みなさんは日頃「お米」を食べてますか?やっぱり家族や子どもにはおいしいお米を食べさせてあげたいもの。今回は、ご家庭でお米をおいしく食べるための豆知識とコツをご紹介します。
おいしいお米ってなんだろう?
毎日食べるお米、実は野菜やお魚、お肉と同じ生鮮食品だってご存知でしたか?生鮮食品を常温で保存すると鮮度が落ちるように、お米も常温で保存すると味が落ちてしまうんです。
また、お米は精米してから2週間ほどでデンプンやたんぱく質が酸化し味が落ちると言われています。「お米は精米したてが一番おいしい」というのは、まさにその通りだったんです。
「低温」こそ、おいしいお米の秘訣
お米は高温になると酸化のスピードが速まり、鮮度が落ちてしまいます。つまり「低温」状態を保つことがポイント!精米の段階から低温で管理することで、お米をよりおいしくいただけます。
玄米の保管から精米、包装の間もお米にとって最適な温度(15℃以下)を保つことでお米の鮮度を保つ「低温」こそ、おいしいお米への第一歩なんです。
おいしいお米の保存術!ポイントは3つ
どんなに上質なお米でも、お家での保存方法によっておいしさが大きく変わってきます。簡単な保存方法のポイント3つを押さえて、お家でのご飯をワンランクアップしましょう。
1.「15℃以下」の低温で保存
とにかくお米は高温が苦手でデリケートなので、「15℃以下」の低温で保存することが大事です。日の当たらない冷暗所で保存するのもポイントで、一番適している場所は「冷蔵庫の野菜室」と言われています。
2.「密閉」できる容器で保存
お米を保存する容器も重要で、酸化・湿気を防ぐために「密閉」して、お米を空気に触れさせないことが大切です。真空容器なども良いですが、意外に使えるのが「ペットボトル」。ペットボトルならどのお家にもありますし、密閉性も高く横に倒して冷蔵庫に入れることができるのでお米の保存に最適。容器が軽くて割れることもないので小さなお子様がいるお家でも安心です。
また、お米は一旦ニオイが付くとなかなか取れない食品なので、お米の近くにニオイの付きやすい食材や物を置かないようにしましょう。
3.「期間」に注意してお米を保存
普段、お米の「保管期間」は気にしない方が多いかもしれません。ですが、お米は精米後すぐに味が落ち始めるので、普通のお米なら冬場は2か月、夏場は2週間が鮮度の目安。
ちなみに、低温・密閉を徹底したお米なら1年は鮮度が持つと言われますが、お家で管理を徹底するのは大変。管理しやすくておいしいお米ってどう選べば良いのでしょうか。
おいしく保管できる「小袋」を選んでみて
お米の管理に悩む方は、3合分が1パックになった「小袋パック」を選んでみては。
コンパクトだから冷蔵庫に保管もしやすく、食べ切りやすいサイズ。酸化を防いでお米の鮮度とおいしさを守ってくれる上に、ニオイ移りにも強いですし、食べたい時に食べたいだけお米を楽しめるんです。
選び方次第で、お米はもっとおいしくなる!
お米を選ぶ時は、品種だけではなく「品質」も大事!品質検査で認められた「一等米100%」など、きちんと品質管理されたお米がおすすめです。
家族みんなでの食卓、子どものお弁当のご飯などお米は生活に欠かせない食材なだけに、「品質」は大事にしたいポイントです。
低温・小袋・一等米を選ぼう
ところで実際お米を買うとなると、どのお米を買えばいいのか悩みますよね。たくさんの銘柄がありますし、違いがわからないという方も多いはず。
これからご紹介するお米なら、どれも「低温製法」「小袋パック」「一等米100%」というおいしいお米の条件を兼ね備えているので、安心しておいしいお米を楽しむことができます。
やっぱりおいしい!新潟県魚沼産こしひかり
甘みと粘りが強い日本人が一番好みの味なのが「魚沼産こしひかり」。味のバランスが良く、弾力・ツヤ・香りにも優れ、冷めてもおいしいのが特徴。味の濃い料理と一緒に食べても、ごはんの味が負けません。おにぎり・和食・洋食など、どんな料理にも合うのが嬉しいポイントです。
お弁当にはコレ!北海道産ゆめぴりか
ほどよい粘りと豊かな甘みが特徴の一等米100%「北海道産ゆめぴりか」。炊き上がりはつやがあってやわらかく、もっちり感が楽しめます。また、冷めても甘みがあり固くならないので、お子様や旦那様のお弁当・おにぎりにぴったりなお米です。ご飯本来の味を楽しめる、シンプルな食べ方がおすすめです。
▼商品一覧はこちら
【人気順】注目のゆめぴりかの商品一覧|通販 – Wowma!(ワウマ)
おいしいお米を食べるなら、家電も注目して
粒の大きさなど、銘柄によってお米の個性は様々です。そんなお米の銘柄に合わせて火加減と時間をコントロールして炊き上げてくれる炊飯器があるんです!お家でよりおいしいお米を食べたい方は炊飯器にこだわってみるのもいいですね。
また、いつでも精米したてのお米が食べられる家庭用精米機もあるので、みなさんも是非チェックしてみては?
