オーブンレンジのおすすめ最新モデル10選〜機能性や価格面からチェック!

機能が多彩で、価格も幅のあるオーブンレンジ。
選択肢が多過ぎて、どれにするか迷いやすい電化製品の1つです。
次々と新しい製品が発売される上に、同じシリーズの中でも選択肢が複数存在するなど、「結局どれを選べばいいのか」と悩んでしまっている方も多いのではないでしょうか。

そこで、一度購入すると長く使うことになるオーブンレンジの失敗しない選び方や、2019年、最新のおすすめ機種などをまとめてご紹介します。

オーブンレンジの種類〜購入前に知っておくと迷わない!

まずはオーブンレンジにはどのような種類があるか見ていきましょう。
オーブンレンジは大きく4種類に分けられます。
選ぶ第1歩として、自分が欲しいのはどの種類なのかを考えてみましょう。

単機能レンジ(正しくは電子レンジ)

食材や料理を温められればいい、という方には「単機能レンジ(電子レンジ)」がおすすめです。
機能はシンプルで、出力ワット数と加熱時間の設定だけ行えるものがほとんどです。
センサーで加熱時間を設定する機能が付いていれば、ワンタッチで済むためより簡単に使用できます。
ターンテーブル付きのものとフラットなタイプのものとがあり、特にターンテーブル付きは安価なものが多いので、とにかく価格を抑えたいという方におすすめです。
色やデザインにこだわって、外観で選ぶのもいいですね。

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オーブンレンジ

電子レンジ機能で食材を温めるだけでなく、オーブンやグリルなどの機能まで付いているのが「オーブンレンジ」です。
単機能レンジよりは値段が上がりますが、手頃な価格帯のものも多くあります。

オーブンとして使用する際もターンテーブルを使うものもあれば、付属の角型の天板を使用するタイプもあります。
グラタンに焼き色を付けたい程度の用途ならターンテーブルだけでも問題ありませんが、パンやお菓子を作るなら天板付きがおすすめです。
一度にたくさんの量を作りたい方は、天板を2段にできるタイプを選ぶのがよいでしょう。

ちなみにオーブンレンジはヘルツフリーなので、周波数を気にする必要はありません。

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スチームオーブンレンジ

「スチームオーブンレンジ」なら、上述したオーブン機能に加え、スチームを使った蒸し料理も楽しめます。
料理や食材がパサパサにならないように温めるのも得意です。

スチームを発生させる方法は3種類です。
庫内に水を入れたカップを置く「スチームカップ式」と、角形の天板にお湯を入れる「角皿式」は、手入れが簡単で価格もお手頃です。
茶碗蒸しなどをたまに作るくらいなら、この2つでも大丈夫でしょう。

専用タンク内の水を加熱する「タンク式(カセット式)」は、タンクを定期的に洗う必要があります。
やや高価ではありますが、スチーム効率は高いので、予算が許す場合には非常におすすめです。

上記の3種類のうちの2種類を採用していて、調理方法によって使い分ける製品もあります。

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過熱水蒸気スチーム搭載オーブンレンジ

過熱水蒸気を使うスチームオーブンレンジです。
普通、スチームは温めたり蒸したりするために用いますが、水蒸気をさらに加熱して高温にすることで、食材を焼くことができます。

中はジューシー、外はさっくりでおいしい食感になるほか、油や塩分を落としてヘルシーに仕上がります。
高価な製品が多いものの、最近は徐々にお手頃なものも出てきました。
より高機能なオープンレンジを探している方は、検討してみてはいかがでしょうか?

「スチームオーブンレンジ」や「過熱水蒸気オーブンレンジ」の名称については、メーカーによって多少呼び方が違うので、商品説明をよく見て、どのような機能かをチェックしましょう。

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オーブンレンジ選び方のポイント5つ

ここまで、オーブンレンジの種類を4つに分けてご紹介しました。
それに加えて、選ぶ際に考えておきたいポイントが5つあります。
これらのポイントを押さえれば、欲しいレンジがさらに絞られてくるでしょう。

家族の人数やサイズ(容量)で選ぶ

一人暮らしの方なら20L以下の小型、2~3人家族であれば25L前後の中型がおすすめです。
4人以上のご家族で、小さいお子様にケーキを焼いてあげたいといった要望がある場合は、30L前後の大型のものがおすすめです。
さらに、「家族の人数が多い」、「オーブン料理が好き」といった場合には、天板が2段のものを選ぶと、より多くの人数分を一度に仕上げられるので便利です。

レンジ内のテーブルで選ぶ

レンジ内にあるテーブルのスタイルは「ターンテーブル」と「フラットタイプ」の2種類があります。
温め時に使うターンテーブルは、全体にまんべんなくマイクロ波を当てるために、食材を回転させるためのものです。
オーブン時も使えるよう、セラミック製のものが多くなっています。
リーズナブルなのが魅力ですが、ターンテーブルよりも大きな食材はうまく加熱できません。
一方のフラットタイプはターンテーブルがなく、庫内にそのまま食材を入れられます。
食材が動かなくても均一にマイクロ波を当てられるように設計されていて、加熱ムラが少ないと言われています。
庫内の面積を最大限に活用でき、お手入れが楽なのがメリットですが、その分少し高価になります。

