数年前からトレンドで、もはや定番化しつつある赤リップ。でもちょっと待って!最近リップメイク、更新しましたか?
今まで使っていた赤リップをそのまま使うと、ちょっと古い印象のメイクになっちゃうかも?!洋服と同じでメイクもアップデートするのがトレンド女子の鉄則です!
2018~2019年秋冬のリップメイクはツヤ感を抑えたマットな質感がトレンド。
マットリップって難易度高そう…そう思っている方も少なくないかと思いますが、自分に似合うパーソナルカラーを使えばマットリップも簡単に挑戦出来ちゃいます!
そこで今回は、リップを変えるだけですぐに旬顔になれちゃうおすすめのマットリップをパーソナルカラー別にご紹介します!
街や電車で見かける女子たちのメイク、リップを変えれば今ドキ顔になれるのに…もったいない!!!!!と元美容部員の血を一人悶々と騒がせている筆者が、トレンドリップメイクの極意をお伝えします!
パーソナルカラーって何?
パーソナルカラーとは、生まれ持った髪色、肌色、瞳の色等に調和する(似合う)色の事です。パーソナルカラーの色分けは、まず大きく分けてイエローベースとブルーベースの2つに分けられます。
イエローベース
イエローベースの色味は、オレンジやカーキ、コーラル系のピンク等の黄みがかった色みの事を指します。一般的にイエローベースが似合う方は、肌の色が黄みがかっていて、血管の色は緑っぽく、黒目や髪の毛の地毛の色が茶色に近い方です。
ブルーベース
ブルーベースの色味は、青やワインレッド、ラベンダー系のピンク等の青みがかった色みの事を指します。一般的にブルーベースが似合う方は、肌の色が青みがかっていて、血管の色は青っぽく、黒目と髪の毛の地毛の色が黒に近い方です。
※但し、黄み肌だからイエローベースだ、と思っていた方がプロの方に診断してもらったらブルーベースだったという事例もありますので、例外もあります。
フォーシーズン
パーソナルカラーは上記の2種類からさらに細かく分けて、下記の4つに分けられます。
・スプリング(イエローベース) ・オータム(イエローベース)
・サマー(ブルーベース) ・ウィンター(ブルーベース)
スプリング
黄みよりの色みの中でも、明度と彩度の高い色み、つまり明るく鮮やかな色の事を指します。コーラルピンクやイエローグリーン等のパステルカラーが一例です。
サマー
青みよりの色みの中でも、スプリングと同じく明度と彩度の高い色を指します。
ベビーピンクやスカイブルー等の明るくさわやかな色や、やわらかいダスティーカラーが属します。
オータム
黄みよりの色みの中でも、明度と彩度の低い色みで、カーキや深緑、マスタードカラー等の渋めの色みが属します。
ウィンター
青みよりの色味の中でも、明度が低く彩度が高い色み、すなわち原色のようなハッキリした色みを指します。ロイヤルブルーやホットピンク等のパキッとした色みが属します。
パーソナルカラーを身につけるメリット
パーソナルカラーのカラーチャート内の色を使えば肌が明るく見えたり、ツヤっぽく見えたりと、良い事づくめなのですが、パーソナルカラーではない色みのものを身に着けると、肌がくすんで見えたり、血色が悪くみえたり、フェイスラインがぼやけて見えたり…と残念な事に!
パーソナルカラーを知り、身につける事によって、自然と自分に似合う色選びが出来るようになるんです!
どうやってパーソナルカラーを診断するの?
パーソナルカラーを診断出来るプロのカラーリストの方に、100枚以上の色布を顔の下にあてて診断してもらうのが一番正確な診断方法です。
が、なるべく時間もお金もかけずに簡易的にパーソナルカラーを知りたい!という場合は、自己診断してみましょう!
下記が4シーズンごとの一般的な特徴ですので、当てはまる項目が多いグループが簡易的な診断の結果となります。
(※あくまでも簡易的な診断の為、例外もあります。)
スプリング
肌色は黄みが強く、アイボリーやライトベージュ系で血色が良い。髪色は明るめの茶色やオレンジブラウンでツヤのある髪質。瞳は透明感のある明るい茶色。
サマー
肌色は明るいピンク系でキメが細かい。髪色は暗めのブラウンやローズ系のブラウン。
瞳の色は黒に近いこげ茶~柔らかい黒で、白目と黒目のコントラストははっきりしていない。
オータム
肌色は黄みが強く、スプリングより暗め、頬の血色はあまりない。髪色は暗めのブラウンでさらさらした質感。瞳の色も暗めのブラウン。
ウィンター
肌色はピンク系で、明るめの方も暗めの方もいる。髪色や瞳の色ははっきりとした黒。
顔だちもメリハリがあり、凛とした印象。
パーソナルカラー別トレンドマットリップ
パーソナルカラーの概要はなんとなくわかって頂けたでしょうか?
ここからはお待ちかねのトレンドリップのご紹介です!パーソナルカラー別に見ていきましょう。
スプリング(イエローベース)
ピンクベージュ/シャネル ルージュアリュールインク #166
スプリングに部類分けしましたが、誰にでも似合う万能なコーラル系ピンクベージュ。マット過ぎない質感なのでTPOを選びません。万人ウケ間違い無しの鉄板カラーで、オフィスにデートに大活躍!
