定期的に買い替えが必要なフライパン。自分に合うものを選ぶとき、素材、機能、重さなど、比較する点は様々あります。
台所事情によっては、収納のしやすさも大事なポイントでしょう。
今回は、フライパンを選ぶときのチェックポイントを中心に、おすすめのフライパンを項目別に紹介します♪売れている最新のフライパンもチェックしていきますよ。
フライパンを選ぶポイントは7つ!おすすめ商品情報も♪
フライパンを選ぶ際、チェックしたいポイントは7つあります!
項目別におすすめのフライパンも紹介するため、参考にしてみてください。
【ポイントその1】素材
フライパンに使われている素材は様々あります。
素材によって調理や手入れのしやすさ、焦げ付きにくさなど、特徴が異なります。どんな素材があり、素材ごとのフライパンでおすすめの商品は何なのか、いよいよ紹介していきます。
・鉄
鉄のフライパンは丁寧な手入れが必要ですが、熱が伝わりやすいなど多くのメリットがあります♪
鉄製フライパンでおすすめなのは「鉄職人 鉄製フライパン 26cm HB-1521」です!
プロ仕様で、炒め物やソテーに向いている本格的なフライパン。調理した料理から鉄分を摂取できるメリットがあるのでおすすめです♪
・鋳鉄
鋳鉄は重いですが、鉄のメリットに加えて、蓄熱性能が高いというプラスアルファのメリットもあります♪
鋳鉄製フライパンでおすすめなのが、TKG(テイケイジイ)の「鋳鉄フライパン FC-24 24cm AHLV204」です!
1.08kgありますが、調理時間を時短できるだけでなく、素早く調理できることでおいしくなるメリットがあるフライパンです♪
・テフロン(フッ素樹脂加工)
テフロンは高温に弱く、傷がつきやすいですが、フライパン表面に樹脂が塗られているため、焦げ付きにくいというメリットがあります♪
テフロン製フライパンでおすすめなのが、「レジェーロ IH テフロン 28cm IH対応 日本製 ユミック UMIC 」です!
熟練職人の手で丁寧に造られたアルミ鋳物製のフライパンで、なんと!最新技術を用いてIH対応を実現!熱源を選ばないフライパンで、熱効率が良く耐久性に優れています。
テフロンプラチナプラス加工が施されているので、こびりつきにくくお手入れも簡単です!
・ステンレス
ステンレスは焦げ付きやすく、温度調節が必要な素材ですが、手入れが楽で見た目もきれいというメリットがあります♪
ステンレス製フライパンでおすすめなのが、「ラフィーネIHフライパン28cm ガス火対応」!
見た目の美しさと強さを兼ね備えたフライパンで、底がステンレスとアルミニウムの3層構造になっています。炒めたり焼いたりする調理に最適です♪
・アルミ
アルミは酸やアルカリに弱く、高温にも強くないですが、軽くて手入れが楽というメリットがあります♪
そんなアルミ製フライパンでおすすめなのが、「北陸アルミ 深型フライパン センレンキャスト 26cm (ガス火専用)」です!
ガス専用ですが、テフロン加工で簡単に手入れできます♪軽量な点も嬉しいです。
・チタン
チタンは温度にムラが生じやすいですが、軽くて丈夫というメリットがあります♪
チタン製フライパンでおすすめなのが、ティファールの「ハードチタニウム ブラック 28cm D47419」です。
ガス専用ですが、軽くて耐久性が高く、内側には強靭なチタン粒子を配合。5層構造で強度を高めています。汚れがさっと落ちるため、使い勝手が良いです♪
【ポイントその2】重さ
フライパンは素材によって重さが異なります。素材を重い順に並べると、「鉄>ステンレス>アルミ>チタン」となります。
28cm以上の大型フライパンは1kgオーバーの製品が多いため、24~26cmくらいの大きさを目安にするといいかもしれません。
おすすめは長谷元の「純チタン 木柄フライパン 26cm」。
重さは鉄製フライパンの半分くらいで、手首が痛くなりにくく、動かしやすい製品です♪
本体はチタン、ハンドルは天然木でできていて、熱効率が良いというメリットがあります。
【ポイントその3】収納のしやすさ
毎日使うフライパンは、重ねて収納でき、出し入れが楽なものを選びたいですよね。
取り外し可能な取手のフライパンなら、すっきり収納できますよ♪
おすすめのフライパンはアイリスオーヤマの「セラミックカラーパン H-CC-SE6」。
ハンドルセットになっていてお買い得なのに加え、カラフルでオシャレなため、取手を外してお皿として使うこともでき、使用後は重ねて収納できます。
フライパンの表面にセラミックコーティングがされているので、芯まで加熱することができ、こびりつきにくくお手入れも楽チンです♪
【ポイントその4】持ちやすさ
フッ素加工のフライパンは樹脂製の取手が多く、持ちやすい設計になっています。
鉄製フライパンは取手が熱くなりやすいため、注意が必要です。木製の取手も多いですが、熱さを感じない代わりに劣化しやすかったり、本体と取手の間に汚れが溜まりやすかったり、掃除が手間に感じることがあります。
持ちやすさや手入れのしやすさを考慮し、総合的におすすめのフライパンは、北陸アルミニウムの「フライパン シャッセ 26cm」。
使いやすい26cmサイズで重さ約700gと軽めです。1番の特徴は、持ちやすいアップハンドルを採用しているところ。手首の動きにフィットしてくれ、楽に動かすことができます♪ハンドルはフェノール樹脂で、熱くなりにくく滑りにくい点も嬉しいフライパンです。
【ポイントその5】耐久性・耐腐食性
フライパンを長く愛用するためには、耐久性や耐腐食性が高いものを選ぶことが大切です。セラミックコーティングされたものだと、耐久性・耐腐食性が高くなり、フライパン寿命を延ばせます。
長く愛用できるおすすめのフライパンは、グリーンシェフの「ロックスフライパン26cm」。
本体はアルミニウム合金で、表面がセラミック加工されています。
強度が高く、そして耐熱性もあります!
