クマやシミ、ニキビ跡など様々な肌悩みをカバーしてくれるコンシーラーですが、『カバーしたはずの部分が逆に目立ってしまっている!』『塗った場所だけ厚塗り感が出ているのに肌悩みはカバーできていない!』『時間が経つと崩れて汚い!』
そんな経験はありませんか?
上手に選んで正しく使えば陶器みたいな美肌になれちゃうスグレモノだけど、用途に合った選び方や使い方ができていないと、逆効果になってしまうこともあるんです!
『色んなコンシーラーを使ってみたけどどれもイマイチ肌悩みを上手くカバーできない!』とお悩みの方や、『使い方がよくわからない!』という方のために、今回はコンシーラーの選び方から使い方までを元美容部員の筆者が徹底解説しちゃいます☆
プチプラからデパコスまで、おすすめの人気コンシーラーもご紹介していくので、是非コンシーラー選びの参考にしてみてください♡
今日でコンシーラージプシーを脱却して、加工アプリいらずの可愛い美肌を目指しましょ♪
コンシーラーとは
コンシーラーとは、お肌の色ムラや、シミ・クマ・ニキビ・ニキビ跡・くすみなどの肌トラブルをカバーする化粧品。
ファンデーションがお肌全体に使用するアイテムなのに対して、部分的に使用するのがコンシーラーの一般的な用途で、ファンデーションよりもカバー力が高いことが特徴です。
肌悩みのカバーだけでなく、リップの発色を高めるために使ったり、口角や目尻などの暗くなりがちな部分に使って顔全体の印象を補正する役割も担う、コスメ界の縁の下の力持ち的存在です♪
最近ではお肌への刺激を最小限にするため、UVカット下地+コンシーラー+ルースパウダーだけで仕上げてファンデーションを使わないという方も多いんですよ☆
失敗しない!コンシーラーの選び方
コンシーラーには一般的に3種類のテクスチャーがあり、肌悩みに合ったコンシーラーを選ぶと上手にカバーができます。3種類のテクスチャーの特徴を詳しく見ていきましょう!
◆リキッドコンシーラー
3つのテクスチャーの中で一番水分が多く、みずみずしいテクスチャーなのがリキッドコンシーラー。
伸びが良いものが多く、シミやソバカス・毛穴など広範囲でカバーしたい部分の使用に向いているテクスチャーです。動きが多くヨレやすい目元や口元の使用にもおすすめ!
◆スティックコンシーラー
一般的に、3つのテクスチャーの中で一番固めのテクスチャーで、カバー力が高いのがスティックコンシーラー。(商品によっては柔らかめのものもあります)
濃いシミやほくろ、ニキビやニキビ跡などピンポイントでしっかりカバーしたい箇所への使用におすすめです。
◆クリーム(固形)コンシーラー
クリームタイプのコンシーラーはリキッドとスティックのイイトコどり!
柔らかいテクスチャーでカバー力がありながらも自然な仕上がりになるのが特徴です。ピンポイントにも広範囲にも使用できる使い勝手の良さも魅力!
※この3種類のテクスチャーの他に『ペンシルタイプ』という、もっとも固めのテクスチャーもあります。小さなシミ・ソバカス・ニキビ跡などピンポイントでカバーしたい箇所への使用におすすめです。テクスチャーが固いのでクマのカバーには不向き。
【肌悩み別】コンシーラーの使い方ポイント★
用途に応じてコンシーラーの使い方を変えるのが美肌メイクのカギ☆ここからは、コンシーラーの使い方を詳しく解説していきます♪
◆基本の順番
『コンシーラーを使う順番(タイミング)っていつなの?』と疑問に思っている方も多いのでは。
実はコンシーラーを使う順番は、一緒に使うファンデーションの種類によって異なるんです!商品によって例外もありますが、基本的には
▼リキッドファンデーションの場合
【下地→ファンデーション→コンシーラー→パウダー】(クリームファンデーションやクッションファンデーションの場合も同様)
▼パウダーファンデーションの場合
【下地→コンシーラー→ファンデーション】の順番です。
★基本の使い方は上記でご紹介した順番ですが、筆者が美容学生時代にメイクアップアーティストの講師から教わったのは【下地→コンシーラー→リキッドファンデーション→仕上がりの様子を見てカバーが足りない場合はコンシーラーを少し重ねて→ルースパウダー】というやり方でした。リキッドファンデーションの前にコンシーラーを仕込んでおくことで、より自然な仕上がりになるのでおすすめですよ!
