【2021年最新版】ルンバ徹底比較!選び方やおすすめの機種を解説

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【2021年最新版】ルンバ徹底比較!選び方やおすすめの機種を解説

「ルンバの購入を考えているけれど、種類が多いのでどれが自分に合うのかわからない」という方もいるのではないでしょうか。ルンバにはさまざまな機種があり、それぞれ性能や機能が異なります。たとえば、複数の部屋の掃除に向く機種と、ワンルームに向く機種があります。

ルンバの購入に失敗しないためには、機種ごとの特徴を知って自分にとって最適なルンバを選ぶことが大切です。

この記事では、機種の選び方や2021年最新版のおすすめ機種をご紹介します。ルンバ選びで迷っている方はぜひ参考にしてください!

ルンバの基礎知識と購入時の選び方をチェック!

自分に最適なルンバを選ぶために、まずは機種ごとの違いを知りましょう。ルンバにはさまざまなシリーズや機種があり、搭載されている機能が異なります。それぞれの特徴を知ることで、自分が求める性能を備えたルンバを選びやすくなります。

「iRobot ルンバ」シリーズの基礎知識

iRobot ルンバ

「iRobot ルンバ」を型番で分けると2つになります。

1つ目が3桁の数字シリーズで、2つ目がアルファベットシリーズです。
さらに細かく分類して高機能な機種順に並べると、iシリーズを筆頭に以下のようになります。

  • iシリーズ(i7・i7+)
  • 900シリーズ(960・980)
  • eシリーズ(e5)
  • 800シリーズ(892など)
  • 600シリーズ(643など)

多くの種類がありますが、主な違いは便利機能の有無と付属品の数です。どれがよいかはルンバを稼働する自宅の広さや、求める機能によって変わります。

次からは、どの機種が自宅に合っているのかを明確に知るために、それぞれの違いについてより詳しく見ていきましょう。

「3桁シリーズ」は数字が大きいほど高性能

3桁シリーズ

500・700・800シリーズは生産が終了しており、販売されている現行モデルは600・900シリーズの2つです。800シリーズの892は販売されていますが、限定モデルとなっています。

販売中の2つの機種の違いを大まかに説明すると、先頭の数字が大きいほど性能がよくなります。つまり3桁シリーズでは、900シリーズ高性能な上級モデル600シリーズ比較的購入しやすい低価格なスタンダードモデルです。

「アルファベットシリーズ」はコスパ・機能性が優秀

アルファベットシリーズ

アルファベットシリーズに該当する機種はi7・i7+・e5の3種類です。iシリーズのi7とi7+は2019年7月時点の最新機種で、900シリーズのさらに上の最上位モデルと位置付けられています。

一方、eシリーズのe5は多くの機能と600シリーズ並みの購入しやすい価格を両立しているのが特徴です。アルファベットシリーズは、iシリーズ高性能な最上位モデルeシリーズ機能と価格のバランスがよいハイ・エントリーモデルといえます。

選び方1:吸引力で比較する

お掃除ロボット

掃除機を選ぶときに多くの方が重視するのが吸引力です。掃除機を使う目的は、家の中のゴミやホコリを吸引して部屋を清潔にすることにあります。掃除する箇所をライトで照らすなどの便利な機能がついた掃除機もありますが、そもそもゴミが吸えなければ掃除機を購入した意味がなくなります。ロボット掃除機であるルンバを選ぶときも、しっかりとゴミを吸い込む吸引力の強さが重要なポイントです。現行モデルで吸引力が最も強力といわれている機種には980i7i7+の3つがあります。

それぞれの違いを順番に確認していきましょう。

iシリーズは、「AeroForce 3段階」クリーニングシステムを搭載

iシリーズは「AeroForce3段階」クリーニングシステムを採用しています。この吸引システムでは、本体内部に真空状態をつくり、ブラックホールのような強い吸引力で部屋のゴミを掃除します。本体内部には特殊なローラーが入っており、強い吸引力と真空状態を維持しながら効率的に部屋のゴミをかき集める仕組みです。敷物に絡まったペットの毛やゴミを除去する場合、吸引力が足りないとゴミが残ってしまいます。しかしiシリーズの場合は、強力な吸引力でゴミだけでなく、ハウスダストまでしっかり取り除きます。

