日本が誇る名酒造『土佐鶴酒造』の日本酒と、日本酒に合う料理をご紹介!

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日本が誇る名酒造『土佐鶴酒造』の日本酒と、日本酒に合う料理をご紹介!

みなさんは『土佐鶴酒造』ってご存知ですか?

『土佐鶴酒造』は室戸岬を遠望できる高知県東部の安芸郡安田町にある酒造メーカー。

今回は、そんな日本が誇る酒造メーカー『土佐鶴酒造』の日本酒の魅力に迫ります!

(提供:土佐鶴酒造)

『土佐鶴酒造』酒造りの秘密!

酒造りに適した環境と水

酒造蔵のすぐ横を清流・安田川が流れていて、安田川の上流には日本三大美林の一つである魚梁瀬(やなせ)が広がっています。

豊かな森林と豊富な夏の雨量が「酒造りの生命」とも言える良い水を恵んでくれるんです♪酒造井戸から汲みあげる仕込み水は、ミネラルがバランス良く含まれた最も美味しいとされる軽度の硬水なんです。

原料米へのこだわり

原料となるお米は高知県産米から、吟醸に最適な酒造好適米まで目的に応じて幅広く使い分けています。しかも、自社の精米工場で厳選して精米しているというこだわりにも注目♪

また、酒質を左右する酵母も柔軟に使い分け、たくさんあるコレクションの中から目的の酒質に応じて最適な酵母を選んでいるんだって!

『土佐鶴酒造』の総杜氏長は、名醸地である広島出身の池田健司さん。

酒造への探究心とともに、妥協のない指導で蔵人を束ねるからこそ美味しいお酒が出来上がるんですね。

高知の日本酒は一般的に「淡麗辛口」と言われているそうですが、杜氏長は『土佐鶴』のお酒を「辛いながらも、澄んだ旨みを持つ日本酒」と評価しているんだそう♪

全国最多!通算44回《金賞》受賞!

品質追求の一環として出品している全国新酒鑑評会(共催/独立行政法人酒類総合研究所,日本酒造組合中央会)において、平成29年で全国最多となる通算44回目の金賞を受賞!高度な酒造技術があるからこその記録です。

『土佐鶴酒造』創業と歴史

土佐鶴の創業は古く、江戸時代の安永年間にさかのぼります。

時代の激流に揉まれ、数々の苦難を乗り越えながらも、「品質第一・誇れる品質の酒を造れ」という社是は現代にもしっかりと受け継がれ、今の『土佐鶴酒造』に至ります。

土佐鶴酒造の日本酒を堪能しよう。

様々な種類がある『土佐鶴酒造』の日本酒。実は種類によって相性が良い料理も変わってくるんです!

ここでは代表的な種類と、一緒に食べたいおすすめの料理をご紹介します。是非、これを参考に日本酒を楽しんでみて下さいね♪

・大吟醸原酒 天平

大吟醸酒原酒 天平は、際立つ吟醸の香りと芳醇な味わいが特徴の世界に誇る『土佐鶴酒造』のお酒!原酒を貯蔵酒から直接詰めた手造りの大吟醸原酒です。

旬のてんぷらを塩で。。新鮮なお刺身と。。

大吟醸原酒天平は日本料理と良く合うので、晩酌におすすめ♪また、軽めの洋食で吟醸の香りを楽しむのも◎

・吟醸酒 アジュール

‘azure’(アジュール)とは、英語で「青」「紺碧」を意味します。海洋深層水で仕込んだことによって完成したスッキリと透明感のある味と香りが特徴!

滑らかでキレがあり、後味爽快な新しいタイプの吟醸酒なんです。

なんと2017年度全米日本酒歓評会<吟醸部門>にて《グランプリ》を受賞!

和食はもちろん、幅広いジャンルの料理に合います。

シンプルでトレンド感のあるボトルと、おしゃれなペーパーバッグに入っているので、ちょっとしたギフトとしても重宝しそうですね♪

・特別純米酒

原料米は全て国産米を使用。

飲みやすさにこだわった口当たりが特徴の土佐鶴の特別純米酒です。お気に入りの料理と共に、少し冷やしてグラスで楽しみましょう♪

アボカドサラダやピザ、海老のフリットなど、クリーミーでしっかりとした味わいの料理と良く合います。洋食に合うので、いつものディナーが少しリッチになりそう♪

・辛口吟醸 大吉祥土佐鶴

華やかな吟醸の香りにスッキリとした味わいが特徴の吟醸酒。

一緒に食べる料理の美味しさを引き立ててくれる、辛口吟醸の絶妙な味わいがたまりません♪

貝を使ったお寿司や、お刺身などとの相性が抜群!

また、軽めの肴で気軽に吟醸酒の晩酌を楽しみたいときにもおすすめです☆

・特別本醸造 超辛口土佐鶴

辛口造りの伝統を誇る土佐鶴が造る、爽やかな口当たりと喉越しが特徴の特別本醸造酒です。原料米はもちろん全て国産米。

爽やかな香りとスッキリとした超辛口の味わいは、日本料理との相性はもちろんのこと、洋食などとも◎基本どんな料理にも合うので、好みに合わせて楽しんでみて下さいね*

・純米酒

純米ならではのしっかりとしたコクが魅力の純米酒!