◆ニキビ・ニキビ跡をカバーしたい場合の使い方
ニキビ・ニキビ跡をカバーする場合は、カバーしたい箇所よりも少し大きめにコンシーラーを塗布。コンシーラーを塗った部分の輪郭(外側)を丁寧にぼかしていきます。
このとき、中心をぼかしすぎてしまうとコンシーラーが馴染みすぎてカバーできなくなってしまうので、あくまでもぼかすのは輪郭がメイン!中心はあまり触らないように気を付けてください。
輪郭が自然に馴染むまでぼかしたら、中心を軽く馴染ませてパウダーを重ねたら完成です☆
~ニキビカバーの際のコンシーラーの色・テクスチャー選び~
ニキビのカバーにはベージュ・イエロー系などのコンシーラーで、自分のお肌の色に近いものを選びましょう。
赤みが強い場合は補色であるグリーンやブルーを。テクスチャーはスティックタイプやクリームタイプで固めのものを選ぶと◎
◆クマをカバーしたい場合の使い方
クマをカバーする場合、広範囲のクマならコンシーラーを指の腹にとり、スタンプを押すような気持ちでタップしながら馴染ませて。
線状の濃いめのクマならニキビと同様にピンポイントで塗布して輪郭をメインにぼかすと◎ ブラシで塗れば線になっているクマもキレイにカバーできますよ!
また、クマをカバーする際に気をつけたいのがコンシーラーを塗る範囲。目の下ギリギリまで塗ってしまうと、厚ぼったく老けた印象になってしまったり、のっぺりとメリハリのない顔立ちに見えてしまいます。目周りにコンシーラーを塗る際は、涙袋よりも下の範囲だけにとどめるように気を付けてくださいね☆
~クマカバーの際のコンシーラーの色・テクスチャー選び~
クマのカバーの際は、クマの種類によって色を選ぶ必要があります。茶クマにはベージュ・イエロー系を。青クマにはオレンジやコーラル系を。黒クマにはベージュやオークルなどを選びましょう。
目周りはよく動いてヨレやすいので、テクスチャーはリキッドがおすすめです!
★コンシーラーのあと、ピンクのフェイスパウダーを目の下の三角ゾーンにブラシでふんわりと重ねると、血色感がプラスされて健康的で柔らかいお肌に見せることができますよ!一瞬で顔が明るくなってお肌全体がキレイに見えるのでかなりおすすめのテクニックです♡
▼おすすめのフェイスパウダー
ポール&ジョー PAUL & JOE プレストフェイスパウダー リフィル #03
◆シミをカバーしたい場合の使い方
シミのカバーの際、小さいシミやソバカスなどはブラシで塗るか、ペンシルタイプを使ってピンポイントでシミの部分を塗りつぶして軽く指で馴染ませましょう。
広範囲のシミの場合は、広範囲のクマカバーと同様に、指の腹でスタンプ塗りを。
~シミカバーの際のコンシーラーの色・テクスチャー選び~
シミのカバーの際に明るい色のコンシーラーを使うと、逆に浮いて見えてシミが目立ってしまいます。お肌の色より少しだけダークな色みを選びましょう。
テクスチャーは広範囲になるほど緩め、ピンポイントになるほど固めを選ぶのがおすすめです。
◆ほうれい線をカバーしたい場合の使い方
ほうれい線のカバーは、線になっている部分に対して垂直に(猫のひげのように)4~5か所に分けてコンシーラーを塗布します。
そのあとスポンジか指で力を入れずに下から上に向かって馴染ませて、程よいパール感のフェイスパウダーをふんわり重ねて完成!
~ほうれい線カバーの際のコンシーラーの色・テクスチャー選び~
ほうれい線をカバーする場合は、自分のお肌の色よりも明るめで、光の効果でほうれい線を目立たなく見せるタイプのコンシーラーがおすすめ!
口元も目周り同様動きが多くヨレやすい箇所なので、柔らかめのテクスチャーで塗りやすい筆ペンタイプのリキッドがおすすめですよ♪
▼おすすめのコンシーラー
また、ほうれい線と同様に目尻や口角などのくすみや影が気になる部分も明るめのコンシーラーでカバーしてあげると、ぐっと顔の印象が明るくなって若々しく見える効果もあるので試してみてください☆
すこし変わったアイテムだと、THREEのエアリフトスムージングワンドもおすすめ!色はつかず透明なのに、光の力でほうれい線や小ジワ・毛穴などの凸凹をカバーしてくれますよ♪
★THREE エアリフトスムージングワンドの商品一覧はこちら
気になる肌悩みをカバーして美肌に♡人気おすすめコンシーラー11選
◆プチプラおすすめコンシーラー4選
プチプラとは思えない伸びの良さとカバー力の高さが魅力!伸びが良いのでボテっとした仕上がりにならず、それでいてしっかりカバーしてくれますよ♪
ヨレにくく、乾燥もしないので目周りにも使いやすいコンシーラーです!1000円以下でこのクオリティはスゴイ!!!