ルンバ1台で家の中のゴミやホコリの掃除を完結させたい、掃除機を使う手間や労力をできるだけなくしたい、ルンバに部屋を確実にきれいにしてほしいという願いを叶えてくれるでしょう。

現行モデルで最も吸引力が高い機種を選びたいなら、AeroForce 3段階クリーニングシステムを採用したi7またはi7+がおすすめです。

床がカーペットなら、980

ルンバはあらゆる床のタイプに対応しています。フローリングだけでなくカーペットなどの柔らかい素材でも大丈夫です。とくに980カーペットの掃除に特化しており、クリーニングシステムのAeroForceにカーペットブースト機能がついています。こちらは柔らかい素材の上を掃除するときに、吸引力を自動で最大10倍にする機能です。繊維に絡まった髪の毛などのゴミが残らないよう、強力に吸い上げます。

カーペットの敷いてある部屋をしっかり掃除してほしいという場合は、980を選ぶとよいでしょう。

敷物のある部屋でルンバを使うときの注意点

敷物のある部屋でルンバを使うときの注意点

カーペットを含めてどんな床でも掃除できるルンバですが、敷物の種類によってはいくつか注意が必要な点があります。

  • 厚みのある敷物・薄すぎる敷物

2cm以上の厚みがある敷物・逆に厚さが薄い敷物を使っている場合は要注意です。もし部屋に敷いている場合は、ルンバが掃除できないか、敷物を傷めてしまう可能性があります。ルンバは2cmまでの段差は乗り越えられますが、2cm以上の厚みがある場所には行けません。そのため、敷物が分厚いとルンバが自動で掃除できないケースがあります。
逆に、ペラペラで薄すぎる敷物もあまり得意ではありません。敷物ごと吸い込んで引きずってしまったり、下に潜り込んでしまったりするからです。

  • 毛足の長い敷物

毛足が長い敷物を使っている場合は、敷物が絡まってルンバが途中で止まることがあります。ルンバには絡まり防止機能が搭載されているため、あまり心配する必要はありませんが、気になる場合は敷物の使用を避けるか、敷物の近くにルンバが行かないよう設定しておくと安心です。加えて、敷物の繊維を吸いすぎて敷物が剥げてしまったという事例もあるため、高級な敷物を使っている場合も注意しましょう。

  • 色が黒い敷物

色が黒い敷物を使っている場合も要注意です。マットなどの色が黒いと、段差があるとルンバが勘違いし、誤作動を起こして止まることがあります。

対処するには、ルンバの裏面にある落下防止センサーを覆ってしまえばOKです。ただし、落下防止センサーが働かなくなるデメリットがあるため、ルンバが落ちる危険がある場所では、敷物もしくはルンバの設定を変える工夫が必要になります。

選び方2:ナビゲーション能力や稼働時間で選ぶ

お掃除ロボット

ルンバは機種によって、搭載されているナビゲーション能力の性能や稼働時間が異なります。広い家を掃除する場合は、ナビゲーション能力が高く稼働時間の長い機種でないと十分な掃除ができないかもしれません。

ここからは機種ごとのナビゲーション能力と稼働時間の違いについて解説していきます。最適なルンバを選ぶための参考にしてくださいね。

広い間取りに最適なのは?

