ベースメイクアイテムを選ぶとき、
『ファンデーションにはこだわるけれど、化粧下地ってどれも似たりよったりじゃない?』『そもそも化粧下地って必要なの?』
そんなふうに思っている方もいるのではないでしょうか?
元美容部員の筆者からひとこと言わせてください。
化粧下地、超重要です!!!
『良いファンデーションを使っているはずなのに、いまいちキレイにベースメイクが仕上がらないのはなんで?!』
『朝の仕上がりはキレイなのに時間が経つと崩れる!』
『乾燥、毛穴、日焼け、肌の色み…肌悩みでメイクを全然楽しめない!』
そんなみなさんのお悩みは、ぜんぶ化粧下地が解決してくれると言っても過言ではありません!
本記事では【化粧下地にどんな意味があるのか】をお伝えし、化粧下地の重要性を理解していただいたうえで、【化粧下地の選び方】で自分に合った化粧下地を知っていただくお手伝いをさせていただきたいと思います!
おすすめの人気化粧下地をプチプラ・デパコス別にランキング形式でご紹介しますので、化粧下地選びの参考にしてみてください☆
化粧下地とは
化粧下地の意味(効果)
化粧下地(別名プライマーとも呼ばれる)とは、スキンケアのあとファンデーションの前に使用するアイテムです。
主な目的としては、ファンデーションのノリともちを良くすること。
そのほか商品によって、皮脂を防ぐ効果や保湿、日焼け止め、毛穴カバー、カラーコントロール(透明感を出す・赤みを消すなど)などさまざまな効果があります。
化粧下地の必要性
『肌悩みはファンデーションがカバーしてくれるし、化粧下地はいらないのでは?』という疑問の声をよく耳にします。
実は筆者も20代前半の頃は、美容部員でありながらも、そう思って化粧下地を使っていなかったんです。
当時は肌悩みと言えば日中すこし皮脂崩れが気になるくらいで、ファンデーションがうまくのらないなんてこともなかったので、下地なしのファンデーションの仕上がりに違和感を感じていませんでした。
でも20代後半~30代になり、ファンデーションだけではどうも仕上がりがあまりキレイじゃない。
そこで、やっと重い腰をあげて下地を使ってみたら、あらびっくり!仕上がりももちも全然違うんです!
アラサーの気になる毛穴も、なんとなく顔色がパッとしない原因のくすみも、ファンデーションだけでカバーするのは至難の業!
自分の肌悩みに合った化粧下地を使うだけで、ベースメイクの仕上がりがグンと格上げされます!
下地なしでもキレイにファンデーションがのるという方も、時間が経ってからのもちが全然違うので、下地は絶対に使った方が良いですよ!
最近では下地効果も兼ね備えたファンデーションもたくさん販売されていますが、それでもやっぱりファンデーションの前に下地を使うのと使わないのとでは仕上がりにかなりの差が出ます。(筆者も下地不要のクッションファンデを使っていますが、本当に時間がないとき以外は必ず下地といっしょに使っています)
下地を使うことによってファンデーションを厚塗りしなくても肌をキレイに見せてくれるものもあるので、もし今下地を使っていないのであれば、是非使うことをおすすめします!
化粧下地の選び方
化粧下地ってどんな種類があるの?
化粧下地は他のメイクアイテム以上にさまざまなタイプのアイテムがあります。
色だけで分けても【色がつかない透明のタイプ】【薄い肌色のもの】【カラーコントロールするためにピンクやブルーなどの色がついているもの】と多種多様です。
さらには【保湿力の高いもの】【皮脂吸収成分配合のもの】といった肌質による違い、【顔全体に使用するもの】と【部分的に使用するもの】のような使用方法の違い、【毛穴をフラットにカバーしてマットに仕上げるもの】【ハイライトとしても使えるツヤ感重視のもの】のように仕上がりの違いなど、とにかく挙げだすとキリがないほど色々な種類の下地があるので、自分の肌質やなりたい仕上がりに合わせて下地を選ぶことが重要です。
また、春夏は【UVカット効果が高く汗や皮脂に強いもの】、秋冬は【保湿力の高いもの】といった形で季節によって使い分けするのもキレイなベースメイクのカギとなります。
化粧下地・BBクリーム・CCクリームの違いとは
化粧下地と混同しがちなBBクリームとCCクリーム。それぞれの特徴を詳しく説明していきます。
◆BBクリーム
BBクリームのBBは【Blemish Balm】(ブレミッシュ バルム=傷を修復する軟膏)の略で、もともとはピーリング後のデリケートな肌でも使えるベースメイクアイテムとして医療用に開発されたもの。
化粧下地・日焼け止め・ファンデーション・コンシーラーの機能がひとつになったオールインワンアイテムで、カバー力が高く、1本でベースメイクが完成するスグレモノです。
忙しい方や、デリケートな肌状態の時の使用におすすめ。
◆CCクリーム
CCクリームのCCの意味はメーカーによって異なり【Care Control】や【Color Control】【Combination Cream】などと定義づけられているものが一般的。
メーカーによって定義が違うため一概にはいえませんが、スキンケアしながら肌色を補正して、素肌を自然にきれいに見せるアイテムが多く販売されています。
仕上がりのイメージとしては、化粧下地以上ファンデーション未満のカバー力のものが多い印象です。
軽くカバー+トーンアップして、素肌感のあるナチュラルなメイクにしたい方におすすめ。
BBクリームのように単品で使用できる商品もありますが、基本的にはファンデーションやBBクリームよりカバー力が弱めのものが多いので、しっかりベースメイクを施した質感が好みの方は化粧下地としての使用がおすすめです。
コントロールカラーって何?化粧下地との違いは?
