《2021年》ランニングなどにおすすめ!スポーツ用ワイヤレスイヤホン

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《2021年》ランニングなどにおすすめ!スポーツ用ワイヤレスイヤホン

スポーツをしながら音楽を楽しみたいと考える方は多いと思いますが、一方で、有線のイヤホンだと、ワイヤーケーブルが邪魔になってストレスになることもあるでしょう。

そこで、ランニングなどのスポーツをしながら音楽を楽しむときに重宝するのが、ワイヤレスイヤホンです。

ここでは、スポーツ利用に適したワイヤレスイヤホンの種類、使用上のメリット・デメリット、選び方に関する9つのチェックポイント、ワイヤレスイヤホン向けの競技などを詳しくお伝えしていきます。

スポーツに最適なワイヤレスイヤホンの形状とは?

音楽を聴きながらスポーツを楽しみたいと思うならば、ワイヤレスイヤホンを使用することをおすすめします。
ワイヤレスイヤホンとは、文字通り、ワイヤーケーブルなしで音楽再生端末と接続できる仕組みを持つイヤホンのことです。

ここでは、スポーツを楽しむときに活用しやすい、ワイヤレスイヤホンの代表的な3つの形状をご紹介していきます!

完全独立型(フル)ワイヤレスイヤホン

完全独立型(フル)ワイヤレスイヤホン

完全独立型(フル)ワイヤレスイヤホンは、「左右分離型イヤホン」「True Wireless Steleo(TWS)」などと呼ばれている、文字通り左右二つのイヤホンが独立しているイヤホンを意味します。

音楽再生端末と左右二つのイヤホンをBluetoothで接続することで、完全に独立した状態のイヤホンで音楽を聴くことができます。
そのため、ワイヤーケーブルの煩わしさから解放され、快適にスポーツを楽しむことができるのです。

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左右一体型ワイヤレスイヤホン

左右一体型ワイヤレスイヤホン

左右一体型ワイヤレスイヤホンは、左右のイヤホンがワイヤーケーブルで一つにつながっています。
そのうえで、イヤホン本体と音楽再生端末がBluetoothで接続され、独立している仕様となっています。

左右一体型ワイヤレスイヤホンには、左右をつなぐワイヤーケーブルがネックバンド型になっている製品もあり、首に固定されるため、煩わしさもほとんどなく、スポーツ中にも扱いやすいスタイルとなっているのでおすすめです♪

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片耳ワイヤレスイヤホン

片耳ワイヤレスイヤホン

片耳ワイヤレスイヤホンは、文字通り、片耳のみに装着するタイプのイヤホンです。
両耳をふさぐことなく、音楽を聴いたり、通話を行ったりすることができるため、ランニング・ジョギングや各種トレーニングを行っている間でも、サイレンやクラクションなどの外音や警告音を拾いやすく、使用上の安全性が高いという特徴があります。

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各ワイヤレスイヤホンをスポーツで利用するメリット・デメリット

ここでは、前項でご説明した3種類のワイヤレスイヤホンをスポーツで使用した場合のメリット・デメリットをそれぞれまとめていきますので、ぜひとも参考にしてください♪

完全独立型(フル)ワイヤレスイヤホンのメリット・デメリット

完全独立型(フル)ワイヤレスイヤホンには、ワイヤーケーブルが一切ないので、ワイヤーケーブルを引っ掛けて断線させるようなトラブルが起こらないため、安心してスポーツを楽しむことが可能となるメリットがあります。

なお、完全独立型(フル)ワイヤレスイヤホンのデメリットは、耳栓型のカナル型ワイヤレスイヤホンなどの場合、イヤーピースの密着度・フィット感によっては、外れて落ちてしまう可能性があることです。完全独立型(フル)ワイヤレスイヤホンは本体が小型であるため、紛失のリスクもあります。

スポーツ中に外れたり、紛失したりするリスクを回避したい場合は、耳掛け式の完全独立型(フル)ワイヤレスイヤホンであれば、簡単に外れることもないので安心できますよ♪

左右一体型ワイヤレスイヤホンのメリット・デメリット

左右一体型ワイヤレスイヤホンのメリットは、左右のイヤホンがつながっているため、スポーツ中に万が一、片耳が外れてしまっても落としにくく、紛失もしづらい点が挙げられます。
また、完全独立型(フル)ワイヤレスイヤホンと比べて安価に購入できるモデルも多く、コスパも良いのが特徴となっています。

左右一体型ワイヤレスイヤホンのデメリットとしては、ワイヤーケーブルが左右のイヤホンをつないでいるため、スポーツで激しい動きをした際に、引っかかって音飛びを起こしたり、断線させてしまったりするリスクがあるということが挙げられます。

このような事態を防ぐためには、ネックバンド型の左右一体型ワイヤレスイヤホンを使用するのがおすすめです!
首掛け式でワイヤーケーブルが固定されるため、万が一の引っ掛かりやトラブルを予防することができ、使用感も快適ですよ☆

