タブレットのAndroid端末は、商品が豊富であることが特徴ですが、一方で、あまりにもたくさんの種類があるために、どれを選べばよいのか迷ってしまうのも事実です。
ここでは、2019年最新Androidタブレットのおすすめの選び方を、ポイントに沿って解説していきます☆
Androidタブレットの3つの魅力とは?
Androidタブレットの魅力とは、いったいどのようなものでしょうか。
ここでは、Androidタブレットの有用な点を3つご紹介していきます♪
1.Androidスマートフォンとの連携性が高い
Androidタブレットは、Androidスマートフォンと同じOSを使用しているため、連携性が高いことが挙げられます。
そのため、Androidスマートフォンを使用している方は、ほとんど同じ操作性で使用することができるので便利です。
Google Playストアのアプリ、画像や音楽といった各種データ、Googleアカウントの情報などを手軽に同期できます。
2.Google playストアのAndroidゲームが楽しめる
Androidタブレットでは、GoogleストアでダウンロードできるAndroidゲームを楽しむことができます。
人気の「艦これ」のようなゲームや、3D対戦ゲームとして有名な「荒野行動」などをはじめ、多数のラインナップが揃えられています。
また、メモリや画面が大きいAndroidタブレットであれば、本来パソコンが必要となるブラウザゲームも大画面で楽しむことができますよ!
3.Microsoft社のOffice for Androidが使える
パソコンを使用して仕事をしている人であれば、必須のアプリケーションと言えるMicrosoft社のWord、Excel、PowerPointなどを含むOffice(オフィス)というソフトがあります。
Androidタブレットでは、Microsoft社が提供しているOffice for Androidを使用すれば、これらのソフトを使用することができます。
無料版は制限がありますが、有料版はパソコンと変わらない操作性であるため、ビジネスでタブレットを利用する方は重宝することでしょう。
AndroidタブレットのOSと他OSとの比較
AndroidOSの特徴とは?
AndroidOSは、Google社が2007年に開発したLinuxベースのオープンソースOSのことです。
無償で使用が可能であるため、2008年の公開後、Sony Xperia、ASUS、NEC、lenovoなどをはじめ、多くのメーカーがAndroidOSを使用するタブレットを開発しています。
また、中国ではAndroidOSを活用してApple社の主力タブレットであるiPadを模倣した製品をたびたび発表することがありますが、日本でもiPadの廉価版的ポジションを獲得しており、人気があります。
AndroidOSとiOSの違い
AndroidOSのタブレットとiOSのタブレットの最大の違いは、扱っているメーカーの数です。
AndroidOSは、上記で説明したとおり、オープンソースOSであるためにアメリカ、日本、中国、韓国など、様々な国で対応タブレットが開発されていますが、iOSを取り扱うタブレットはApple社のiPadのみとなっています。
そのため、様々な機種の中からタブレットを選びたい場合には、AndroidOSのタブレットから選ぶほうが豊富な選択肢を持つことができます。
AndroidOSとWindowsOSの違い
WindowsOSは、多くの方もご存知のとおり、Microsoft社がパソコン用に開発したOSですが、タブレットにもWindowsOSを搭載しているモデルが存在します。
AndroidOSとWindowsOSの違いとしては、その互換性の差が挙げられます。
たとえば、Google Playストアのアプリや、Androidスマートフォンに保存しているデータなどは、WindowsOSのタブレットでは使用できません。
一方、WindowsOSに関連しているソフトやサービスを日頃から多く使用している場合には、WindowsOSのタブレットを選んだほうが、互換性が高いので便利です。
このあたりは、普段使用している端末のOSの種類によって、選び方が異なってくるといえるでしょう。
また、Google Playストアのアプリ数はWindowsOSのアプリと比べて圧倒的に数が多いため、様々なアプリを利用したいならばAndroidOSのほうが便利です。
Androidタブレットのおすすめサイズとは?
Androidタブレットのおすすめのサイズについては、使用するシーンや用途によっても変わってきます。
ここでは、それぞれの用途におすすめのサイズをご紹介していきます♪
普段使いに便利な7~8インチモデル
Androidタブレットの7〜8インチのモデルは、文庫本とほとんど変わらないサイズであるため、普段使いに非常に便利であると言えます。
片手でも扱える大きさなので、電車などでの移動中に、インターネット、ゲーム、電子書籍による読書などを楽しむことができるでしょう!