コントロールカラーは、カバーしたい肌悩みと正反対の色(補色)を使うことによって肌の色みを補正するためのアイテム。
リキッド状のものが一般的ですが、最近ではピンポイントで使えるスティックタイプなど、さまざまな形状のものが登場しています。
コントロールカラー自体は色の補正のみを目的としたアイテムのため基本的には化粧下地との併用が必要になりますが、化粧下地兼コントロールカラーの役割を担うアイテムも近年では定番化しています。
赤みやニキビ・ニキビ跡が気になる場合はブルーやグリーン、黄ぐすみにはパープル(ラベンダー)、血色感を出したい場合はピンク、透明感を出したい場合はブルー・パープルを使うと◎
人気化粧下地おすすめランキング
ここからは人気の化粧下地のおすすめを、プチプラ・デパコス別にランキング形式でご紹介していきます!
皮脂崩れに強いものから保湿力の高いもの、ツヤ肌に見せてくれるものなど、さまざまなタイプの化粧下地をご紹介しますので、是非参考にしてみてください♪
ドラッグストアで買えるプチプラ下地おすすめランキング
第1位 セザンヌ 皮脂テカリ防止下地
プチプラおすすめランキング第1位はセザンヌの皮脂テカリ防止下地!かなり話題になった商品なので知っている方も多いのでは?
1000円以下のプチプラ価格で、テカリを防止してくれる効果の高さがスゴイんです!皮脂崩れしやすい春夏は特におすすめ!コスパ抜群なので試してみる価値アリですよ♪
肌馴染みの良いピンクベージュと、トーンアップ効果のあるライトブルーの2色展開です!
第2位 資生堂 マキアージュ ドラマティックスキンセンサーベース EX
第2位は資生堂のマキアージュ。こちらは皮脂崩れを防止しながら乾燥も防いでくれるスグレモノ!
【うるさらセンサーパウダー】配合で、乾燥を感知すると水分を放出してくれるスゴイ下地なんです!
混合肌の場合、皮脂崩れ防止下地と保湿系下地の2本使いをされる方も多いと思いますが、この下地なら1本で皮脂にも乾燥にも負けない美肌をつくってくれますよ♡
第3位 プリマヴィスタ 皮脂くずれ防止 化粧下地UV
第3位はソフィーナのプリマヴィスタ。こちらも大人気ですよね♪
伸びが良く、塗った後すぐにさらさらになるので忙しい朝のメイクを時短できちゃいます☆
そして、汗・皮脂に強く、脂性肌でもとにかく崩れにくい!と口コミでも有名なのがこの下地の特徴!
毛穴もふんわりカバーして、長時間キレイな肌をキープしてくれます♡
第4位 ちふれ メーキャップベースクリーム
第4位はちふれのメーキャップベースクリーム。某韓国コスメのトーンアップクリームに激似ということで話題に!
なんといってもこの下地、プチプラアイテムの中でも特にお手頃なお値段が魅力です!
伸びが良く、保湿力もあってトーンアップ効果も◎ワンコインでお釣りがくるとは思えないほどのコスパ最強下地です☆
第5位 エテュセ オイルブロックベース
第5位はエテュセの部分用化粧下地。こちらも皮脂崩れ防止効果の高い下地で、テカリが気になるところに塗布すればさらさらの毛穴レス美肌に♡
部分用だから脂性肌の方も混合肌の方も使いやすい下地です!
さらに、ファンデーションの上からも使えるので、お直しの際にも大活躍!ポーチに入れて持ち歩きしやすいコンパクトなサイズも嬉しい♪
デパコス下地おすすめランキング
第1位 ポール&ジョー モイスチュアライジングファンデーションプライマーS
デパコスおすすめランキング第1位はポール&ジョー!
