料理愛好家おすすめ!人気ホームベーカリーで焼きたてパンやお餅を楽しもう

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料理愛好家おすすめ!人気ホームベーカリーで焼きたてパンやお餅を楽しもう

パン屋さんの焼きたてパンが好きな方は多いでしょう。
しかし、焼きたてのタイミングで購入するのはなかなか難しかったり、人気の高いパン屋さんでは行列ができたり早い時間に売り切れてしまったりして、希望の商品が手に入れられないこともあります。
そこでおすすめなのが、ホームベーカリーを使った手作りパンです。

ホームベーカリーは、家庭で簡単にパンを作れる便利な機械です。
近年はさまざまな機能が付いた商品が販売されており、パンだけでなく、ケーキやパスタ、お餅など多種多様なメニューに対応しているものもあるので、手作りメニューの幅を広げることもできます。

さらにホームベーカリーは、普段の料理だけでなく、ホームパーティーでも大活躍してくれます。
家族や友人に、ホームベーカリーを使った焼きたてのパンや料理を振る舞ってみませんか?

この記事では、「自宅でパンを作ってみたい」「ホームベーカリーでいろいろな料理を作ってみたい」と思っている方におすすめしたい、人気のホームベーカリーをメーカー別にご紹介します。
ホームベーカリーで楽しめるレシピも合わせてご紹介するので、ぜひ参考になさってください。

1.ホームベーカリーの賢い選び方

「ホームベーカリーっていろいろあるけど、どう選べばいいの?」という方に、まずはホームベーカリーの選び方についてご紹介します。
価格やメーカーで選ぶという方もいらっしゃるかもしれませんが、基本性能として以下の点を押さえておくと、購入したあとに困らず済むでしょう。

焼ける種類やその対応機能で選ぶ

作れるパンの種類は、ホームベーカリーごとに異なります。
まずは自分がどのようなパンを作りたいのかを考えましょう。
せっかく買うのであれば、ライ麦パンやフランスパンなど、さまざまなパン作りに対応している製品がおすすめです。

また、多くのホームベーカリーが、パンだけでなくほかのメニューも作れるようになっています。
うどんやパスタ、ピザ生地、お餅、ジャム、ケーキなど、ホームベーカリーが1つあれば、手作りするのが大変な料理も簡単に調理可能です。

ホームベーカリーをどんどん活用したいなら多彩な種類・機能に対応しているものを、とりあえず食パンだけ作りたいという方は、パンを焼く機能に特化したものを選んでみてはいかがでしょうか。

焼き上がりまでにかかる時間で選ぶ

次にチェックしておきたいのが、パンの焼き上がりまでにかかる時間です。
製品ごとに焼き上がり時間は異なりますが、基本的には3時間以上を必要とするものが多いです。
中には、たった1時間で作れる時短タイプもあります。

また、焼き上がりまでの時間と合わせて、タイマー機能が付いているかどうかも確認しておきましょう。
タイマーの付いたものなら、出掛けている間や寝ている間などにパンを焼くことができます。
朝起きたらできたてのパンが待っている生活は、ちょっとワクワクするのではないでしょうか。

「ホームベーカリーは時間がかかるから、買ってもなかなか使わない」ということにならないためにも、購入前に自分がパン作りにかけられる時間をシミュレーションし、それに合わせてホームベーカリーを選んでみてください。

サイズや容量で選ぶ

本体のサイズは、作るパンの大きさによって異なります。
本体が大きければ大きいほど大きなパンを作ることができますが、その分焼き上がるまでに時間がかかります。
一方、小さいサイズのものは焼き上がりまでの時間は早いですが、一度にたくさんのパンを作る必要がある場合は何回かに分けて焼かなければならず、手間がかかります。

人数とパンの大きさの目安は、1~2人なら0.5斤2~4人なら1斤4人以上や育ち盛りのお子さんがいる場合は1.5~2斤が一般的です。
「何人で食べることが多いのか」を想定してからホームベーカリーのサイズを選びましょう。

ポイントである「作れるパンの種類」「焼き上がりにかかる時間」「本体サイズ」は製品ごとに特色の分かれる部分なので、事前にチェックが必要です。
今後長く使うためにも、公式ホームページなどで詳細を確認しておくようにしましょう。

