コードレス掃除機は、従来の掃除機のようにコードを引き出すことなく、サッと掃除に取りかかれると評判です。たくさんのメーカーからさまざまなモデルが販売されていますが、タイプによっては5,000円以下で買える商品もあります。
この記事では、コードレス掃除機の購入を検討している方に向けて、コードレス掃除機のメリットや選び方のコツのほか、おすすめのコードレス掃除機を人気欄イング形式でお伝えします。
コードレス掃除機の「特徴」
コードレス掃除機とは、その名の通りコードがない掃除機のことです。
掃除機に内蔵のバッテリーに充電された電力を動力源とするのが特徴で、コード付き掃除機のように、使用のたびにコンセントから電力の供給を受ける必要がありません。
これまでは、コード付き掃除機よりも吸引力が弱いとされ、サブ掃除機として使われるのが一般的でした。
最近では、コード付き掃除機のパワーにも劣らない吸引性能を持った製品が多数発売されているので、コードレス掃除機をメイン掃除機として使用するユーザーが増加しています。
コードレス掃除機の「メリット」
近年、コードレス掃除機の需要が高まっていますが、理由はメリットの多さにあります。
そのほとんどは、コードレス掃除機の最大の特徴であるコードがなくなったことに起因していますが、コードレス掃除機を使うと、どのようなメリットがあるのでしょうか?
コードが邪魔にならない
コードレス掃除機のメリットのひとつは、コードが邪魔にならないことです。
コード付き掃除機の場合、コードを伸ばしてコンセントから電源を取ることで作動します。
そのため、掃除機を移動する際にコードが絡まったり、コードが邪魔をして上手く掃除機をかけられなかったりと、不便さを感じる原因となっていました。
その点、コードレス掃除機なら快適に掃除を進められます。
テーブルなどの周りを一周してもコードが引っかかることはありません。
自由自在に動けるので、掃除を早く終わらせられます。
軽量で取り回しが簡単
コードレス掃除機は、軽量で扱いやすい製品が多数揃っています。
コード付き掃除機は、コードレス掃除機と比較してやや重めなので、階段掃除など本体を持ち上げながらの作業には向きませんでした。
コードレス掃除機を使用することで、腕への負担は軽くなり、本体を持ち上げながらの掃除機がけも楽になります。
最近では、モーターの小型化や軽量化によって、さらに持ち運びしやすいモデルも登場しています。
屋外の清掃にも使える
コードレス掃除機は、バッテリーが充電されていれば、場所を選ばずどこでも使うことができます。
もちろん、屋外でも使用可能で、特に車の清掃時に重宝します。
例えば、車内での食事の際に食べカスが落ちてしまったり、海水浴の帰りに砂や土が車内に付いてしまったりと車内は意外と汚れやすい場所です。
コード付き掃除機は電源を確保しないと使用できませんが、コードレス掃除機ならバッテリーに十分な電力が充電されていればどこでも利用できます。
コードを差し替える手間が省ける
コード付き掃除機はコンセントにコードを差した状態なので、コードが届く範囲しか掃除機をかけることができません。
それ以外の範囲を掃除するためには、コードを抜き取り別のコンセントに差し替える必要があります。
それに対して、コードレス掃除機は、そもそもコードがありません。
コードの差し替えを気にする必要もなく掃除機を使えます。
掃除中のコンセントの差し替えは、少々手間のかかる作業です。
ちょっとしたことですが、意外と時間の短縮にもつながります。
コードレス掃除機の「デメリット」
コードがなくなったことで、さまざまなメリットが生まれたコードレス掃除機ですが、いいことばかりではありません。
デメリットのなかには、買い替えにつながる大きなものもあります。
一体どのようなデメリットがあるのか見てみましょう。
基本的に本体価格が高い