広い家をルンバに掃除させたい場合は、ナビゲーション能力の高い機種を選ぶことが大切です。ナビゲーション能力が低いと、障害物が正面近くに来るまで手当たり次第にルンバが動き回り、掃除効率が悪くなります。

ナビゲーション能力はルンバに搭載されている「iAdapt」のバージョンで決まります。バージョンと、それぞれが記憶して稼働できる間取りは以下のとおりです。

  • iAdapt(対応範囲…1部屋)
  • iAdapt2.0(対応範囲…1フロア)
  • iAdapt3.0(対応範囲…最大10フロア)

複数の部屋や広いフロアを掃除するなら、2.0以上のバージョンが必要です。2.0以上を搭載したルンバは、部屋の間取りを学習して効率的な掃除ルートを組み立てる能力を備えています。ルンバ自身が自分の現在位置を把握できるため、学習して記憶した部屋の構造に従って部屋のすみずみまで正確に掃除できるのです。

iAdapt3.0バージョンのiシリーズiAdapt2.0バージョンの900シリーズのルンバなら、複数の部屋や広いフロアの掃除に大活躍します。ワンルームベーシックな間取りの部屋ならiAdaptバージョンのe5643を選ぶという選択肢もあるでしょう。導入コストを抑えられるため、コスパを重視する方にもぴったりです。

稼働時間が最長なのは?

1回の充電で何時間くらい稼働できるのかもチェックしたいポイントです。

ルンバはバッテリー残量が少なくなると、自動で充電用のホームまで帰っていきます。

充電中は掃除ができないため、1回の充電で長い間稼働できるほうが掃除の効率は上がります。

現行モデルの稼働時間は時間が長い順に下記のようになります。

  • 980…約120分
  • e5・671…約90分
  • iシリーズ・960…約75分
  • 643・641…約60分

稼働面積で見ると、980960最大112畳となっており、かなりの広範囲を掃除できることがわかります。

ルンバはアメリカの住宅を基準に作られているため、日本の一般的な住宅の広さを考えると、112畳はオーバースペック気味です。ほかのシリーズの稼働面積は公開されていませんが、アメリカが基準であることを考えると、日本で使う分にはルンバが掃除の途中で充電切れを起こす可能性はあまり心配しなくてもよさそうです。

ルンバは、6畳くらいの広さ30分ほどで掃除します。稼働時間と稼働面積を考慮し、自宅にはどのタイプが合うか比較検討しましょう。

選び方3:便利機能で選ぶ

ルンバには、より快適に掃除するための便利な機能がたくさんあります。たとえば、掃除のスケジュール管理ができる「スマホ連携機能」です。機種ごとに連携している機能が異なるため、便利機能を基準にしてルンバを選ぶ方法もあります。

続いては、ルンバに付いている便利機能の種類を見ていきましょう。

「スマホ連携」で外出先からルンバをコントロール

スマホ連携

iシリーズ・900シリーズ、671では、スマホ連携機能を利用できます。スマホ連携機能があると、外出先から遠隔でルンバを操作できるようになります。タイマー機能を使って掃除の開始時間や掃除モードを設定したり、毎日の清掃をスケジュールで管理したりできる便利機能です。掃除状況の確認や掃除の禁止箇所を設定することもできますよ。

スマホ連携は、家を長い時間留守にすることが多い方一人暮らしの方向きの機能です。旅行や出張が多いなど家を留守にする時間が長いと、家がホコリっぽくなりますが、帰宅時は疲労困憊で家の掃除をする気にならないこともあるでしょう。そんなときこそ、スマホ連携の出番です。スマホを使って外出先からルンバを操作し、留守中に掃除を行うように設定すれば、家を常に清潔な状態に保てます。帰ってから面倒な掃除のことを考える必要がなくなるのもうれしいポイントです。

声だけでルンバをお手軽操作「スマートスピーカー連携」

スマートスピーカー連携

i7シリーズ・e5・671・900シリーズには、スマートスピーカーとルンバを連携させる機能があります。

スマートスピーカーに声をかけるだけで、ルンバの電源を入れて掃除をスタートしたり、掃除の予約をしたりできます。ルンバが複数台ある場合は、それぞれのルンバに掃除の指示を出せます。

どこの部屋を掃除するのかまで声で指示を出せるのは、料理や子どもの世話で手が離せないときの強い味方になるでしょう。

進入禁止エリアを設定できる「デュアルバーチャルウォール」

デュアルバーチャルウォール

「デュアルバーチャルウォール」とは、ルンバの清掃範囲を制限する専用電子機器のことです。安全性の問題などで入ってほしくない場所がある場合に役立ちます。
たとえば、玄関やバルコニーなどのルンバが落下する危険がある場所に、ルンバが近づかないように設定できます。浴室やペットの水飲み場、料理中のキッチンなども掃除されると困る場所です。このような場所にルンバが入らないよう制限するのがデュアルバーチャルウォールの役割です。