2.ホームベーカリーで作る簡単レシピも

ホームベーカリーはパンだけでなく、ほかの料理も作ることができます。
ここではその一例として、いくつかレシピをご紹介します。
ホームベーカリーではどんな料理が作れるのか、自宅で作ることを想像しながらご覧になってみてください。

おやつに最適!こだわり肉まん

薄力粉や強力粉、イーストを使って肉まんの生地を作り、具を中に入れて蒸せば、お手製の肉まんが完成します。
大きさや味にこだわった肉まんは、お子さんや友人からもきっと喜ばれるはずです。

【材料】
(生地用)
薄力粉:200g
強力粉:100g
イースト:小さじ1
ベーキングパウダー:小さじ1
砂糖:45g
塩:小さじ1
サラダ油:大さじ1
スキムミルク:大さじ1(なくてもOK)
ぬるま湯:150cc(たね用)
醤油:大さじ2
砂糖:大さじ1/2
オイスターソース、ゴマ油:各小さじ1
おろししょうが:小さじ1
こしょう:少々
豚コマ肉:200g(粗く刻む)
玉ねぎ(小):1/2個(1cm程度の角切り)
ねぎ:15cm(1cm程度の角切り)
しいたけ:4枚(1cm程度の角切り)

【手順】

(1)生地用の材料をホームベーカリーに入れて、1次発酵させる。

(2)たねをすべて合わせてよくねり、10等分して冷蔵庫に入れる。

(3)生地の発酵が終わったら、生地を10等分し、たねを包む。

(4)クッキングシートに肉まんをのせ、蒸し器で15分ほど蒸す。

お子さんと一緒に!手作りうどん

自力で作るのはなかなか難しいうどん。
ホームベーカリーを使えばこねる作業がいらないので、自宅でも簡単に作ることができます。
しかも材料は、強力粉・薄力粉・塩・水のたった4種類。
お子さんと一緒に、手作りうどんに挑戦してみてはいかがでしょうか。

【材料】
強力粉:150g
薄力粉:150g
塩:15g
水:145g

【手順】

(1)水と塩を混ぜて塩水を作り、強力粉・薄力粉とともにホームベーカリーに入れ、通常の食パンコースで15分ねる。

(2)生地を丸めて厚手の袋に入れ、足のかかとで踏む。

(3)2の行程を2、3回繰り返す。

(4)生地を寝かせる(夏場は30分~1時間、冬場は2~3時間)。

(5)お好きな太さに切って沸騰したお湯で10分煮る。

(6)水でぬめりを取ったあと、冷たい水でしめる。

おしゃれ女子におすすめ!生パスタ

通常のパスタよりももちもちとした食感が楽しめる生パスタ。
パスタ屋さんでよく食べるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな生パスタも、パン用デュラム粉デュエリオ・卵・お湯・塩の4種類の材料を使って、自宅で作ることができます。
特別な日のディナー、女子会、おしゃれランチにぴったりなメニューです。

【材料】
パン用デュラム粉デュエリオ:300g
卵:2個
お湯:133g
塩:15g

【手順】

(1)材料をホームベーカリーに入れ、パスタコースでスタートする。

(2)ラップに包んで一晩寝かせる。

(3)生地を4等分し、パスタマシーンで伸ばし、お好きな太さに切る。

生クリームの使い道に困ったら!フレッシュバター

ケーキやクッキーなどのお菓子作りで、生クリームを買いすぎてしまった!
そんなときにおすすめなのが、ホームベーカリーを使ったフレッシュバターです。
生クリームと水と塩だけでできるお手軽レシピで、クラッカーやホームベーカリーで作ったパンにのせておいしく食べられます。

【材料】
生クリーム(乳脂肪分40%以上):200ml
水:50ml
塩:4g

【手順】

(1)ホームベーカリーに材料を入れ、ラップをして輪ゴムでとめる。

(2)生地作りコースで10~15分程度こねる。

3.意外とわからない!ホームベーカリーで焼くパンはいくらくらいかかるの?