コード付き掃除機と比較すると、コードレス掃除機は本体価格が高めに設定されています。
これは、吸引力が落ちないバッテリーの開発や、部品の小型・軽量化など、コードレス化のための高度な技術が詰め込まれているためです。
また、特に最新の製品は、コード付き掃除機と比べても見劣りしない性能を備えており、バッテリーの性能によっても価格は大きく変わります。
コードレス掃除機のなかでも、1回の充電で30分以内といった短時間しか使用できないタイプは安価な場合が多いです。
対して、1時間近く使用できるバッテリーもありますが、値が張る傾向にあります。
バッテリーが切れたら使用できない
コードレス掃除機は、コードから電源を取らない代わりに、バッテリーで作動します。
そのため、バッテリーの充電が切れれば、使用できなくなります。
1回の充電で使用できる時間は30分以内のものが多く、1時間程度使用できる機種は多くはありません。
また、充電している間は使用できないので、掃除の途中でバッテリーが切れた場合、掃除をストップしなくてはなりません。
充電にかかる時間も機種によって差があり、長いものでは数時間かかる場合もあります。
バッテリーには寿命がある
バッテリーには寿命があるため、寿命がくれば交換しなくてはなりません。
メーカーや機種によってバッテリーの寿命は異なりますが、約500回使用するとバッテリーが消耗しはじめます。
バッテリーが機能しなくなったら取り換えが必要です。
その場合、取り換えを自分でできる機種とそうでない機種があります。
自分で取り換えが可能な場合は、家電量販店にて新しいバッテリーを購入して付け替えますが、価格は、メーカーや機種によってさまざまです。
ただし、手持ちのコードレス掃除機が古いとバッテリーが廃番になっていることがあり、新しいバッテリーが手に入らないおそれもあります。
コードレス掃除機を購入する際に、一緒に交換バッテリーを買っておくのもひとつの手です。
自分で取り換えられないタイプの場合は、メーカーに修理を依頼しましょう。
修理代として3,000円~4,000円ほどかかり、メーカーによっては送料が必要です。
やはり、バッテリーが廃番になっていることがありますが、交換バッテリーがないと、掃除機自体を買い替えることになります。
コードレス掃除機を購入する際には、バッテリーの寿命がどのくらいか、交換は簡単に行えるかどうかを確認しておくと良いでしょう。
コードレス掃除機の「種類」
コードレス掃除機は2種類に大別されます。
それぞれの特徴を理解して、コードレス掃除機を選ぶ際のポイントにしましょう。
ローエンドタイプ
ローエンドタイプの製品は、基本的に軽く、電圧の低いバッテリーを使っているため、軽量モデルが多く、力のない方も安心して使うことができます。
ハイエンドタイプと比べると吸引力は弱いものの、床のホコリや髪の毛などのゴミなら簡単に吸い上げられます。
床用のヘッドに取り付けられた吸込口は、回転ブラシのないコンパクトな「ノーマルヘッド」が採用されているため、カーペットなどの掃除には適しません。
コード付き掃除機のサブ機として最適ですが、その使い勝手の良さからメイン機として使用するユーザーも多いです。
リーズナブルなため、価格重視の方からも高い支持を集めています。
ハイエンドタイプ
ハイエンドタイプの製品は電圧の高いパワフルなバッテリーを採用しているため、ローエンドタイプより吸引力が強く、連続して使える時間が長いです。
コード付き掃除機の代用品として使う家庭も多く見られます。
モーターヘッドを標準装備しているため、フローリングやカーペットの掃除も簡単に行えますが、本体に重たいバッテリーやモーターを搭載しているため、手首に負荷がかかります。
価格は3万円以上の製品が多く、豊富なアタッチメントも魅力のひとつです。
コードレス掃除機の「形状」
コードレス掃除機は、形状で分けるとスティック型、キャニスター型、ハンディ型の3つに分類できます。