進入禁止エリアの設定は、現行モデルのすべての機種に標準搭載されており、紹介した機種のどれを選んでも設定できます。また、専用電子機器は別途販売されているため、後付けで購入してもOKです。

「デュアル」という名のとおり、専用電子機器には2種類のモードが搭載されています。モードは最大3mの壁をつくるバーチャルウォールモード」と、半径60cmの円形の禁止エリアをつくるヘイローモード」の2種類です。どちらのモードもルンバの進入を制限する障壁を赤外線でつくる仕様です。もちろん、用途に応じてモードの切り替えもできます。

進入禁止エリアの設定はスマホ連携でも設定可能です。しかし、エリア単位の設定になるため細かい調整はできません。部屋の中の小さい範囲だけ制限したい場合は、専用電子機器を使うほうが使い勝手がよいでしょう。

メンテナンスが楽な「ダストボックス水洗い」「自動ゴミ捨て」機能

水洗い

従来の掃除機は吸引したゴミを人の手で定期的に廃棄する必要があります。もちろんルンバにもメンテナンスは必要ですが、お手入れの手間を少なくしてくれる便利機能が備わっています。メンテナンスはルンバを長く使い続けるために大切な作業ですが、できれば簡単に済ませたいもの。

ここからはルンバのお手入れお助け機能をご紹介します。

まず1つめのお助け機能は、ダストボックスの水洗いです。iシリーズe5が対応しています。
さっと水を注ぐだけで、ダストボックスの汚れや残ったゴミをきれいに落とせます。汚れやすいダストボックスをきれいな状態でキープできれば、ますます掃除がはかどりそうです。

2つめは、i7+に付属している自動ゴミ捨て機能です。通常のルンバは吸引したゴミがダストボックスにたまる構造になっており、いっぱいになる前に捨ててあげる必要があります。しかし「クリーンベース」という別途機器を設置することで、ダストボックス内にゴミがたまると、ルンバが自分でゴミを捨てに行ってくれます!わざわざ手動でゴミを捨てる手間がなくなるのはうれしいですね。本体のダストボックスを開けずにゴミを捨てられるため、ゴミを捨てるときにホコリが舞うこともありません。クリーンベースには密閉型の紙パックが内蔵されており、ダストボックス30杯分のゴミを収納できる容量があります。

使用頻度の高い掃除家電だからこそ、このような機能でメンテナンスの負担が減らせるのは嬉しい限りです。

2021年最新版!おすすめのルンバはどれ?

ここからはルンバの選び方のポイントを踏まえつつ、au PAY マーケットで購入できるおすすめの機種を見ていきましょう。目的ごとに最適なルンバをご紹介します。

清掃力で選ぶなら「ルンバ980」

ルンバ980

清掃力の高さを重視するならルンバ980がおすすめです。iAdapt2.0搭載で、広い部屋や複雑な間取りでもムダな動きをせずに、効率的に部屋を掃除できます。複数の部屋を掃除させたい場合にも大活躍です。

搭載されているAeroForceクリーニングシステムは、ハイパワーモーターにより600シリーズの10倍の吸引力を実現しました。強力にゴミを吸い込む力に加え、ゴミセンサーが2つ付いているのもポイントです。床に落ちているゴミをしっかりキャッチします。カーペットブースト機能も付いているため、カーペットや敷物に絡みつくホコリや髪の毛も逃さず吸引できますよ。

また、980に内蔵されているゴム製のブラシは、髪の毛の絡まりを取りやすいという特徴があります。ゴム製は柔軟性があるため、ブラシの手入れがしやすい点も注目ポイントです。