ホームベーカリーを買うときに知りたいのが、「実際どれくらいコストがかかるのか」という点です。
パン屋さんでパンを買うのと、材料費や電気代込みで自作するのでは、どちらが安いのでしょうか?
そこで、今回は「食パン」を購入する場合と自作する場合、それぞれのコスパを比較してみます。

  • スーパー

スーパーでは、1斤100~200円程度で売られていることが多いです。
中には100円以下のものもあります。
安くて手軽に手に入れられる一方、味にこだわるなら物足りないこともあるかもしれません。

  • パン屋さん

パン屋さんでは、1斤300~1,000円程度で販売されています。
パン屋さんによって値段に幅がありますが、こだわりがある分おいしくいただけます。

  • ホームベーカリー

1斤分の強力粉・バター・砂糖・塩・イースト・水などの基本的な材料費は150円程度、電気代は15円程度が目安です。
これらを合わせると、およそ165円でパンを作ることができる計算です。

値段だけで見れば一番安いのはスーパーですが、できたてが食べられるのはパン屋さんかホームベーカリーになります。
この2つを比べるとホームベーカリーの方が安く、初期費用としてかかる本体代(約5,000円)も月2回使用すれば1年程度、それ以上なら1年以内に元を取ることができます。
パン食がメインの人やより本格的なパンを食べたい人なら、いつでも焼きたてが食べられるホームベーカリーが断然おすすめです。

ここからはいよいよ、おすすめのホームベーカリーをメーカーごとにご紹介していきます。

4.豊富なメニューに対応!シロカ(siroca)のホームベーカリー

家電メーカーのシロカで、最初に商品化されたのがホームベーカリーです。
発表当時は4万円以上するものだったホームベーカリーを約6,000円という低価格で販売して大ヒットし、一躍有名になりました。
無駄を省き、必要なものはしっかり備えた多すぎない機能が魅力の、ちょうどいいホームベーカリーを取り扱っています。

シロカはCMなどで広告を打たないという社風が特徴で、その分商品価格が安く抑えられています。
豊富なメニューに対応しているため、「ホームベーカリーは初めて」という方や、ホームベーカリーでさまざまな料理を作りたいと思っている方におすすめできるメーカーです。

siroca SHB-122

siroca SHB-122

「SHB-122」は、最大2斤まで作ることが可能な、大容量のホームベーカリーです。
特長は、フランスパン風の食パンを作ることができることです。
シロカの限られたホームベーカリーでしか作れなかったフランスパン風食パンですが、リクエストが多かったため、こちらの商品で再登場しました。外側がパリっと焼けるため、チーズやオリーブオイルなどによく合います。

この製品は、食パン以外にもお餅やケーキ、ヨーグルトなど、全部で17のメニューが作れるのもうれしいポイントです。
さらに、ホームベーカリーでおなじみのうどんやパスタを作るメニューに加え、そばまで作れる本格派。レシピ本付きなので、ホームベーカリー初心者の方にもぴったりです。
また、最大13時間まで調整できるタイマー機能付きなので、時間を有効活用しながらパン作りができます。
焼き色も3段階に調節できるので、砂糖の量などに合わせて調整してみましょう。

 

siroca SHB-512

siroca SHB-512

スタイリッシュな見た目が印象的な「SHB-512」。
こちらのホームベーカリーは、インテリアや食器に合わせてブラウンとホワイトの2カラーから選べます。
機能面では13時間まで設定できるタイマー、焼き色3段階調整、1~2斤までのパンに対応している優れものです。
さらにマナーモード機能が追加されたことで、小さなお子さんがいるご家庭や、夜中に使用するときにも使いやすくなりました。

全14のコース設定ができるので、これ1台で食パンや米粉パン、お餅、ジャム、キャラメルといった多種多様な料理が作れます。
「ジャムやキャラメルの作り方がわからない」という人も安心してください。
おいしいレシピが81件掲載されたレシピブックが付属しています。
シリーズ累計で100万台以上売れている、大人気のホームベーカリーです。

 

siroca SHB-712

siroca SHB-712

「SHB-712」は、さきほどご紹介した「SHB-122」、「SHB-512」モデルの高性能版という立ち位置です。
お手軽に本格自家製パンが作れる特長はそのままに、いくつかの機能が追加。
まず食パンのミミのかたさを「やわらかめ」と「かため」から選ぶことができるようになりました。
さらにフランスパン風食パン、全粒粉パン以外にも、天然酵母パンやライ麦パンなど、より健康志向なパンを作ることが可能です。
さらに、前述のモデルではグルテン入りしか作れなかった米粉パンが、グルテンなしも選べるようになっています。