とにかくカバー力が高いことで有名なのがこちらのコンシーラー。濃いめのシミやほくろもしっかりカバーしてくれます!
今回掲載したアイテムは全体用ですが、全体用と部分用の展開があり、さらに高いカバー力が必要な場合は部分用もおすすめです☆
こちらは密着力が高くカバー力抜群なのにナチュラルな仕上がりで、デパコス越えのクオリティと話題のコンシーラー!
光を拡散して気になるアラをカバーするソフトフォーカス効果で美肌見え◎ ハイライトとしても使えます♪
3色入りのパレットで、カバーしたい箇所によって使い分けできるコンシーラー。混ぜて色を調節できるのも◎
固めのテクスチャーでカバー力が高いので、しっかりとカバーしたい箇所への使用がおすすめ!プチプラなのにWブラシが付属なのも嬉しいポイントです♪
◆デパコスおすすめコンシーラー5選
① NARS(ナーズ) ラディアントクリーミー コンシーラー
少量でハイカバー!名前の通りクリーミーな付け心地で、伸びが良く広範囲にも使用できるのが特徴のコンシーラーです。
カラバリが豊富なのもさすがNARS!乾燥しにくく自然な仕上がりも◎
② NARS(ナーズ) ソフトマットコンプリートコンシーラー
こちらも同じくNARSの、固形タイプのコンシーラー。ラディアントクリーミーコンシーラーよりもカバー力が高いので、濃いシミ・クマやニキビをしっかりカバーしたい方にはこちらがおすすめです☆
クリームタイプなのにしっかりフィットしてヨレにくいのも高ポイント!
③ ローラメルシエ laura mercier フローレスフュージョンウルトラロングウェアコンシーラー
自然な仕上がりなのにクマもシミもなかったことに!緩めのテクスチャーで伸びが良いのにカバー力も高く、美容成分も配合されているので目元の使用にもぴったりです♪
みずみずしいテクスチャーなのでニキビよりクマやシミのカバーに向いているコンシーラーです。
肌と一体化するかのようにしっとりと溶け込むクリーミーなテクスチャーが最大の魅力!厚塗り感は出ないのに、クマもシミもソバカスもしっかりとカバーしてくれます♡
スティックタイプなのになめらかで、乾燥の心配もありません♪
お肌に優しく、コンディションが悪いときやニキビができてしまったときにも安心して使いやすいミネラルコンシーラー。
お肌に優しいだけじゃなく、シミやニキビ・ニキビ跡などをひと塗りで隠してくれるカバー力の高さも魅力です!
◆にっくき頑固な青グマにおすすめのオレンジコンシーラー!
青グマにダイレクトにアプローチしてくれるオレンジと、透明感をプラスしてくれるイエローのセット。
頑固なクマもなんのその!固めだけどなめらかなテクスチャーで、しっかり密着して崩れにくいのに乾燥しないのも◎
◆赤みをカバーするならブルーやグリーンがおすすめ!
ニキビや小鼻など、赤みの強い箇所をカバーする際に最適なのが、赤の補色であるブルーやグリーンなど。
ディオールのフィックスイットは他ブランドにないカラバリが魅力で、今回掲載したブルーの他に、アプリコット・イエロー・グリーンの4色展開なので、肌悩みに合わせてチェックしてみて♪
【番外編】メンズもコンシーラーを使うのが当たり前の時代に?!
最近ではCHANELやTHREEなど、様々な化粧品ブランドからメンズラインがデビューするなど、男性がコスメを使うことが当たり前になりつつあることはご存知ですか?
オシャレに敏感な男性の間ではトレンドのメンズ美容ですが、とはいえ、まだまだコスメを使うことに抵抗がある男性が多いのも事実。『ちょっと興味はあるけどコンシーラーを買うなんて恥ずかしい…』と思って諦めている男性もいるのでは?
でもちょっと待って!コンシーラーでクマや青髭をカバーすれば、見違えるほど印象が変わるんです!使わないなんてもったいない!コスメ初心者男性にも取り入れやすいコンシーラーがこちら!
お手頃価格で気軽にトライしやすいのがこちらの男性用コンシーラー。
皮脂吸着パウダーと消炎効果のある成分が配合されているので、ニキビやテカリが気になる方にもおすすめです!洗顔料でオフできるのも男性にとっては高ポイントですよね♪
この記事を読んでいる女性の方は、是非パートナーの方に使いやすいコンシーラーがあることを教えてあげてくださいね♡
コンシーラーの選び方から使い方までを詳しくお伝えし、おすすめの人気コンシーラーをご紹介致しました!
みなさんのコンシーラーのお悩みは解決できたでしょうか?自分に合ったコンシーラーを正しく選んで、ポイントメイクの映える美肌づくりを目指しましょう♡
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