おいしく食べたい!お米レシピ3選
みんな大好き!きのこたっぷり炊き込みごはん
■材料(4人分)
米…2合
きのこ(エリンギ、舞茸、しめじ、えのき等)…250g
油揚げ…1枚
万能ねぎ(お好みで)…2~3本
酒…大さじ2
薄口しょうゆ…大さじ2
みりん…大さじ1
だし…2合線まで
サラダ油…大さじ1/2
■作り方
1.きのこは石づきを取り、食べやすい大きさに切り分ける。油揚げは縦半分に切り5mm幅に切る。
2.フライパンに油をひかずに油揚げを入れ、表面に焼き色がつくまで焼き取り出す。そのままフライパンに油をひき、しんなりするまできのこを炒める。
3.米を研いで炊飯器に入れ、調味料を全て入れた後、2合の線までだしを加える。?の油揚げ、きのこをのせて通常通り炊飯。器に盛り、お好みで小口切りの万能ねぎを散らす。
■ポイント
炊き込みごはんを作る時の水加減は「加える調味料と合わせて、いつもの水加減」というのが鉄則。炊飯器であれば、先に調味料を加えてから水加減の線まで水を加えると◎
きのこなど水分を多く含む具材は、炒めるなどサッと加熱してから加えるとごはんが水っぽくなりません。
サラっと食べれる。韓国風冷やし茶漬け
■材料(2人分)
ごはん…300g
きゅうり…1本
長ねぎ…5cm
豚バラ肉(しゃぶしゃぶ用)…100g
キムチ…60g
大葉…1枚
スープ
湯+冷水…300cc
鶏ガラスープの素…小さじ1
塩…少々
ごま油…適宜
■作り方
1.きゅうり、大葉は千切り、長ねぎは白髪ネギにして冷水に放ち、水気をとる。ごはんは流水でサッと洗う。
2.湯少々に鶏ガラスープの素、塩を溶き、冷水と合わせかき混ぜておく。豚肉は一口大に折りたたみ、塩こしょう少々(分量外)をふってフライパンに油をひかずに、こんがりと焼く。
3.茶碗にごはんを盛り、具材をのせてスープを注ぐ。お好みでごま油をかける。
■ポイント
冷やし茶漬けにする時には、ご飯を流水でサッと洗うと表面のヌメリが取れて、サラサラっとおいしくなります。ご飯にのせて残った具材は、お皿に盛って出すと食べている途中にお好みで追加できるので◎
お弁当にもぴったり!辛みそ葱ご飯の肉巻き
■材料(2人分)
ごはん(炊いたもの)…一膳分(160g)
豚ばら肉しゃぶしゃぶ用…100g
万能ねぎ(小口切り)…大さじ3
コチュジャン…小さじ1
味噌…小さじ1
砂糖…小さじ1/2
塩、こしょう…少々
ごま油…適宜
サンチュ(お好みで)…適宜
■作り方
1.温かいごはんに小口切りにしたねぎ、コチュジャン、味噌、砂糖を混ぜ合わせ、4等分にする。ラップに包み平たい丸形に成形する。
2.豚ばら肉は2枚を1組として並べ、?をのせて巻き付け表面に塩、こしょうをする。
3.フライパンにうっすらとごま油をひき、?を両面、厚みがある場合には側面も焼き色がつくまでこんがりと焼く。お好みでサンチュを添えて盛り付ける。
■ポイント
具材や調味料を混ぜた後のごはんはラップに包んで形を整えるときれいにまとまります。お好み焼きのように大きいものを作ってカットすると、ご家族みんなで楽しむことができます。
いかがでしたか?昔から日本人の食事には欠かせないお米について正しい知識を身につけて、お家でおいしいご飯を楽しみましょう!