メニューには、お餅やジャム、生キャラメルといった料理に加えて、フレッシュチーズやケーキ、ケークサレなどが増えました。
より多機能なホームベーカリーで料理を作りたい方には、この「SHB-712」がおすすめです。
上述した2機種と同様に、付属品として「もっとおいしいレシピ」というレシピ本が付いています。
また「Siroca」のロゴが入ったミトンも付いているので、これさえあればすぐに自宅でパン屋さん気分を味わうことができます。

 

5.時短機能が大人気!安定のパナソニック(Panasonic)ホームベーカリー

パナソニックは1987年からホームベーカリーの販売を始め、既に30年以上の歴史を持っています。
パナソニックのホームベーカリーは優れた時短機能が特長で、通常3時間以上かかるパンの行程を、たった1時間に短縮できます。
またイーストやレーズン、ナッツなどを自動投入する機能も備わっているため手間がかかりません。
イーストの投入では、ホームベーカリーが室温やパン生地の温度を察知してイーストを入れるタイミングを見計らってくれるので、自動でいつでもおいしいパンを作ることができます。

また口溶けのよいリッチな食パンである「パン・ド・ミ」が作れるのも特長の1つです。
パン・ド・ミとは、外はパリッと、中はなめらかな食パンのことです。
少量のイーストとたっぷりの水分で、じっくりと時間をかけて作り上げます。
温度察知機能が付いているパナソニックのホームベーカリーだからこそ作れる、特別な食パンだといえます。
このようにパナソニックは、機能性に優れたホームベーカリーを販売しています。
上記でご紹介した機能はどのホームベーカリーにも標準装備されているため、より本格的な手作りパンを楽しみたいと考えている人は、パナソニックの製品を検討してみてはいかがでしょうか。

パナソニック SD-MB1-W

パナソニック SD-MB1-W

パナソニックのホームベーカリーの中でも、必要な基本性能がぎゅっと詰まった製品がこちらの「SD-MB1」。
食パンやフランスパンはもちろん、グルテンの有無を選べる米粉パンやピザ生地などを作ることができます。
またケーキ、ジャム、生チョコといったスイーツも作れるので、ごはんにもおやつにも使える便利なホームベーカリーです。

パンやそのほかの料理も含め、メニューは全部で20種類。
いつも使うメニューは「マイメニュー機能」を使ってワンボタンで呼び出せるよう設定できるので、いちいちメニューを探す手間を省けます。
13時間後まで設定できるタイマーと、3段階に調節できる焼き色機能という便利な機能付きです。
もちろんパン・ド・ミのメニューやイースト、レーズン、ナッツの自動投入機能も搭載しています。
シンプルなデザインで、キッチンに置いても見栄えがよいのがポイント。
比較的安価なこともあり、ホームベーカリーの入門にはぴったりの品です。

 

パナソニック SD-MT2-W

パナソニック SD-MT2-W

「SD-MT2」は2018年10月に発売を開始した、新しいモデルのホームベーカリーです。
今までのパン・ド・ミのメニューを7年ぶりに進化させたのが特長の1つで、よりリッチな食パンを楽しむことができます。

メニューは全部で38種類あり、サンドイッチ用食パンやごはんパン、ライ麦パン、ブリオッシュなど、パンだけでも20種類あります。
ほかにもうどんやパスタを作れたり、ケーキの中でもグルテンフリーケーキ、ベジケーキといった種類があったり、あんこや甘酒などの新しいメニューが追加されていたりと、機能が充実しています。
国産小麦を使ったアレンジレシピが掲載されているレシピ本も付いてくるので、いろいろなメニューを試してみたいという方におすすめの製品です。

 

パナソニック SD-MDX101

パナソニック SD-MDX101

「SD-MT2」と同時期に発売された「SD-MDX101」は、「SD-MT2」と同様に進化したパン・ド・ミのメニューが搭載されているのが特長です。
またオートメニューには「SD-MT2」で作れる38種類のメニューに、食パン生地とハード生地(フランスパンのような噛み応えのある生地)という2種類の生地メニューが追加され、計40種類になっています。
生地メニューとは、主に成形パンを作るときに使われるメニューです。
キャラクターのパンやオリジナルの創作パンなど、お子さんや友達と一緒にお好きな形のパン作りが楽しめます。