それぞれに特徴があるので、商品を購入する際には、自分に合った形状を選びましょう。
スティック型
コードレス掃除機の主流はスティック型です。
コンパクトなので置き場所に困ることもなく、ワンルームでもスッキリと収納できるので、現在最も人気があります。
スティック型コードレス掃除機には重心の位置によってハンディタイプとスタンドタイプの2つに区別され、家電メーカーはどちらか一方を採用していることが多いです。
- ハンディタイプ
ハンディタイプは手元付近にある本体部分に延長管とヘッドを付けた、じょうろのような形をしたスティック型の掃除機です。
延長管を取り外すとハンディ型として使える製品も多く、ダイソンから販売されているコードレス掃除機がこのタイプ。
使い勝手の良さはキャニスター型掃除機に似ていて、押す、引くなどといった動作に違和感がありません。
重心が手元にあるため、天井などの高所や、家具の下といった狭い場所までスムーズに掃除ができ、ヘッドの上げ下げも軽い力で行えます。
ただし、手首に負担がかかりやすく、掃除機本体の重さを気にする方も少なくありません。
また、スタンドタイプのように自立できない製品が多く、立てかけて収納したい場合は、収納用ホルダーを壁にねじで留める必要があります。
壁に穴をあけたくない方や賃貸住宅で穴をあけることが禁止されている方にとってはハードルが高い製品でしょう。
- スタンドタイプ
スタンドタイプは重心となる本体を下部に置いて設計されたスティック型掃除機です。
アンカー社などのコードレス掃除機がこのタイプにあたります。
ヘッドが床に触れた状態で掃除をするときには本体の重さを感じることはほとんどなく、手首に大きな負担はかかりません。
また、本体は簡単に自立するので、掃除中に邪魔な家具や物を移動するといった、一時的に掃除をストップしたい場合でも困りません。
しかし、ハンディタイプよりも重い製品が多く、本体を持ち上げると、ずっしりとした負荷が手首にかかります。
そのうえ、重心が手元から離れているため、ヘッドの上げ下げといった動作には不向きです。
本体を持ち上げて行う高い場所などの掃除では、手首や腕がだるくなることがあります。
また、ヘッドが本体部分に付いているので、家具の下といった本体よりも幅の狭い場所は掃除することができません。
キャニスター型
コードレス掃除機のキャニスター型とは、コード付きキャニスター型掃除機の見た目はそのままにコードレス化したのが、コードレス掃除機のキャニスター型です。
コード付き掃除機はコードの煩わしさに、コードレス掃除機はパワーの弱さとバッテリーの駆動時間の短さに難がありますが、それら全てを改善しており、まさに両者の「いいとこどり」を実現しました。
キャニスター型は本体に車輪が付いているため、移動を楽に行うことができ、また、ダストボックスの容量も大きく、捨てる回数を減らせます。
本体が置けるので、どのような場所を掃除するときでも、手首に負担はかかりません。
そのうえ、細長いノズルの先にヘッドが付いているので、狭い場所も楽に掃除ができます。
ハンディ型
ハンディ型は、スティック型のハンディタイプをよりコンパクトにしたもので、片手で軽々持ち上げることができる手軽さが魅力です。
ノズルとヘッドを付け替えることスティック型コードレス掃除機になるモデルも販売されていて、テーブルの上の食べこぼしや、デスク周り、棚の上など大きい掃除機では使いづらい場所で活躍します。
ハンディ型は、メインというよりはサブ機として使うのが一般的です。
コードレス掃除機の「選び方のポイント」
コードレス掃除機を選ぶうえで、ぜひチェックしておきたいポイントがあります。
これらのすべてを考慮していると、価格も跳ね上がってしまいますので、自分にとって譲れないポイントを押さえることが大切です。
ライフスタイルに合ったコードレス掃除機を選びましょう。