デパコスの下地と言えばポール&ジョー!といっても過言ではないくらい有名で人気のアイテムですよね♪
こちらは保湿力抜群でしっとりとした使い心地とほどよいカバー力が魅力♡
『ファンデーションを塗りました感』が出てしまうのが苦手な方はこの下地+コンシーラー+パウダーだけで仕上げれば、素肌っぽいキレイな美肌メイクが完成しますよ♪
この他のポール&ジョーの下地もどれも優秀で、UVカット効果重視の方はプロテクティングファンデーションプライマー、透明感重視の方はラベンダーパール入りのラトゥーエクラファンデーションプライマーもおすすめです!
第2位 イヴ・サンローラン ラディアント タッチ ブラープライマー
第2位はイヴサンローランのラディアントタッチブラープライマー。
この下地、無色透明なんですが、肌の凹凸(毛穴も!)をカバーしてくれて塗った後はつるつるふわふわのマシュマロ肌になるんです!!!
この仕上がりに感動して、筆者も一切購入する気なくテスターを試しただけなのに思わず購入してしまったほど。
表面はさらっとしているのに保湿力もあり、そのあとに使うファンデーションはリキッドでもパウダーでもキレイにのります!
すこしお値段は張りますが、かなり伸びが良いので1回に使う量が少なく、コスパも良いですよ☆
第3位 RMK メイクアップベース
第3位はファンデーションも大人気のRMKです!
乳液のようなテクスチャーで、つけていることを忘れてしまうほど心地良い使用感♡
保湿力が高いのにベタつかず、軽い仕上がり。自然なツヤ感を出してくれるので、乾燥肌の方やツヤ感重視のベースメイクの方に、とってもおすすめの下地なんです♪
プッシュ式で量が調節しやすいのも嬉しいポイントです!
第4位 MAC マック ストロボ クリーム
第4位はマックのストロボクリーム。
商品名の通り、ストロボを使ったかのように繊細なパールが肌を輝かせてくれる下地です!
全顔に使っても、ハイライト的に立体感を出したい部分にだけ使ってもOK!内側から溢れるようなハリ感を感じさせるツヤを演出してくれます♡
保湿力が高く、なりたいイメージで選べる5色展開も高評価ポイント♪
第5位 ディオール スノー パーフェクト ライト
第5位はディオールのスノーシリーズから今年発売された日中用乳液兼下地。
メラニンを抑制するホワイトニング効果でシミやソバカスを防ぎ、ピンクの光でくすみをとばしてトーンアップしてくれます!
UVカット効果も兼ね備えた日中用乳液なので、化粧水のあとすぐに使えて時短にも◎
ファンデーション前のこの1本で柔らかピンクのツヤ肌が完成します♡メイクしながら美白ケアもしてくれるので、透明感溢れる素肌を目指せます♪
まだまだある!機能別おすすめ化粧下地3選
◆日焼け止め(UVカット)効果の高い化粧下地
LANCOME(ランコム) UV エクスペール トーン アップ ローズ
こちらはSPF50+PA++++で国内最高数値の紫外線カット率が特徴!
紫外線だけでなく汚染物質や汚れた空気もブロックしてくれるので、花粉の季節のゆらぎ肌にも◎
それでいて、UVカット効果の高い下地にありがちな肌がガサガサときしむ感じが全くなく、柔らかいテクスチャーのクリームが、潤ってしっとりとした肌に仕上げてくれます。
淡いピンクカラーがくすみや顔色の悪さを払拭して明るい桃肌に♡自然なツヤ感とトーンアップ効果で時間が経っても美肌が続きます♪
◆肌に優しいオーガニック化粧下地
エトヴォス ETVOS ミネラルUVグロウベース
肌に優しいオーガニックコスメブランドといえばエトヴォス。
石鹸で落とせる低刺激処方で敏感肌の方も安心して使えるのはもちろん、特筆すべきはお風呂上がりのようなうるんだツヤ感!
ツヤ肌メイクの化粧下地といえばコレ!というほど大人気のアイテムなんですよ☆
こだわりの【グロウパール】が、もとから素肌がキレイな人かのように見えるヘルシーなツヤ肌を演出してくれます♡UVカット効果が高いのも嬉しい!
◆うるおいたっぷり!化粧下地として使える保湿クリーム
アンブリオリス モイスチャー クリーム
こちらは無色透明の保湿クリーム兼化粧下地で、ロングセラーアイテムのアンブリオリス。
とにかく保湿力が高いので、乾燥による粉ふきや皮むけに悩んでいる方におすすめです!しっとりとした使用感なのにベタつくこともなく、敏感肌の方にも使いやすい成分も魅力!
マッサージクリームやクレンジングクリームなど、いろいろな使い方ができるのも◎
化粧下地の重要性と、さまざまな人気化粧下地のおすすめをお伝えしました。
『なんとなくベースメイクがうまくいかない』とお悩みの方は、まずは化粧下地から見直してみてくださいね☆