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正しく測定できていますか?正しいカーテンサイズと基本の測り方

正しく測定できていますか?正しいカーテンサイズと基本の測り方

既製品でもオーダーメイドでも、カーテンを購入するときに必要なのがカーテンのサイズ。
けれども、窓周りは窓やカーテンレールなど測る場所が多く、どこを測ればカーテンのサイズが正しく測れるのかわからない方も多いのではないでしょうか。

カーテンを選ぶ際、まず初めにしなければならないのがこの「カーテンのサイズの測定」です。
この記事では、カーテンのサイズの正しい測り方をご説明いたします。

既製品のカーテンとオーダーメイドカーテンの違い

カーテンの購入方法には既製品の購入とオーダーの2種類があり、実はカーテンのサイズにも大きく関わっています。
まずはその違いをおさらいしておきましょう。

既製品のカーテンの場合

既製品のカーテンはすでにサイズが決まっています。
一般的な窓のサイズに合わせて3サイズ前後で展開していることが多く、一般的なサイズ展開は「幅100cm×丈135cm」「幅100cm×丈178cm」「幅100cm×丈200cm」。
各2枚組の両開きタイプのものです。

オーダーメイドのカーテンに比べると安く購入できますが、最近は窓のサイズも多様化しており、既製品のカーテンでは自宅の窓のサイズに合わないことも多々あります。
窓のサイズに合っていないカーテンはインテリアとして見栄えが悪いだけでなく、家の中が見えてしまう、光りが漏れるなど、カーテンの機能を果たさない場合もあるので、既製品を購入する場合はどのくらいの誤差であれば問題ないのかを把握しておく必要があります。

オーダーメイドのカーテン

自宅の窓のサイズや形に合わせて注文できるのがオーダーメイドカーテン。
既製品よりも窓のサイズに合ったカーテンをつくることができますが、既製品のカーテンと比べると高額になります。
また、受注生産のため、受け取りまでの期間が1週間以上かかったり、返品ができない場合もあります。

オーダーメイドには、縫製仕様を選び、幅・丈ともに1cm単位で細かくサイズ指定をして窓のサイズにぴったり合ったカーテンをつくることができる「フルオーダー」と、ある程度決まったサイズや縫製仕様からカーテンを注文する「イージーオーダー」があります。
イージーオーダーはフルオーダーよりも安く購入できますが、選べる内容はそこまで多くありません。
反対に、フルオーダーでは希望どおりのカーテンをつくることができますが、その分費用はかかります。
予算と希望に合わせて購入する方法を考えると良いでしょう。

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カーテンのサイズを正しく測る方法

既製品のカーテンを購入するときも、オーダーメイドでカーテンを注文するときも絶対に必要なのが、カーテンのサイズ。
ここでは実際に、カーテンのサイズの測り方を解説していきます。
よくあるサイズの測り方に「使用中のカーテンのサイズを測る」「窓枠のサイズを測る」などの測定方法がありますが、これらはいずれも間違った測り方。
カーテンのサイズは「カーテンをつけるカーテンレールを基準」に測ります。

カーテンのサイズを測る前に必要なこと

カーテンのサイズを測るには、カーテンをつけるためのカーテンレールが付いている必要があります。
一般的にはすでについているものですが、新築や引っ越し時、リフォームの後などはないことも。

また、カーテンレールを正しく測るためにあると便利な道具が、カーテンサイズ測定専用のメジャーや金属製のメジャー。
普通のメジャーのようにたるまないため、カーテンレールのランナーに引っ掛けて測定すると正確な数値が測れます。
大きな窓の場合は脚立も用意しておくと作業がスムーズです。

1.カーテン幅の測り方

それでは具体的にカーテンのサイズを測る方法ですが、まずはカーテンの幅(横の長さ)を測ります。
カーテンの幅はレールの端についている左のランナー止まり(フックをかける部分)から右のランナー止まりまでの長さを測ります。
カーテンレールには「機能カーテンレール」と「装飾カーテンレール」の2種類があり、それぞれ測り方は異なります。