耐摩耗テストに120万回クリアしている優秀なフライパン。耐腐食性も高いため、おすすめです♪
【ポイントその6】熱源はガス・IH両用か
ガスコンロかIHかによって、使えるフライパンが異なる場合があります。利便性を考えたとき、ガスとIH両用のフライパンを選びたいものです。
おすすめは「日本製 匠の技 ガス火~IH対応 鉄フライパン 28cm」。
ガスやIHだけでなく、シーズヒーター、ハロゲンヒーターなどにも対応可能なフライパンです!
熱伝導率が高く保温性が高い鉄のフライパンなため、食材をふっくら焼き上げてくれます♪鍋肌に油がなじみやすく、余計な油分・水分が食材に戻らないため、おいしい料理が出来上がります!
使い込むほど油がなじみ、焦げ付きにくくなる特徴があります。引っ越しなどでキッチンの熱源が変わっても安心して使えるフライパンです♪
【ポイントその7】適温マークの有無
フライパンには「適温マーク」という便利な機能が付いたものがあります。
おいしい料理を作る際、この適温マークの有無も重要なポイントとなります!
適温マーク付きのおすすめは、ティファールの「グランブルー・プレミア フライパン 29cm D55107」。
適温マークといえば、ティファールのフライパン。フライパンにデザインされたお知らせマークを確認し、模様が変化したら予熱完了・適温の合図です!
この適温マークがあることで食材を入れるタイミングが分かりやすく、調理しやすいというメリットがあります。
もうイライラしない!くっつかないフライパン3選
フライパンを使う際、食材が表面にくっついてイライラした経験がある方は多いと思います。
フライパンには素材や加工によって、くっつきにくい製品があります。くっつきにくく焦げにくいフライパンには、表面がコーティングされているケースが多いです。
おすすめは、テフロン加工やフッ素加工されたフライパン♪丁寧に手入れをすれば、くっつきにくい状態を維持できます。
くっつかず、焦げにくいフライパンの中で特におすすめしたい商品を3つご紹介しましょう♪
【おすすめ1】「メガストーンコーティングフライパン 26cm HB-3420」
話題の新素材、ストーンコーティングされたフライパン!
特厚4層コーティングのメガストーンコーティングで耐久性に優れたフライパンです。お手入れ簡単で金属ヘラも使用可能です。
【おすすめ2】パール金属「HB-2018ブルーダイヤモンドコートフライパン28cm」
お次は、金属ヘラが使える強力なコーティングが施されたフライパンです!
3層のダイヤモンド粒子配合のコーティングになっているため、汚れに強く焦げ付きにくいという特徴があります。フッ素樹脂塗膜加工で、食材がくっついたときのイライラも感じません!
【おすすめ3】京セラ「セラフォートフライパン28cm IH対応 CFF-28F-BBK」
くっつきにくく焦げ付きにくいのに、しっかりと焼ける美食系フライパンとして有名な商品です。外側はセラミック塗膜加工、内側はフッ素樹脂塗膜加工になっていて、汚れがつきにくいという特徴もあります。使い始めの感覚が継続するフライパンとしておすすめです♪
お気に入りのフライパンを長持ちさせるコツとは?