動画の視聴やゲームに使える10インチ前後のモデル
10インチ前後のAndroidタブレットのモデルは、ラインナップも多く、スタンダードなサイズであると言えます。
インターネットはもちろんのこと、サイズ的には、YouTubeなどのアプリによる動画視聴や、3Dゲームを楽しむのにも適しています。
また、Office for Androidを使用して仕事をする場合には、画面が小さいと表示が見づらく、作業もしづらいため、10インチ以上のAndroidタブレットを選んだほうが無難です。
ノートパソコンの代替にもなる12インチ前後のモデル
12インチ以上のAndroidタブレットであれば、Bluetoothキーボードなどを接続することでノートパソコンの代わりにもなります。
また、2in1と呼ばれるタッチパネル式の画面を持つ、タブレットとノートパソコンの中間のモデルも存在するので、ビジネスなどでキーボードを頻繁に使用する場合には、そのようなモデルを選ぶのもおすすめですよ♪
Androidタブレットの通信回線について
Androidタブレットを使用するにあたって、チェックしておきたいのが通信回線に関する基礎知識です。
SIMフリー(LTE)モデルと、Wi-Fiモデルの違いについて知っておきましょう!
SIMフリー(LTE)モデル
SIMフリーに対応しているAndroidタブレットの場合、LTEに接続することができるので、いつでもどこでもインターネットを楽しむことができます。
LTEとは3Gを高速化させた次世代高速携帯通信規格のことであり、「3.9G」「4G」などとも呼ばれます。
アップロードで50Mbps以上、ダウンロードで100Mbps以上という、家庭向けのブロードバンド回線にも負けないくらいの最高通信速度を持つため、Wi-Fiのない外出先などでAndroidタブレットを使用する場合には、SIMフリーのLTE対応モデルを選ぶと良いでしょう。
格安SIMと合わせて使用すれば、通信コストの削減にもなります♪
Wi-Fiモデル
Wi-Fiとは、タブレットをはじめ、パソコンやスマートフォンなどをネットワークに接続するための無線LAN技術のことです。
なお、自宅やオフィスなどでWi-Fiを使用する場合にはルーターが必要となります。
Wi-FiモデルのAndroidタブレットの場合、Wi-Fi環境がないとインターネット接続ができないので注意が必要です。
ただし、機能制限がある分、SIMフリーのLTE対応タブレットと比べてコスパが良く、値段も格安で手に入る傾向がありますので、安いAndroidタブレットをお探しの場合は、Wi-Fiモデルがおすすめです!
Androidタブレットの性能は?5つのチェック項目
ここでは、Androidタブレットを選ぶときにはぜひとも知っておきたい、5つの性能のチェック項目をご紹介していきましょう!
1.CPUの性能は高いか?
CPUとは、セントラルプロセッシングユニットの略称であり、Androidタブレットの頭脳の役割を果たします。
CPUで重要となるのは、処理性能を表す「クロック周波数」と、CPUの中核の性能を表す「コア数」です。
「クロック周波数」は値が大きければ大きいほど高性能であり、○.○GHz(ギガヘルツ)と表記されます。
「コア数」は、もともとはCPU1基につき1コアが基本でしたが、最近ではデュアルコア(コア2つ)、クアッドコア(コア4つ)などの複数コアのモデルも登場しています。
2.メモリの性能はどうか?
メモリとは、Androidタブレットのデータを一時的に保管するための場所のことで、一般的には、Androidタブレットの場合は2GB以上あれば十分な動作を得ることができるとされています。
これは、多くのAndroidアプリが2GB前後のメモリで動作することを前提に開発されているためです。
3.記憶容量(ストレージ)の容量は大きいか?
記憶容量(ストレージ)とは、データを恒久的に保存しておくための場所のことであり、Androidタブレットを使用するならば、どのような使い方であれ、ストレージは32GB以上あったほうが無難です。
音楽・画像・ファイルなど、ある程度のデータを保存・取扱する場合には64GB以上のものを選ぶと良いでしょう。
4.ディスプレイの解像度は美しいか?
Androidタブレットには、解像度の高い順に「2K(2560×1440)」「フルHD(1920×1080)」「HD(1280×720)」などがあり、HDが低いほど価格は下がりますが解像度は落ちます。
ディスプレイの解像度は、3Dゲーム、アプリ、電子書籍などを快適に楽しむならば、フルHDや2Kがおすすめです♪
5.AndroidOSのバージョンは最新か?