吸引力
掃除機選びのなかで最も重要といえるのは吸引力でしょう。
吸引力が弱すぎるとゴミが取り切れないなど、掃除機としての十分な働きを見込めません。
吸引力の目安となるのが吸込仕事率です。
これは、モーターのパワーによって空気を吸い込む能力を数値で表したもので、実際には、ブラシや床の性質によっても吸い込み具合は変わります。
そのため、ひとつの指標として確認することをおすすめします。
本体重量
部屋の移動や棚掃除の際など掃除機を持ち上げることは多いです。
掃除のたびに手首を痛めていては、掃除そのものが嫌になります。
そのため、本体重量のチェックは欠かせません。
高い性能を搭載した製品は本体が重くなる傾向にありますが、最近では、クオリティの高さを維持しながら軽量化を実現した製品も登場しています。
収納方法
収納方法は主に壁掛け式とスタンド式の2種類があります。
壁に穴をあけられない賃貸物件に住んでいる方はスタンド式か、セパレートチャージ式で充電できるタイプのものがおすすめです。
特にスタンド式は充電器に立てて収納するだけで充電が行える製品が多いので、充電を忘れる心配もありません。
静音性能
生活スタイルによっては、日中に掃除をすることが難しい場合もあります。
やむを得ず、早朝や深夜に掃除機をかけることが多い場合は、音が静かな掃除機を選ぶのが良いでしょう。
排気性能
食べ残しやペットの毛など、ゴミはさまざまなニオイを発します。
掃除の最中、それらのニオイが交じり合うと、排気口から悪臭が発生することに……。
きれいに掃除をしたにもかかわらず、部屋中に悪臭が充満しているなんて嫌ですよね。
ニオイが気になる人は、排気臭を抑制する製品を選ぶのが一番です。
集じん方法
集じん方法は「サイクロン式」と「紙パック式」に大別されます。
どちらもそれぞれにメリットデメリットがあるので、自分の好みに合った方法を選びましょう。
- サイクロン式
サイクロン式とは、遠心力によってホコリと空気を分離する仕組みのことです。
ゴミのみを集めるので、フィルターの目詰まりを抑制し、吸引力が低下しにくいのがメリットです。
紙パックを用意しなくても良いため、ランニングコストがかかりません。
ただし、ゴミを捨てる際にホコリが舞い上がりやすく、ダストボックスはこまめに手入れする必要があります。
また、フィルターが目詰まりした場合には、フィルターの交換費用が発生します。
吸引量によって吸引力が落ちるのを防ぎたい方、ランニングコストがかかるのを避けたい方はサイクロン式がおすすめです。
- 紙パック式
紙パック式とは、吸い込んだホコリをあらかじめセットしておいた紙パックに集めて捨てる仕組みのことです。
ゴミが溜まってくると吸引力が落ちてしまうことは難点ですが、ゴミがいっぱいになった時点で紙パックごと捨てるため、ゴミに直に触れることなく衛生的に使うことができます。
頻繁にゴミ捨てをしなくても良いので、こまめなお手入れが面倒な人は紙パック式が適しているでしょう。
連続運転時間
掃除機を使用しているときに、バッテリーが切れて掃除を中断するとなると、ストレスにもつながりますし、せっかく出たやる気も失せてしまいます。
掃除にどのくらいの時間を要するのかを計算して、必要な連続運転時間を満たしている製品を選びましょう。
充電時間
充電時間も見落とさずに確認してください。
一般的に、パワフルなコードレス掃除機ほど充電に時間がかかります。
充電時間を短縮したい場合は、急速充電に対応した製品を選びましょう。
お手入れのしやすさ
お手入れのしやすさは意外と見落としがちですが、チェックしておきたい項目です。
掃除するたびにブラシヘッドには汚れが付きます。
そのまま放置しておくと吸引力の低下につながり、消費電力も上がります。長く使うためにも、お手入れが苦にならない製品を選ぶことをおすすめします。
コードレス掃除機の「特徴」をメーカー別に大公開!