さわやかなキリッとした味わいと、土佐鶴ならではの旨い辛口が魅力です♪

魚の煮付けや焼き魚、風味のある中華料理にも良く合う土佐鶴の純米酒。ワインに勝る食中の美味しさを楽しめます。

日頃ワインを良く飲むという方は、是非一度、純米酒を飲んでみて♪

・本醸辛口

伝統の辛口造りと本醸造を巧みに調和した一品。辛口特有のさわやかな香りと本醸造の切れ味が旨さの秘密なんです。

和洋中、ジャンルを問わずいろんな料理に合うのが本醸辛口の魅力!酢醤油を効かせた土佐風の鰹のタタキや山海品の鉄板焼きなどにも相性抜群です♪

・承平土佐鶴 

際立つ淡麗さと爽やかな香りが特徴の承平土佐鶴。土佐鶴ならではの軽快な喉越しも魅力の一つです。 

鰹のタタキから羊羹まで、様々な料理が豪快に盛られた土佐の皿鉢料理。そして土佐の定番といえば承平土佐鶴。

料理を選ばず、幅広い料理で味を引き出してくれるのが魅力!5℃ほどまで冷やして飲むのも美味しいですが、一番のおすすめは50℃ほどの常燗です♪

日本酒が苦手な方にもおすすめ!

・発泡性清酒 あわつる

土佐鶴の純米酒で造った、程よい酸味と炭酸の刺激が心地よい発泡性清酒です。

口当たりの良い爽やかな味わいは、様々な料理に合わせやすくホームパーティなどの乾杯酒としてもおすすめです♪

オードブル全般によく合います。シャンパングラスに注いで、冷たいうちに飲むのが美味しく味わうコツです。

・早摘み小夏と柚子Liqueur

土佐鶴の純米酒をベースに、香り高い早摘み小夏と馬路村産柚子の果汁を使用して、さわやかな味わいのリキュールが完成!

日本酒が苦手な方でも飲みやすく、女子会や自宅でのひと時におすすめです♪ 

ローストビーフやタンドリーチキンなどの肉料理に相性抜群!

オードブル全般にも合うのでちょっとしたホームパーティーなんかにも◎油の多い料理でも、小夏と柚子のサッパリとした酸味で後味を爽やかに。ナッツ類やチョコレートなどのおつまみにも合いますよ♪

実際に飲んでみました!

土佐鶴の純米酒をベースに作ったリキュールってどんな感じなんだろう?やっぱり気になりますよね。

ということで今回は土佐鶴酒造の2種類のリキュールを試飲。実際に飲んでみた感想をお伝えしますね♪

まずは《yuzu sake》から。

yuzu sakeは柚子のサッパリとした味わいで、ストレートでもとっても飲みやすい!そして甘さが控えめで、リキュールですがしっかりと日本酒感があるのが魅力!

「普段甘いお酒はあまり飲まない…。」という方、是非一度飲んで頂きたいです♪

甘すぎずサッパリとした味わいは、洋食はもちろん、和食とも相性が良いと思います。これから日本酒デビューをするという方にもおすすめしたいですね。

続いては《早摘み小夏と柚子Liqueur》。

お次は早摘み小夏と柚子Liqueur 。

こちらはyuzu sakeよりも甘さがあり、小夏と柚子の果汁がギュッと詰まった味わい!日本酒感はあまりないのでデザート感覚で飲めるリキュールというのが女子ウケしそう♡

ストレートで飲むのはもちろん、水割りやソーダ割りにしても美味しいです。グラスに注いで、女子会やパーティーの乾杯酒にもおすすめですね☆

ちなみに高知県安芸郡ってどんなところ?

名産品の柚子

山や川などの自然がたっぷりの高知県安芸郡。そんな安芸郡は柚子が名産!

化学系肥料・農薬・除草剤は一切使わず、山の落ち葉を使用し自然の力で育てます。農家さんが手間をかけて育てた柚子は香りが良く、柚子こしょうやポン酢、柚子ドリンクなど様々な商品に加工されています。

なんと柚子を使用した化粧品まで販売されているんだとか!

魚梁瀬森林鉄道(やなせしんりんんてつどう)

日本三大美林の一つである魚梁瀬杉を運ぶために作られた魚梁瀬森林鉄道。しかし交通網の整備と柳瀬ダムの建設によって1964年(昭和39年)に廃線となりました。廃線後も森林鉄道の記憶を残す橋などが残されていました。

その後2009年(平成21年)に、トンネルや橋など18ヶ所の施設が「旧魚梁瀬森林鉄道施設」として国の重要文化財に指定されたんです!

柚子振興の物語

魚梁瀬森林鉄道が重要文化財に指定されたことにともない、「柚子振興の物語」が日本遺産に選ばれました。日本遺産とは、文化庁が日本の文化や伝統を語るストーリーを認定するもの。

林業から、日本一の柚子の産地へと、新たな産業として取り組んだ物語と食文化が評価されたそうです。

一風変わった、高知の名産品!

飲み干すまで置けない盃!?

飲み干すまで置けないさかずきってどういうこと?と疑問に思った方も多いと思います。

まずは【可杯/可盃(べくはい)】という盃。なんとこの盃、穴が開いているんです!

そしてもう一つは【空吸(そらきゅう)】という盃で、底が尖っていてまっすぐ置くことが出来ない盃。

可杯の場合は一度お酒注がれると穴を指で塞いでいなければこぼれてしまう。空吸の場合はそもそも置くことが出来ないということで、飲み干すまで置けない盃なんです♪

昔からお酒好きの高知県民がお座敷遊びとして考えたんだとか!

ひとりで飲むときにはおすすめ出来ませんが、大勢が集まる場では盛り上がりそうですね!くれぐれも飲み過ぎにはご注意下さいね♪

最後に。

今回は『土佐鶴酒造』の日本酒についてご紹介しました。

いつもの晩酌に気軽に飲めるものから、ギフトとして贈りたいものまで、幅広いラインナップが嬉しいですね☆

飲みやすいスパークリングタイプやリキュールタイプのものもあるので、普段日本酒を飲まないという方もこれをきっかけに日本酒をたしなんでみてはいかがですか?

(提供:土佐鶴酒造)