AndroidOSのタブレットは、リリースされた時期によってOSバージョンが異なり、古いOSバージョンの場合には、アプリのインストールができなかったり、新しい機能が使えなかったり、セキュリティに不安があったりするなど、様々な問題を引き起こします。
そのため、購入時にはバージョンを必ず確認し、なるべく新しいものを選ぶようにしましょう。
Androidタブレットの機能は?3つのチェック項目
Androidタブレットを選ぶときには、機能面もチェックすべきです。
ここでは、チェックしておきたい3つの機能を簡単にご紹介します♪
1.防水機能を備えているか?
Androidタブレットを外出時に使用する場合や、お風呂などでも使用したい場合には、防水機能を備えているタブレットを選ぶと安心して利用することができます。
雨などの対策にはIPX5相当、お風呂の中で使用するならIPX8相当の保護等級を推奨します。
2.ブルーライトカットモードはあるか?
Androidタブレットによっては、目を痛めるブルーライトをカットするモードが付属しているものがあります。
長時間使用する場合には、ブルーライトカットモードがあるほうが無難でしょう。
また、ブルーライトカットができるAndroidアプリもあるため、アプリを使用するという選択肢もあります。
3.キッズモードを備えているか?
キッズモードとは、子供に見せたくなかったり、使用させたくなかったりするコンテンツを、Androidタブレット上に表示しないようにコントロールする機能です。
その他、子供の誤操作による注文やメッセージ送信をブロックするAndroidアプリも出ていますので、それらと合わせて使用すれば、安心してお子様にタブレットを使用させることができますよ♪
Androidタブレットの価格は?選ぶときの注意点
Androidタブレットを価格で選ぶという方法もあります。
ここでは、激安・格安や中古のAndroidを選ぶときのポイントと注意点をお伝えしていきます!
激安・格安のAndroidタブレット
激安・格安のAndroidタブレットは多数存在しており、中には1万円台のタブレットなどもあります。
ただし、激安・格安のAndroidタブレットでは、CPU、メモリ、ストレージなどの性能が低い場合があるため、用途に合った性能を持っているか、購入前に確認するようにしましょう。
中古のAndroidタブレット
コスパの良いAndroidタブレットの入手方法として、中古製品を選ぶという手段もあります。
中古製品であれば、比較的新しいモデルでも安価に手に入るのが魅力です。
とはいえ、バッテリーが消耗していたり、OSバージョンが古かったりするケースもあるため、購入前に必ずスペックをチェックするようにしてください。
おすすめのAndroidタブレットの使い方とは?
最後に、Androidタブレットのおすすめの用途をまとめていきます♪
さまざまな使用方法があるので、ご自分に合った使い方を探してみてくださいね。
広い画面でのタブブラウズ
Androidタブレットは画面が広いため、スマートフォンではできないような広い画面でのタブブラウズが可能となります。
一度に複数の情報を閲覧できるため、作業効率もアップさせることが容易です。
キーボードをセットしてPC化
ほとんどのAndroidタブレットには、USB端子やBluetooth機能がついているため、キーボードをセットすることで、ノートパソコンのように使用することも簡単にできます。
タッチペンを利用してメモ取り
スタイラスペンを使用することで、Androidタブレットをメモ帳代わりに使用することが可能です。
紙を取り扱っているようにスムーズにメモ取りや走り書きができるので、非常に便利ですよ♪
ビジネスや学習の端末として活用
Office for Androidを使用して、ビジネスのプレゼンテーション資料閲覧用にAndroidタブレットを使ったり、通信学習サービスやアプリを活用したりして、学習用端末として子供に与えることも可能です。
ゲームや読書を存分に楽しむ
今話題の3Dゲームをプレイしたり、小説・漫画・雑誌・新聞などの読書を楽しんだりする場合にも、Androidタブレットは非常に便利です。
なお、3Dゲームを頻繁にプレイする場合には、高度な処理速度が必要となるため、ある程度ハイスペックなモデルを選んだほうが良いでしょう!
まとめ
今回は、Androidタブレットのおすすめの選び方について、詳しく見てきました。
AndroidOSを搭載しているタブレットは、iOSやWindowsOSの端末に比べて格段に機種が多いので、今回の記事を参考にしていただきつつ、ぜひともご自分のニーズに合った1台を選んでみてくださいね♪