ウォームオレンジ/トムフォード リップラッカーリクィッドマット #04
赤リップも黄みがかった朱赤にアップデートすれば瞬時に今時顔に。ぱきっとした見たまま高発色の朱赤は秋冬のファションと相性抜群!こっくりとしたテクスチャーで色持ちの良さもポイント!
オータム(イエローベース)
ブラウンベージュ/クリスチャンディオール ルージュディオールウルトラルージュ #641
ココアみたいなこっくりブラウンで可愛さも女っぽさも叶えてくれる絶妙カラー。
質感はマット過ぎず艶っぽ過ぎない新感覚のサテンマット!
輪郭をぼかして薄く指付けすれば可愛く、しっかりリップラインをとって濃いめにつければクールなしゃれ顔に。
セルヴォーク ディグニファイド リップス[09] テラコッタ
深みのあるテラコッタカラーは目元やチークも同系色でまとめてワントーンメイクにするのが今っぽさのカギ。輪郭はとらずに指でふんわりと仕上げれば落ち着いた色みの中に抜け感と可愛らしさが出てオススメ◎
サマー(ブルーベース)
ローズブラウン/NARS パワーマットリップピグメント #2766
色名の通りダスティーで少しくすんだ青みのローズ系ベージュはつけるだけでこなれ感たっぷり。派手色ではなくなじみの良い色でありながらしゃれ見え度抜群なので、張り切りすぎないカジュアルなシーンやデートにもオススメ♡
バーバリー・リキッド リップベルベット #01 ライト ヌード
淡くクリーミーなピンクベージュは秋冬の濃いめのアイメイクと相性ぴったり!
赤リップブームから一転、こんなミルキーな色みを上手に使いこなせばお洒落上級者として一目置かれる事間違いなし♡
ウィンター(ブルーベース)
カシスカラー/クリニーク ポップリキッドマット #7
こっくりとしたカシスカラーは女性らしさやクールさを演出してくれます。
薄く指付けしてグラデーションリップにすれば色っぽさ抜群!
スウェードのような今までにないマット感がポイント。
ブラウンレッド/マック リップスティック ロシアンレッド
今季コレクションメイクでもかなり登場していたトレンド大本命カラーと言えばブラウンレッド(赤茶カラー)!
このリップだけで旬顔にアップデート出来ちゃうマストハブアイテムです!
同シリーズのチリよりも黄みが少ないのでブルーベースの肌色にも馴染む色みで、 カジュアルにもドレッシーな装いにもハマる優秀カラー♪
まだまだある!おすすめマットリップ
昨年あたりからじわじわと人気のマットリップですが、今季はさらにマットリップブームが加速しそう!
という事で、まだまだある、おすすめのマットリップをご紹介します!
NARS ベルベッドマットリップペンシル
ペンシルタイプのマットリップ。するするとなめらかに伸びて発色・色持ちともに優れているのが特長。これ一本で唇全体の使用ももちろんOK。ペンシルタイプなので輪郭をしっかりとりたい時に便利。
イヴサンローラン タトワージュクチュール
フォトジェニックなパッケージで持っているだけで気分がアガるYSLのマットリップ。
唇そのものが美しく染まる仕上がりはまるでタトゥーのよう!
軽い付け心地なのにひと塗りで見たままの鮮やかな発色を実現!
THREE リリカルリップブルーム
ミニマムなパッケージデザインがお洒落女子達の間で大人気のスリーのマットリップ。
もとの唇の色と質感を生かした色付きはなんともスリーらしい仕上がり。
ドライすぎないマット感がナチュラルなこなれ感を演出してくれます。
レブロン ウルトラHDマットリップ
プチプラ優秀アイテムの宝庫、レブロンのマットリップ。ホイップみたいな柔らかい付け心地と見たままの発色、抜群の色持ちがポイント!このお値段で、マットなのに乾燥しない付け心地も秀逸!!!
エチュードハウス マットシックリップラッカー
韓国コスメの定番ブランド、エチュードハウスのマットリップ。
オルチャンメイク=つやつやグラデ赤リップの方程式はもう古い!韓国も空前のマットリップブームなんです!注目は、韓国でトレンドのドライローズカラーやMLBBカラー。つやつや赤リップ一筋の韓国メイク好きさんも、マットリップに今すぐアップデートして!
いかがでしたか?気になるアイテムはありましたか?
パーソナルカラーについて知って頂きましたが、自分のパーソナルカラーの中に好きな色が無い!と思った方もいらっしゃると思います。
もし自分のパーソナルカラーの中に好きな色が無い時は、自分自身を寄せていく方法もアリですよ!
まずは自分に似合う色が何なのかを知るところから始めて、パーソナルカラーにとらわれ過ぎないお洒落を楽しんで頂けたらと思います!
※ちなみに筆者は完全なるオータムですが、サマーの色合いが好き過ぎて、トーンアップクリームやピンクのフェイスパウダーを駆使し、髪もローズカラーにカラーリングして偽ブルーベースを装っていた過去アリ。パーソナルカラーガン無視だね!とよく言われていたのはここだけの話…。