家族のために「加湿器」を置こう。正しく選ぶための3つのポイント

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家族のために「加湿器」を置こう。正しく選ぶための3つのポイント

そろそろ空気が乾燥する季節、健康やお肌のためにも「加湿」には気をつけたいですよね。

今年こそ「加湿器」を購入しようと思っている方へ、失敗しない加湿器の選び方をお教えします。

お部屋の乾燥がトラブルの元

秋冬と言えば空気の「乾燥」が気になる季節。

お肌の調子が気になるという方が多いかもしれませんが、実はお部屋の空気が乾燥していると、風邪などの原因となるウイルスが飛散しやすくなります。

また空気が乾いていると喉の粘膜まで乾燥し、炎症を起こしやすくなり、体調を崩す原因にもなるのだとか。

乾燥肌などお肌のトラブルの原因だけでなく、体調管理のためにも気をつけたいこの時期の乾燥には、「加湿器」を使ったケアがおすすめです。

加湿器は3つのポイントで選ぶ

一言で「加湿器」といっても、その種類はさまざま。

一体どれを選んだらいいのか迷ってしまった時は、3つのポイントに注目してみましょう。

1.3つの加湿タイプ+ハイブリッド式から選ぶ

加熱式加湿器

加湿器には大きく分けて「加熱式」「気化式」「超音波式」の3つのタイプがあります。

一番スタンダードなのが「加熱式」。
湯船から上がる蒸気のようなイメージで、短時間でパワフルに加湿できます。

 

気化式加湿器

省エネかつ安全性が高いのが「気化式」。

濡れたバスタオルを風で乾かすようなイメージでお部屋を加湿します。

電気代を節約したい、また小さな子どもを持つママにおすすめのタイプです。

 

超音波式加湿器

「超音波式」は、細かい霧のような水滴を出して加湿するタイプ。

省エネで加湿スピードが速いので、共働きなどで忙しい人におすすめです。

吹き出し口が熱くならないので、赤ちゃんがいるご家庭でも安心して使えます。

その他にも、超音波式と加熱式を合わせた「超音波ハイブリッド式」や、気化式+加熱式の「気化ハイブリッド式」など、いいとこ取りなタイプもありますよ。

 

2.加湿以外の機能にも注目

加湿器

加湿器には、加湿機能だけでなくさまざまな機能があるものも。

たとえば健康面が気になる人は、ウイルスやカビを抑制し、花粉・ダニなどを低減してくれるものをチェック。

除臭、除菌などの機能を搭載したタイプもあります。

肌の乾燥が気になる人には、お肌に適した湿度を保ってくれる機能がおすすめ。
部屋の温度と湿度を測定し、お肌に快適な環境かどうかを教えてくれます。

さらにアロマ機能もあるので、ヒーリング効果も。

加湿+αの機能がこんなにあると、得した気分になれますね。

 

3.お部屋の広さに合ったタイプをチョイス

そして一番大切なのは、使う部屋の広さに合ったタイプを選ぶこと。
加湿器の大きさやパワーによって、適応する部屋の広さ(適応畳数)が違います。使いたいお部屋の広さから、加湿器の種類をチェックしましょう。

ちなみに、適応畳数がピッタリのものよりもワンサイズ大きめのタイプを選ぶと、より素早く加湿ができます。

加湿タイプ、オプション機能、適応畳数を決めたらあとはデザイン!
毎日お部屋に置いて使うものだから、インテリアのひとつとして自分好みのデザインを選びましょう。

空気清浄機と加湿器が一体になったタイプも

空気清浄機と加湿器が一体になったタイプ

加湿だけでなく、空気清浄を同時にしてくれる一石二鳥なタイプも登場。

こちらのタイプは3種類のフィルターで空気をキレイにすることで、PM2.5やカビ、花粉、ウイルスなどに対応。

また3方向からのパワフル吸引で、床から天井まで部屋全体の空気をクリーンにしてくれます。

もちろん加湿機能も抜群。お部屋の湿度を測定して一定になるように自動調整してくれます。

給水・お手入れも簡単なので、冬を快適に過ごすことができますよ。

 

お手入れ方法もしっかりチェック

加湿器をキチンと使うためにも、水の入れ替え(注水・排水)は必須です。

入れ替えをする際は、タンク内に少量の水で薄めた台所用合成洗剤を入れて振り洗いをすると、更にキレイになりますよ。

また加熱式加湿器の場合、長年使っていると水道水に含まれるカルシウムなどのミネラル分がフィルターやタンクに付着して、水垢の原因になることも。

毎日のお手入れ以外にも、ヒーターや本体・タンクの定期的なチェックも忘れずに。

まとめ

冬場には欠かせない加湿器。

これまで欲しい欲しいと思いながらもあと一歩が踏み出せなかった人は、今年こそ快適な冬を過ごすために、お部屋に合った加湿器を探してみてくださいね。