100のレシピが載ったレシピ本も付いてくるため、「どうせホームベーカリーを買うなら、多機能のものがいい!」「いろいろな料理にチャレンジしたい!」という方にぴったりの製品です。
「ホームベーカリーをもっと自分好みに使いたい」という方にもおすすめなのが、マイねり機能。
この機能を使えば、お好みのかたさや時間でねりパターンを設定し、5つまで記憶させておくことができます。
「オート機能だけじゃ物足りない」という方は、こちらのホームベーカリーを使って自分好みのねり加減を追求してみてはいかがでしょうか。

 

パナソニック SD-MT1-T

パナソニック SD-MT1-T

こちらは縦長のすっきりとしたシルエットが目を引くホームベーカリーです。
39種類のメニューがあり、中でもパン・ド・ミのメニューが3種類あるのが特長です。
通常のパン・ド・ミに加え、よりもちもちとした食感が楽しめるもちもちパン・ド・ミと、なめらかな食感にふわふわ感を与えたふわふわパン・ド・ミの3つが楽しめます。
パン・ド・ミの食感を変えられるのは、ねる速度を自由に変えられるインバーターモーターを搭載しているから。これは、最短1時間でパンを完成させるのにも一役買っている機能です。
パン以外のメニューにはジャムやコンポートなど、作ったパンと一緒に食べられるような料理もあります。
いろいろな種類のパンを作って、手作りパンパーティーを開いてみましょう。

 

6.コスパで選ぶなら!1万円前後で高機能機種をそろえるツインバード(TWINBIRD)

ツインバードは、比較的お求めやすい価格のホームベーカリーで有名なメーカーです。
値段が高くなりがちな大容量モデルでも、買いやすいのが魅力です。
一方、機能はシンプルで、ほかのメーカーの製品よりもメニューが少なくなっています。
もちろんパン作りは問題なく行えるので、「まだホームベーカリーを使ったことがないけれど、とりあえずパン作りに挑戦してみたい」という方におすすめなブランドです。

またツインバードのホームベーカリーの特色として「取っ手が付いていない」ことが挙げられますが、これも高機能な製品を低価格に抑えるためのポイントです。
あくまでも必要な機能に特化させているので、コストパフォーマンスの高さを実感できるホームベーカリーになっています。

ツインバード BM-EF34G

ツインバード BM-EF34G

ツインバードのホームベーカリーでも、とくに今注目されているのが、こちらの「BM-EF34G」です。
この機種は、糖質制限中にうれしい「ブランパン」を作ることができます。
ブランパンとは、小麦の外皮を主原料とし、糖質をできるだけ取り除いた特別なパンです。
タンパク質や食物繊維などの栄養が豊富で、バランスのよい食事とゆるやかな糖質制限ができるため、人気が集まっています。

ブランパンを作るには専用の発酵・焼き技術が必要ですが、その技術をいち早く取り入れたホームベーカリーがこの「BM-EF34G」です。
もちろんブランパン以外にもさまざまな料理が作れます。
食パンやスイートパン、ごはんパンなど各種パンのほかに、お餅や焼き芋、甘酒などを作れる18種類のモードがあります。

 

ツインバード PY-E635W

ツインバード PY-E635W

こちらは、タイマー機能が最大15時間と長く設定されているのが特長です。
「夜のうちに仕込んでおいて、朝食にできたてのパンを食べたい」という人にぴったりな製品となっています。
メニューは全部で16種類。
食パンやごはんパン、全粒粉パンなどの基本的なパンはもちろん、ピザ生地やめん生地、お餅、焼き芋、甘酒などの料理も作れます。
またメニューの中には「こね」「発酵」「焼き」がそれぞれあるので、成形パンなど一手間加えたパンを作れるのもポイントです。
パンのサイズは1斤と1.5斤に対応しています。

 