「機能カーテンレール」は賃貸マンションなどに取りつけられている一般的なレールで、レールの端のキャップについているランナー止まりの中心から、反対側のランナー止まりの中心までを測ります。
木や鉄製のものが多い「装飾カーテンレール」では、一番外側の動かないランナーから反対側の動かないランナーまでのサイズを測ります。
この時、端の飾りまで一緒に測らないよう注意が必要です。

詳しくは、以下の画像で確認してください。

【機能カーテンレールの幅の測り方】

片方の固定ランナーの中心から、もう片方の固定ランナーの中心までを測ります。

機能カーテンレール

【装飾カーテンレールの幅の測り方】

片方のキャップの付け根から、反対側のキャップの付け根までを測ります。

機能カーテンレール

また、カーテン幅にはカーテンのヒダ(1.5倍ヒダ・2倍ヒダなど)の分の生地も考慮する必要があるので、実際は上記で測ったカーテンレール幅に1.05~1.5をかけた数値がカーテン幅のサイズになります。

「カーテンレールの幅×1.5=ヒダありカーテンの仕上がり幅」

ヒダのないフラットカーテンの場合は、カーテンレール幅に1.3をかけた数値がカーテン幅のサイズになります。

「カーテンレールの幅×1.3=フラットカーテンの仕上がり幅」

カーテン幅が長い分にはそこまで支障はありませんが、かける数値が1.03よりも短くなると十分な長さとは言えず、カーテンの左右に隙間ができてしまいます。
特に遮光カーテンを購入する場合はカーテン幅が短いと隙間から光が漏れるなどの不具合が出てしまうので気をつけましょう。

2.カーテン丈の測り方

カーテンの丈(縦の長さ)は、幅を測ったときに基準にしたランナー止まりの「輪の下」から「カーテンが必要な長さ」を測ります。
これがカーテン丈の長さになります。
カーテンレールの上部や底面から測る方が多いのですが、そうするとカーテン丈が長くなってしまうので間違えないように注意しましょう。
カーテンメジャーや金属製のメジャーがあるとランナー止まりに引っ掛けるだけなので楽に測ることができ、カーテンの丈感もイメージしやすいのでおすすめです。

また、カーテンの丈は窓の種類により長さの基準値が変わります。

【掃き出し窓の場合】

掃き出し窓 カーテン

ランナー止まりの輪の下から床までの長さを測ります。
掃き出し窓のように床までカーテンが必要な窓の場合は、床上1~2cm上までの長さがベスト。
床ギリギリの長さだと見栄えが悪く、埃もたまりやすくなります。

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【腰窓の場合】

腰窓(立った状態で腰の辺りに窓台がくる窓)の場合は、ランナー止まりの輪の下から窓枠下15~20cmまでを測ります。
窓枠のサイズよりもカーテンを長めにすることで、窓から斜めに差し込む太陽光を遮ることができます。
腰窓の下に棚やテレビボードなどの家具を置いている場合は、家具にかからない長さで仕上げても問題ありません。

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【出窓の場合】

出窓 カーテン

正面付の出窓の場合は腰窓と同じ測り方をします。
天井付の出窓の場合は、ランナーの下から窓台の下までの長さを測ります。
窓台やカーテン裾の汚れが気になる場合は、窓台から1cm程度上の長さにすると良いでしょう。

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また、カーテンにつけるフックによってもカーテン丈の長さは変わってきます。
カーテン丈については、後述するフックの影響も考慮してサイズの算出を行うようにしてください。

その他、カーテンのサイズを出すのに必要なこと

カーテンのサイズは、幅と丈を測れば終わり、ではありません。
カーテンフックの種類」と「カーテンの開き方」を決めることも必要で、この2つもカーテンのサイズを出す上で大事なポイントとなります。

カーテンフックの種類を決める

カーテンをつけるフックの種類(仕様)はAフックBフックの2種類。
それぞれカーテンにつける位置が違うので、使用するフックの種類によってもカーテン丈の長さは変わってきます。
フックの違いによるカーテンの仕上がり丈の差は大体1~4cm。
そのため、フックの種類を間違えるとカーテンの長さは正しくても、カーテンをつるしたときに窓のサイズに合わない長さになってしまうので注意しましょう。