お気に入りのフライパンを見つけても、正しく手入れをしないと長く使えないことがあります。フライパンを長く愛用するために、素材別に有効なお手入れ方法をご紹介します♪
テフロン、フッ素樹脂加工のフライパン
多くの家庭で使われている定番の表面加工されたフライパン。
汚れがこびりつきにくく手入れが楽と思われがちですが、長持ちさせるためにはちょっとした工夫が大切です!
調理後は、温かいうちに大きな汚れを洗い流します。中性洗剤と柔らかいスポンジで洗い、お湯ですすぎましょう。
洗い残しが焦げ付く原因になるため、手でしっかり確認するのがポイントです☆。
鉄のフライパン
鉄のフライパンは、購入直後に空焼きを行います。
この空焼きの目安は全体が「玉虫色」になるまでとされています。その後、手で触れるくらいまで冷ました後、フライパン全体に馴染むように油をひき、弱火から中火で火にかけ、油ならしを行います。
調理した後は、スポンジたわしを使って水かお湯で洗います。
洗剤を使うとフライパンにダメージを与えることがあるため使わない方が良いですが、汚れが気になるであれば使っても大丈夫です。洗い終わったら空焼きし、水分を蒸発させて、きっちり冷ましてから片付けます。
ステンレスのフライパン
ステンレスのフライパンも、購入後の事前手入れは鉄と同じく空焼きと油ならしを行いまます!このひと手間で、くっつきにくい状態にすることができます。
調理後のお手入れは、こちらも基本的には洗剤は使いません!洗い始める前にお湯につけ置きしておくと、汚れが浮き出るため洗いやすくなります♪
その後、ステンレスたわしで優しく擦って汚れを落とします。
チタンのフライパン
チタンのフライパンは、鉄のように錆びることがないため、スポンジで洗って水分を拭き取ればお手入れ完了です!
洗い方が簡単で片づけが楽、という特徴があります♪万が一焦げてしまっても、金属たわしで擦り取って問題ありません!
ゴシゴシ擦ることで、チタン表面に酸化被膜ができ、削れたコーティングに代わり耐食性を生み出します。
【最新版】人気急上昇!売れているおすすめのフライパンランキングベスト5
フライパンの情報を踏まえたうえで、人気のあるフライパンをチェックしていきましょう!
【1位】アイリスオーヤマ「ダイヤモンド コートパン 3点セット IH フライパンセット H-IS-SE3 IH対応」
アイリスオーヤマのフライパンは、種類が豊富で人気が高いです。
特にこの3点セットは利便性の高さとコスパの良さから高い支持を受けています!ガス・IH両用で取手は着脱式になっているため、収納しやすいフライパンです♪
本体はアルミニウム合金で、表面がダイヤモンドコーティングされているため、くっつきにくく焦げにくい特性を持っています。長持ちするフライパンといえます!
油なしでもくっつかないと評判の、セラフィットのフライパンセットです♪
テレビなどでも紹介されていますが、油なしで調理してもくっつかない加工が施されているため、油分・脂肪分を気にしている方におすすめです。
【3位】ティファール「フェアリーローズ ディープパン 26cm C50085」
調理の幅が広がるティファールの深型フライパン♪
表面は4層のコーティングが施されており、耐久性が高いです!IHに対応できませんが、フライパン全体がフッ素樹脂加工になっているため、汚れが簡単に落ち、手入れも簡単という魅力があります♪
【4位】モービル「カパーイノックスフライパン 6526.20 20㎝ AHLK11)」
200年もの歴史を持つモービル社のフライパンはとにかくデザインがオシャレ!
ステンレスの持ち手とブロンズ色のボディがミニマムな大人のインテリアにマッチ。
収納せずに壁掛けしてインテリアの一部として使いたい位です!
見た目だけでなく、熱伝導の高い銅と、耐蝕性に優れたステンレスを使用している為機能性も抜群です!内側がステンレス加工されている為手入れがしやすいのもポイント。
【5位】北陸アルミニウム「おまかせ節約パン 32cm S-0581」
アルミに強い、北陸アルミニウムの大型フライパンです!軽くて丈夫、女性でも片手でひっくり返せるのが魅力です。
メインと付け合わせを一度に調理したり、大きな魚を丸ごと焼いたりできます♪4層マーブル加工なため、汚れはサッと落ち、手入れも簡単です!ガス・IH両用な点も嬉しいフライパンです。
〇メディアで人気になったフライパン3選!
【その1】アイリスオーヤマ「スキレットコートパン SKL-24IH」
テレビで話題になったスキレット。アメリカで人気のフライパンですが、日本でも人気に火が付きました!