1回の充電で稼働できる時間は、ルンバの中でも最も長い120分となっており、一度で広範囲を清掃できます。ダストカットフィルター、デュアルバーチャルウォールやスマホ連携にも対応。980はルンバの清掃力を存分発揮できるフラグシップモデルといっても過言ではありません。

 

ナビゲーション能力で選ぶなら「ルンバi7」

ルンバi7

複数の部屋を掃除したいという方は、ナビゲーション能力が高いi7やi7+をチェックしましょう!最高ランクのiAdapt3.0が搭載されており、最大10フロア分の部屋の配置を記憶して掃除を行います。もちろん、スマホ連携で掃除したい場所だけを個別に指定することも可能です。

i7は、AeroForce3段階クリーニングシステムを採用しているので清掃力も高いです。強力な吸い込みで床のゴミやハウスダストをしっかり除去します。

1回の充電で最大75分間稼働します。デュアルバーチャルウォールを使えば、さらに効率よく掃除できるでしょう。

 

バッテリーで選ぶなら「ルンバ980」「ルンバe5」

「ルンバ980」「ルンバe5」

ルンバを長時間稼働させて部屋のすみずみまで掃除したいなら、980とe5はいかがでしょうか。バッテリー容量が大きいため、1回の充電で長く稼働できます。ほかのルンバは1回の充電で60~75分という稼働時間に対し、980は120分、e5は90分という長い稼働時間が自慢です。

また、ルンバ980には「自動再開機能」が搭載されています。これは掃除途中でルンバが充電しに戻ったあとに、中断した場所から掃除をやり直す機能です。この機能がない場合は、充電が切れた時点で掃除が終了してしまいます。
稼働時間が長いだけでなく、充電後に中断した場所から掃除を再開してくれるのは、掃除の効率を考えるうえでもとてもありがたいですね。

一方、e5は稼働時間90分と、バッテリー性能は980に比べると少し控えめですが、ダストボックスが水洗い可能など980にはない便利機能がついているのが魅力です。進入禁止設定やスマホ連携はどちらも同じように使えます。

稼働時間などの性能面では980に軍配が上がりますが、e5の最大の特徴は低価格で購入しやすい点にあります。e5は980の半分程度の価格で購入できるため、コスパ抜群です。高性能なルンバで広い家を全体的に掃除したい場合は980、コスパを重視するという場合はe5を選びましょう。

 

外部機器連携で選ぶなら「ルンバ960」

ルンバ960

オプションや外部機器との連携を重視する方からは960が支持を集めています。スマホと連携し、外出先からの清掃指示や、スケジュール設定が可能です。もちろんデュアルバーチャルウォールとも連携できます。

980やiシリーズは機能をフル搭載した上位モデルですが、連携機能で比べると960とほとんど変わりません。そのため、オプションや連携機能を重視するなら、コスパ良好な960を選ぶのがおすすめです。960は、外部機器連携以外の機能も充実しています。クリーニングシステムとしてAeroForceを搭載しており、部屋のゴミを効率的にかき集めて吸引します。

ナビゲーション能力はiAdapt2.0を採用しており、ルンバ自身が部屋の間取りを把握しながら、ムダのない掃除ルートを組み立てて掃除していきます。

満充電にしたあとに稼働できる時間は最大75分です。基本性能を抑えたうえで外部機器との連携がとれる、バランスのよさが人気の理由です。

 

お手入れのしやすさで選ぶなら「ルンバi7+」

ルンバi7+

メンテナンスの楽さを重視するならルンバi7+が最適です。ルンバi7+にのみ、自動ゴミ捨て機能が付属しています。ルンバを使ったあと、ダストボックスのゴミを捨てる手間が減るのは家事の時短です。本体とセットでクリーンベースが付属しており、掃除が終わるとルンバがゴミをクリーンベースに自動で捨ててくれます。クリーンベースのゴミがいっぱいになったら取り出して捨てるだけでOK!