メーカーによって、製品の特徴が大きく異なります。
掃除機の主要メーカー6社の特徴についてご紹介します。
製品選びの前にまずはメーカーごとの特徴を把握しておきましょう。
シャープ(SHARP)
シャープは、生活家電などを幅広く展開している日本の電機メーカーです。
日本で最初にサイクロン掃除機を発売したのがシャープであり、サイクロン式のコードレス掃除機が充実しています。
シャープのコードレス掃除機の特徴は、軽量で強力なパワーが持続することです。
国内で販売されているコードレス掃除機の多くはスティック型ですが、シャープはキャニスター型も生産しています。
また、自走式ヘッドを採用している製品が多く、力を必要とせず、あらゆる箇所を簡単に掃除することができるのが魅力です。
取り外し式のバッテリーに対応している製品も多く、なかにはバッテリーが2個付属しているタイプもあります。
ひとつを充電している間にもうひとつのバッテリーを使って掃除できるため、掃除中にバッテリーが切れても、充電を待つ必要がありません。
パナソニック(Panasonic)
日本の家電メーカーのなかでも歴史が古いパナソニックですが、さすが大手メーカーとあって、コードレス掃除機の品揃えは豊富で、機能性も優れています。
例えば、パナソニック製品にはハウスダストを検知する「クリーンセンサー」を搭載したモデルがあり、目に見えないゴミまでしっかりと掃除できると評判です。
また、ノズル部分が自在に動く「くるっとパワーノズル」搭載の機種では、普通の掃除機なら諦めるしかない狭い場所でも、掃除機のヘッドを入れてゴミを吸い込むことができます。
ほかにも、暗い場所を掃除する際に便利な「LEDナビライト」機能を搭載したモデルもあり、ユーザーにとっての手軽さをとことん追求しています。
三菱(MITSUBISHI)
2015年、三菱はコードレス掃除機市場に参入しました。
掃除機とは思えないスタイリッシュなデザインは、部屋のインテリアとしても十分に成立するほどです。
また、充電台に空気清浄機能を備えたモデルもあり、空気清浄機を別に購入するよりも、部屋をスッキリと見せることができます。
デザイン性の高さを求める方から高い支持を集める三菱のコードレス掃除機ですが、機能性においても優れています。
強い吸引力で細かいゴミも吸い取り、掃除中に舞うホコリもしっかりキャッチ、きれいな空間を保ちます。
日立(HITACHI)
日立は国内最大規模を誇る総合電機メーカーです。
「モーターの日立」だからこそ、小型、軽量、強力パワーの三拍子揃った掃除機を生み出すことに成功しました。
そのなかでも、日立独自のパワーブーストサイクロン構造を採用したモデルが特におすすめです。
強力なファンモーターが搭載されているため高い吸引力を維持し、フローリングの隙間に挟まって吸い込みにくいようなゴミまでしっかりと吸引します。
また、ハンドル部分が変形するモデルやパイプの長さを調節できるモデルなどもあり、使い勝手の良さには定評があります。
基本的にバッテリーは寿命がきたら修理に出して交換しますが、なかにはワンタッチでバッテリーを外せる製品もある魅力的なメーカーです。
東芝(TOSHIBA)
さまざまな家電を生産している東芝ですが、コードレス掃除機については2014年に入って間もないころに販売を開始しました。
その特徴は、毎分最大120,000回転で高速運転する独自のモーターによって強力な吸引力を実現しているところです。
また、「ゴミ残しまセンサー」搭載機種は、ランプを点灯させて小さなゴミでも知らせてくれます。
車輪付きの円筒形ボディで、狭いスペースの掃除の際にも本体を旋回させずに楽に方向転換でき、ストレスフリーです。
東芝の掃除機といえばトルネオシリーズが人気ですが、コードレス掃除機ならトルネオVシリーズ。
吸引力、運転時間、操作性などトータルでバランスが良いと評価されています。
ノズルを変えることで、車や、サッシの外側などの清掃にも重宝します。
ダイソン(Dyson)
いわずと知れたイギリスのメーカーダイソン。
ダイソンのコードレス掃除機は国内外で評価が高く、コードレス掃除機の弱点であった吸引力を大幅に改善し、メイン掃除機として使えるモデルを多数扱っています。
ダイソンの掃除機といえば、独自のサイクロン式による高い吸引力が最大の魅力。
0.3ミクロンの微細な粒子まで逃さずに捕らえることができます。
デザイン性も高く、オシャレに立てかけて収納できるので、見た目重視の方におすすめです。
高価な製品が多いですが、値段に見合った品質と機能が備わっています。
一人暮らしに◎!コスパのいい「コードレス掃除機」おすすめランキング!