ツインバード PY-E731W

ツインバード PY-E731W

こちらの「PY-E731W」は、少人数で食べきれるサイズのパンを焼くことができるのが魅力です。
ホームベーカリーで焼けるパンの大きさは、1斤・1.5斤・2斤というのが一般的ですが、この製品は0.5斤・0.8斤・1斤という小さめのサイズ展開です。
一人暮らしや夫婦の方など、少人数世帯の需要に応える設計になっています。
手軽に使えるホームベーカリーとして小さめサイズのものを探しているなら、こちらの製品がぴったりです。

この製品には自動具入れ機能も付いているので、レーズンパンなど、まんべんなく具を混ぜ込んだパンでも簡単に作ることができます。
13時間までの予約タイマーはもちろん、停電が起きたときに復帰できるよう停電復帰メモリー付きなので、もしものときでも安心できます。
レシピブックも付いているので、初心者の方におすすめしたい商品です。

 

ツインバード PY-E632W

ツインバード PY-E632W

ツインバードのホームベーカリーの中でも、メニューが豊富な「PY-E632W」。
全40種のメニューがあるので、パンを焼く以外にもさまざまな使い方ができます。
たとえばナンの生地や、中華まんの生地、餃子やドーナッツの生地を作ることが可能なため、生地からすべて自作した料理を作ることができます。
また塩こうじやおかゆ、スープなどバラエティに富んだメニューがあり、毎日の料理を楽しくしてくれるでしょう。

大手料理教室の講師を勤める、料理家の平井先生が監修したレシピ本が付属しているのもうれしいポイントです。
メニューの数は驚きの100個。
これだけあれば、作りたい料理がきっと見つかるはずです。
作れるパンの大きさは0.5斤と1斤の2種類。
シチュエーションに合わせて、食べきりサイズのパンが作れます。

 

7.有名食パン店ともコラボ!パン作りといえば象印(ZOJIRUSHI)

象印は「パンくらぶ」というシリーズで、ホームベーカリーを販売しています。
メニュー数が多く、料理にこだわりたい人向けの商品と、基本性能だけを詰め込み、コンパクトサイズに重点を置いた商品の2本立てで、家族構成や使う状況に応じて選ぶことができます。
また神戸にある食パン専門店「地蔵家」とタイアップし、パン屋さんの窯をホームベーカリーで再現。
毎日作る食パンをよりリッチにする工夫を凝らしています。

ZOJIRUSHI BB-HE10

ZOJIRUSHI BB-HE10

象印が自信を持って販売する、ホームベーカリー「パンくらぶ/ BB-HE10」。
特長はなんといっても、とてもコンパクトなところです。
テーブルやワゴンの上に置いても邪魔になりづらい、タテ型のスマートな形状になっています。
さらに、コンパクトでありながら、性能も非常に優れています。
たとえば食パンコースでは、しっかりとした歯ごたえの「もちもち」と、かるい食感の「ふんわり」から食感を選ぶことができます。

もちろん作ることのできるパンは、食パンだけではありません。
ほかにも天然酵母パンコースにすることで、本格的なピザ生地や、米粉パン、フランスパンも焼くことができます。
前日に余ってしまったお米に小麦粉を加えて、おいしいお米入りパンを作ることのできるコースも備えています。
タイマー予約機能もあるので、前日の夜にセットしておけば、朝から焼きたてのパンを楽しむことが可能です。
また、自作するとなると手間のかかるジャムも、これ1台で作ることができます。
ぜひ、自家製パンに自家製ジャムを付けて食べてみてください。

 

ZOJIRUSHI BB-ST10

ZOJIRUSHI BB-ST10

こちらのホームベーカリー「パンくらぶ/BB-ST10」は、先ほどご紹介した「パンくらぶ/BB-HE10」の高機能版です。
すっきりとしたコンパクトなサイズ感はそのままに、よりおいしく、そしてよりたくさんの種類のメニューが作れるようになりました。
熱の伝わり方を徹底的に研究し、パン屋さんの窯を再現した「底面加熱ダブルヒーター」により、より本格的な味わいに仕上がります。
パン作りに大切なイーストも、タイミングを計って自動で投入してくれるようになりました。

ほかにも薄力粉だけでパンを作ることができる「薄力粉コース」が追加されたので、これまで以上にお手軽にパン作りが楽しめるようになっています。
もちろん薄力粉に合わせてこね・発酵時間を調節してくれるので、おいしさは変わりません。
ほかにも豆やベーコンなどのやわらかい具材をつぶさずにこねる機能や、パンのミミをかたく仕上げる機能、イースト少なめ機能など、より自分好みの設定を行うことができます。
120種類のレシピを掲載したレシピブックと、樹脂製めん棒も付属しているので、これ1台で自家製パン作りの準備は万全です。