最新機種のi7+は、お手入れ手助け機能以外の性能も優秀です。iAdapt3.0のマッピング機能により、複数の部屋を効率的に掃除できます。スマホ連携での清掃スケジュール管理も可能です。高い吸引力で清掃力にも優れ、1回の充電で75分間稼働します。

 

お手軽にルンバデビューしたいなら「ルンバ671」

ルンバ671

ルンバ671は充電時間約3時間、稼働時間最大90分のスタンダードモデルで、3段階クリーニングシステムを搭載しています。大きさが異なる2本の特殊ブラシがフローリングの隙間やじゅうたんの中からゴミをかき出し、チリや髪の毛、微細なハウスダストまでしっかりと吸引してくれます。人間にはまねできない細やかな作業によって、お部屋をすみずみまできれいにしてくれるでしょう。

スマホ連携機能も搭載されており、自宅にいなくても外出先からルンバの操作や清掃状況の確認が可能です。さらにスマートスピーカー対応機種なので、スマートスピーカーに話しかけるだけで、掃除をスタートさせたり、予約できたりします。
価格もほかに比べて控えめで、一人暮らしの方やワンルームにお住まいの方、お手軽にルンバデビューしたい方にぴったりです!

 

【番外編】床拭きも自動化するなら「ブラーバ」

自動掃除ロボットとしてはルンバが有名ですが、「ブラーバ」という自動床拭きロボットがあることをご存じでしょうか。ブラーバは床をモップ掛けのように拭いてくれるロボットです。水を噴射しながら部屋の拭き掃除をしてくれます。

ブラーバの特徴は、吸引するだけでは除去できない汚れをきれいに拭き取れる点です。水拭きと乾拭きのモードを選択でき、床に付着した汚れに応じて使い分けられます。ブラーバが拭き掃除するときは、専用パッドを使用します。パッドはドライ用とウェット用に分かれており、モードに合わせて自動でブラーバが使い分けます。使い捨てのパッド以外に洗濯ができるパッドもあるため、洗って使いまわせば経済的です。

ブラーバ ジェット m6

ブラーバ ジェット m6

ブラーバを購入するなら便利機能が多数搭載されている最新機種の「ブラーバジェットm6」がおすすめです。ブラーバジェットm6はスマホアプリとの連携が可能で、ルンバi7の掃除後にブラーバを稼働するようセットできます。

ルンバでゴミを吸引したあと、取り切れなかった床の汚れをブラーバで掃除すれば、家中がピカピカに。手間のかかる掃除機と床拭きを自動化することで、家の中をより気持ちのよい清潔な状態に保てるようになります。

 

ルンバに関する疑問Q&A

ルンバは畳にもかけられる?

使い始めると便利なルンバですが、購入前に知っておきたいこと、気になることがある方も多いのではないでしょうか?ここではルンバに関する疑問にお答えします!

ルンバは畳にもかけられる?

ロボット掃除機は、フローリングやカーペットなど、洋室の床のみで使用できると思われがちですが、ルンバは畳もしっかり掃除してくれます。ルンバには床材ごとに最適なお掃除モードが設定されているため、畳でも使用が可能なのです。また、畳の部屋には障子やふすまのための横木「敷居」がありますが、ルンバなら多少の段差は乗り越えられます!敷居のところで止まることもありません。

畳の部屋は掃除を怠るとホコリやチリがたまりやすく、放置するとダニが発生しやすいというリスクがあります。ダニの繁殖を抑えるためにも定期的な掃除が求められるため、掃除頻度を自由に設定できるロボット掃除機は畳の掃除に最適です。ルンバで定期的な掃除をしておけば、いつでも気持ちよく和室が使えるでしょう。

ルンバはどこに収納したらいいの?

ホームベースの最適な設置場所は、ルンバをよく使う部屋です。リビングルームがメインであれば、テレビ台や棚、ソファの下のデッドスペースを活用するのがおすすめ。ルンバを目立たせず、スッキリ収納できるでしょう。寝室利用がメインであれば、ベッド下の隙間を活用してみてくださいね。

また、ホームベースは壁に接するように設置することが重要です。これは、壁がないとルンバが帰還時にホームベースを押してしまい、うまく戻ることができないからです。ホームベースにはコンセントが必要なため、近くにあるかも確認しておきましょう。

ほかにも、ルンバはホームベースからの赤外線で位置を判断しています。そのため、設置場所の近くに障害物があると、ホームベースに戻れずにルンバが迷子になってしまうのです。ホームベースは障害物や鏡が近くにない場所を選びましょう。何らかの拍子でルンバが落下しないように、階段のすぐそばも避けた方が安心です。

ルンバのお手入れ方法は?