できるだけリーズナブルな価格でコードレス掃除機を購入したいと考える学生や一人暮らしの方は多いのではないでしょうか。
ここでは、5,000円以下で購入できる製品をご紹介します。
【1位】サイクロンスティック型クリーナー ブラウン (TC-5106BR)
コンパクトかつ、かわいいデザインで、一人暮らしの方にぴったりのクリーナーです。
サイクロン方式なので、吸引力が高く、集じん効果が持続します。
本体重量は約1.5kgと軽いため、取り回しが楽々。
気づいたときにサッと出して掃除ができます。
また、スティックとハンディの2WAY式で、床掃除だけでなく棚やソファの上など、あらゆる場所の掃除に便利です。
フィルターは水洗いできるのでお手入れも簡単です。
【2位】ツインバードHC-EB19W
ハンディタイプの掃除機。
本体を立てて置くことができます。
収納場所を取らないので邪魔になりません。
充電台に載せるだけで充電ができる手軽さも魅力です。
付属の毛トラッシュミニノズルは、ペットの抜け毛掃除に最適で、ペットと暮らしている方には特におすすめ。
また、ダストケースとフィルターは水洗いが可能なので、掃除機を常に清潔に保つことができます。
【3位】ハンディ&スティック式 コードレス掃除機
本体重量が0.6kgと超軽量のスティック掃除機。コードレスなので広範囲の掃除が可能です。
また、最大12000paという超強吸引力で空気の通り道にゴミが溜まらず強力な吸引力が持続し、パンくず、お米や砂はもちろん、ペットの毛や髪の毛もしっかり吸い込みます。本体部分にLEDライトが付いているので、家具の後ろのゴミも見落とさず掃除できて◎。付属の延長パイプで3段階の長さ調節も可能です。
【4位】MAXZEN JC08MT01-W ホワイト
非常にスリムでコンパクトなクリーナー。一人暮らしの方にぴったりです。余分なスペースを取らず保管できるので、ワンルームのお部屋にも適しています。
吸引力が長続きするサイクロン式で、ダストカップ容量はたっぷりの800ml。ゴミ捨ての回数が少なくて済みます。スティックを取り外せばハンディクリーナーとしても使用できるところも◎!
【5位】HIKOKI R10DL(NN)
軽量でパワフルな吸引力を発揮するクリーナーです。
プレフィルタに吸着したゴミをかき落とす除じん機能を搭載しており、ダストケースを回すだけで手を汚すことなくプレフィルタのお手入れが可能です。
本体は約0.9kgと軽量で取り回しがしやすく、スムーズに掃除を行えます。
床はもちろん、ソファや窓サッシ、階段、車内など、あらゆる場所で活躍します。
本体のみの販売で、バッテリー及び急速充電器は別売です。
買い替えにおすすめ!10,000円以下のおすすめコードレス掃除機ランキング
自宅に掃除機はあるけれど、少し不便を感じている……。
そんな方は買い替えを検討してみてください。
5,000円~10,000円の手ごろな価格でも機能性や操作性に優れた製品がたくさんあります。
【1位】ツインバード TC-5134R
ツインバードが手軽さと機能性を徹底的に追求して生まれた製品です。
約1.7kgと軽量ながらも吸込仕事率は70Wとパワフル。
部品の数を最低限に抑えることでコストダウンも実現しています。
また、部品数の少なさは、故障しにくいということにつながります。
長く使えるのは嬉しいポイントですね。
1台2役を担い、スティックでもハンディでも使えるので、あらゆる箇所の掃除も簡単。
これ1台で家中の掃除が完結する便利な製品です。
【2位】ベルソス VS-YI003WH
本体重量850g、スティック時1.2kgという超軽量掃除機。操作はボタンひとつで、とにかくシンプルです。
ヘッド部分は大きく稼働するので、家具の下やお部屋の隅もスムーズにお掃除できます。紙パックが不要で経済的なところも魅力です。ダストカップ受けやフィルターは水洗い可能で、衛生的にご使用いただけます。
【3位】マキタ CL110DW
コードレスクリーナーは吸引力が弱いというイメージを覆す製品。
電動工具の大手メーカーであるマキタだからこその強い吸引力が持ち味です。
スティックとハンディの2WAYスタイルで、どんな場所でも扱いやすく、しっかりゴミを吸い取ります。
また、軽量化にこだわり、1.0kg以下という軽さを実現しています。