 

8.薄皮でパリッと焼き上げる!珍しくIHを取り入れるタイガー

タイガーのホームベーカリーは、遠赤外線と高火力で焼き上げる「土鍋焼き」を採用しているので、ほかのメーカーと比べて焼きに特化しています。
また、最近ではIHシステムを取り入れたモデルも多く、最高200℃まで加熱することができるので、外はパリッと、中はもちっと仕上げることができます。
IHシステムは温度管理も優秀なので、適切な温度でしっかり焼き上げてくれます。

ここではIHシステムを搭載した、おすすめ製品を3つご紹介します。

 

タイガー KBD-X100WF

「KBD-X100」は、さまざまな機能が備わったホームベーカリーです。
まず、生地の温度上昇を防ぎながら、なめらかにこねあげる「DCモーター」が、パン作りの工程の中でも大切な「こね」の作業を丁寧に行います。
次に、安定した焼き上がりを可能にした「温感仕込み」。
これは生地温度センサー、庫内温度センサー、室温センサーの3つのセンサーで温度を管理する機能です。
これらを駆使した徹底的とまでいえる温度管理により、1段上の自家製パンを作ることができます。

加えて、センサーでイーストを投入する最適な温度を察知し、自動で投入する「イースト自動投入」機能も搭載。
さらに、最高200℃まで加熱可能な「IHシステム」で、パリッと香ばしいパンを焼き上げます。
メニューは全部で36種類、それぞれのメニューを活用したレシピブックも付いてくるので、パン作りに力を入れたい方から初心者の方まで、幅広い方におすすめできます。
またこのホームベーカリーは、タイガーの商品の中でも上質な商品を集めたブランド、「GRAND X(グランエックス)」シリーズの商品でもあります。

 

タイガー KBY-A100-W

タイガー KBY-A100-W

こちらの「KBY-A100」は、家庭用で初めて角食パンを作れるように設計されたホームベーカリーです。
角食パンとは蓋をして焼き上げる食パンのことで、お店で買う食パンでおなじみの正方形をしています。
きめが細かく、しっとりとした仕上がりが特長です。
一方、蓋を開けたまま焼き上げる食パンは山型パンと呼び、ふわっとした食感が楽しめます。

また、IHシステムを2つ搭載した、ダブルIHの高火力もセールスポイントの1つです。側面と底面に設置したIHシステムで一気に加熱し、全体を包みこむことで、皮までおいしい食パン作りを可能にしました。
イースト自動投入機能・具材自動投入機能・こね、発酵、焼きの単独工程機能があるため、「いろいろなパンを作りたい」と考えている方におすすめです。

選べるメニューは全部で27種類。
パン以外にもお餅や甘酒を作ることができます。
また、パンケースのクリーニング機能も付いているため、お手入れも楽々です。
どのホームベーカリーにしようか迷ったら、ぜひ手に取ってみて欲しい商品です。

 

タイガー KBX-A100W

タイガー KBX-A100W

こちらの「KBX-A100」は、最初に紹介した「KBD-X100」の旧型モデルです。
しかし単純な劣化版という訳ではありません。
こちらの製品には、パンケースの内側に遠赤土鍋コーティング、外側に耐熱褐色コートがされています。
そのため遠赤外線と高火力で質の高い焼きが可能です。
また「KBY-A100」と同様、角食パンが作れることに加えて、イースト自動投入機能やタイマー機能も搭載されているため快適に使用できます。
コンパクトなボディなので、置き場所にも困りません。

 

9.まとめ

家でパンを簡単に作れる、ホームベーカリーのおすすめ商品についてまとめました。
現在では、ほとんどのホームベーカリーがパン以外のメニューを作れるようになっており、パンを作るという目的以外にも使用することができます。
しかしメーカーごとにそれぞれ特長があり、メーカーの中でも製品によって特別な機能が付いていることもあるので、購入前にはしっかりと調査しておくことをおすすめします。
ぜひこの記事を参考に、あなたに合ったホームベーカリーを探してみてください。