また、オーブン時に使う角型の天板が付属している製品もあります。
大きなピザを焼きたい、オーブン料理をよくする、といった方は天板の有無で選ぶのもいいかもしれませんね。

予算重視か機能重視かで選ぶ

予算重視なら、ターンテーブル付きタイプが低価格でおすすめです。
中でも特に低価格なのは、周波数限定の単機能レンジです。
もしトースト機能が欲しくてオーブンレンジを検討しているなら、単機能レンジのほかにトースターを買う方が出費を抑えられるかもしれません。
スペースさえ確保できるなら、トースターは3,000円前後でも十分購入できるので、検討してみてください。

一方で、機能重視ならフラットタイプが使い勝手がよくお手入れも楽です。
特に、小さなお子様のお世話で忙しい子育て世代にはうれしいですよね!
また、スチーム機能が欲しいならタンク式のものがより高性能ですし、さらに過熱水蒸気が使えると料理の幅がぐっと広がって仕上がりもよくなりますよ。

設置する場所で選ぶ

オーブンレンジは高熱・高温になるので、設置場所にも気を付けなければなりません。
左右後ろは壁からある程度離さなければならないものがほとんどなので、必ず設置予定場所のサイズを測っておきましょう。

容量が大きくても本体は小型のものや、上部さえ空いていれば左右後ろは壁に近くても大丈夫なものもあります。
スペースが限られている場合はそういったモデルを選ぶのがよいでしょう。
扉の開閉方向には、縦方向と横方向とがあります。
縦方向だと開けた扉の上にものを置けて作業しやすいですが、冷蔵庫の上など、高所に設置すると取り出しにくくなります。
横方向だと高所に置けますが、開けたときにやや場所をとります。

このように設置場所によっても選び方が変わってくるので、あらかじめできるだけ具体的なイメージを持っておくことが大切です。

掃除の手間で選ぶ

オーブンレンジは使っているうちに汚れも気になりますよね。
特に子育て世代の方にとっては家事の時間を少しでも短縮したいものです。
快適に使い続けるためにも、掃除のしやすさは大切なポイントであると言えます。

ターンテーブル付きだと、ターンテーブルを取り外して洗い、下の凹凸がある部分も拭かなければなりません。
一方のフラットタイプなら、平らな面をさっと拭くだけなので掃除が楽です。
また天井部のヒーターが露出していない製品を選べば、平らで汚れが拭き取りやすいでしょう。
防汚加工が施されている素材を使っている製品もあるので、庫内の汚れが気になる方はチェックしてみてください。

メーカーの特徴を踏まえて購入検討を考えよう!

さて、ここまでオーブンレンジの選び方をご紹介したところで、ここからは人気メーカーのラインナップや製品の特徴を簡単にご紹介します。
どのメーカーの製品がご自分の希望に合っていそうか、参考にしてみてください。

パナソニック

パナソニックのオーブンレンジには、2つのシリーズがあります。
「エレック」には単機能レンジとオーブンレンジがあり、機能が充実している割にお手頃価格なので人気があります。
スチームオーブンレンジの「Bistroビストロ」には、過熱水蒸気を使える製品もラインナップされています。
時短調理を意識した機能が多く、忙しい方には特におすすめです。
またグリル機能にこだわった機種も多いので、手の混んだ料理を作るときも頼ることができます。

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日立

日立では、過熱水蒸気調理ができるものを「ヘルシーシェフ」シリーズとしてラインナップしています。
ほかに、単機能レンジやオーブンレンジもあります。
日立ならではの「Wスキャン調理」では重さと温度を測るので、より正確な自動加熱が可能です。
天井のヒーター部が露出していない機種が多く、下部のプレートが外して洗える製品もあるなど、お手入れしやすいのがうれしいポイントですね。

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シャープ

シャープの「ヘルシオ」シリーズは、最初から最後まで過熱水蒸気のみで加熱する点にこだわっていて、「ウォーターオーブン」という呼び名があります。
外気が入って加熱効果が弱まらないように、扉の密封性を高めています。
ヘルシオのほかにも過熱水蒸気オーブンレンジのラインナップはあり、カップ式のお手頃なものも選べます。

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東芝

東芝の製品の中でも人気の高い「石窯ドーム」は、天井部がカーブしているのが特徴的です。
庫内全体から遠赤外線を放射し、300度以上の高温調理ができる機種もあるなど、高火力が自慢です。
「石窯ドーム」シリーズは種類の幅が広く、過熱水蒸気を使う機種から、角皿式のスチームを使う機種まであります。

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バルミューダ

無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインに、操作音として遊び心のある楽器の音を採用した製品を扱っています。
オーブンレンジはどうしても生活感が出やすいものですが、バルミューダのものなら、おしゃれな部屋にも溶け込みます。