片耳ワイヤレスイヤホンのメリット・デメリット

片耳ワイヤレスイヤホンをスポーツで使用する際のメリットは、片耳が露出しているため、外音にも敏感に反応することができ、スポーツしながら音楽を楽しむ際にも安全を確保できるという点にあります。
「ながら」使用に向いているため、ジョギングしつつ、電話がかかってきたら通話をしたり、音楽に切り替えたりなど、自由度の高い使用感を楽しむことが可能です。

一方、片耳ワイヤレスイヤホンをスポーツで使用する際のデメリットは、片耳であるがゆえに、ステレオサウンドを楽しむことができないことです。
これは、音楽の質にこだわる人には問題となりますので、注意すべき点でしょう。
また、完全独立型(フル)ワイヤレスイヤホンと同じく、紛失しやすいのも気をつけるべき懸念点です。

片耳ワイヤレスイヤホンを購入する場合には、耳栓式のカナル型であればフィット感を重視してイヤーピースを調整しましょう。
紛失に懸念を感じるならば、耳掛け式を購入すれば安心できますよ♪

スポーツ用ワイヤレスイヤホンの選び方チェックポイント9

それでは、スポーツに使用するワイヤレスイヤホンのおすすめの選び方チェックポイントを9つ、厳選してお伝えしていきますので、ぜひとも参考にしてみてください!

1.防水機能はあるか?

スポーツを行う際に使用するワイヤレスイヤホンの機能として、最も重視すべきなのが防水機能です。
防水機能は、以下の通り、「JIS・IEC混成表記」と呼ばれる、JIS(日本工業規格)の防水規格と、IEC(国際電気標準会議)のIP規格を合わせた保護等級によって表されることが多いです。

・IPX8 水没しても内部浸水することなく、問題なく稼働する
・IPX7 30分程度、水深1メートルに水没しても内部浸水しない
・IPX6 全方向からの強力な噴流水を受けても故障しない
・IPX5 全方向からの噴流水を受けても故障しない
・IPX4 全方向からの飛沫を受けても故障しない
・IPX3 鉛直方向60度から水滴が落ちてきても故障しない
・IPX2 鉛直方向15度から水滴が落ちてきても故障しない
・IPX1 鉛直方向から水滴が落ちてきても故障しない
・IPX0 特に保護なし

※JIS表記の場合、上記に「JIS」と表記がつくのみであるため、割愛。

なお、雨天時でもランニングなどのスポーツを屋外で楽しみたい場合には、少なくともIPX5以上の防水機能のものを選ぶべきでしょう。
また、汗や汚れを落とすためにイヤーピースなどを水で丸洗いしたい場合には、IPX7以上の防水機能のものを選ぶと便利です。

防水機能 ワイヤレスイヤホン

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2.フィット感はどうか?

スポーツで使用するワイヤレスイヤホン選びで非常に重要になってくるのが、装着時のフィット感です。
もしも、ワイヤレスイヤホンの耳のサイズがうまく合っていない場合には、使用時に耳に違和感を覚えてしまい、快適にスポーツができないかもしれません。

上記のようなトラブルが起こらないためにも、使用前に複数付属しているイヤーピースを厳選して装着するようにしてください。
イヤーピースの素材も重要で、ゴム材のほか、低反発の材質のものなどもありますので、お好みで選ぶようにしましょう!

3.耳への負担は配慮されているか?

スポーツ中に使用するワイヤレスイヤホンは、どれだけ小さいとはいっても、長時間装着する場合には、その重量が耳への負担になる可能性を持っています。
完全独立型(フル)ワイヤレスイヤホンならば、4g程度〜の超軽量な製品もありますが、左右一体型ワイヤレスイヤホンで大容量バッテリーの場合は30g以上の重量の製品も存在します。

そのため、ジョギング・ランニング・マラソンなど、長時間にわたって体を動かしながらワイヤレスイヤホンを使用するスポーツを行う場合には、なるべく本体重量が軽いものを選ぶべきでしょう。

超軽量 ワイヤレスイヤホン

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4.紛失対策はできているか?

カナル型の耳栓式の完全独立型(フル)ワイヤレスイヤホンや片耳ワイヤレスイヤホンをスポーツ中に使用している場合、スポーツ中に誤って落としてしまい、草むらなどに入って紛失してしまうかもしれません。
軽く耳に差し入れるタイプのインナーイヤー型などは、さらに落としやすいので注意が必要です。

これらの紛失対策としては、耳掛け式のワイヤレスイヤホンを使用したり、イヤーピース部分にウィングが付いているタイプのものを選んだりすると、スポーツ中も安心して楽しめるのでおすすめですよ♪

耳掛け式 ウィング付き ワイヤレスイヤホン

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5.音質はどれくらいか?

