトシダーなどをブレンドしたやさしさは、甘すぎず、まさに大人の香り。
男女問わず人気の商品です。
CHRISTIAN DIOR ミス ディオール ブルーミングブーケ 50ml EDT SP fs
ディオールの伝統を受け継いだミスディオール ブルーミングブーケは、現代に生きる自立した大人の女性のための香水です。
こちらは、日本人・アジア人の女性に向けて開発された商品。
幸せの象徴ピオニーとエレガントなローズが、ベルガモットとホワイトムスクに包まれ、まさにフローラルブーケのような香りです。
タイムレスな輝きを演出してくれるフレグランスだと言えるでしょう。
シャネル ココマドモアゼル インテンス (アンタンス) EDP SP 50ml CHANEL
ココマドモアゼルは、メゾンの創始者の精神性を表現し、2001年に生まれたフレグランス。
インテンスは、自由で魅力的な女性の本質を演出する、2018年に新しく登場した香水です。
オリエンタル アンバー ウッディの芳醇な香りで、多くの人を虜にしています。
トップノートはフレッシュなシトラス、ミドルノートはローズとジャスミンがほのかに香ります。
エンジェルハート エンジェルハート オードトワレ 100mlEDT
ハート型の真紅のボトルは、無垢な遊び心と、うちに秘めた情熱という、女性の中の相反する要素を体現しています。
セクシーで子悪魔的なフルーティフローラルの香りに、虜にならない人はいないはず。
トップノートは南国の果実のようなトロピカルな香りで、そこへムスクやベチパーなどのラストノートが色気を漂わせます。
自分らしい香水を見つけよう
日本では、昔から香りを身だしなみとして身にまとう習慣がありました。
現代でも、ほんのりと漂った香りが、後々まで印象に長くとどまり、その人の特徴となって記憶されることがよくあります。
だからこそ、たくさんの香水の中からお気に入りが見つかったときの喜びは、特別に感慨深いものです。
自分の魅力を引き出してくれる香水を見つけて、人生を香りとともに楽しんでいきたいものですね。