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購入後に注意すべきこと

あらゆるポイントを踏まえて自分に合った新しいオーブンレンジを購入したら、やはり長く使いたいですよね。
そこで、購入後に注意すべき点をいくつかご紹介します。

まずはアース線の取り扱いについてです。
台所のように水気のあるところで家電を使う際、漏電すると大変危険です。
電化製品に付いている緑色のアース線は、漏電した電気を逃がして感電を防ぐものなので、必ず正しく使用しましょう。
また、電子レンジ機能を使って加熱する際、膜がある食材は爆発する可能性が高いです。
ソーセージなどには切れ目をしっかり入れて、卵はかき混ぜた状態にして加熱しましょう。

さらにアルミホイルや飾りの付いた食器など、金属を電子レンジ機能で加熱するのは火花が散って大変危険です。
調理中、万が一庫内で火が付いた場合は、慌てて開けると酸素が入り火の勢いが増してしまいます。
閉じたままで動作を止め、庫内の酸素がなくなるのを待ちましょう。
火事を防ぐためにも、庫内は食品カスなどが溜まらないようこまめに掃除しておくのが大切です。

そのほか、それぞれの製品によっても固有の注意事項がありますので、使用前には必ず取り扱い説明書をよく確認するようにしてください。

【2019年版】高機能でお手頃価格のおすすめオーブンレンジ10選

最後に、2019年のおすすめオーブンレンジを10機種ご紹介していきます。
できるだけ機能が充実していて、かつコストパフォーマンスのいいものを選びたい、というのは多くの人の願いです。
そういった人にぜひおすすめしたい製品ばかりですので、オーブンレンジ選びの参考にしてくださいね。

日立 ヘルシーシェフ MROVW1R


300度の高温の熱風で効率的に焼き上げる過熱水蒸気オーブンレンジです。
天井部もヒーターが露出していないため、掃除しやすくなっています。
日立製品の魅力であるWスキャン調理機能で、加熱具合や時間を自動コントロールできるため手軽に使えます。

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パナソニック エレック NEMS265K

縦開きでフラットタイプの、リーズナブルな1段オーブンレンジです。
解凍するときのムラを抑えた「全解凍」機能を備えています。
日持ちする「つくりおき」メニューも6つあり、家事の時間がとりにくい忙しい方には特におすすめです。

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東芝 石窯ドーム ERSD3000W

最高300度での調理ができる過熱水蒸気オーブンレンジです。
「あたため」機能の精度も高く、違う種類の2品を同時に温められます。
奥行きが40cmとコンパクトなので、スペースが限られていても設置しやすいのがプラスポイントですね。

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アイリスオーヤマ オーブンレンジ MOT1601

16Lとコンパクトな、ターンテーブル付きオーブンレンジです。
お手頃価格なので、一人暮らしの方にも気軽に使えるでしょう。
温度と時間を自動で設定してくれる自動メニューを12種類備えています。

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 シャープ 過熱水蒸気RESS10BR

ヘルシオの、8L超コンパクトバージョンです。
小さいながら過熱水蒸気やノンフライ機能が付いているので、手軽に高機能を使ってみたい方に向いています。
庫内はフラットなので掃除がしやすく、丸みを帯びたかわいいフォルムが魅力的です。

シャープ 過熱水蒸気RESS10BR の詳細を見る

シャープ ヘルシオ グリエレンジ AXHR2W

ヘルシオの、8L超コンパクトバージョンです。
小さいながら過熱水蒸気やノンフライ機能が付いているので、手軽に高機能を使ってみたい方に向いています。
庫内はフラットなので掃除がしやすく、丸みを帯びたかわいいフォルムが魅力的です。

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バルミューダ The Range K04ASU

一見オーブンレンジには見えない、スタイリッシュな外観が目を引きます。
楽器の操作音が素敵です。
最大出力は800W、オーブンの最高温度は250度になります。

バルミューダ The Range K04ASU の詳細を見る

YAMAZEN YRC0161VE(R)

ターンテーブル式のシンプルかつお手頃なオーブンレンジです。
オーブン時の消費電力は1250Wです。
重量センサーや温度センサーがあって、自動メニューも選べます。

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パナソニック ビストロ NE-BS1500-K

ビストロのハイグレードモデルです。
グリル皿に高反射のチタンコートや新高温フェライトを使うことで熱効率を上げ、グリル料理の時短を実現しています。
低温のスチームから高温の過熱水蒸気まであり、細やかな設定が可能です。
オーブンも80~300度まで温度調節できます。

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コイズミ KOR1801

大きい字の液晶表示と音声ガイドで、操作しやすいオーブンレンジです。
フラットタイプなので大きめのお弁当でも温められます。
天板の深さが4cmもあるため、煮込み料理がしやすいほか、蒸し物や揚げ物も幅広く楽しめます。

コイズミ KOR1801 の詳細を見る

まとめ

それぞれのメーカーのこだわりの感じられる各種オーブンレンジをご紹介しました。
気になる製品は見つかったでしょうか?
前半でご紹介した選び方のポイントを参考に、ご家庭の状況や要望に合ったものを探してみてください。

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