エアコンの掃除など腕を上げて掃除する際でも、この軽さならストレスを感じにくいでしょう。
階段掃除のように常に掃除機を持ち続ける状況でも負担の少ない製品です。
【4位】日本電興 ND-SWG400
モップが回転する掃除機。
フロア用、ガラス用、クレンジング用と、モップが3種類用意されており、床掃除から、網戸や窓ガラス、キッチン周り、洗車まで、さまざまな場所の掃除に役立ちます。
乾拭き、水拭きどちらにも対応。
連続使用時間が約1.5時間と長いので、家中、時間をかけてしっかり掃除することができます。
【5位】マキタ CL105DW
業務用のクリーナーを家庭用に改良した製品です。
3時間の充電で最大20分の連続使用ができます。
従来の製品は強/標準の2段階で吸引力の切り替えを行っていましたが、この製品は一時的にさらに吸引力をUPさせるターボ機能を搭載しており、フローリングの隙間に入った砂粒や、張り付いた髪の毛も逃さず吸い込みます。
重量は約1.0kg(ノズルを除く)と軽量なのもポイントです。
ゴミ捨ては、使い捨ての紙パックと、繰り返し使えるダストバッグの2種類が付属しているので、自分が使いやすい方を選択できます。
機能にこだわったコードレス掃除機おすすめランキング
【1位】SHARP RACTIVE Air
「もっとお掃除したくなる掃除機」を目指して開発された掃除機です。
約1.2kgと軽量ボディで腕への負担を軽減し、高所の掃除もスイスイ行うことができます。
床の種類に合わせてパワーを自動的にコントロールする「自動モード」や、ヘッド部分がしなやかに曲がり、壁際や隙間などに溜まったホコリを吸い取る「ペタッとヘッド」など、コンセプト通り、掃除を楽にする機能がたくさん備わっています。
【2位】ダイソン SV22ABL2
ダイソンのコードレスクリーナーの中で、最もパワフルな吸引力を誇る製品です。
レーザーがフローリングの見えないホコリを可視化し、取り逃しを防ぎます。製品全体で5段階にわたりゴミを捕集する設計で、0.3ミクロンもの微細な粒子を99.99%捕らえ、部屋の空気よりもきれいな空気を排出します。
また、付属の「フトンツール」を使えば、繊細な生地の布団からホコリやハウスダストを取り除くことができる布団クリーナーとしても機能します。
【3位】TOSHIBA VC-CLX51
チリや花粉などの微細な粒子まで分離することで、フィルターの目詰まりを抑制し、パワフルな吸引力を維持します。
ヘッドのワイドな吸い込み口は、細かいゴミまでしっかり除去。操作性にも優れており、握りやすく持ちやすい重量バランスです。
最長連続運転時間は標準で約35分。
暗いところのゴミを明るく照らす「ピカッとライト」は、ヘッド以外のすき間ノズルや丸ブラシにも取り付けられ、ゴミの取り残しを防ぎます。
【4位】マキタ CL003GRDW
清掃プロ業者も認める、確かな吸引力が魅力の製品です。
サイクロン式になったことで吸引力が長続きし、フィルターの清掃頻度が低減。また「新・流路構造」およびサイクロン部の「新・3層構造」搭載により、パワフルモード時で65dBと静音性もばっちりです。
さらに使いやすいワンボタンスイッチで4段階に切替え、前回OFFにしたモードから再開できるモードメモリも付いて便利です。
【5位】アイリスオーヤマ IC-SLDCP6
ブラシの回転力でヘッドが自走するので、力を使わずに掃除ができます。
重心が手元に近い設計なので、ヘッドの上げ下げや方向転換もスムーズです。
高所や隙間もサッときれいにすることができます。
また、「ほこり感知センサー」によって、ゴミやホコリの量をランプの色で知らせてくれる嬉しい機能も搭載。
さらに、ゴミの量に合わせてパワーを自動調整するので、無駄がなく、省エネ効果もあります。
ワンタッチでスティックとハンディの切り替えができるので、気になる箇所をすぐに掃除機がけができます。
ゴミ捨ては紙パック式を採用。
ダストボックスを洗うのが面倒な方におすすめです。
おわりに
掃除機はよく使うものだからこそ、各製品をじっくり比較検討し、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
お気に入りの一台で、掃除を楽しんでくださいね。
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