スポーツ中に高音質で音楽を楽しみたい方は音質にもこだわりましょう。
特に完全独立型(フル)ワイヤレスイヤホンは性能によっては音ズレ・音飛びなどが気になるケースがあります。

なお、「NFMI」と呼ばれる通信方式のモデルは音の復帰がスムーズなのでおすすめです。
また、アメリカのクアルコム社製チップ「QCC3026」を搭載したモデルは接続が安定していると言われており、人気があります。

また、ワイヤレスイヤホンはコーデック(Codec)と呼ばれる方式によって音質が決定されます。
もっとも質の高いコーデックは「LDAC」と呼ばれ、ハイレゾ音源にも対応します。
その他、「aptX」、「AAC」なども安定した音質を期待できますが、「SBC」はスタンダードなコーデックで音質は並程度ですので、選ぶときの参考にしてみてくださいね♪

高音質 ワイヤレスイヤホン

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6.Bluetoothのバージョンはいくつか?

ワイヤレスイヤホンとスマートフォンやオーディオ機器をペアリングする通信規格であるBluetoothにはバージョンが存在しており、「Bluetooth5.0」が最新版となっており、「Bluetooth3.2」、「Bluetooth3.1」、「Bluetooth3.0」とバージョンが続きます。

バージョンが新しいほど、通信速度・通信範囲が向上していきますので、購入する際にはなるべく新しいバージョンのBluetoothに対応したものを選ぶと良いでしょう。

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7.外音の取り込みは可能か?

片耳ワイヤレスイヤホンであれば気にする必要はありませんが、両耳を塞ぐ完全独立型(フル)ワイヤレスイヤホンや左右一体型ワイヤレスイヤホンの場合は、スポーツ中に外音をきちんと取り込めるかどうかをチェックしておくと安心です。
外音をカットしてしまうノイズキャンセリング機能付きイヤホンは、スポーツ用には向かないので注意してください。

また、「骨伝導イヤホン」と呼ばれる、頭部・頸部を振動させることで直接、聴覚の神経に音を伝える仕組みのワイヤレスイヤホンもあり、このモデルであれば耳を露出したままで使用できるので、スポーツ使用にもおすすめですよ♪

骨伝導 ワイヤレスイヤホン

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8.値段のコスパはどうか?

スポーツ用のワイヤレスイヤホンについては、音質にあまりこだわりがないのであれば、3,000円〜5,000円程度の安い価格で、防水機能なども完備したモデルを手に入れることができます。
ただし、音ズレ・音飛びなどが起こらず、音質にもこだわりたいという方の場合は、最低でも10,000円前後を目安にワイヤレスイヤホンを購入するほうが良いでしょう。

ワイヤレスイヤホン 5,000円以下

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9.メーカーはどこのものか?

ワイヤレスイヤホンはメーカーごとに個性的なモデルが多数発表されているので、好みのデザインや品質を持っているメーカーを探すのもスポーツ用イヤホン選びの楽しみのひとつでしょう♪

国産メーカーであれば、SONY(ソニー)は多数の高性能なワイヤレスイヤホンを発表しています。
海外メーカーならば、有名なラッパーであるDr.DreがプロデュースするスタイリッシュなブランドBeats(ビーツ)や、ハイスペックなオーディオ機器で有名なBose(ボーズ)、iPhone・iPodなどで支持者の多いApple(アップル)製のワイヤレスイヤホンなどもおすすめです。

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ワイヤレスイヤホンの使用に最適なおすすめスポーツ

最後に、ワイヤレスイヤホンをつけながら行うスポーツでおすすめの競技はどのようなものがあるでしょうか?
ここでは、おすすめのスポーツについて簡単にご紹介します。

ランニング・ジョギング

ランニング・ジョギング
ワイヤレスイヤホンをつけながら楽しむスポーツの中で、もっとも人気が高いのがランニング・ジョギングです。
有線イヤホンだとワイヤーケーブルが煩わしいですが、ワイヤレスイヤホンであればストレスなく楽しめます。
完全独立型(フル)ワイヤレスイヤホンを使用する場合は、イヤーピースでフィット感を調整したり、耳掛け式を選んだりするなど、紛失対策を行いましょう!

マラソン

マラソン

マラソンをしながら音楽を聴く際にも、ワイヤレスイヤホンは便利でしょう。
ただし、ランニング・ジョギングと違い、長時間の使用となる可能性が高いため、防水機能を備えているタフな仕様のワイヤレスイヤホンを選ぶのがベストです♪

ジムでのワークアウト・トレーニング

ジムでのワークアウト・トレーニング

ジムでのワークアウトや各種トレーニングを行う際にも、好きな音楽を聴きながらであれば楽しく筋力を鍛えることができます。
なお、ワークアウトの際には大量の汗をかく可能性もあるため、防水機能は万全にしておくと安心でしょう。

まとめ

ここまで、スポーツの際に使用するならおすすめのワイヤレスイヤホンについて、詳しくご紹介を行ってきました。
お伝えした選び方のチェックポイントなどをしっかりと頭に入れたうえで、ぜひともスポーツ用の使い勝手の良いワイヤレスイヤホンを手に入れてくださいね♪