部屋をきれいにしてくれるルンバにもお手入れは必要です。お手入れを怠ってしまうと吸引力が落ちて汚れをスムーズに取りのぞけないだけでなく、故障の原因にもなりかねません。ルンバのお手入れは、ダスト容器なら使用後にゴミを捨てる、フィルターなら週1回(ペットのいる家庭は週2回)の掃除が推奨されています。

ほかにもメインブラシ/フレキシブルブラシなら週1回 (ペットのいる家庭は週2回)、段差センサーや充電用接続部なら1カ月に1回のお手入れが必要です。機種ごとにお手入れ箇所およびお手入れ方法が異なるため、購入前に説明書または公式サイトを参考にしてお手入れ方法を確認しておくことをおすすめします。なお、公式サイトでは動画でお手入れ方法を詳細に紹介しているので、部品の外し方や取り出し方がわからず不安な方はそちらを参考にしてくださいね。

また、定期的なお手入れが面倒な方には、公式サイトで実施している「オフィシャルメンテナンス」がおすすめです。こちらは分解・清掃、センサー点検、不具合箇所の修理、消耗品の交換など、お手持ちのルンバに合わせた最適なメンテナンスを行う、定額メンテナンスパックです。お手入れだけでなく、気になる部分の解消・予防にもなるので利用すれば、いつでも快適にルンバを使えるでしょう。

ルンバが人気を集めている理由

ルンバが人気を集めている理由

ルンバは日本に上陸した2004年から現在に至るまで、大人気のロボット掃除です。「ロボット掃除機といえばルンバ」といわれるほど、なぜルンバは人気を集めているのでしょうか。ルンバには高い機能性はもちろん、ルンバを購入することで生活がガラリと変わるという魅力があるのです。

忙しい人の味方だから

毎日仕事や子育てで忙しい方にとって床掃除は、地味で手間がかかる作業です。しかも、床掃除を2~3日怠るだけで部屋にはホコリやゴミがたまり、見た目にも衛生的にもよくありません。そんな面倒な床掃除をルンバに任せれば、手間いらずで、床がしっかりきれいになります。

さらに、ルンバは仕事や買い物で家にいない間や、家で別の作業を行っているときに勝手に掃除をしてくれるので、自分の時間を掃除に割く必要がありません。掃除という面倒な家事から解放され、ゆとり時間をつくれるのがルンバの魅力です。忙しい方ほど、気持ちに余裕ができるかもしれませんね。

スッキリとした部屋をキープしたくなるから

ルンバは床にものがたくさんあると、遠回りをしてしまい、効率よく掃除ができません。ルンバに効率よく掃除をしてもらえるようにと、床に散らかりがちな本やおもちゃを、棚やラックに収納するようになった方が多いようです。このルンバが効率よく掃除できる環境を意識した新しい習慣は、スッキリとした部屋づくりに役立つでしょう。いつでもルンバを動かせるよう、きれいな部屋をキープしたくなるのです。実は部屋の片付けが苦手な方こそルンバが合っているともいえます。

子どものおもちゃなどを、ルンバのために片付けるのが大変な人は、「仮置きかご」や「一時保管スペース」を用意しましょう。ポイポイと簡単に物を入れられる退避場所を用意しておくことで、ストレスなくスッキリした部屋を維持できるはずです。

まとめ

ルンバは忙しい方にとって、とても便利な掃除家電です。毎日の掃除を自動化すると家事が楽になり、家で自由に使える時間が増えるでしょう。ルンバは掃除を楽にするための新しい機能が搭載され、どんどん進化しています。

購入する際は、シリーズや機種ごとの特徴を確認し、予算や家の間取りに合った最適な1台を選びましょう!