【Aフックの場合】

Aフック

Aフックは、天井付のカーテンボックスや装飾カーテンレールに使うフック。
カーテンレールをあえて見せたり、天井付のレールでカーテン上部が天井に引っかからないようにします。
既製品のカーテンでも、形状記憶加工や形態安定加工を施したカーテンには、ヒダの形状がより美しく見えるようにAフックを指定することがあります。
カーテンの丈の長さは算出したカーテンサイズ丈の+1cmです。

Aフック カーテン をもっと見る

【Bフックの場合】

Bフック

主に機能カーテンレールで使用する正面付のフック。
カーテンを上からつるすことで機能カーテンレールを目隠ししたり、隙間から太陽光が漏れるのを防ぎます。
既製品のカーテンのほとんどはこのBフック用でつくられており、カーテン丈は+4cmとなります。

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また、オーダーメイドカーテンの場合はフックを選択することが可能なので、部屋のレールに合わせたフックを選んでください。
ただ、オーダーメイドの場合は注文したお店で計算してもらえることがほとんどなので、注文時にわからなくても問題はありません。

カーテンの開き方を決める

カーテンの仕様には、カーテン2枚を使った「両開き」と1枚の「片開き(扉開き)」があります。
中央からカーテンを開ける両開きのカーテンの場合は、算出したカーテン幅の1/2サイズの生地が2枚必要になります。
片開き(扉開き)のカーテンの場合は、算出したサイズのカーテンが1枚必要です。
仕様としては両開きタイプが一般的ですが、窓の位置や形に合わせて使い勝手がいいものを選ぶと良いでしょう。

その他のカーテンのサイズの測り方のポイント

カーテンのサイズは、カーテンの種類によっても測り方が変わってきます。
通常のカーテンは上記の方法で正しいサイズを算出することができますが、
「レースカーテン」や「遮光カーテン」はさらに別のサイズの出し方があります。
ここではそれぞれのサイズの測り方のポイントを解説します。

レースカーテンのサイズの測り方とポイント

レースカーテンはドレープカーテンとセットで、ダブルカーテンとして販売されていることがほとんどです。
そのため、レースカーテンを選ぶ時は、上記の方法で算出したサイズ(=ドレープカーテンのサイズ)からカーテン丈を1~2cm短くしたサイズにするのが一般的。
レースカーテンをつける位置を室内側にする場合は、ドレープカーテンとの合わせ方で印象も変わるので、適宜調整するのがおすすめです。

レースカーテン

遮光カーテンのサイズの測り方とポイント

遮光カーテンは他のカーテン以上に正確なサイズを測り、サイズに合ったカーテンを選ぶことが重要です。
なぜなら、遮光カーテンはサイズの選び方を間違えると光漏れを起こし、「外からの光を遮光する」という本来の機能を果たさなくなってしまうからです。
いくら遮光カーテンで太陽光を遮っていても、カーテンの上下や両サイド、カーテンの合わせ目などから光が漏れてしまえば、部屋の中が明るいと感じてしまいます。
特に遮光効果が高いカーテンほど部屋が暗くなるので、光漏れをしていた場合、よりまぶしく感じることでしょう。
ですので、遮光カーテンを購入するときは、通常のカーテンより少し大きめのサイズを選ぶと安心です。
そうすることで、カーテンの両サイドや合わせ目、カーテン下からの光漏れを防ぐことができます。

遮光 カーテン

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意外と重要なカーテンのサイズ

多くのご家庭に必ず1枚はあるカーテン。
けれども、カーテンのサイズの正しい測り方を知らない方は意外と多いのが現状です。
また、カーテンを購入する際、大体のサイズ感でカーテンを選んでいた方も多いのではないでしょうか。
窓に対して正しいサイズのカーテンをつけることは、インテリアとしてのデザイン面でも、遮光などの機能性の面でも大切なこと。
特に、様々な機能のあるカーテンが増えている今、窓に合ったサイズのカーテンを使用することは重要です。

これからカーテンの購入予定がある方はサイズ選びを慎重に、また、カーテンの購入予定がない方も、これを機に一度、ご自身の家のカーテンのサイズが合っているか見直してみるのはいかがでしょうか。
春に合うカーテンに模様替えすれば気持ちもリフレッシュ、さらに紫外線量が増えるこれからの季節には紫外線カットの機能がついているカーテンもおすすめですよ。

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