直火はもちろん、IHでも使えるため、さまざまな料理をフライパン1つでできる魅力があります♪
定番の26cmサイズのフライパンです。
ドイツの品質テストで最高点を獲得したことがある、PTFE加工が施されています!持ち手は握りやすく、濡れた手でも滑りにくいです。
【その3】レミ・ヒラノ「レミパン(24cm) イエロー RHF-200」
料理愛好家として有名な、平野レミさんが考案したレミパン♪
フライパン1つで、炒める、煮る、蒸す、揚げることができるのは魅力的です。アルミニウム合金にフッ素樹脂加工されたフライパンのため、丈夫で長持ちします♪
フタを立てて置けるのも便利です。
〇料理別フライパン5選!
フライパン1つで調理できる便利な製品もいいですが、よりおいしい料理を作るためにはフライパンを使い分けることも大切です。
気になるニオイ移りを解消することができます♪
ここでは、パン・ピザ・パスタ・卵焼き・焼き魚の5種類の料理ごとに、おすすめのフライパンを紹介していきます。
パン
パン作りに適したフライパンは、内側がコーティングされているもの。
フライパンの中で生地をこねるため、くっつきにくい素材が適しています。また、パンの高さを出すために深型のフライパンがよいでしょう。
専用のフタがあれば、ラップを使って発酵させる手間が省けて楽チンです♪
パン作りに適したフライパンの中でおすすめの製品は、K+dep (ケデップ)の「セラウェア マルチポット」!
直火・オーブン・電子レンジに対応するだけでなく、冷凍庫で保管することもできます♪
蓄熱性と保温性が高く、味が染み込みやすいという特徴があります。パン作りに適しているだけでなく、煮込みハンバーグなどに応用が利く便利なフライパンです。
ピザ
フライパンでピザを作ることもできます!
ピザは焼き加減が難しいですが、魚焼きグリルに入るタイプのフライパンなら、調理が楽です♪
冷凍ピザの解凍、生地から作るピザ、いずれの方法にも対応する万能フライパンがあります。
ピザを作るのにおすすめのフライパンは、オークスの「レイエ グリルピザプレート LS1502」です。
ピザ生地をコンロで焼いて、そのままグリルに入れるだけのため簡単です♪
オーブンで焼くより早く調理でき、洗い物も少なくて済みます。直径18cmくらいのピザが焼けるサイズで、他の調理にも使える便利なフライパンです♪
パスタ
パスタも、茹でるところから味付けまで、フライパン1つで作れる製品があります!
鍋を使わないため、洗い物が減って調理が楽になります♪パスタを作るなら、アルミ製で深底のフライパンがよいでしょう。
パスタを茹でる際、底が浅いフライパンだと、くっついたり火が通らなかったりします。鍋に近い深さのフライパンを選ぶのがポイントです。
アルミのフライパンだと熱伝導が良く、火力の微調整がしやすいためパスタ向き!またアルミ素材のフライパンは軽く、ソースを絡ませるときに動かすのも楽々です♪
アルミは焦げたり傷が付いたりしやすいイメージがありますが、「フライパン 28cm ふっ素加工 ノルディーズ IH対応 軽量タイプ 」はフッ素ハードコート加工されたフライパンなため、傷に強いです!
オール熱源に対応しているため、ガスやIHだけでなく、シーズヒーターやハロゲンヒーターでもOKな点が魅力。
卵焼き
卵焼きは、丸型のフライパンより長方形のフライパンを使った方が、見た目や焼き上がりが良くなります。卵焼きが型くずれする方、焼き加減が上手くいかない方は、卵焼き専用フライパンをチェックしてみましょう!
卵焼きを作るのにおすすめのフライパンは、ティファールの「キャストライン エッグロースター 14×18cm C76618」です。
さまざまな熱源に対応しているため、どの家庭でも気軽に使えます♪持ちやすい形状なため、料理初心者の方も使いやすいでしょう。だし巻き卵も作りやすいです。
焼き魚
焼き魚をグリルで作ると、グリルの後片付けが大変です。卵焼き専用フライパンと同じように、魚料理専用のフライパンを持っておくと、おいしい焼き魚ができるだけでなく、片付けが楽になります♪
おすすめの焼き魚用フライパンは、「IHゴールドマーブル魚焼きパン」です!
フライパンの底に溝があり、余分な脂を落とす仕組みになっていて、ヘルシーな焼き魚が作れます♪内面3層、外面3層の傷つきにくい多層コートが特徴!IH対応で魚焼き以外にも、ステーキなどのグリルを使う料理にも利用できます。
まとめ
フライパン選びは素材や扱いやすさ、収納のしやすさなど、さまざまな点を比較することが大切です。
万能なフライパンを見つけるのは難しいですが、優先させたい条件が整ったフライパンは見つかります!自分に合ったフライパンを探し、手入れをきちんとして長く愛用しましょう♪